小次郎講師のトレードラジオ講座~必要経費について [火曜・「小次郎講師のトレードラジオ講座2019~中級編」第2期 ]
2019.08/20 野中ななみ 記事URL

今日は夕方大雨が降りましたね。

マーケットトレンド公開生放送とTOCOM投資スクールにお越し頂いた方は道中ちょうど雨の時間帯だったのではないでしょうか。

 

足元がかなり悪い中でしたが今回も沢山ご来場頂きありがとうございます!

 

 

 

今回は先週に引き続き、投資にかかる税金と認められる必要経費について教えて頂きました。

 

 

個別株と信用取引、FXやコモディティなどのデリバティブ同士は利益が出たものと損失だったものを通算できるという事でしたね。

 

年間を通して損失だった場合は、翌年以降3年間の利益はその損失と相殺させて税金の計算ができます。

 

 

先程出てきた「デリバティブ」というのは原始的な商品から派生して生まれた「金融派生商品」だという事も勉強しました。

 

派生というのが英語でderivedと言うそうです。

 

FXやコモディティ、先物取引、CFD、くりっく株、オプション取引等がこのデリバティブに入ります。

 

 

年末が近づきお正月休みに備えてポジションを整理する際、損失の物はいつか上がるだろうとそのままにし、利益が出ている物だけを決済してしまうというケースが多くあるそうですがこれも注意が必要です。

 

 

日本の個別株で長く損のまま置いている塩漬け株が元の値段まで戻ってくる確率は約2割と言われています。

という事は、約8割はいつか損切り決済をする事になりますね。

 

先に利益の物を決済してしまうと、翌年以降に損切り決済をしても利益に対して納めた税金が返ってくる事はありません。

 

損失の物がある場合には利益確定よりも損切り決済を優先させて、損益通算と損失の3年繰越の制度を上手に使っていきたいですね。

 

 

投資における必要経費は、近年認められるものが増えてきたと学びました。

パソコンを購入した費用やセミナー受講費、有料メルマガの費用なども認められた実績があるそうです。

 

きちんと領収書を貰い記録して、確定申告をし、正しい節税をしていきたいですね。

 

個人投資家が法人化するメリットとデメリットについても教えていただきましたので、詳しい解説は是非ポッドキャストやラジコのオンデマンドをお聴きください。

 

 

 

TOCOM投資スクールでは日経平均を新たな観点で分析していきました。

 

このチャートに引かれている赤い線にはどんな意味があるのでしょうか。

 

 

 

このラインは10月の高値と12月の安値の中心の線です。

 

現在はこの中心線に抵抗を受けて、前回の高値まで上がることができないまま下げ出しています。

 

 

上昇力が下降力に比べて弱い事が分かります。

そのためこのような形になるときは下に放れる可能性が高いそうです。

 

そうなると見えてくる20,000円の抵抗ライン。

 

 

今日、「なぜ20,000円が抵抗ラインになりやすいのですか?」と質問を貰いました。

 

今持っているポジションを決済したい時や新たに買いや売りで注文を指値で出したい時、20,013円などキリの悪い数字を選ぶ人より20,000円などのちょうどの数字を選ぶ人が圧倒的に多いのです。

 

 

ちょうどの価格には大量の指値注文が集まり、売り注文が出るとその大量の買い指値の中から少しずつ約定されます。買い指値全部が約定されるまで価格は20,000円付近に留まるため、抵抗となります。

 

日経平均は、20,000円ラインの攻防がどうなるかに注目です。

 

 

クイズでは22日から始まるジャクソンホールシンポジウムに注目しました。

 

22日から24日まで、アメリカのカンザスシティに世界中の金融や経済に関する要人が集まりシンポジウムが行われます。

 

 

今年のポイントはやっぱり金融政策についてですね。

 

このジャクソンホールのシンポジウムは夏枯れと言われる夏休み相場から動き出すきっかけとなる一大イベントです。各国の利下げムードが今後どのようになっていくのか、これをきっかけに相場に変化が現れる可能性があります。

 

22日にはパウエルFRB議長の講演が、23日にはドラギECB総裁の講演が予定されているので、気を付けて見ていきたいと思います!

