小次郎講師「MACD」の極意 [大橋ひろこコラム]
2014.10/14 大橋ひろこ 記事URL

11月4日までの毎週火曜日は「小次郎講師流トレードの極意」シリーズ、小次郎講 師こと手塚宏二さんにVトレーダー(勝ち組トレーダー)になるための極意を教え ていただいています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。小次郎講師の放送は、テキストと合わせてご覧くださいね。テキストはこのブログの右側あるTOCOMのバナーの下に「小次郎講師流極意シリーズオンデマンド!テキストもこちらから!」というバナーからダウンロードできます。

第7回のテーマは「MACD(マックディー)」です。

小次郎講師は「移動平均くっついたり離れたり」指標ですよ、
と解りやすく教えてくださいましたが、一般的には日本語で
「移動平均収束拡散指標」と訳されるテクニカルインジケーターです。

商品、株、為替とどんな市場の取引ツールにおいても表示出来る
メジャーなテクニカルインジケーターですが、
ロウソク足チャートの下の別枠に表示されることから
相場の過熱感を見るオシレーター系の指標かと
思われていますが、MACDは移動平均線を使ってトレンドを
読むという側面も持っています。
オシレーター系指標としてのみの理解でMACDを使っていると
なかなか上手くいかないというわけです。

では小次郎講師流、テクニカル分析マスター術に沿って
教えていただきましょう!

①MACD計算式

覚えるのは2つのライン。
MACDとシグナルの2つのラインが
どのような計算式で描かれているかを覚えましょう。

【1】MACD = 12日EMA ー 26日EMA

短期移動平均線 ひく 中期移動平均線、、、これだけです。

EMAというのは指数平滑移動平均線のことで
より値動きに沿った動きをする移動平均線のことです。

12日と26日は標準で設定されている数値。
この数値はパラメーターを変えるという言い方で
他の数字を入れることもできますが、まずは基本的な
標準の数字で覚えてくださいとのこと。

【2】シグナル = MACDの9日EMA


②この計算式が何を意味しているのか

MACDラインは12日と26日の移動平均線の引き算ですから、
つまりこの2本の移動平均線の「間隔」を示しています。

そもそも、12日と26日の移動平均線がゴールデンクロスする場合、
2本の移動平均線の間隔はどんどん近づいて行ってぶつかりますね。
つまり、現在のトレンド・あるいは揉み合いのの終焉が近く、
新たなトレンドが生まれる目前であることを示しています。
この状態がMACD、つまり2本の移動平均線が収束して
MACD値がどんどん低下していくという状態。

逆にこの2本の移動平均線がクロスした後、どんどん離れていく
ということは、トレンドが強いということを示しています。
MACD、つまり2本の移動平均線が拡大して
MACD値がどんどん上がっていく状態です。

そして、もう一つのラインであるシグナルとその値との
関係を見ていくのですね。

③売買サインは?



図をご覧ください。
MACDとシグナルのゴールデンクロスが買いサイン。
シグナル線をMACDが下から上にクロスしたところです。

反対にデッドクロスが売りサイン。
シグナル線をMACDが上から下にクロスしたところです。

④なぜ買いサイン(売りサイン)なのか

MACDは2本の移動平均線の間隔の変化を見ることで
トレンドの先読みができるものです。

このMACDのトレンドを解りやすくするために移動平均線を
同時に表示させたものがシグナルです。

MACDとシグナルのゴールデンクロスにより、
MACDの上昇トレンドが明確になるということ。

MACDは通常の価格変動を先読みします。
だから、クロスしそうだから、といってサインが出る前に
ポジションを取ってしまうと、、、ダマシが大きいのでご注意。
クロスせずに再度離れていく場合、まだその前のトレンドが
継続していたということです。逆方向に動きエネルギーをためた分、
元のトレンドに回帰する時の勢いは大きく、
損失も大きくなるので、必ずクロスしてからポジションを取ることが
大切だと小次郎講師。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

トウモロコシ底入れは近いか? [投資α情報(大橋ひろこ)]
2014.10/10 大橋ひろこ 記事URL
10月マーケットは大荒れです。日欧米の株式の下落、ドル高の修正局面を向かえ、コモディティ市場でも原油などの景気循環系銘柄が売られ、WTI原油価格は84ドル割れまで下落となりました。一方、リスク回避の思惑から金は買い戻される展開に。世界景気に対する不安を高める材料が相次いだことが背景のようです。7日発表されたドイツの8月の鉱工業生産は前月比▲4%と大幅悪化、牽引役であるドイツの低迷からユーロ圏経済の先行きに対する懸念が膨らみ、これにより大口の貿易相手国である中国への懸念も強まることとなりました。また、IMFも新興国の成長鈍化などを指摘し、世界経済の見通しを引き下げています。世界の景気後退が懸念されるということは、世界的に需要が低迷するという思惑にも繋がりますが、今後のコモディティ市場へはどのように影響してくるでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はマーケット・リスク・アドバイザリー津賀田真紀子さんに
トウモロコシ市場を取り巻く環境と今後についてお話を伺いました。

米国では10月で量的金融緩和に伴う証券購入が終わり、
来年の利上げが視野に入ってきています。
先進国で異例の低金利が長引き、緩和マネーが世界中の
様々な資産に流れ込んで来ましたが、実際に米国で
利上げが始まると、その構図が逆転する可能性が考えられます。
実際、カネ余りの恩恵を受けてきたコモディティ市場は世界景気の減速もあり
一足先に下げる動きとなっています。

