予想外のロウ総裁発言、各国見通し引き下げで相対的ドル高 [金曜・岡安盛男のFXトレンド]
2019/02/08(金) 21:00 辻留奈


こんばんは、辻留奈です。
先週、番組では「豪ドル」に注目したのですが...
まさしく今週は豪ドルが主役の1週間となりました。

利上げが期待されていた豪ドルですが、RBAの結果は現状維持でした。
しかし、予想外はこの次の日「利上げも利下げもあり得る」というロウ総裁の発言。
これを受けて豪ドルは大きく売られ、オセアニア通貨をはじめ、クロス円全面安となりました。
岡安さんは豪ドルに関して「いったん底値をつけたのではないか」と話していました。
来週は春節あけとなりますが、どうなるでしょうか?


また今週は、インフレ見通しや成長率の引き下げが相次いでいます。

まずはイギリス。
政策金利決定会合は金利据え置きとなったものの、
インフレ見通しは2019年を1.2%、2020年も1.5%に下方修正。
イギリスも次の政策アクションとしては利上げと、つい最近まで考えられてきましたが
「今後3年間で1回の利上げが基本」という声明がでました。
ブレグジット問題が混沌としている現状が影響しているようです。


ユーロ圏も成長率を引き下げ。
最近、指標や景気が冴えないドイツは 1.8%→1.1%へ
イタリアは 1.2%→0.2%へ
ユーロ/ドルはこの1週間、みごとに右肩下がりのチャートでユーロが売られています。


一方のアメリカも、利上げは棚上げか?とされていますが、
そのなかでも雇用統計は16万人の予想を大幅に超える30万人、
平均時給も6ヶ月連続の3%台、ISMも良好な結果がでて、ドル高となっています。

ところが米金利は下がってきていても(本来はドル安になるはず)ドル高、
これは相対的に他の通貨より、ドルが強くなっている面もあるといいます。
ただクロス円が全面安となっていて(=円高)
ドル高円高の綱引きとなり、結果的にドル/円が膠着状態に陥っているといいます。

ところが、今月は「円高」要因のイベントがまだたくさんあるとか。
聞き逃した方、詳しくはradikoタイムフリー音声からどうぞ~


それではまた来週!


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