原油価格見通し~次世代自動車とコモディティ [大橋ひろこコラム]
2017/09/20(水) 21:20 大橋ひろこ

WTI原油価格は50ドル大台まで上昇。リビアとナイジェリアがOPECの減産の枠組みから特別に除外されていたため、増産していたことが重しとなっていましたが、武装勢力によるパイプラインの封鎖によりリビアの生産量が減少したことや、サウジやロシアなどによる減産合意への遵守率の高さなどもあって、供給面にタイト感がにじんできたことが背景でしたが、ここから先は...?!

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオイルアナリスト大場紀章氏に原油、そして次世代自動車とコモディティをテーマにお話を伺いました。

原油についてはIEAやOPECの需要見通しが強いこともサポート要因ですが
7~8月の中国の原油輸入が減少していることが気がかり。
仮に原油価格が上昇すれば米シェールオイルの増産にも繋がると推測され
50ドル台からの高値追いはなさそう。

また、今回は次世代自動車とコモディティをテーマにお話を伺っています。
イギリス、フランスが2040年までにガソリン車、ディーゼル車の販売禁止し
EV普及を促進することが報じられていますが、その影響は?!

ディーゼル車にはプラチナが、ガソリン車にはパラジウムが触媒として
使用されますが、EV車は銅やコバルトの需要が増加します。

また、ガソリンや軽油需要が減少する反面、電力を使用するために
発電所ニーズが増すことになりますが、環境配慮から再生可能エネルギーへの
シフトが考えられるものの、それだけでは到底電力が足りません。
増加する電力需要に応えるためには石炭、天然ガスによる発電需要が
自ずと増加していくと考えられることから
石炭や天然ガスに未来がある、ということになってきます。

足元ではプラチナ安、銅、石炭高となっていますが、
これは世界がEV自動車へシフトする事を織り込んだ動きなのでしょうか。

大場氏は、まだまだその段階にはないとして、
加熱するメディア報道と実態との温度差と、
ハイブリッドカーの未来などについてもお話くださいました。

パラジウム高にヒントが。

詳しくはオンデマンド放送で大場氏の解説をお聞きくださいね。


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