 

 

 

それではまた来週お会い致しましょう。

野中ななみでした。

小次郎講師のトレードラジオ講座~税金について [火曜・「小次郎講師のトレードラジオ講座2019~中級編」第2期 ]
2019.08/13 野中ななみ 記事URL

今年もお盆がやって参りましたね。

皆さまいかがお過ごしですか?

改めましてこんにちは、野中ななみです。

帰省される方も多かったようですが、いつもはお仕事で来られないからと初めてご参加いただいた方も沢山いらっしゃって嬉しかったです。

さて、今回から小次郎講師のトレードラジオ講座は第2期に入りました!

2期では実際に投資やトレードをする際になくてはならない知識が盛り沢山です。

学んでいくのが楽しみですね。

2期初回の今日は、「税金」について学びました。

私は会社員ではないので毎年自分で確定申告をしています。

これがもう...分からない事だらけで四苦八苦していた、といいますか未だに苦労しているのですが、実際に自分で確定申告してみると税の仕組みはこのようになっていたんだなととても勉強になります。

(まだ分からない事ばかりです...今年も頑張ります...!)

会社に勤めていて、投資も証券会社が確定申告を行ってくれる「特定口座・源泉徴収あり」を選択している方の中には確定申告したことがないという方もいらっしゃるかもしれませんね。

利益の年にはそれで良いのだそうですが、損失を出した年にはご自身で損失を確定申告することがとても重要だそうです!!

損失を書面にするのは恥ずかしいし悔しいしあまり気持ちの良いものではないのですが、「損益通算」というものがあり、損失を申告しておくと翌年から3年間利益を出してもその損失の金額と相殺することができるのです。

例えば、今年100万円利益を出したとします。通常なら100万円の20.315%の約20万円を税金として納めなければなりませんが、もし昨年度に200万円の損がありそれを申告していれば、今年儲けた分の100万円は損失分と相殺させて非課税になるのです!

20万円の差は大きいですよね!

そして残りの損失100万円は翌年と翌々年の計3年間、同じように利益と相殺させることができます。

損失が繰越できるなら利益も繰越できるのではないか、と思って調べてみたのですが残念ながら利益は繰越することができませんでした。

今年100万円の利益、来年が200万円の損失だったとしても税金が戻ってくることはありません。

この損益通算は嬉しい制度だと思ったのですが、一つ落とし穴がありましたね。

1年間に、株式投資で100万円の利益、日経225先物で100万円の損失を出した場合、この2つを相殺せることは出来ず、実際にはプラスマイナスゼロなのに約20万円の税金が発生するのです...

株式投資と指数先物を取り引きしている方は多いはずなのに、不思議ですよね。

さらに、株式と為替、株式とコモディティも損益通算が出来ません。

損益通算できるのは、下のグループ内だけだそうです。

『株のグループ』

個別株と信用取引

『デリバティブのグループ』

FXCFD、先物取引、くりっく株、オプション等のデリバティブ

将来的には損益通算が2つのグループの垣根を超えて適用されるようになってほしいですね。

TOCOM投資スクールでは、刻一刻と変化する相場状況をチャートを基に読み解いていきました。

現在金価格の上昇、米長期金利の下落、円高相場が進行しています。

私たちがいつもラジオやセミナーを開催しているTOCOMに上場されている東京金はついに上場来高値を更新しました。


チャートを月足にして1997年から現在までを全て表示してみると、高値を突破し上場来高値を更新したことがわかりますね。

NY金や銀も上昇していますし、アメリカの長期金利10年債は8月に入ってから下げ方がさらに加速しています。

為替はドル円とクロス円を並べてみると、円高が進行しているのがよく分かります。

今回のクイズは難問続き。全問正解はお1人でした!!

