国内石油製品、海上取引と陸上取引とは [大橋ひろこコラム]
2014/11/19(水) 20:05 大橋ひろこ

皆さんが家庭で使う灯油やガソリンなどの石油製品はどのような流通経路で届いているかご存じでしょうか。日本にはエネルギー資源はありませんから海外から原油を輸入しているのですが、価格によっては、精製された石油製品を輸入することもあります。今回は、国内石油製品のマーケット、陸上取引と海上取引の違いについてリム情報開発 国内石油製品部長の吉井亮介さんにお話を伺いました。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

国内の石油製品は
「系列取引」といって、石油会社の元売りが
系列特約店からSS(ガソリンスタンド)を通して、消費者にまで
流れてくる流通形態と、

「スポット市場」(現物の売買)といって
石油の元売りを始め、商社やディーラー、卸業者、SS、ホームセンター
小売業者などが、売買するマーケットを通じて値決めがされ、
このマーケットの中では、商社や卸業者から見ると、買い手である
SSやホームセンターなどを通じて、消費者まで流れてくる流通形態が存在します。

そして、ロットの大きい取引はタンカーなどの船をつかった海上を経由して
運ばれ、陸上ではローリーと呼ばれるトラックで小口化されて
消費者のところまで運ばれてきます。

海上で運ばれる海上取引はロットの大きいため、商社やディーラーなどの
大手によるものが多く、その先、小口化されて
ホームセンターやSSなど小売業者による陸上取引をもって
消費者のところまで石油製品が運ばれてきます。

ホームセンターなどで売られている安いPB(プライベートブランド)石油は
系列取引やスポット市場の中で出てきた余剰製品が安く売買される
ことで市場に出てくるものなのだそうです。

こうした流通経路をたどって、灯油やガソリンなどが
皆さんのところまで届いているんですね。

詳しくはオンデマンド放送で吉井さんの解説を
お聞きくださいね。

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