金融要因に連れ安となった原油、ここから [大橋ひろこコラム]
2018.03/07 大橋ひろこ 記事URL


トランプ大統領が鉄鋼・アルミニウムに高い関税を課して輸入を抑制する方針を打ち出し、
貿易戦争への懸念が急浮上。ドル円相場は、一時105円台前半まで円高が進行しています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は三菱UFJリサーチ&コンサルティング 主任研究員 芥田知至氏さんに
コモディティ市況と今後の世界経済をテーマにお話しを伺いました。


その後、トランプ大統領は鉄鋼・アルミニウムの関税措置について、
カナダとメキシコについては、NAFTA交渉を通じて交渉すると述べており、
NAFTA交渉でカナダとメキシコから合意を取り付けることが目的だった可能性が
指摘されていますが、鉄鋼・アルミニウムの輸入制限に強く反対してきた
コーン国家経済会議(NEC)委員長が数週間以内の辞任を表明。
ゴールドマン・サックス出身の国際派で、減税政策の立案者だとされる重要閣僚であるため
まだまだ混乱は必至です。

さて、まずは原油市況。

WTI原油価格は1月25日に66.66ドルをつけた後、2月9日には58.07ドルにまで
12.9%の下落となりました。米国の株価(S&P500株価指数)は、
1月26日をピークに2月9日には一時11.8%安まで下落しています。

このところは、株価との連動が強いとの見方もありますが、
原油独自の要因も強く影響していると芥田氏。

米国の石油掘削リグの稼働数が増加を続けていることや
EIA(米エネルギー情報局)が月例の短期エネルギー見通しの中で、
2018年の米国の産油量が過去最高に達するとしたこと(6日)、
EIAの週次石油統計においてガソリンなど石油製品の在庫が増加し、
米国の産油量が過去最高を記録したこと(7日)、
イランが4年以内に産油量を日量70万バレル引き上げる計画を示したこと(8日)などが
売り材料となりました。

足下では株価の下落、ドルの反騰など金融要因が原油価格に影響を
及ぼしているようですが、原油はコモディティです。基本は需給。
金融市場が落ち着きを取り戻せば需給要因に焦点が戻ってきます。

2018年は、産油国による協調減産が継続される中で需給は緩やかにタイト化するとみられます。

シェールオイルの開発が続く米国では、2018年も増産となりそうですが
サウジアラビアとロシアは、協調減産を遵守し、産油量は横ばいで推移すると見込まれます。

2017年は内戦などの影響から協調減産の適用から除外されていたナイジェリアとリビアは
産油量が増加していましたが、2018年は両国を合わせた産油量を日量280万バレル以下
とすることで合意がなされたようです。

経済危機に陥っているベネズエラは投資不足などから産油量が落ち込んでおり、
2018年は減産となる見込み。


一方、原油需要は、2018年も新興国がけん引し先進国でも増加する見込みです。
昨年は、電気自動車(EV)の普及が話題になりましたが、
EVが普及し、原油需要を抑制するようになるのは、まだ先の話だと芥田氏。

供給が抑制される中で需要が堅調であることが予想されますので
需給は緩やかに引き締まると考えられますが、
それでも6月22日の次回OPEC総会までに、石油在庫が産油国が目標とする
過去5年平均にまで減ることはないとみられることから
減産は2018年末まで行われそうです。

年後半には、協調減産からの出口が意識され、上値が抑えられる局面もありそうですが、
産油国は、現行の協調減産が終了した後も何らかの生産協調をしていく方策を
模索していくことになりそうです。

詳しくはオンデマンド放送で芥田さんの解説をお聞きくださいね。

小次郎講師のトレードラジオ講座~MACDシグナル/ヒストグラム [「小次郎講師のトレードラジオ講座~中級編」第3期(~18年3月)]
2018.03/06 大橋ひろこ 記事URL

毎週火曜の小次郎講師のトレードラジオ講座、「大循環MACD」を究めるシリーズがスタートしています!!!


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また、マーケットトレンドは18:00~18:15の15分間、
毎回TOCOMスクエアにて公開生放送。
(どなたで参加できます。気軽に見に(聞きに)来てください!)


