ぶらり、サッカー観戦(その46) [サッカーコラム]
2008/01/04(金) 19:35 フジマキ コメント (0)

 さてさて、新年最初の“ぶらり〜”は、毎年恒例(といっても昨年からだがな)の。全国高校選手権。今年はさいたまスタジアム2○○2で行われた2回戦2試合です。べ、別に('A`)マンドクサイから近場で済ました訳ではないからねっ!


ユニを掴んでつり天井


 第1試合は、埼玉県代表の埼玉栄と熊本県代表のルーテル学院と初出場対決。とはいえ、埼玉栄は県4冠だし、ルーテル学院もJリーガーや世代代表を多く輩出するなど近年力をつけているなど、なかなか興味深い対戦であります。
 私の人生のような冷たい北風の吹く寒いお天気ながら、地元高校の登場ということもあり、バックスタンドの半分以上が、埼玉栄のスクールカラーでありますオレンジ色に染まるなどほぼ満員。みなさん暇なのか、当社WC担当O野さんのような若い仔羊好きなのかは、定かではありませんがね(・∀・)ニヤニヤ。


地元だけあってスタンドは埼玉栄カラーが目立ちました

 試合ですが、ともに初出場とはいえ、明らかに動きが固いルーテル学院を埼玉栄が攻め立てて、9分に酒井大登選手からのロングな縦パスを受けた左ウイングの菊地渉選手が、相手DFを交わしてゴール前へボールを入れると、FW伊波絢選手がゴールを決めてあっさりと先制。
 しかし、これで落ち着いた(?)のか、ルーテル学院も徐々に攻め込み始めると、25分に左サイドを突破した山本大貴選手からの早いセンタリングを、エース秋吉泰佑選手がゴールに突き刺して同点に追いつき、そのまま前半を終了。


伊波絢選手の得点で埼玉栄が先制

 後半、ルーテル学院は、1トップのポジションだった高田顕央選手に代えて小山博史選手を投入。そのワンプレー目が相手ペナルティーエリア内で倒されてPKを(σ・∀・)σゲッツ!! それを秋吉泰佑選手がしっかり決めて勝ち越し。
 しかし、これでルーテル学院の気が緩んだのかは分かりませんが、埼玉栄の攻撃陣にDFラインの裏を突かれる場面が目立ち始めると、52分に三枝塁至選手がハーフウェーライン近くからアリー気味にロングボールを放り込むと、やはり裏を突いてフリーとなった伊波絢選手にヘディングで決められて同点にされると、65分には砂川太貴世選手が蹴った左CKをファーサイドに詰めていた小野宏太選手が押し込んで、埼玉栄が逆転に成功。
 その後、ルーテル学院も反撃に出ますが、GK柳沢昇一選手を中心とした埼玉栄DF陣の粘り強い守備で失点することなく、埼玉栄が接戦を制しました。


後半早々にPKを決めてルーテル学院が勝ち越しますが…

 当ブログでも書いたように、埼玉栄はこの日2得点の伊波絢選手を筆頭に、サイド攻撃を多用したスピード感ある攻撃のいわゆる“アルゼンチンサッカー”がしっかりできたと思います。
 で、この日のイチオシm9(・∀・)ビシッ!! の選手はボランチの町田也真人選手。周りから見るとすんごいちびっこ選手(身長163cm)なのですが、ボールに対する反応のよさや、攻守の切り替えなどのサッカーセンスはひとつ抜けている感がしましたね。また、ボールキープ力も高く、いわゆる“指扇(学校のある地名ね)ルーレット”で観客がザワつく場面もありましたし。
 ただ、攻撃の中心選手として注目していたひとりだった、砂川太貴世選手はあんまり目立っていませんでしたね。…と思ったら試合中に負傷してしまったようで(なお、3回戦はスタメンから外れていました)。


