さて、1年ぶりのご無沙汰で、すっかり存在を忘れてしまった気がする"たまに行くならこんな蹴球場(略してたま蹴り)"。
思い出したかのように再開してみる今回は、佐賀県にありますベストアメニティスタジアムでーす。
J屈指の一度は行ってみたいスタジアムといってよい、通称ベスアメスタジアム
JR鳥栖機関区および鳥栖操車場の跡地に"鳥栖スタジアム"として1996年に開場した球技専用のスタジアム。
日本初となる純鉄骨造りで、当地で発見された弥生時代の銅剣をモチーフとした2層式スタンドは、約25000人が収容可能。
開場当初から、JFLに所属していた鳥栖フューチャーズがホームグラウンドとして使用。翌年、いろいろな騒動があって、サガン鳥栖にチームが変った後も、引き続きホームとして使われているのはもちろん、2000年には初の国際Aマッチ(キリンチャレンジC・スロバキア×ボリビア)や、2011年にはロンドン五輪アジア予選・日本×マレーシアなど、国際試合も開催。
さらに、ラグビーでもトップリーグやU-20世界選手権が行われるなど、九州屈指のスタジアムといえます。
なお、2008年から、久留米市に本社を持つ健康食品会社の"ベストアメニティ"がネームングライツ権を獲得したことで、スタジアム名も現在の名称となっています。
通称"虹の橋"から見ると、こんなに近い!
【アクセス】
何といっても、JR鳥栖駅から通称"虹の橋"を渡ってすぐで徒歩僅か3分。駅からスタジアムが丸見えですしね。これでも道に迷うようなら、ベストオブ方向音痴といってよいでしょう( ゚Д゚)
その鳥栖駅までも、博多駅から特急で20分(各駅停車でも47分)。福岡空港からも1時間弱で着くという利便ぶり。
さらに、九州自動車道鳥栖ICから10分程度で、駐車場も有料を含めて1000台程度駐車できるなど、車でも安心です。
それにしても、球技専用で屋根つきとは素晴らしい
【座席】
メインスタンド、バックスタンドとも個別の座席(背もたれはメイン、バックとも上層部の一部のみ)。ちょいと小さめなのはご愛嬌ですが、メインならほぼすべて、バックも一部を除いて屋根に覆われていて、雨でも濡れる心配がないのは素晴らしい。
一方、ゴール裏となりますサイドスタンドですが、下層部は立ち見専用で、座席は上層部のみ。ま、ここで応援する人々はほぼ立ちっぱなしですから椅子はいらんな(`・ω・)
もっとも、下層の後方部分以外は屋根がないので、カッパ、ポンチョ(及び全裸)は必須です。
球技専用スタジアムに加えて、スタンドの傾斜が急なだけに、どのポジションからもピッチが近くに感じて、大変、観やすいです。ただ、上層スタンドは高いところが苦手な人には((;゚Д゚)ガクブルかも知れませんが...。
ちなみに2006年設置された大型ビジョンはベスアメの社長さんが寄贈したそうで
【売店・トイレ】
売店はメイン、バック、サイドそれぞれにあります。鳥栖名物の"かしわうどん"や"しゅうまい弁当""佐賀牛"なども、もちろん売っていますが、私がオススメしたいのは、アウェーゴール裏にあるお酒売り場。"大○郎"とかしかない普通のトコとは違い、日本酒、焼酎、梅酒などいろんな種類の本格的なお酒が、一升瓶でどーんと置いてあって、ちょっとして立ち飲みや気分。迷ったら店員さんにお奨めを尋ねれば、好みのものを出してくれるのも有難い。それでいて値段もリーズナブルですし、飲兵衛にはたまらないスタジアムといえます。
また、駅前なので地元スーパーも近くにあるので、そこで買出しするものアリですな。
で、呑んだり食べたりしたら必ずお世話になるトイレですが、数は決して多くはないのでハーフタイムとかは混雑必至です。
一端の居酒屋より種類が豊富な、アウェーゴール裏のお酒売り場
【アフター】
鳥栖自体には目立ったものはありませんが、ちょいと脚を伸ばせば、大宰府や吉野ヶ里遺跡があります。
ただ、アクセスでも触れたように、九州の盟主・博多は十分行動圏内。実際、博多で泊まる人も少なくありませんからね。でも、当社WC担当部長O野さんのように、夜の中洲でハッスルし過ぎて、下半身が辛子明太子になるようなお土産を貰ってこないように気をつけて下さいな...。
サガンティーナとウイントスととっとちゃんにも会えますよ