生放送終了後はご来場の皆さまへ1時間程度の無料セミナーを毎週開催。
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事前連絡、予約は不要です。お気軽にお越しくださいね。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回のテーマは「シグナルとヒストグラム」です。

MACDを司る2本のラインと棒グラフ。
そのうちの1本のラインは「MACD」であることは前回学びました。

MACDというテクニカルインジケーターの総称があって、
MACDというラインが存在するのですね。

そしてもう1本を「シグナル」と呼びます

シグナル線は、MACD線の9日EMA移動平均線のことです。
MACD線をより滑らかにした線であるということですね。
MACD線は価格の動きに先行して天井・底を付けることを学びました。

それならMACD線のトレンドを知れば価格のトレンドを先読み出来るのでは?!

ということで、そのMACDのトレンド分析をするために、
シグナル線ができたのです。後に、です。

移動平均線を付ければ、ゴールデンクロス・デッドクロスで
トレンドの発生を知ることができるますものね。

では「ヒストグラム」は?!

ヒストグラムは「MACDからシグナルを引いた値」です。

MACD線とシグナル線が、ゴールデンクロス・デッドクロスするなら
二本の線の間隔が広がったり狭まったりしますね。

この間隔が広がれば、棒グラフが上昇〈下降)へと伸びていき、
間隔が縮小すれば、棒グラフがゼロラインに向かって小さくなっていきます。

ヒストグラムはマックディ線の動きに先行して動くため
MACD線の売買シグナルをさらに早くしたものなのですが、、、、
騙しも増えてしまいます。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師のお話しをお聞きくださいね。​

原油相場需給と地政学リスク [大橋ひろこコラム]
2018.02/28 大橋ひろこ 記事URL

米国に記録的な大寒波が襲来し暖房用需要が増え年明けからWTI原油価格は66ドル台へと上昇し014年12月4日以来の高値を付けました。2月に入ると長期金利上昇から米国の株式市場が急落し、WTI原油価格も2月2日から6日間連続で下落。2月9日から3日間は60ドルを割り込むなど巻き込まれる相場となりましたが、足下では64ドル台へと反発しています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はエネルギーアナリスト 藤沢治氏をお迎えして
原油価格の現状と今後の展望を伺いました。

EIA:米国エネルギー情報局は、米国の2018年の原油生産量が
2017年より日量126万バレル増え、日量1,000万バレル以上になると予測しています。


また、IEAは2月の市場報告書で、世界の2018年の石油需要は日量140万バレルとしていますが、
一方で米国の原油生産量は前年より日量152万バレル増加するとしており、
世界の需要増は米国の原油生産増で全て賄われてしまうという試算を出しています。

需要を上回る供給がある、ということですね。

季節要因的には、冬季暖房需要期から夏季ガソリン需要期への端境期に入り、
需給のタイト感はありません。

足下では需給要因での買い材料がない中、米国での減税、金利動向など
金融経済要因が原油価格を牽引するとみられます。ドル安加速なら原油高ですが
ドル高に転じれば原油価格は上値重く推移することが予想されます。

中期的には2018年もOPEC/非OPEC産油国の協調減産の行方も重要ファクター。
価格維持のためには協調減産を続けざるを得ないと思われるのですが、
もし協調減産が中止されれば価格下落は必至。6月の定例総会には注目が集まります。

価格を押し上げる材料として懸念されるのは地政学要因。

中東では、イスラエルとイランの対立が激化。シリアをめぐるロシアと米国の
駆け引きも予測しがたい中で今年は北朝鮮問題も重くのしかかり、世界は紛争だらけ。

またサウジアラビアの王室内の内紛も懸念材料となるなか、
サウジとイランの対立激化で小規模ながら軍事衝突でも起きれば、
ホルムズ海峡からの原油供給が一時的に途絶し、
原油価格が80-100ドルを窺う展開となるというシナリオも否定できません。

