プラチナ、ロングポジション整理で大幅下落 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2014/10/03(金) 23:07 大橋ひろこ

マーケットトレンド10周年、TOCOM創立30周年記念イベント。虎の門 金刀比羅宮神楽殿からの公開生放送最終日。

お天気にも恵まれ、この日もたくさんの方にご来場頂きました。
1週間イベントを盛り上げてくれたカモ虎課長のダンスのキレも最高潮に達しておりましたが、この日はなんと愛媛のご当地キャラみきゃんちゃんも飛び入り参加で大人気でした。

みきゃんちゃん、ゆるキャラグランプリ2013でのランキングは
11位ということで、全国区キャラとして愛されていますが、
カモ虎課長は、今週のランキングで700、、、。

いえいえ、カモ虎課長はまだ今年デビューしたばかり。
まだまだこれからです。
頑張れ、カモ虎課長、虎の門の明日のために!


皆さん、ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
公開放送最終日ゲストコメンテーターは
スタンダードバンク東京支店長の池水雄一さん。

放送終了後のじゃんけん大会でもじゃんけんが強すぎて
なかなか参加者の勝者が出てこない、、という「持ってる男」ですが、
そろそろ貴金属相場、コツンと底入れの音は聞こえるでしょうか?

プラチナ価格が大きく下落しています。
特に今週1週間の下落幅は大きく、何かがあったとしか思えません。

池水さんは「買い方のポジションの整理」が起こっていると指摘。
特に、プラチナ市場には大きなロング(買いポジション)があり、
それが解消される過程での下落のようです。

COMEX NYMEXにおける投機家ポジションの割合を見ると
金のロングは11%程度(過去5年平均は25%程度)
銀のロングは2.2%程度にまで下がっています。(過去5年平均11%)

これは、過去5年平均と比較すると投機筋が金や銀を買っていない、
ロングポジションが極めて低い水準にあるということです。

これが何を意味するかというと、投機家らがこの買いポジションを
整理(利食いあるいは損切り)することによる、価格下落の
リスクは著しく低下している、ということに加え、
彼らが再度新しいポジションを取ろうという時には
売りからでも買いからでも入りやすいという状態であり、
相場によっては、買いから参入してくる可能性もあるということです。

ロングポジションを多く抱えている状態だと、
新規に買いを重ねる可能性は低く、やはり手持ちのポジションを
整理する方向にマーケットは動かされやすくなるわけです。

ではPGM:プラチナ、パラジウムの投機家ポジションの割合はどうでしょう。

プラチナロング45%
パラジウムロング65%

金、銀と比較してもまだまだPGM市場には投機家の買いが
大きく残っていることが確認できるのです。
つまり、こうした買いポジションが撤退する過程で
価格が崩れてきているということですね。

これは先週(9月第4週)段階での数字ですから、
今週9月最終週~10月第1週の相場の下落で、かなりポジションの
整理は行われたと思われますが、こうしたポジション整理が
解消するまでは底入れ確認はできないということかもしれません。

しかし、池水さんはこの相場
「下げすぎ。そろそろ買い場探し。」とご覧になっています。

貴金属現物商では今週個人によるプラチナの買いが旺盛だそうで、
現物市場ではプラチナが売れているのです。
価格水準をみても、金価格とプラチナ価格の価格差は縮小しており、
逆転してしまうのではないか、という勢いでプラチナが下がっています。
これをチャンスとみた投資家が動き出しているのです。

ドル高円安によって減価していく円をヘッジするために
ドルを買うなどの外貨投資も注目されていますが、
ドル高を嫌気して売られている金やプラチナを安く購入できる
チャンスという見方もできますね。ドル建ての国際商品価格は
下落しても、円建ての価格は下がらない、、、というより
円安によって今後物価は上昇していくとみられています。

TOCOMにおけるプラチナ市場のポジション整理は
いつ終わるでしょうか。ここからの戦略は?

詳しくはオンデマンド放送で池水さんの解説をお聞きくださいね。

写真は、1週間公開生放送イベントを盛り上げてくださいましたカモ虎課長、
そしてマーケット・トレンドキャスター山本郁アナ!
みきゃんちゃん、コメンテーター池水雄一さんです。

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