昨夜は恒例のアラビアンナイトパーティー。そう、砂漠の真ん中に造られた会場で食事を楽しみ、さらにラクダに乗ったり、水タバコを吸ったり、そして豪華なショーを見たりと、中東らしさを満喫できるイベントに参加、するはずだったのが、なんと悪天候のため、アラビアンナイトパーティーが中止、変更。ホテル近くの、まるで幕張メッセのような巨大な会場で、普通のパーティーとなってしまった。
詳細は、小塚アナが後ほどレポートしてくれるので、そちらを見ていただきたい。僕はこれで４度目だが、初めて来た小塚アナは、きっと楽しみにしていただろうに、残念。ま、「またドバイへおいで」という神からのメッセージなのだろう、と解釈したい。
さて、今朝は調教を見て取材。藤沢調教師にインタビューした。ドバイは意外にも初めてな藤沢師だが、馬の調子も良いようだし、アメリカンなダートに好印象のようだしと、決戦を前に、ムードは良好。好レースを期待したい。
そして、日本でもＷＳＪＳなどでおなじみのクレイグ・ウィリアムス騎手に今年も話を聞いてみた。彼は顔に特徴があるので、すぐにわかるし、とてもフレンドリーな方。こちらのたどたどしい下手な英語にも、嫌な顔せず付き合ってくれる。フューチュリティーＳ連覇、さらにオーストラリアンＣを制した愛馬ニコネロと、今年も超強豪ぞろいのドバイデューティーフリーに挑む彼。昨年は良いところなく大敗したが、「昨年はこの馬の競馬ができなかった。今年、馬はすごく良い状態、いいレースをしたい」との話だ。
そうそう、ジョッキーネタでもう一つ。昨夜のパーティーで、どう見てもジョッキーでしょという外人から話かけられた。誰だろう？と聞いてみると、「アーロン・グライダー、インフォームド（ゴドルフィンマイル出走）に乗るよ」と言う。まだまだ勉強不足の自分は「インフォームド？？いたな、そんな馬。前半のレースだよな」程度にしかわからず、軽い話しかできなかった。ところが彼、なんとドバイワールドカップの有力馬の一頭、昨年の３着馬ウェルアームドに騎乗していたのだ。「そっちを言ってよ、言ってくれたら話聞けたのに……」とかなり後悔な自分。まだまだ勉強が足りないことを痛感させられた瞬間だった。ピースして写真とってる場合じゃない！！よね。