ここからのポイントを藤沢さんに伺いました。

詳しくはオンデマンド放送で、藤沢さんの解説をお聞きくださいね。

小次郎講師のトレードラジオ講座~MACD線の本質 [「小次郎講師のトレードラジオ講座~中級編」第3期(~18年3月)]
2018.02/27 大橋ひろこ 記事URL

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皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回のテーマは「基本のMACDの"MACD線"の本質」です。

MACDというテクニカルインジケーターにはマックディ線というラインがあります。

マックディ線は「12日EMA-26日EMA」で簡単に計算できます。
EMAは前回の放送で学びましたね。指数平滑移動平均線のこと。

この2本の移動平均線の引き算ですから、2本の移動平均線(EMA)の差(間隔)を示してる
ということになります。

2つの移動平均線の間隔が狭まってきて、ゴールデンクロス・デッドクロスするとき、
マックディ線はゼロとなります。

ゴールデン、デッドクロス後に上昇・下落トレンドが強まれば、
この2本の線は離れて間隔を広げていきますのでマックディ線はゼロ地点からプラス方向に上昇、
あるいはマイナス方向に下降していくのです。

これは、ろうそく足チャート上に2本の移動平均線を表示させることでも
確認することができるのですが、
マックディ線は価格の動きに先行する性質があります。

つまり、チャート上に移動平均線を表示させて分析するよりも
MACDを見ておけば、トップアウト・底入れのタイミングが
一足先に分かるのです!!

テキストをご覧いただきながらオンデマンド放送、是非聞いてくださいね。

ゴールド・プラチナ今後の価格展望 [大橋ひろこコラム]
2018.02/22 大橋ひろこ 記事URL

株式市場の下落と歩調合せて下落を強いられたゴールド。教科書的には株下落時には資金の逃避先としてゴールドが選ばれるため、株とゴールドは逆相関などと言われていますが、今回は株とゴールドは同じ方向に仲良く下落しています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はみんかぶ商品調査部門アナリスト 森成俊氏にお話しを伺いました。

ゴールド下落の背景はドル高です。
これまでゴルディロックスと呼ばれた適温相場では、
株高、ドル安、ゴールド高のトレンドを形成してきました。

足下ではこれが巻き返されている、という状況にあるためドル高です。
ドル高でゴールドが売られているのです。
そして、そのドル高の背景には、これ間の流れの逆流であると同時に
米国の年内利上げが思いのほかハイペースで行われるのではないか、という観測が
出てきており、米長期金利は2.95%まで上昇していることも
少ながらず影響しているとの見方もあるようです。


NYゴールド市場には1月後半まで短期資金が流入。
1月23日現在、大口投機家の買い越しは21万4,684枚まで増加していましたが
2月3日に強気の米雇用統計が発表されたのを境に短期買い資金が流出。
13日現在は17万5,606枚に減少しています。
短期資金が金利上昇を嫌気してゴールド市場から抜けていたことが確認できます。


そしてプラチナ価格。

英国のジョンソンマッセイ社は、今年プラチナの小幅な供給過剰を見込んでいます。
欧州のディーゼル車向け自動車触媒需要の減少と中国の宝飾需要減少が背景。
南アでは悪名高いズマ大統領が辞任。通貨ランドの上昇につながったのですが
ラマポーザ新大統領の手腕は未知数。これだけでプラチナ上昇につながる環境には
ありません。そもそもゴールドが弱い相場でプラチナだけが高いということは
考えにくく、プラチナ価格は頭が重い展開が続きそうです。


ゴールド、プラチナ価格の今後のポイントは
是非オンデマンド放送で森氏の解説をお聞きくださいね。

原油生産、低コスト化・技術革新のストーリーの裏に~シェール革命の実態 [大橋ひろこコラム]
2018.02/21 大橋ひろこ 記事URL

2月。金利上昇とVIX指数急騰に荒れた金融市場。上昇を続けてきた米株の調整と同時に、60ドル台まで上昇し高値でもみ合っていた原油価格も下落を強いられました。足下では米株の反発と歩調合せて原油も回復基調にあり、再び60ドル大台に乗せてきています。



皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はエネルギーアナリスト 大場紀章さんにお話しを伺いました。

