黒田総裁が示す日銀総裁の条件とは? [日経新聞編集委員]
2017/09/11(月) 23:41 山本郁
マーケット・トレンド放送終了後に撮る写真、外の景色がすっかり夜ですね。
東京では先週からもう18時前に日没になっていたんですね。
これからはもう少し明るい色の服を着てこなくちゃって反省。

本日のコメンテーターは、日本経済新聞社の編集委員 清水功哉(いさや)さん。
先月米国のワイオミング州で開かれたジャクソンホール会議。
世界各国から中央銀行総裁や政治家、学者、エコノミストなどが参加するもので
この会議での発言が大きな話題になることもあります。
日銀総裁の黒田東彦氏も参加しました。この5年の任期中、毎年参加の皆勤です。
実はこれは歴代総裁では初めてのこと。
もともとジャクソンホール会議へ日銀から参加するのは副総裁が中心で
総裁として参加したのは、2009年、当時 総裁だった白川方明氏が初めてだったのだそうです。
ちょうど世界的な金融危機への対応が迫られていた頃で、これ以降、総裁の参加が慣例のようになりさらに講演や報告をすることも多くなってきました。
黒田氏が報告した日銀の異次元緩和については海外の中銀からも関心が集まったことはまだ記憶に新しいという方も多いのでは。

そんな黒田氏、ジャクソンホール会議以外でも、積極的に海外に足を運んでいて
2013年の就任以来、先月(8月)末までの海外出張回数は65回と月に一回以上のぺースです。
今の任期は来年4月上旬までとあと半年以上残っているので、このままのペースでいくと70回を超え、歴代総裁の出張回数の新記録を塗り替えると見られています。

                      8月27日「日本経済新聞 電子版」より

実は、今日もスイスのバーゼルで開催されている国際決済銀行(BIS)中銀総裁会議に出席中。
この会議、清水さんは密談と表現していますが、報道陣は完全にシャットアウト。
最も重要とされる夕食会には事務方や通訳を同席させることが出来ず、夕食会なのでメモを持ち込むことも出来ないので、英語が出来ず、気軽に話せる仲間がいないととても居たたまれない状況になるそうです。
つまり「国際性」「英語力」「人脈」が、今の日銀総裁には必要な条件と言えるのです。
次期総裁も黒田氏再任が今のところ濃厚とされていますが、こんなところが注目ポイントになりそうですね。

詳しい清水さんの解説は、オンデマンド放送でお聴きくださいね!

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