原油価格の変遷と価格決定メカニズム② [ファンダメンタル分析シリーズ'15(~16年1月)]
2015/12/01(火) 23:02 大橋ひろこ
マーケット・トレンド火曜日は商品先物取引の「ファンダメンタル分析」シリーズ。11月~12月8日までは石油製品のファンダメンタル分析のポイント。ご出演はマーケットアナリスト菊川弘之さんです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

このシリーズは是非、資料をダウンロードしてお聞きください。ご覧の画面の右側にファンダメンタル分析シリーズ」というオレンジ色のバナーがあります。こちらをクリックしていただくと、番組資料をDLすることができます。

石油編ファンダメンタル分析シリーズ4回目は
「原油価格推移とファンダメンタルズとの関係」

原油価格は欧米の巨大石油企業、石油メジャーが60%のシェアを保持していた
時代には、彼らが価格決定権を持っていました。
しかしながらその時代は原油価格はわずか1~2ドルと低水準に安定。

その後73年の第4次中東戦争を契機にOPEC諸国が原油価格を
一方的に大幅に引き上げ、以降OPECが原油価格の決定権を持ったことで
石油メジャーのシェアは15%に急落。

その後1983年にWTI原油が上場。非OPECの生産拡大により
需給が緩み、原油価格は10~20ドルで推移するようになりましたが、
デリバティブの拡大でマネーが市場になだれ込み、
2008年のリーマンショック以降は米国の量的緩和政策による
過剰流動性マネーがコモディティ市場にも流れ込んだことから
原油価格のボラティリティが増大。

この頃から中国、インドのエネルギー需要が急増、価格高騰の時代へ。

価格を主導して決定してきた要因も時代によって異なりますが、
昨今は需給が緩い中にあって、価格の低迷を強いられ、
また金融要因からみても、ドル高基調にあることから上値が重い展開が
続いていますね。

今回の放送では、菊川さんに中国の台頭と米国の原油生産、輸入の変化、
そして短期筋のポジションもマネー膨張の時代となって
基準となる水準が変化してしまったことなど、
時代の変遷と原油マーケットのファンダメンタル分析のポイントを
詳しく解説いただいています。

是非オンデマンド放送で菊川さんの解説をお聞きくださいね。

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