原油価格が上昇してくると想起されるのが米国シェールオイルの増産。

2014年100ドル台で推移していた原油価格が大きく下落し、
2016年には20ドル台へと沈みました。シェール生産コストを下回る水準までの
原油価格の下落で、イーグルフォードやバッケンといったほとんどの地域で
原油生産量は急減したのですが、パーミヤンだけは生産量が増え続けました。
昨今では、技術革新によるコスト低減がさらに進んでいるという評価がコンセンサスですが、
大場氏はそのほとんどがパーミヤン生産に占められているとか。



2017年のパーミヤンの生産量の増分は、世界の石油消費の増分の約半分に匹敵。
世界の石油増産は、シェールの、というよりパーミヤンの増産だということ。



大場氏は、将来の米国シェール生産はパーミヤンシェール層が今後増産を
継続できるかどうかにかかっていると指摘。

そもそもパーミヤンだけが原油価格低迷にも増産を続けてこられて背景として
大場氏は、コストのかかるシェール層生産をやめ、パーミヤンに開発を
集中させたことによる産出コスト低減の成果であったとみられます。


技術革新による生産効率の上昇が低価格でのシェール生産増の
背景とみられますが、水平掘削の長さの延長、水圧破砕技術に必要となる
地下に圧入する砂の量は近年頭打ち傾向にあり、
技術革新によるコスト低減効果はむしろ限定的ではないか、というのです。



実際、マサチューセッツ工科大学は、シェール生産性向上の要因として、
高コストエリアからの撤退が約40%を占める可能性があると指摘しています。


シェール生産コストはこれ以上下げられず、それも生産の極所集中の結果
低減が可能となっただけだとするならば、やはり今後の原油価格水準は重要です。

今年6月に予定されるOPEC総会が、新たなトレンドを決める一つの焦点となってきます。
原油価格が下降トレンドを描けば、シェールオイル生産は
今の成長を早晩続けられなくなるだろうと大場氏は解説くださいました。

米国パーミヤンのシェール生産は、サウジにある世界最大のガワール油田と
比較されることがあるそうですが、ガワール油田は日量500万バレル生産、
パーミヤンはその半分近くの280万バレルを生産し、世界第2位の油田とみることもできます。


ただし、問題はその埋蔵量。パーミヤンはガワール油田のおよそ20分の1程度にとどまり、
単純計算ではガワール油田の可採年数が38.9年であるのに対して、パーミヤンは3.6年程度、、
という試算もあります。
あくまで現時点での試算ですがパーミヤンの生産ピークは2021年と予想も。

超長期的には、シェール革命は未来永劫続くものではなさそうです・・・。

その後の原油市場の姿とは?!

詳しくはオンデマンド放送で大場氏の解説をお聞きくださいね。

小次郎講師のトレードラジオ講座~EMAを極める! [「小次郎講師のトレードラジオ講座~中級編」第3期(~18年3月)]
2018.02/20 大橋ひろこ 記事URL

毎週火曜の小次郎講師のトレードラジオ講座、前回から「大循環MACD」を究めるシリーズがスタートしています!!!


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皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
前回からスタートした大循環MACDマスターシリーズ。

今回は、基本のMACDを学ぶ上で重要なEMAについてです。

EMAは指数平滑移動平均線のこと。(※SMAは単純移動平均線です。)
直近のデータに、より重点を置いた平均値です。

SMA、単純平均は過去の数値を足して合計数で割るだけですが
EMAは昨日までの数値の代わりに昨日の平均値を使い、
本日の価格を2倍します。
本日の価格を2倍した分、分母に1を足した数値で割ったものです。

SMAよりラインは滑らか。だから、平滑移動平均線と呼ぶのですね。

このように算出することでダマシが減少し、
トレンド転換の発見が早くなるのです。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

********************************

2月21日水曜日「マーケット・トレンド」につづいて18時15分から特別番組を放送します。

「トレードアイデア大公開!~利益を上げるポイントとは?」

商品取引の利益率で競う「TOCOMリアルトレードコンテスト(外部サイト)」、

その第1回の優秀者が登場。

利益を上げるポイントはどこか?おなじみ小次郎講師こと手塚宏二さんと分析・解説していきます。
出演:小次郎講師、よっしーさん(第1回TOCOMリアルトレードコンテスト第6位)
キャスター:大橋ひろこ、進行:辻留奈


