日本のガソリン輸入が増える時とは?!

ようやく原油安による元売り各社の卸価格の引き下げが店頭価格に反映されはじめ、ガソリン価格も下がってきました。気がつけばゴールデンウィークも迫ってきており、これから行楽シーズンを迎えガソリンの需要期に入りますね。日本は原油やLNGを海外から輸入して国内の製油所にてガソリンなどの石油製品に精製して販売しているのですが、その製品であるガソリンも輸入することがあることはご存じでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はリム情報開発・アジア石油製品チーム編集部長 二川良也さんに
「日本のガソリン輸入について」お話を伺いました。

実は日本は韓国を中心にガソリンを一定数量輸入しています。
その規模は国内販売量の3~4%程度。

製油所の定期修理・トラブルなどで石油会社が供給に
支障をきたしている時などは製品そのものを輸入するのです。
製油所の修理トラブル時だけではありません。

需要期など需要増が見込まれる時にも輸入は増加します。
また、国内の需要が増え、国内価格が上昇し、輸入価格の方が
安くなれば、その時も輸入が増加します。

何故、輸入したほうが安いということが起きるのでしょうか。
石油価格は、需給だけが価格を決めているわけではありません。
アジアの石油製品取引の中心であるシンガポール市場には
様々なプレーヤーが参加していますが、実需筋だけではなく、
多くのトレーダーが取引に参加しています。


金融商品として割安とみれば、買うトレーダーが出てきますし、
高いと見れば売るトレーダーも出てくるわけですが、
輸入採算と国内価格のバランスは、アジアの石油取引の中心である
シンガポール市況に影響されることが多いのだそうです。

国内価格より輸入価格が安くなれば海外から調達したほうがいいですよね。

では、日本は一体どこからガソリンを輸入しているのでしょうか。
実は日本の品質基準はとても厳しく、その基準をクリアできるのは
韓国品くらいなのだそうです。日本のガソリン輸入はほぼ100%
韓国からの輸入です。品質基準が厳しいのは環境に配慮したもので
中国のガソリンは品質が良くないことでPM2.5 などの問題が起こって
いるんですね。中国がエネルギーを使う量は膨大なので、
厳しい品質の製品精製には時間がかかるものと思われます。

また、九州など西日本にとっては地理的にも東日本から転送するより、
韓国から輸入したほうが早く手当てできるというメリットもあります。

これから日本もゴールデンウィークに入ります。
価格が安くなってきたことでガソリン需要の喚起がなされれば
韓国からの輸入も増えるということになるでしょうか。

詳しくはオンデマンド放送で二川さんの解説をお聞きくださいね。

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2015/04/15(水) 19:52 大橋ひろこ 記事URL

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