お知らせ:

中央競馬実況中継

番組へのお便りはこちら

 ダービーデーが終わりました。いやー...暑かったです。昨日は都心をはじめ全国17地点で、5月としては観測史上最高を更新したとのこと。放送席もぐんぐんと気温が上がっていくのを体感できるほどでした。


私が撮りました。水平が取れてなくてすみません...


放送ではゲストとして小堺翔太さんをお招きしました。早い時間からブースにいらしていただき、競馬のこと、お仕事のことなど、オンエア以外にもいろいろとうかがいました。本当にありがとうございました!


小堺さん「初めて競馬場に行ったのは1994年の金杯が行われた中山競馬場、ヒダカハヤトが勝ったときでした」


実はお仕事があるのに、放送終了後の後夜祭(?)にも残られて、W次期執行役員の"愛に溢れた他己紹介"を正面から浴びておられました...。
実際、今週のブログではW次期執行役員の名言集をお届けしようと思ったのですが、私自身の出世と保身のためにやめておきます(笑)


私たちラジオNIKKEIのスタッフは、仕事となれば土日ともに放送席を離れられず、そのために見逃していることもあったりします。
一方、グリーンチャンネルで土曜の競馬中継を担当されている小堺さんは、日曜には時間の許す限り競馬場で、ファンの皆さんと同じ目線で競馬を見ているそう。このブログが更新されるころには、岩手ダービーダイヤモンドカップが行われる盛岡競馬場に向かっている...とか。
そんな小堺さんからは、放送席のぬるま湯につかりきった(?)私たちには分からないことなどもうかがうことができました。これからもよろしくお願いします。

 さて、ダービー。取材をスムーズに進めるため、私はレース前に放送席を離れ、検量室近くの取材エリアにあるテレビでレースを見ていました。レースが終わるとすぐさま検量室に向かい、馬と騎手たちを待っていました。


16番人気のコメートと、ダービー初騎乗の嘉藤貴行騎手。好位の内から抜け出せるか、というシーンを演出しました。テレビを見ている記者の中からも「嘉藤!」という声が飛んでいました。
結果としては5着、騎乗されていたご本人も悔しい部分がどこかにあろうと思います。後検量を済ませ、関係者の方とレースを振り返ると、いくらか表情を崩しているところを見受けられました。しかし、記者の前に出てくるときには笑顔を交えながら、「レースが上手で、現時点の力は出し切ってくれています」と話していました。


ドゥラメンテを上回る上がり33秒8のタイムで追い込んできたのはサトノクラウンとルメール騎手。残念ながら雪辱を果たすことはできませんでしたが、丁寧に言葉を探しながら、「いいレースができた」と結んでいました。デムーロ騎手もルメール騎手も、持てる限りの言葉を駆使して、レースの感想を余すところなく話してくださいます。まさに"神対応"!...あ、言葉を探すべきは私のほうでしょうか。


勝ったドゥラメンテに騎乗したデムーロ騎手。馬を降り、後検量を済ませ、顔を洗うと、あっという間にGI恒例の勝利騎手インタビュー、ということになるわけですが、その間に、ダービーに騎乗したほとんどの騎手に「おめでとう」と声をかけられ、固い握手をしていました。全員の騎手が良い結果を残すために、あらゆる策を講じていたでしょう。ですが、結果として勝つのは1人。レースが終われば、勝者を称えるライバルたちの光景でした。


だいぶ長文になってしまいましたが、私の見た第82回ダービーデーでした。では、また来週!

お知らせ

お知らせ一覧