米金利上昇でゴールド価格下落も・・・ [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2018/05/24(木) 20:28 大橋ひろこ

ドル建て金価格は5月11日の高値1,325ドルが戻り天井。15日、4月のニューヨーク連銀の製造業景況指数が事前予想の15.0を大幅に上回る20となると、米長期金利が急上昇、ドル高となり、1,300ドルの大台を割り込む急落となりました。昨年12月28日以来の安値1,288ドルまで下げ足を速める展開ですが、他方、原油相場が約3年半ぶりの高値更新となり原油の上昇に支援され、CRB指数は23日、206.20まで上昇しています。これは2年10カ月ぶりの高値。インフレの兆候でしょうか。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はみんかぶ商品調査部門アナリスト 森成俊さんにお話を伺いました。


NY金市場で1は後半まで短期資金が流入し、1月23日大口投機家の買い越しが
214,684枚まで増加しましたが、2月3日に強気の米雇用統計が発表されたのを境に
短期買い資金が流出。5月15日現在では92,443枚まで減少しています。


15日は取組高が増加する中での下落でしたので、投機家は手じまい売りを出す一方、
新規で売りを仕掛ける投機家も多かったとみられます。


目下、ゴールド市場を占う重要なポイントとしては6月FOMCが挙げられますが
ほぼ利上げが確実視される中で、ドルが堅調であることが金価格を低迷させています。


しかし、2015年12月からスタートした過去6回のFOMCの利上げを振り返ると
4回のケースでFOMCを境に金価格のトレンド転換となっています。、
先に下がってきたケースは、FOMCで底入れするパターンが確認されており、
今回6月のFOMCに向けて金価格の下落が続くようだと
6月13日が金のボトムとなる可能性も。


また、先物市場では原油市場に投機資金が奪われている格好ですが
6月22日はOPEC総会。2019年からの減産継続に懐疑的な見方も出てきており
合意内容によっては原油市場で利食いが旺盛となるリスクも。

循環的にゴールドに資金がシフトする可能性はあるでしょうか。

森さんにはプラチナ価格動向についても伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。

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