リスク回避相場継続で上昇基調強める金 [大橋ひろこコラム]
2016/02/03(水) 19:44 大橋ひろこ

WTI原油価格が再び30ドル大台割れでNYダウ平均も連れ安、3日の東京株式市場では日経平均株価も大幅安となり、再びリスクオフムードが再燃しています。2月に入っても尚、鎮静化しない原油と中国株安で、リスク回避ムードが継続、ボラティリティの荒い相場環境となっていますが、金が底堅く推移しています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は株式会社インベステック調査情報グループの
森成俊さんに貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。

日銀がマイナス金利を導入したことで、株価下落も落ち着いたかに
見えましたが、マイナス金利の副作用がジワリ広がりつつあります。

日本、ドイツ、米国の長期金利が軒並み低下。
市場関係者の一部には、日本や欧州に足並みをそろえる形で
アメリカは3月の利上げを見送るとの指摘が増えています。
利上げ見送りどころか利下げ、マイナス金利政策も
あり得るのではないか、との観測も出始め、ドルが軟調となってきました。

こうした動きにサポートされドル建て金価格は堅調推移。
足元では200日移動平均線を抜けて上昇できるかどうかに注目です。

TOCOMの円建て金も堅調で、8営業日連続陽線を示現。
1月15日には4046円まで下落し、4000円割れも視野にはいったか
に見えましたが、4300円台まで一気に巻き返しました。

金ETF市場へは資金流入が見られ、大口投機家らも買い越し幅が
増加しており、ショートからロングへとポジションをひっくり返して
いる模様。マイナス金利時代で、金利がつかない金のデメリットが
なくなったことも、金投資の魅力につながっていると思われます。
株価も軟調で、資金の逃避先となっているのでしょう。


また、金上昇に連れて上がってきたプラチナですが、
上値は重い印象です。金とプラチナの価格差は広がる一方ですが、
この先縮小に向かうことはあるでしょうか。

詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。

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