金価格とマクロ経済とのビジネス相関サイクル [ファンダメンタル分析シリーズ'15(~16年1月)]
2015/10/13(火) 23:51 大橋ひろこ

マーケット・トレンド火曜日は商品先物取引の「ファンダメンタル分析」シリーズ。10月は貴金属商品のファンダメンタル分析のポイント。ご出演は岡藤商事株式会社主席ストラテジスト郷右近 要さんです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

今回はトレーディング目線で見る金とマクロ指標をテーマに
金価格とマクロ経済指標の背景にあるビジネスサイクルや
金利、株などとの相関性、そして昨今の傾向などについて
郷右近さんに伺いました。

教科書的には、基軸通貨国アメリカの金融引き締め、
いわゆる利上げは金利の付かない金にとってマイナス要因となります。

2015年はアメリカの利上げをテーマにしたドル高が
金価格の上値を抑えてきましたが、実際に利上げが実施されれば
更なる下落となるのでしょうか?

郷右近さんに、景気サイクルと、その景気を占う
経済指標はなんであるか、そして、金や株、債券は
どのように動くのか、教科書的な基礎を解説いただいた上で、
過去に経験のない低金利政策が継続している昨今の状況に
あっても、教科書的な価格変動をもたらすのか否かについて
お話いただいています。

郷右近さんはG5時代(およそ1987年当時まで )には
主要国通貨(西側)はアメリカの金融政策の影響を強く受け、
政策協調により景気循環の同一方向での持続性を図ることが
出来たという点で、株や為替、金価格動向もシンプルだったが、
1999年以降のG20時代に入ると、アメリカの影響力は強く残しつつも、
完全な金融政策協調は困難となり、国際資本フローがより
複雑化するようになったとし、金融政策のかじ取りが
難しくなっていることから、利上げが教科書的な金下落という
サイクルにつながらない可能性を指摘されています。

G5=アメリカ、日本、ドイツ、英国、フランス

G20=アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、イタリア
カナダ、ユーロゾーン、ロシア、中国、インド、ブラジル
メキシコ、南アフリカ、オーストラリア、韓国、インドネシア
サウジアラビア、トルコ、アルゼンチン

現在の世界経済は、インフレとデフレが同時進行、
各国によって異なる景気循環の立ち位置が特徴。
成長モメンタムが上向きであるアメリカなど先進国に対し、
成長モメンタムが下向きである中国はじめBricsなど、
明暗分ける状況下において、果たしてアメリカに出口は
あるのでしょうか。

詳しくはオンデマンド放送で郷右近さんの解説をお聞きくださいね。

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