中国で高まる反脱税闘争 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2018/10/18(木) 23:34 大橋ひろこ
世界的に活躍する中国の女優、ファン・ビンビンさんが脱税容疑で拘束され追徴課税と合わせて約146億円の支払いを命じられたとのニュースは日本でも大きく報じられました。ハエもトラも叩く、とした腐敗撲滅運動の次のターゲットとして脱税摘発に乗り出した中国。その背景には・・・。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は亜細亜大学 都市創造学部 教授 後藤康浩氏をお迎えし
中国で高まる反脱税闘争をテーマにお話しを伺いました。

もともと中国では脱税に対しての罪の意識が低く、個人所得税による
税収はGDPが世界第2位にまで拡大した今も低迷したままです。
中国の個人所得税は2017年の税収総額のわずか6.9%程度。
日本が30%程度にも上ることを考えると、まだまだ徴税余地が大きいと言えます。


米中貿易摩擦の影響もあり、中国の景気後退懸念は日に日に強まっています。
経済成長の減速のテコ入れのため公共事業の拡大など財政出動が急務ですが
財源がありません。中国の累積赤字は対GDP比280%にも上ります。
景気を支えるために財政支出をすれば財政赤字がますます拡大してしまいます。

そこで、これまで手付かずだった個人所得税の徴税強化に着手したものと
思われますが、この個人所得税の課税強化は、中国在住の外国人も対象となります。
上海などでは日本企業に調査に入るケースも出てきているとか。

上海総合指数は下落が続き、人民元安にも歯止めがかからない状況ですが、
この脱税摘発、徴税強化によって危機を乗り越えることはできるでしょうか。

後藤氏に伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で後藤さんの解説をお聞きくださいね。

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