ゴム生産の季節性と生産効率の上昇 [大橋ひろこコラム]
2015/12/22(火) 23:05 大橋ひろこ

毎週火曜の商品先物取引のファンダメンタル分析シリーズ。
楽天証券 経済研究所 コモディティアナリストの吉田哲さんに聞く「ゴムのファンダメンタル分析」シリーズ2回目は、ゴム生産の季節性についてです。

このシリーズは是非、資料をダウンロードしてお聞きください。ご覧の画面の右側にファンダメンタル分析シリーズ」というオレンジ色のバナーがあります。こちらをクリックしていただくと、番組資料をDLすることができます。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

天然ゴムは「ゴムの樹」から樹液として採取されます。
いわゆる農産物なのですが、採取された樹液がタイヤなどの
工業品に加工されるというユニークなコモディティですね。

ゴムの樹は成木となって樹液が採取されるまで6~7年かかります。
おおよそゴム生産ができるのは25年程度。

タイの乾季である2月~4月はゴムの樹の落葉期にあたり、
樹液採取量が減少するために生産量が低下します。
いわゆる減産期と呼ばれるのがこの時期。

一方で主要消費国である中国では春節や寒さなどの影響で
ゴム消費が落ち込む傾向に。

また、主要生産国でもゴム消費量が年々高まっています。
現地で生産したゴムをタイヤなどの製品に消費しているのですが、
それでも近年、タイのゴム在庫が急増しています。

ゴムの樹の品種改良によってゴムの生産効率が高まっていることで
タイのゴム生産量が急増しており、これが在庫増につながっているようです。
吉田さんは在庫率が高いということは、価格の上値圧力になっているものの
この在庫が減少に転じることがあれば、価格が反騰する兆しでもある、
と解説くださいました。

ゴム生産の季節性、そして消費のサイクルなどなど
オンデマンド放送で吉田さんの解説をお聞きくださいね。

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