金の時代は終わったのか?!ここからのポイント [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2013/05/01(水) 18:50 大橋ひろこ

GW谷間ですがいかがお過ごしでしょうか。マーケットもお休みモード。日経平均も小動き、ドル円100円
到達もひと休みでしょうか、勢いがなくなってきています。Sell in mayが意識される中、金市場は4月
に一足先に大調整(調整かどうかも疑問ですが)を強いられており、ここからのマーケットをどのよう
に見たらいいか、意見が分かれるところです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオーバルネクストアナリスト東海林勇行さんにお話しを伺いました。

4月中旬にドル建て金価格はレンジ下限を下抜けるとタガが外れたような急落と
なりましたが、現在までで半値程度戻してきています。

市場には金の時代の終焉を唱える声も大きくなってきています。
アメリカの復権、ドル安の終焉から金への資金逃避が終了したという
見方ですが、東海林さんは金の時代が終わったとするには
まだ時期尚早だとお話しくださいました。

まず、実需の買いが旺盛なこと。
1400ドル台に回復してきてからの中国の金買いの勢いが増してきています。
また、アメリカでは10分の1オンスゴールドコインが飛ぶように売れ、
在庫がなくなって事から販売停止となっています。
これは世界的な傾向で、世界の造幣局の金貨は軒並み売り切れ状態。

COMEX先物市場の在庫水準も2008年以来の低水準に沈んでおり、
ここからさらに金が売られるよりは、買戻しによる上昇の可能性が
高まっている状況にあるようです。


また、実際出口に向かう時に、国債市場が大荒れとなるリスクも否定できず、東海林さんは、出口論議が高まっていたアメリカ経済において
まだまだ足元の経済指標からはその可能性は低く、
QE政策は長期化するだろうと分析されており、
これが、金の時代の終焉を決めつけるには時期尚早であるという
大きな要因であるとお話しくださいました。

米国債が売られる可能性を考えると、金市場が見直されることも
あるとみていらっしゃいます。

ともかく、Sell in mayが意識される証券市場において
今週はFOMCやECB理事会、雇用統計と重要イベントが目白押しです。
証券市場の堅調が前提での金の終焉だとするならば
証券市場の変調があれば金市場は再び見直されることになります。

さて、ここからの金価格の展望は?!

詳しくはオンデマンド放送で東海林さんの解説をお聞きくださいね。

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