ハリケーンハービーの影響でガソリン高も原油安の背景 [大橋ひろこコラム]
2017/08/30(水) 23:05 大橋ひろこ

25日、ハリケーン・ハービーがテキサス州南部に上陸、上から2番目に強い「カテゴリー4」に分類されるハリケーンで、豪雨被害によって米テキサス州ヒューストン近郊の製油所が複数閉鎖され、27日の時点で米全体の約12%の原油処理能力が停止していると報じられています。これを受けてガソリン価格が急伸する一方でWTI原油価格は軟調地合い。何故値動きが異なるのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構 主席エコノミストの 野神隆之氏をお迎えしお話を伺いました。

現在ガソリンの需要期にある米国。9月から米国は新年度入りとなりますが、
9月4日のレイバーデーは夏の終わりを告げる日であり、各地でイベントが開催されます。

この連休がガソリン需要のピークとなるのですが、
ハリケーン被害による精製停止の影響でガソリン逼迫懸念が生じたことが
ガソリン価格上昇につながる反面、精製が停止することで原油には
余剰感が出るとの思惑がWTI原油価格を押し上げているのですが、
一方でブレントオイルは上昇しています。
この背景には何があるのでしょうか?!
野神さんに伺っています。

そもそもドライブシーズンが終了し石油不需要期に差し掛かる時期。
製油所が稼働を低下、原油精製処理量が減少するとともに、
原油の購入(=買う力)が不活発化するため、季節的な石油需給の緩和感が
醸成されるとともに、原油価格に下方圧力を加えやすくなる時期です。

その他、ここからの原油価格を見通す上でのポイントとして
OPECの減産遵守率と米シェール生産動向などをお話いただきました。
原油市場、レンジ相場は長期化しそうです。

詳しくはオンデマンド放送で野神さんのお話をお聞きくださいね。
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