※この番組の補足資料を公開しております。そちらをご覧になりながらお聴きください
(★補足資料のPDFアイコンをクリックしてください)。

●ラジコ(ライブ)で聴く(下記ボタンをクリックした後、「再生する」のボタンを押してください)

※放送後はラジコタイムフリー、オンデマンド、ポッドキャストで配信します。

★補足資料(PDFファイル)↓

「トレードアイデア大公開!利益を上げるポイントとは?」補足資料PDF

※この放送は、2月13日火曜日、東京・日本橋TOCOMスクエアで行われた公開録音の模様を編集したものです。
ピークゴールド説で金価格はあがるのか?! [大橋ひろこコラム]
2018.02/15 大橋ひろこ 記事URL

米国の1月CPI消費者物価指数が予想より良かったことで、米国の利上げペースが早まるとの思惑が、ゴールド売りを誘いましたが、下落は一瞬。その後V字反騰からの倍返しで、ゴールド価格は高値更新を狙う値動きへと回復しています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はICBCスタンダートバンク東京支店長 池水雄一氏をお迎えし
「金鉱山生産の現状~ピークゴールド論」をテーマにお話を伺いました。


足下では、金利動向に神経質となった株式市場の乱高下を受けて
ゴールド価格は金融要因の影響を大きく受けて動いていますが、
それでも、高値更新をうかがう値位置にとどまっており、大きく下落することはありません。

今回は、現状の基礎的需給、ファンダメンタルズ要因。

池水氏には過去にも「ピークゴールド説」について取り上げて解説いただいてきました。
世界の金鉱脈は1995年に発見されたのがピークで、減少を続けています。

鉱脈発見から、実際に金を生産できるように設備投資が整うまでおよそ20年かかります。
1995年の鉱脈発見ピークから20年後は2015年。
つまり世界の金生産のピークは2015年になるだろう、というものです。

実際には2016年の世界の鉱山生産は前年比14トン(0.4%)増加で
2015年がピークではありませんでした。ただしその伸び率は減速しています。
ぴたりと20年後、、、ということではなく数年のタイムラグがあると考えられますので
2017年の世界の金の需給を確認したいところですね。


そろそろ、2017年の年間需給が出てくると思われます。
池水氏は、おそらく金生産が減少に転じているのでは?!と指摘しつつも。
ただ、それがゴールド価格の上昇に直接的につながるわけではない、とも解説くださいました。

有史から現在まで採掘され、地上に存在しているゴールドの量は177,000トン
(50mのオリンピックプール3.5杯分)
その大部分がリサイクルできる形で保存されているため、
生産、採掘のピークが来たとしても地上在庫はなくなることはありません。

潜在的な心理的価格下支え要因ではありますが、価格押上げ材料とまでは
いかないでしょう、、、、ということですね。

また、金生産のAISC(All in sustaining cost、すべてを含んだ生産コスト)は818ドル。
現在の金価格は1350ドル前後ですので、
金鉱山会社の利益率は相当なものですね。

今後の金価格動向のポイント含めて池水氏に伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で池水氏の解説をお聞きくださいね。


下落に転じた原油市場、トップアウトしたのか?! [大橋ひろこコラム]
2018.02/14 大橋ひろこ 記事URL

長らく高止まりを続けてきた原油価格が下落してきました。金利の上昇、株式市場の下落と金融市場が荒れ模様の中、ポジション整理が進んでいるのでしょうか。原油先物市場での投機筋の買い越し幅は過去最高が積みあがり続けていましたが、、、、。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はよそうかい・グローバルインベスターズインク代表 松本英毅氏を
お迎えしてお話を伺いました。

