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9月20日は「JRAアニバーサリーデー」各種イベントのほか、全レースの払戻率が80%に!


今週水曜日の東京ドーム。セントラルリーグで優勝争いの中にあるジャイアンツがベイスターズと接戦を演じていました。
この日は神宮でタイガースがスワローズにスミ1で敗戦。むう、これは痛い。三つ巴の争いでタイガースだけ黒星は厳しいので、ベイスターズさん何卒...と手を合わせながら観戦していたのですが。9回裏にジャイアンツが3点を挙げて逆転サヨナラ勝ちを収めました。まだ三つ巴は続きそうだ...。

 日本時間の昨日行われた、アメリカNFLのワシントン対ニューヨーク・ジャイアンツ。
試合終了間際、決めれば逆転というフィールドゴールをワシントンのダスティン・ホプキンスが右に外す。ここでタイムアップ、万事休すかと思われたがNYジャイアンツに反則があり、キックの蹴り直しに。命拾いしたホプキンス、今度は2本のバーの間にキックを通してワシントンが3点追加、30対29で劇的な逆転勝ち! 我が推しチームのワシントン、今年は厳しいとみていただけにこの勝利は嬉しい。


と、「ジャイアンツ」が絡む2つの逆転勝利が今週生まれました。
なんでも競馬に結びつけちゃうのはどうかと思いますけど←、競馬で逆転サヨナラ勝利ってどんなケースだろうなあ?


ひとつ考えられるのは、4コーナーで絶望的な位置にいながら直線ゴボウ抜き、ライバル全馬を抜き去って勝利を手にするケース。なんか逆転ぽくないですか??
芝のフルゲート18頭立てで、直線だけで17頭を抜き去るのがいちばん"逆転"のイメージに合うかな。ということで、JRA-VANのデータで「4コーナー18番手」から勝った馬を検索すると、2002年以降で15頭いました。直近は一昨年の秋の新潟、芝1200メートルで追い込んで勝ったショウナンバニラ。内回りの短い直線で追い込んだレースは、さながら瞬間移動のように見えました。
ほとんどが新馬、未勝利、1勝クラスのレースであるなか、重賞レースが3クラ。うち2クラは新潟2歳ステークスで、シンメイフジとハープスターが4角18番手から勝利。そしてもうひとつの重賞は桜花賞。そう、これもハープスターです。重賞で2回も17頭ゴボウ抜き、しかもひとつはクラシック。異次元の末脚がこんなところからもわかります。


15頭のうち、ただ1頭だけコーナー4回のコースで17頭ゴボウ抜きを決めたのは、2013年暮れの中京芝2200で勝利を手にしたモシモシ。それまでの勝利は笠松ダート1400メートル(しかも先行していた)だったのが、中央再転入後に芝の長いところで追い込むのだから、適性っておもしろい。
比較的直線が短いコースで殿一気を見せたのは前述のショウナンバニラのほか、ヒーズインラブ、ドリームローズ(阪神芝内1400)、マルターズホビー(新潟芝内1200)、トウショウハート(新潟芝内1400)。中山の18頭立てや、小倉芝1200のフルゲートでは18番手からの勝利はありませんでした。
ちなみに「3コーナー18番手」から1着、というデータを検索すると、1986年以降で33頭が該当。GIレースでは1990年のオークス、エイシンサニーは3コーナー18番手→4コーナー13番手から勝ったというデータが残っています(このレースは20頭立て)。


JRAではダートのフルゲートは16頭。ダートで「4コーナー16番手」から勝った馬を探すと43頭も出てきた。ただここ5年ほど出ておらず、直近は2016年10月の京都ダ1200を勝ったサーティグランド。重賞はワイドバッハの武蔵野Sと、ウイングアローのフェブラリーSが該当しました。
障害レースは通常フルゲート14頭(J・GIのみ16頭)で、さすがに14番手以下から勝った馬は出てきませんでした。4角10番手以下からの勝利が5頭いて、うち2009年6月7日のビコーフェザーと2006年11月19日のメイショウオオナミが4角11番手から勝利しました。障害レース最大の逆転はこの2レースといえるでしょうか。


我々ファンとしては、最終レースに人気薄が勝って(その馬を買っていたら)大逆転、っということになりますかね。
多くの開催日で最終レースとなる第12レースで単勝万馬券が飛び出たのは45回。これらのレースで最も発走時刻が遅かったのは2009年9月12日の阪神12レース、14頭立て14番人気のアピールが勝って単勝19,480円。最も単勝配当が高額だったのは2017年の高松宮記念当日の最終レースを勝ったフレンドスイートで30,180円。どちらも「最終回の大逆転サヨナラ!」って感じがしますねえ。馬券が当たってれば、ですけど。


ゴボウ抜きも最終の大万馬券も、劇的であることに間違いないですよね。ゴボウ抜きした騎手(陣営)も、大万馬券当てたひともさぞかし爽快であることでしょう。実況アナとしては、思わぬ馬の追い込みや伏兵のあっと驚く勝利は喋るのが難しいんですけどね。実況からも爽快さが伝わるようにしたいなあ!


では、9月 19日(日) の放送予定です。
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「秋の2歳単勝」 年末まで(有馬記念週以外)のすべての2歳戦は、単勝の払戻に5%上乗せ!


[ラジオNIKKEI第1]

<解説>
林茂徳(競馬ブック)
能勢俊介
久保木正則(日刊競馬)


<パドック解説>
藤本貴久(日刊競馬)1R~4R
安中貴史(競馬ブック)5R~8R
京増真臣(研究ニュース)9R~12R


<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 レース展望」
10:25頃 「メインレース展望」
11:45頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
11:55頃 「JRAホッと耳より情報!」
13:15頃 「日曜メインレース展望」
13:50頃 「今日のコラム」出演:板津雄志(サンケイスポーツ)
14:30頃 「パドック解説者 レース展望」
16:30頃 「あすの重賞展望」


中山実況:小塚歩(1R~6R)小林雅巳(7R~12R)
進行:小屋敷彰吾、佐藤泉
パドック進行:小島友実


[ラジオNIKKEI第2]


<解説>
荒木敏宏(競馬評論家)
森本昭夫(競馬評論家)


<パドック解説>
浜口和也(馬サブロー)1R~5R
城谷豪(馬サブロー)6R~12R


<主なコーナー>
9:45頃 「パドック解説者 狙いのレース」
10:10頃 「一般レースの狙い」
10:40頃 「メインレース展望」
11:30頃 「藤村和彦の射(シャッ)!!」出演:藤村和彦(競馬文筆家)
11:40頃 「JRAホッと耳より情報!」
13:40頃 「解説者 今日の狙い目」
14:15頃、14:50頃 「メインレース展望」
16:00頃 「あすのメインレースの見どころ」


中京実況:中野雷太(1R~6R)山本直(7R~12R)
進行:山本直也、木和田篤
パドック進行:山本直、髙田洋子


※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります

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