金はまだ上がるのか?!原油下落どこまで [大橋ひろこコラム]
2016/08/03(水) 20:36 大橋ひろこ

8月に入りました。足元ではドル安が進行していますが、金やプラチナ・パラジウムなど貴金属市場は高値水準にあるものの、原油市況は冴えません。WTI原油は40ドル大台をも割りこむところまで下落してきました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
コモディティインテリジェンス代表取締役社長 近藤雅世さんに
コモディティ市況の現状と今後について伺いました。

近藤さんは、金価格はWトップの形状となり反落が近い一方で、
原油価格は30ドル台まで下落すれば反転近し、と指摘。

金市場は、英国のEU離脱や欧州の金融機関の債務問題などの
リスクを嫌気してセーフヘイブン的に買われていたが、
ブレグジットの余波もほぼ出尽くし。
また欧州金融機関のリスクも限定的だとお話くださいました。

欧州銀行監督機構(EBA)は29日、銀行51行を対象とした
健全性審査(ストレステスト)の結果を公表。
イタリアの大手銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナがマイナス2.44%で
最下位だったほか、アイルランド、スペイン、オーストリアの銀行も下位に並んでいます。
特にモンテ・パスキ銀行の昨年末時点の不良債権額は融資の35%に相当する
€469億と悲惨な状況にあり、不良債権比率は41%、今後3年間で
€100億の不良債権削減を求められています。

これはリスクではないのでしょうか?

近藤さんは、日本が過去に経験したような銀行再編があるだろうけれど
クレジットリスクに発展することはないとしています。
イタリア最大の銀行UniCreditが救済するなどの案が出ているようですね。

米国や欧州の経済は確りしているとして金融不安になるほどの
材料ではなく、金にはリスク回避的な資金流入はないとお話くださいました。

また、原油はファンドが盛んに空売りしているとか。
30ドル台まで下げたいのでしょう、と近藤さん。
価格を崩そうと思って下を攻めてもあまり下がらないようなら
買戻しで急騰する局面もある?!

中国とインドは略備蓄を積み増しつつあり、中国は7つの港で、
インドは3つの港で戦略備蓄を貯蔵し始めている分だけ仮需が発生しています。

ここからの金、原油、そして穀物相場は?!
詳しくはオンデマンド放送で近藤さんの解説をお聞きくださいね。

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