中国が報復関税を発表したことで、大豆、コーン相場が急落しています。
162の関税引き上げ品目の中に含まれる大豆は現行の3%の輸入関税を28%に引き上げるとしました。4日のシカゴ大豆相場3月限の取組高は過去最高の90万6217枚を記録する大商い。始値の1038.75セントから1時983.5セントまで大きく下落しました。
米国から中国への大豆輸出量は年々増加傾向にありましたが、
一方で中国は、自国で賄える大豆生産量は13%程度に過ぎず、
90%近くを輸入に頼って売るのが実情です。
米国から輸入しないとなると、ブラジル、アルゼンチンの
南米産を輸入するほかありません。それは可能なのでしょうか。
米中の貿易戦争が激化すれば、物価は上昇するリスクが高まります。
物価が上昇すれば、金利が上昇、株式市場にはネガティブである反面、
ゴールド市場へと資金が流入する可能性も。
近藤さんには原油市況についても伺いました。
詳しくはオンデマンド放送で近藤さんの解説をお聞きくださいね。