原油市場の下落は、債券、株式市場の急変も影響しているかと思いますが、
原油市場独自要因はどのようになっているでしょうか。


◆原油在庫は積み増し

米国を襲った寒波も緩み暖房需要がピークを過ぎたようです。
製油所が定期点検入り稼働率の低下で、原油の消費が減少したことで
週間在庫統計では原油在庫が増加。




◆米国内の生産の増加

米国の原油生産が1970年以来で日量1,000万バレルを超えてきました。

日量1000万バレルの生産はロシアやサウジを上回る水準です。

原油価格が持ち直し上昇してきたことでシェールオイルの開発ペースが速まり
掘削稼動リグ数も大幅な増加を見せています。

生産増も米国内在庫の積み増し基調が今後一層強まるとの見方につながりまsね。




◆トランプ政権による大幅な規制緩和

トランプ大統領は北極圏や大西洋岸のほぼ全域で石油開発を認める方針。
これも将来的な生産増につながる材料で、原油価格の上値を重くします。

これらが、短・中期的な原油の売り圧力となって、ロングが積みあがっていた
原油市場の手仕舞い売りを誘った格好ですが、松本さんはそれほど大きく
崩れるとは見ていないようです。


ポイントは、米国内の石油開発は順調に進むか?!

60ドル程度の価格は依然としてコストに見合っていないと松本さん。

足元では60ドル台まで回復しましたが、長期の期先限月は50ドル前半に低迷する
極端な逆さやになっています。生産会社のヘッジ売りが進まない状況にあります。
現状ではコストの高い油田でまで、積極的に開発を進める余裕はないのです。

産油国が減産姿勢を維持するなら、中長期艇には一段と需給がタイト化する
ことが予想され、長期的には決して需給が緩む方向とも言えないのです。
年々伸びていく需要を賄えるだけの供給が確保できるのか?!

また、経済危機に直面しているベネズエラの生産は、引き続き減少傾向。
イラク北部やリビア、ナイジェリアの情勢も依然として不安定なままです。
積極的に生産が増える状況ではありません。

次に何らかの生産停止が起これば、供給に余裕がない分
市場が敏感に反応することも想定されます。

そうした事態に陥った際、これまで増産して穴埋めをしてくれていた
サウジアラビアには期待できないと松本さん。

そのわけは・・・。

詳しくはオンデマンド放送で松本さんの解説をお聞きくださいね。

小次郎講師のトレードラジオ講座~MACDとは・・・?! [「小次郎講師のトレードラジオ講座~中級編」第3期(~18年3月)]
2018.02/13 大橋ひろこ 記事URL

毎週火曜の小次郎講師のトレードラジオ講座、今回から「大循環MACD」を究めるシリーズがスタートします!!!


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皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回から小次郎講師のオリジナルテクニカルインジケーター
「大循環MACD」に入っていきますが、その前に!!

まずは基本の「MACD]というインジケーターについて教えていただきました。

MACDとは、、、
「Moving Average Convergence/Divergence Trading Method」の略です。

なんのことやら。。。。ですが、日本語に直すとこうです。

「移動平均線収束拡散法」

これでも難しいですね💦
これを、小次郎講師が解説するとこうなります。

「移動平均線くっついたり離れたり分析」

おっ、ぐっとわかりやすくなりました。


小次郎講師流のテクニカル分析マスター法は、その計算式を覚えるところから。

①EMA = (EMA y ×(n-1)+ P×2)÷(n+1) 
         *P=本日の価格:n=日数:EMAy=昨日のEMA

②  MACD(以後マックディ線) = EMA(短期)- EMA(中長期)

③  シグナル(SIGNAL)= MACD の EMA

④  ヒストグラム(HISTOGRAM)= MACD -シグナル

※EMA(短期)は 12日
 EMA(中長期)は 26日
 シグナルの EMA は 9日が基本となります。
 
今回はここまで。

何がなんだかわからない~!!ってのが本音ですよね(;'∀')

大丈夫です、みんな同じです。

次回からこの計算式が示すもの、そしてその見方について詳しく番組の中で解説いただきます。
毎週しっかり聞いていただければ、なんだ、こんな簡単なことだったんだ、って思う日がきます。

まずは今回の放送、オンデマンド放送で小次郎講師のお話、聞いてくださいね。

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