「不透明感を味方につけるには?!」 [ファイナンシャルリサーチ 野尻美江子さん]
2019/02/18(月) 23:05 山本郁

投資のスタンスが慎重派の方にとって優勢にスタートした今年のマーケットですが
今日は米中貿易摩擦の改善期待で日経平均が大幅に上昇...といった明るい材料も出てくるなど
強気派も徐々に目立ってくるようになりました。
しかし、12月の米小売統計も予想外に厳しい数字でしたし、米中協議も今後進展するのか分からず
先が読みにくい状況です。
また、自動売買の増加でボラティリティーが高くなっているのが
気を付けなくてはならないところ。

本日のコメンテーターのファイナンシャルプランナー 野尻美江子さんに
このような環境下における個人投資家ならではの投資への向き合い方を教えて頂きました。

目先のポイントは、4月は基本慎重に!
個人投資家にとって一番避けなくてはならないのは致命傷を受けること。
3月1日に発動予定の、米国の中国に対する追加制裁(中国からの輸入2,000億ドル相当にかける制裁関税を10%から25%へ引き上げ)を
米中通商協議で60日延期することが検討されています。
これがもし本当に60日延期になった場合、それは日本の投資家には厄介な状況になります。
それは、3月1日から60日後...それは4月30日、初の10連休の最中なのです。
ただでさえ、日本のマーケットだけが休みのGWというのは取引が出来ずに不安な時なのに
そこに追加制裁発動なんて大きなトピックスが飛び込んできたら!!!

そこで、まず気を付けなくてはならないことは、世の中の流れのカレンダーを自分のスケジュールにちゃんと落とし込んでおくということ。
例えば、3月1日追加関税発動予定...と分かっていても、そのために自分がいつまでに何をしておかなくてはならないかを考えていない人が多いと野尻さんは指摘します。

通常ですとGW前の4月の第3週あたりに、連休を見据えた危険を避けるための売りや、利益確定などの整理をするとしたら
今年は遅くても4月の第2週目、あるいは4月に入ってすぐには、一段ウェイトを下げて慎重にしておいた方がいいようです。
また3月に明るいことがあるならばそこはちゃんと捉えておく。
例えば、先の米中問題でも、関税10%のままでいく...ということになったとしたら大きなポジティブサプライズです。
そうなった場合に下がったところで取りに行く...と機動的に動けるよう、身軽にしておいた方が良いとのこと。
慎重かつ明るいところは取りに行くというスタンスが野尻さんのおススメです。

その他のポイントも伺っています。
詳しくはオンデマンド放送をお聴きくださいね。

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