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中央競馬実況中継

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こんにちは、山本直です。
今週末から新潟、小倉、札幌の開催がスタート。夏競馬も早いもので後半戦です。






もう某アナも"絶頂"状態です。そんな某小林アナ(言っちゃった^^;)と私がしゃべっている60周年記念サイトのCMが放送されています。
ぜひチェックしていただければ、と思っております。

私は金曜日の朝から新潟出張を控えています。新潟といえば"直線1000m=直千"でしょうか。
やはり実況が難しい条件のひとつには数えられると思います...と濁したように書きましたが、
ぶっちゃけ難しいです、本当に。

アナウンサーによって戦略(?)は異なりますが、今週は私が実況する際に気をつけていることをご紹介します。

まず、本馬場入場。そこから?と思われるかもしれませんが、そこからです。
場内・場外向けの紹介アナウンスが終わった後、双眼鏡や塗り絵を見ながら馬を覚えます。
しかし直線競馬の場合、真っ直ぐ発走地点に向かってしまいます。
ただでさえ小さく見える上に、ゲートの裏に回ってしまった後は本当に見えなくなってしまいます。
ですからターフビジョンや手元のモニターにかじりついて覚えます。

で、レース。ファンファーレが鳴ってしゃべり始めるわけですが、ゲート入りが本当にわからないのです。
1000m先にあるゲートを暑い夏の新潟で見ようとすると、陽炎にゆらゆらとしていてなかなか見えません。
ですので、またもやターフビジョンや手元のモニターに頼ります。

ただ、ゲートが開く瞬間だけは違います。
皆さんご存知だと思いますが、場内・場外の映像はデジタル化されています。
ターフビジョンはほとんど誤差がありませんが、手元のモニターはいくらか遅れています。
なので、モニターに合わせて「スタートしました」というとちょっと間が空いてしまうのです。
陽炎の向こうでもゲートの開閉はしっかり見えますから、双眼鏡で見てみます。(二日酔いだと酔いそうのは内緒)

そこからはまたモニターに目を転じます。時間差があるのは良くないのでターフビジョンを見ることもあります。
直線競馬独特の並走カメラで実況しながら位置取りを把握します。
中間点で並走カメラから正面の映像に切り替わったところで、双眼鏡に目を移します。
その後は通常のレースと同じですが、馬群が縦より横に広がるのでそのあたりは気をつけたいところです。

今週は土曜の閃光特別、日曜のアイビスサマーダッシュが控えています。
ぜひ新潟競馬場でお楽しみください!(NGT48が見たいな......)

では、また来週!

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