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タイトルのフレーズ、どこかで聞いたなあとお思いの方も多いでしょう。10年ほど前のJRAのCMで使われた一節です。（BGMがTレックスの20th Century Boy、めちゃカッコいいCMのアレです）
これは1990年、オグリキャップの有馬記念での"奇跡の復活"について表現したものですが、多くの競馬ファンはきょうこんな気持ちになったはずです。
きょうの騎乗を最後に騎手引退、調教助手への転身が発表されていた三津谷隼人騎手。2015年3月のデビューから7年と少し、通算1100回目の騎乗となる現役最終騎乗で、京都ハイジャンプを見事に制したのでありました。【京都ハイジャンプ】（中京）マーニが障害重賞初制覇、三津谷騎手は有終の美を飾るhttps://t.co/Or0pMqd1zM#keiba #ラジオNIKKEI #競馬実況web
— 中央競馬実況中継(ラジオNIKKEI) (@keiba_ana_east) May 15, 2021
今年の京都ハイジャンプは中京競馬場で、馬場を2周と少し走る3900メートル戦。マーニに騎乗した三津谷騎手は2周目3角で一気に先頭に立ち、そのまま押し切って自身初の重賞制覇で、これ以上ない有終の美を飾ったのです。いやあ、こんなことってあるんだなあ。神様っているんだな、ちゃんと見てくれているんだなあ。派手な成績や目立つ数字は残していなくても、日々の努力がこうやって報われるんだもんなあ。――そんなふうに思った人、きっと多かったはずです。
三津谷騎手のように『現役最終騎乗で重賞勝利』を果たした騎手は、これまでいたのでしょうか？ そんなことをツイートしたところ、須田鷹雄さんが調べてくださいました。1986年ではいなかったとのこと。『現役時代に最後に騎乗した重賞に勝利』というジョッキーは4人。このうち引退日に重賞を勝ったのは松永幹夫騎手（現調教師）だけだそうです。
松永幹夫騎手の引退の日は覚えてるなあ。単勝11番人気のブルーショットガンで阪急杯を勝って、JRA通算1399勝。あと1勝すれば区切り！ というところで、次の12レースが最終騎乗で、ぐりっぐり1番人気のフィールドルージュ（後の川崎記念の勝ち馬）に騎乗して快勝、1400勝達成してムチを置く。カッコ良すぎ！！
レコードブックによると、モンキー乗りの元祖・保田隆芳騎手がミノルで京王杯スプリングハンデ（現在の京王杯SC）を、ミスター競馬・野平祐二騎手がカーネルシンボリで目黒記念を、それぞれ現役最終騎乗で制したとあります。三津谷騎手はもしかしたら、このレジェンド2人以来の記録になるのかもしれませんね。
重賞レースではありませんが、嶋田功騎手が最終騎乗でバイオレット賞をアイビートウコウで勝利。田所秀孝騎手が3歳未勝利をマーチンチェリーで勝利。南井克巳騎手（現調教師）が白川郷ステークスをリキアイワカタカで勝利。そうだリキアイワカタカ！ 東海テレビ吉村功アナの実況が脳裏に蘇ります。
そして高橋亮騎手がブラッドストーンSをニシオドリームで勝利。これは父である高橋隆調教師の管理馬ラスト出走でもありました。これまた感動的なラストラン勝利だったのを覚えています。
（勝利していなくても）現役最終騎乗が重賞、というケースもそれほど多いわけではなく、今年引退した蛯名正義騎手が中山記念を最後に引退したのが直近でした。その前は林満明騎手。障害2000回騎乗を最後に引退と決め、その2000回目が東京ジャンプSでした。その前になると、（結果的に最後、なのかもしれませんが）安藤勝己騎手の最終騎乗が京阪杯パドトロワだったという記録が見つかりました。
というわけで、現役最後に三津谷騎手は凄いことを成し遂げたわけです。三津谷騎手おめでとうございます！ そしてお疲れさまでした。第二の競馬人生が素晴らしいものでありますように。きょうの実況とともに、後世に語り継がれることと思います。
みんな、いまの京都ハイジャンプの実況は山本直アナだからね！w
— 小塚歩 AYUMU KOZUKA (@AyumuKozuka) May 15, 2021
では、5月 16日（日） の放送予定です。
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3歳重賞＋リステッド馬連 5月29日（土）までの3歳重賞・Lは「馬連」5%アップ！
[ラジオNIKKEI第1]
＜解説＞
赤塚俊彦（競馬ブック）
能勢俊介
飯田正美（日刊競馬）
＜パドック解説＞
宮崎弘貴（日刊競馬）1R～4R
田村明宏（競馬ブック）5R～8R
京増真臣（研究ニュース）9R～12R
＜主なコーナー＞
9:35頃 「パドック解説者 レース展望」
10:50頃 「メインレース展望」
11:45頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
11:55頃 「JRAホッと耳より情報！」
13:15頃 「日曜メインレース展望」
13:45頃 「新潟レース展望」出演：山口瞬（日刊競馬）
14:15頃 「パドック解説者 レース展望」
16:20頃 「来週の重賞展望」
東京実況：中野雷太（1R～6R）小林雅巳（7R～12R）
進行：山本直也、小屋敷彰吾、佐藤泉
パドック進行：小島友実
新潟実況：大関隼（1R～6R）小塚歩（7R～12R）
[ラジオNIKKEI第2]
＜解説＞
佐藤将美（サンケイスポーツ）
森本昭夫（競馬評論家）
＜パドック解説＞
吉田順一（馬サブロー）1R～5R
浜口和也（馬サブロー）6R～12R
＜主なコーナー＞
9:50頃 「パドック解説者 狙いのレース」
10:40頃 「一般レースの狙い」
11:10頃 「メインレース展望」
11:30頃 「藤村和彦の射（シャッ）！！」出演：藤村和彦（競馬文筆家）
11:45頃 「JRAホッと耳より情報！」
13:35頃 「解説者 今日の狙い目」
14:05頃 「メインレース展望」
16:05頃 「来週のメインレースの見どころ」
中京実況：山本直（1R～6R）檜川彰人（7R～12R）
進行：木和田篤、髙田洋子
パドック進行：檜川彰人、加藤弘晃
※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります
