TOCOMの取引システムと価格決定の仕組み [商品先物取引のイロハ(~15年6月)]
2015/06/02(火) 23:39 山本郁
「商品先物取引のイロハ」シリーズも、今日が8回目
東京商品取引所 広報部の佐藤さや香さんにお話し頂きました。
テーマは『TOCOMの取引システムと価格決定の仕組み』です。

TOCOMでは2004年12月まで、ゴム市場の取引が手振りで行われていましたが、今は全ての取引がシステム売買で行われています。
現在TOCOMで使用している取引システムはNasdaqが開発した世界水準の性能、国際標準の取引機能を有するシステムです。
マーケットの国際化が進んで、世界的な取引所間競争が激化しており、取引システムの性能の優劣がその鍵を握っているのだそうです。

現在TOCOMの取引時間は、「日中取引」が9時から15時15分まで、「夜間取引が16時30分から翌朝4時まで。
注文の受付時間の開始はそれぞれ、もう少し早めで日中が8時30分から、夜間が16時15分からとなっています。
日本が夜の時間帯でも海外はビジネスタイム。TOCOMは上場商品の多くが国際商品なので、夜間にマーケットが開いていれば機動的に取引が出来るというわけです。
注意点は、夜間取引から始まって、日中取引までを1計算区域=1日の取引 として扱っていること。
TOCOMのHPの相場表などもこの計算区域で表示してあります。

注文の種類は、7種類。
中でも良く使われているのが、価格を指定して発注する「リミットオーダー(指値注文)」や、価格を指定しない「マーケットオーダー」の2つ。マーケットオーダーは成行き注文と似ているけれど全量約定が保障されていないという違いがあります。

取引締結方法は、「板合わせ仕法」と「ザラバ仕法」の2つがあります。
「板合わせ仕法」は、取引開始時点までに受け付けた売買注文の中で、売買注文が最も多く約定する値段を約定値段として取引を成立させるもの。
「ザラバ仕法」は、取引開始後から立会終了までbの間に売買注文の条件が対当する都度、取引を成立させるもの。
取引の締結にあたっては「価格優先・時間優先の原則」というルールがあります。

取引締結方法について、具体例を挙げて解説頂きました。
細かい数字なども出てきますので、ぜひテキストをダウンロードしてお聴きくださいね!




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