今回の問題を発表しますと、このようなラインナップでした。

東京商品取引所(TOCOM)に新規上場される商品は?

北朝鮮の仮想通貨不正売買は今年2月以降どれくらい?

日銀が最後に為替介入したのはいつ?

実質実効為替レートでは現在の円は歴史的な円高?円安?

みなさん全問正解できそうですか?

答えが気になる方は、来週ぜひTOCOMスクエアにお越しいただき私に聞いてください♪

それでは来週もお待ちしています♪

台風が迫っていますので、皆様どうぞお気をつけ下さい。

野中ななみ

「『小次郎講師のトレードラジオ講座2019~中級編』第2期」アーカイブ [火曜・「小次郎講師のトレードラジオ講座2019~中級編」第2期 ]
2019.08/09 スタッフ 記事URL

このページでは、いつでもLesson1からお聴きいただけます。

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本講座をより深く学びたい方の為に、講座内容をわかりやすくまとめたテキストを有料販売します。
詳しくは、こちらのページをご覧ください。

  • Lesson1(2019.8.13放送)
    税金について
  • Lesson2(2019.8.20放送)
    必要経費について
  • Lesson3(2019.8.27放送)
    注文の種類
  • Lesson4(2019.9.3放送)
    逆指値注文を制する
  • Lesson5(2019.9.10放送)
    条件付き注文
  • Lesson6(2019.9.17放送)
    特殊注文
  • Lesson7(2019.9.24放送)
    金利の種類
  • Lesson8(2019.10.1放送)
    金融政策と金利
  • Lesson9(2019.10.8放送)
    銀行金利と国債の金利
  • Lesson10(2019.10.15放送)
    金利と為替、金利とコモディティ
  • Lesson11(2019.10.29放送)
    信用取引とは?
  • Lesson12(2019.11.5放送)
    制度信用と一般信用
  • Lesson13(2019.11.12放送)
    空売りのポイント
  • Lesson14(2019.11.19放送)
    つなぎ売り
  • Lesson15(2019.11.26放送)
    コストダウンのつなぎ売り
  • Lesson16(2019.12.3放送)
    信用取引応用編「回転売買」
  • Lesson17(2019.12.10放送)
    追証制度と計算法
  • Lesson18(2019.12.17放送)
    信用取引上級編「期日」

この「小次郎講師のトレードラジオ講座」は、TOCOMスクエアから公開生放送でお届けします。
くわしくはコチラ
「小次郎講師のトレードラジオ講座2019~中級編」8月から"第2期"スタート [火曜・「小次郎講師のトレードラジオ講座2019~中級編」第2期 ]
2019.08/09 番組スタッフ 記事URL
「マーケット・トレンド」毎週火曜日は、「小次郎講師のトレードラジオ講座」を放送中。
株式・為替・商品、あらゆる投資において必要不可欠な知識とノウハウを、おなじみ小次郎講師こと手塚宏二さんが1年かけてわかりやすく伝授します。

2019年度は「中級編」と題して、資金管理・リスク管理が出来て、自分の判断で正しく売買が出来るための知識を学んでいきます。
第2期の詳しいカリキュラムとオンデマンド等のアーカイブはこちらのページをご覧ください。

http://blog.radionikkei.jp/trend/2019_9.html

放送は毎週火曜日18:00~東京・日本橋、TOCOMスクエアから公開生放送!観覧は無料です。
放送終了後、TOCOMスクエアでそのまま無料セミナー「TOCOM投資スクール」を開催。
ぜひ小次郎講師から直接レクチャーを受けにTOCOMスクエアにお越しください!

※なおこの講座をより深く学びたい方の為に、講義内容をわかりやすくまとめたテキストを有料販売します。(A4版PDF形式・全80ページ)

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