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中央競馬実況中継

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こんにちは、山本直です。

せっかくタイムフリーもスタートしましたし、先週の中継の中から聴きどころをひとつご紹介しようと思います。

今週は第1の中継で日曜午後にお届けしている「今日のコラム」をお送りします。柴田章利記者(サンケイスポーツ)に、来年予定されている大阪杯のGI昇格、12月28日の開催についてのお話を伺いました。こちらからどうぞ。

さて、先々週に続いて、私は新潟へ行ってきました。開催はもう1週残っていますが、私の新潟出張は先週まで。そう、今年最後の新潟でした。


のどぐろを一本いただいてきました!
ピンクの身が鮮やかですね。しなやかな身のこなしでした。言いたいだけです。

たまには仕事の話もしましょう、たまには。

新潟競馬場は実況するとすれば難しい競馬場のひとつです。直線レースも、芝の外回りも、他の競馬場で鍛えられない神経を求められます。
やってることは同じなのですが、違う筋肉が痛くなるようなイメージですかねぇ。

双眼鏡を通して見る"慣れ"もそうですが、この秋に実感したのは、向こう正面の終わりと直線の前半部分の難しさ。外回りは難しく始まって、難しく終わります。

外回りコースの向こう正面部分は馬を左斜め後ろから見る形になって、外の馬が1/2馬身ほど前に出ていると、完全に馬体が重なって見えるくらい内外で前後判断がつきにくくなります。

直線に入ると、前方からこちらに向かって馬が走ってくるように見える上に、新潟の外回りは内で固まるレースが少ないので、先頭馬がラチ沿いにいたり、馬場の真ん中にいたりします。馬体を離しての攻防で、前後の正確な差を考えるのはなかなかに難しいです。

言い訳ではないんです。自分の目を補正する連立方程式をまた考える作業が始まるだけなので。自分から出力されるものが一番良いものになるために、試行錯誤は来年も、ですかね。

新潟競馬ファンの皆さん、よいお年をお迎えください。(まだ1週あるから!)

それから、最後にイベントのお知らせです。

11月2日(水)夜6時から、新橋のGate J.で、翌日のJBCに向けたトークイベントに出演します。
あの鈴木淑子さんと、古谷剛彦さんが登場し、JBCレディスクラシック、スプリント、クラシックを展望します。お待ちしております!

では、また来週!

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