町田也真人選手(8)を中心に、この試合の埼玉栄はよく動いていました

 敗れたルーテル学院ですが、初出場で相手の地元というプレッシャーがあったからでしょうか、キックミスなど数回あり(´・ω・`)なデキだったU−17代表のGK吉田智志選手など守備陣に細かなミスが多かったのが響きましたね。
 しかし、素早いパスワークで小気味よく相手DFを崩しにかかる攻撃は、見どころ十分でした。もう少し上で見てみたかった惜しいチームでしたね。


2得点を挙げてルーテル学院キャプテンの秋吉泰佑選手

埼玉栄3−2ルーテル学院
【得点】
8分伊波(埼)
25分秋吉(ル)
41分秋吉(ル)
52分伊波(埼)
65分小野(埼)

【埼玉栄】
GK柳沢
DF三枝、堀内、田中、酒井
MF小野(→米良)、矢野、町田、砂川
FW菊地(→佐瀬)、伊波(→泉友)

【ルーテル】
GK吉田
DF藤村、古庄、児玉、野添
MF水本、西(→村本)、山本、秋吉、佐藤
FW高田(→小山)


試合終了直後、崩れるようにションボリしてしまったルーテル学院の選手たち

 オレンジの人たちを筆頭にお客さんが帰ってしまい、スタンドが一層寒さを増してきた2試合目は、山口県代表の高川学園と大阪府代表の近大附。どちらも既に1回戦を戦っており、なかでも近大附は優勝候補だった星稜をPK戦の末に破るなど勢いに乗っての試合となりました。


近大附の選手入場は独特ですな

 試合は、4−3−3と攻撃的布陣の高川学園の攻めを、3バックの近大附がしぶとく守るという展開、…のまま動きなく前半を終了。
 後半も序盤は同じような状況が続くのか…、と思われた時、高川学園がFWの吉武隼人選手に代えて、金城基樹選手をトップ下に位置させて4−4−2とシステムチェ〜ンジ。
 すると55分に、左CKから相手DFがヘッドでクリア! と思いきやそのボールが益田拓巳選手の頭でビッタシ合ってそのままゴール。これでようやくゲームが動くと、続けて58分には、村岡龍太選手の縦パスを受けた齋藤達也選手が、相手DF、GKを上手く交わして、アッという間に高川学園が2点をリード。
 近大附も、69分に途中交代で入った福島光晃選手が見事なダイレクトボレーで1点を返して反撃するも、結局2−1で高川学園が逃げ切りました。


高川学園原田光選手のフリーキッ〜ク

 攻めながらも後半途中までなかなか得点できなかった高川学園。3トップがグルグル動き回って優位に試合を進めましたが、近大附の粘り強い守備もありフィニッシュまで崩せませんでした。しかし、後半は徐々に相手DFの疲労が出てきたことに加えて、途中で2トップに変えたことで、相手のマークにズレが出てきたことが得点に繋がったと思われます。

 監督ナイス采配( ´∀`)bグー

 選手では、2得点目のように常に相手DFのスペースを鋭く突いた齋藤達也選手の動きがよかったですね。これで地区予選から7試合連続得点と、完全にブレークしましたな(次の埼玉栄戦でも得点して、8試合連続となりました)。


写真の吉武隼人選手など高川学園のスピードあり攻撃は魅力たっぷりでした

 しかし、終日日陰だったメインスタンドでの観戦は、虚弱体質の体に応えますな。一方、帰りに寄った浦和美園のジャ○コは初売りで熱気ムンムン。ついつい堅くなっていた財布も緩んでしまいましたな。あ、緩んでも肝心の中身ないや(´・ω・)

高川学園2−1近大附
【得点】
55分益田(高)
58分齋藤(高)
69分福島(近)

【高川学園】
GK洞ヶ瀬
DF元村、藤永、小川、村岡
MF村上(→籾山)、永野、原田(→白井)
FW益田、齋藤、吉武(→金城)

【近大附】
GK大西
DF水口、谷、中島和
MF笹田、岡山、田内、平山(→李)、中島健(→馬場)
FW辻田(→福島)、高


風が強かったこの日、もっとも大変だった人は彼でしょうな


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