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僕がウイリアムズ騎手を直撃している間に、ふなっちが安藤勝己騎手にインタビュー。日本のメディア各社の取材を順番に受けた後にもかかわらず、気軽に応じてくださった。今回アドマイヤオーラで臨むデューティーフリー、レースを前に、どんな気持ちなのだろうか?


「昨日の追い切りは、併せて(相手はイイデケンシン)、ずっとくっついていって欲しいという指示。乗った感触では、リラックスしていい感じ。輸送の影響は感じない。状態には、全く不安はありません。

京都記念は、骨折明けの3戦目で、一番良かったと思う。休み明けの最初は、ムチに反応してフラフラしていたけど、ここ2戦は真っ直ぐ走っている。よれなくなって、安心して乗れるようになっています。

このコースはトリッキーだけど、直線がしっかりあるので、力が無いと勝てないコース。距離(1777m)に関しては、一番安心して乗れるけど、適正があるかどうかは、わかりません。

日本では、終いの切れを生かしていたけど、今回は、何番手になるとか、位置取りは、あくまで相手次第。どれが相手というのも難しいくらい強い馬が揃っていると思う。

力を出せれば、結果は出ると思っています」

こう最後は、締めてくれた。


今日のドバイ、朝6時前に空港に着いた段階で24度。そして競馬場で取材をしている間に、日はどんどん昇って、さらに暑さを増している。すでに30度近くになっているのではないだろうか。

一仕事終え、涼を求めてスムージーを飲むふなっち(あっ、舩山アナね)。「味は普通、温かった」そうだ。


会の後半、ステージ脇には人だかり。登場したのは、デットーり騎手だ。最初、「誰かな?」と眺めていたのだが、インタビュアーの「ジャリル(ドバイWC出走、デットーリ騎乗)〜」の言葉でピンと来て、慌てて写真を撮りに行く。デットーリ騎手を真近に見るのは、06年JCの外国馬関係者共同会見(ウィジャボードで参戦)以来だが、年齢を重ねる毎に、渋みを増している気がする。4年前、このドバイで、たまたまトイレでバッタリ会った時に、「コニチハ!」と言ってくれた時のような無邪気さはもう感じられない。その卓越した技術、今年はどんな形で見せてくれるのか、大いに期待したい。

ちなみに、ドバイWCに出走する今年の目玉・カーリンについて聞かれた時は「タフでビースト」みたいなことを言っていた。ここでもまた、英語力の必要性を感じた次第である。


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