金は天井を打ったのか?!~ゴム価格のここから [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013/05/15(水) 18:21 大橋ひろこ

日経平均は今日15000円の大台達成となりました。2007円以来5年4か月ぶりの高値に到達です。
ドル円相場での円安進行に澱みが見られないことも大きな材料となっているでしょう。
ドル円相場は今日102まで上昇し、まさに「押し目待ちに押し目ナシ」の様相を呈しています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話しを伺いました。

株式が堅調、そしてドル高進行となっていることから商品価格は
弱含みの展開が続いています。ドル高になればドル建て商品の価格は下落します。

特に金価格は4月中旬に暴落となっており、関係者の間では
「金から株式市場へ」と資金が移動していると指摘されています。
これはNY証券取引所に上場されている代表的な金のETFである
SPDRの残高の減少を見れば明らか。このETFが創設されて以降10年、金ETF残高は
増加の一途をたどり、これとともの金価格は上昇を続けてきました。

しかし、昨年著名投資家ジョージソロスが金ETFを売っていたことが明らかとなると、
ETF市場からの資金流出に拍車がかかり、昨今では世界最大の年金基金である
カルパースも金ETFを売っているのではないか、などという噂も聞こえてきます。

金は天井打ちとなってしまったのでしょうか。

小針さんは、中国やインドといった実需勢の旺盛な買いが下値をサポート
していると解説くださいましたが、2番底を探るような値動きであることも
指摘されていました。

また、小針さんの専門銘柄ゴムについても伺っています。

今年2月から3か月近くも下落トレンドが続いていましたが
5月に入ってゴム価格が急騰しました。

小針さんによると、シンガポール市場のゴム価格が期近高の逆ザヤ化し、
現物がないのではないか、という噂が出たことでのショートカバーが
入ったとみられるそうですが、それでも東京価格は300円を目前に失速。
再び崩れそうなムードです。

季節要因的には6月~7月は原産地の増産期に入ること、
また8月は不需要期に入ることから、上値は重く、
またWTI原油価格も97ドル程度まで上昇していたのですが、
100ドルを前に失速、原油の下落にも連れ安となっているとみられます。

原油価格とゴム価格には高い相関がみられますので
ゴムを取引きする際は原油価格を見るべし、ですね。

ここからの戦略は?

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。

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