ゴールド市場から資金流出、プラチナとの鞘縮小 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2019/04/25(木) 21:24 大橋ひろこ

2019年2月20日、昨年4月以来の高値となる1,346ドル台まで上昇したドル建てゴールド。2月終盤から調整局面入り。4月23日には昨年12月24日以来の安値となる1,266ドル台まで下落しています。年初はゴールドの強気見通しが多かったのですが、、、。


2019年2月20日、昨年4月以来の高値となる1,346ドル台まで上昇したドル建てゴールド。2月終盤から調整局面入り。4月23日には昨年12月24日以来の安値となる1,266ドル台まで下落しています。年初はゴールドの強気見通しが多かったのですが、、、。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はみんかぶ商品調査部門アナリスト 森成俊さんにお話を伺いました。

年初、株式市場が急落したところからスタートしたため
ゴールドには強気見通しが多かったのですが、
新年早々、FRBは年内の利上げに慎重なスタンスに転じると
株式市場はV字回復。ゴールド市場から資金が流出しています。


足下では米国の経済指標も強く、株式市場もS&P500 とNasdaq総合指数が
史上最高値を更新。年内本当に利上げがないのでしょうか。
今後のFOMCの政策は注目です。

NY金先物市場では大口投機家のポジションは
今年1月終盤から買いが増え、買い越し幅は2日19日時点で145,647枚まで拡大、
昨年4月17日以来の高水準な買い越しを記録しました。
3月に入ると手じまい売りが先行、4月半ばにはいると買い越し幅が減少し、
16日現在、5万6,273枚まで急減しています。
投機家の買い玉の減少にも増して売り建て玉が急増しており、
大口投機家の売り建玉は4日9日の94,143枚から126,940枚に増加中。


また、金ETFのSPDR金保有高は4月24日現在、747.87トン。
4カ月前の昨年12月27日の787.67トンと比べ、5%近い減少です。


一方で、プラチナ価格がしっかり。
金とプラチナ価格の逆転現象が長期化、
2月20日には価格差(サヤ)が520ドル以上まで拡大していましたが
足下では390ドル程度にまでサヤ縮小となっています。
米中通商協議の進展で、関税引き上げ延期されることから
自動車向け触媒需要の減少不安後退したことや、
南アの鉱山スト、電力不足による減産などが下値をささえています。

ここからの見通しは?!
詳しくはポットキャスト配信で森さんの解説をお聞きくださいね。

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