今後の株式市場の見通し [鎌田伸一記者]
2018/06/11(月) 22:45 山本郁

米朝首脳会談、FOMC、ECB理事会、日銀の金融政策決定会合...今週は大きなイベントが集中しています。
今日のコメンテーターの ラジオNIKKEI 鎌田伸一記者に、これらの今後の経済に与える影響について解説して頂きました。

まず、米朝首脳会談については、プラスの材料。今日の株価上昇も米朝首脳会談への期待だと考えられると鎌田さん。
いきなり喧嘩別れをすることは無いだろうし、会談が中身の詰まったものになるかならないかは別として、少なくとも今後1か月の間、北朝鮮が核実験をしたり、弾道ミサイルを飛ばしたり...といった地政学リスクの起こる可能性は低いと考えられるからです。
将来的には、朝鮮半島の非核化や、南北統合といった期待もありますが、それで日本からの旅行客が増えるとか、開発需要が増えるといった中長期的な材料として織り込むことは考えづらいですが。

それ以上に注目すべきは各国金利政策。
今回のFOMCの結果が出てくるのは米国の13日。日本では14日(木)の株価から反映されます。
3か月ぶりの利上げが議論されるわけですが、今のFFレートの上限は1.75%。これが2.0%に変わるだろうということは折込み済みで、問題は年末のFFレートです。
15人のFOMCメンバーがどう予想するかを注目しなくてはなりません。
前回の3か月前のFOMCでは、今年の年末のFFレートは、6人が2.25%、6人が2.5%と真っ二つに分かれ、残りの3人の分布により、上限2.25%、年間で3回利上げという見方がメジャーになりました。
今回は、前回2.25%と予想した人が何人その上にいくのかどうか(或いはいかないか)がポイントです。
FFレートが2.5%になったら、年間4回の利上げとなり、「FOMCのメンバー年末の金利水準引き上げ」と株価上昇の材料になります。
同様に、来年末の金利水準...4人が3.0%と予想しているのがどう変わるか、再来年末の金利水準...5人が3.5%がどうなるか。
この数字を意識して、利上げの環境や、長期金利の推移を計り、株式市場で適切な株価はどこか考えられるのです。

鎌田さん、個人的には年4回と見ているそうです。
イタリアの国債利回りが上昇し、アジアの景気動向へも金利上昇のピッチが上がると悪影響をを与えるので、FOMCのメンバーが気にするのでは...という理由で、年3回に、に留まると考えている人もいるようですが、あくまでも米国は米国の経済指標で金利水準を決めるのでは...と考えるからだそうです。
利上げペースが早まると考えて備えておいた方がいいそうですよ。

ECB理事会についても伺っています。ポイントは為替。
詳しくはオンデマンド放送をお聴きくださいね!

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