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本稿、木曜日に書いております。
クラシックや春秋の天皇賞など、GIの中でも歴史が長かったり、格が高かったり?というレースは木曜午後に枠順が決まります。悲喜交交、我々ファンもここから日曜の3時40分まで、あーでもないこーでもないと頭を悩ませる時間が続きます。
菊花賞の枠順が決まり、大外18番にオーソクレースが入りました。むー。母マリアライトということで注目していたのに、ちょっと極端な枠に入っちゃったなあ。マリアライトの宝塚記念も同じピンク帽だったから(17頭立て16番)、これはこれでってところなのかな。いやいや。


そもそも、阪神芝3000メートルの外枠ってどうなのか。もともとこのコースはフルゲート16頭でしたが、菊花賞が阪神で行われることもあって今年からフルゲート18頭と、2頭増えました。もちろん安全に施行できるからこそのフルゲート拡張なのですが、やはり内外の有利不利は生じてくるのではなかろうか、と思うわけです。
1986年以降、阪神芝3000メートルで行われたレースは35クラ。阪神大賞典のほか、京都競馬場のレースを代替した1994年の万葉ステークスや嵐山ステークスが含まれます。


......えー。
フルゲート16頭ですが、1986年以降このコースで16頭立てで行われたことはありませんでした。15頭立てもわずか1回(2003阪神大賞典)。勝ち馬で最も大きな馬番は13番(2003阪神大賞典トウカイトリック)、11番より外の勝利はこれと2016阪神大賞典シュヴァルグランの2回だけ(11番)。
ま、35クラで出走頭数が354頭ですから、平均出走頭数は10.1頭。11番より外に馬がいないケースも多いわけで。


馬番別じゃなく枠番別での成績をみると、勝率トップは5枠、2位は1枠だけど、3位に8枠が入ってくる。なんだ外枠でも大丈夫じゃん! と思ったものの。10頭立て11頭立てで8枠と、18頭立ての8枠じゃ話が違うよなあ。


阪神芝3000メートルの菊花賞は42年ぶり2回目。42年前、1979年の菊花賞は18頭が出走しました。当時は今より全体的にフルゲートの頭数が多い時代、このコースもフル16頭より多い設定だったのだと思います。勝ったハシハーミットは9番、2着ハシクランツは8番。
8枠の成績はというと、16番ニチドウタローが6番人気6着、17番ハヤテアズマが13番人気17着、大外18番リンドプルバンが2番人気4着。悪くない成績に思えますが、人気を上回ってもいないのでなんとも言えないところ。


近年フルゲートが広がった例としては、札幌と函館のダート1700メートル。2017年に、それぞれ13頭→14頭になりました。このコースは割とフルゲートになるし、14番の成績ってどうなんだろう?
2017年以降で14頭立てのダート1700メートル戦は札幌155クラ、函館92クラ。馬番14番の成績は、札幌が勝率5.8パーセント、連対率11パーセント、3着内率20.6パーセント。数字は低いけど、他にも振るわない馬番があるし、大きく割り引くということはなさそう。
函館はというと、勝率5.5パーセント、連対率9.9パーセント、3着内率18.7パーセント。他もさほど高くないけど連対率はほぼワースト。札幌も函館も、隣の13番はまだマトモな数字を残しているだけに。うーむ。


今回の菊花賞で8枠に入った3頭は、それぞれに期待を抱かせる存在です。グラティアスはレシステンシアの半弟という良血、ヴィクティファルスは池添兄弟でのGI制覇となれば快挙。この2頭は阪神芝3000メートルの阪神大賞典で好成績を残すハーツクライ産駒。そしてオーソクレースも、2週連続の母子GI制覇が懸かります。
18日月曜日、来年のJRAの開催日程が発表され、来年も菊花賞は阪神で行われることとなりました。来年の菊花賞出走馬が8枠に入ってもがっかりしないように、この3頭にがんばってもらいましょう!


では、10月 23日(土) の放送予定です。
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[ラジオNIKKEI第1]


<解説>
赤塚俊彦(競馬ブック)
能勢俊介
飯田正美(日刊競馬)


<パドック解説>
加藤剛史(馬サブロー)1R-4R
唐島有輝(競馬ブック)5R-8R
吉田幹太(競馬ブック)9R-12R


<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 きょうのおすすめレース」
10:05頃 「週間ニューストピックス」
10:35頃 「レース展望」
11:55頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
12:05頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:55頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:25頃 「土曜メインレース展望」
13:55頃 「今週の注目数字」
14:30頃、16:15頃 「トレセンレポート」出演:野元賢一(日本経済新聞)
16:30頃 「あすの重賞展望」


東京実況:中野雷太(1R-6R)山本直也(7R-12R)
進行:藤原菜々花、佐藤泉、木和田篤、石原李夏
パドック進行:石原李夏、藤原菜々花
新潟実況:大関隼(1R-6R)小林雅巳(7R-12R)


[ラジオNIKKEI第2]


<解説>
永井晴二(競馬評論家)
関根慶太郎(日本経済新聞)


<パドック解説>
芝井淳司(大阪スポーツ)1R-5R
中西弘行(研究ニュース)6R-12R


<主なコーナー>
9:55頃 「パドック解説者 狙いのレース」
10:25頃 「一般レースの狙い」
10:55頃 「週の中間の話題から」
11:25頃 「土曜メインレース展望」
11:45頃 「日曜重賞レース展望」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:50頃 「大穴一発!一攫千金を狙え!」出演:棟広良隆(競馬アナリスト)
13:45頃 「解説者 今日の狙い目」
14:15頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
16:00頃 「明日のメインレースの見どころ」


阪神実況:小塚歩(1R-6R)檜川彰人(7R-12R)
進行:山本直、髙田洋子
パドック進行:加藤弘晃


※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります

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