津賀田さんは
「そもそものファンダメンタルズが弱い銘柄は特に売り込まれ易い状況」として、
穀物、トウモロコシの下落について解説くださいました。

シカゴトウモロコシ相場は依然として軟調な値動きが続いており、
現在は1ブッシェル340セント近辺と2009年9月以来の安値となっています。
現在はIMFの世界成長率の下方修正を受けてややドルが買い戻されていますが、
基調としてはドル高が続いているため、リスク資産である
トウモロコシにも資金が入り難くなっていることが背景にあります。

需給環境ですが、2014-15年度のトウモロコシ生産量は
前年度比+0.9%の140億3,200万ブッシェルと
過去最高の豊作となることが予想されています。

最大生産国である米国の主要産地では現在、収穫作業が行われていますが、
10月6日に米農務省から発表されたクロッププログレスによると、
順調に収穫が進められていることに加え、作柄も良好な状態です。

過去最高の豊作による供給過多に加えて、需要も冴えません。
家畜向けの飼料需要は前年度比+1.4%となることが予想されていますが、
エタノール向けは同比▲0.9%、輸出向けは▲9.1%となることが
見込まれており、需要の増加による相場反転は期待し難い状況。

特に輸出向けの需要の落ち込みが目立ちますが、
米景気の回復や大豆の大幅増産などの影響によって米国内の
輸送コストが大幅に上昇していることに加え、
ここ最近の急激なドル高の影響により今後輸出向けの需要が
下方修正される可能性も考えられます。

収穫期には農家が収穫した作物を市場で売ることで
価格が下がりやすいとされる、ハーベストプレッシャーが
上値を抑える要因ですが、近年は保管容量が大幅に拡大しており、
主要ターミナルの保管率は収穫直後こそ上昇するものの、低下傾向。
これは2年前の干ばつによる穀物価格高騰が農家に大きな利益をもたらしたことで
農家がサイロ増設などの設備投資を行ったことによるもので、
既に生産コストを下回るほどの安値となっていることを考えると、
しばらくは生産者による売り渋りが発生する可能性もあるかもしれません。

また、米国ではエタノールの使用義務量が法律で定められているため、
中西部ではエタノールの製造に使われるトウモロコシが多く、
収穫直後のトウモロコシが買われ易くなっています。
これらのことを考えると、ハーベストプレッシャーによる売り圧力は
一昔前よりも影響し難くなっているのだそうです。

では、そろそろ、安値拾いの買いが相場を押し上げることもあるでしょうか。

津賀田さんは生産コストの観点から現在のシカゴトウモロコシは
売られ過ぎと解説くださいました。米農務省が6月に発表した生産コストは、
2014年の1エーカー当たりの生産コストは690.59ドル。
2014-15年度の予想単収は171.70ブッシェルなので、
1ブッシェルあたりの生産コストは402.21セントということになります。
現在は340セント辺りで推移していますので、一時的に安値を
買い拾う動きが活発化する可能性が考えられます。

ただし、ファンダメンタルズの弱さを考えると、
中長期的には需給緩和を反映した値動きが続くとして、
仮に上昇に転じたとしても上昇余地は限られるのではないかと津賀田さん。

詳しくはオンデマンド放送で津賀田さんの解説をお聞きくださいね。

プラチナ急反騰、買い材料は存在するか [大橋ひろこコラム]
2014.10/08 大橋ひろこ 記事URL

プラチナ価格が派手な動きを見せています。
NYMEXCOMEXのドル建て価格は10月6日、1200ドルの大台をも割り込む下落となりましたが、急反発。7日火曜も大きく買戻しが入って1240ドル近辺まで回復しています。TOCOMの円建て先物価格も3日金曜に先物8月限価格が163円安、週明け6日月曜146円安と大幅下落が続きましたが、7日火曜には149円高、8日水曜も70円近い上昇となっています。下落が続いたプラチナ市場、底入れは近いのでしょうか?

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。

小針さんは、週明けからの上昇は自律反発である可能性が大きく、
プラチナを取り巻く環境はまだまだ買い材料が見当たらないと解説くださいました。

1月から半年余りも続いた南アフリカの鉱山会社のストライキで
プラチナ生産が止まり、供給に懸念が生じるだろうとして
春先から夏場にかけて買いが膨らんだプラチナ市場。
しかし、地上在庫が豊富で需給にタイト感が出なかったことで
プラチナ価格は期待に反して下落し、こうした買い方のポジションの
整理が続いています。この週末から週初にかけての下落で
こうした買い方のポジションの整理が出きったかというと、、、、
まだまだしこり玉は残っていると小針さん。

こうした高値でつかまった買いポジションが出きらないうちは
戻り局面でもやれやれの売りが出て上値は抑えられてしまいますね。

また、このプラチナ価格の大幅下落の背景には南アフリカの通貨
ランド安があると小針さんは指摘されます。

南アフリカランドはドル高で新興国通貨が売られやすいのに加え、
主力産業である金属鉱山でのストライキの影響で経常収支が悪化してしまっています。

南アランドとプラチナのチャートを比較してみると
綺麗に相関しており、ランド安が止まらないうちは
プラチナ下落も止まらない可能性もあるかもしれません?!

それにしても、プラチナの生産コストは1400ドル近辺と指定されて
来ましたが、1400ドルどころか1200ドル大台割れまで示現。
金価格との差もかなり縮小しています。
希少性からプラチナ価格は金より高いとされていますが、
金価格が1200ドル近辺で推移しており、ほぼ同じところまで
プラチナ価格は下がってきてしまいました。

今日は青色発光ダイオードを発明した日本人3名にノーベル物理学賞の
受賞のニュースがありましたが、新技術が世の中を変える、ということが
コモディティ市場へのインパクトとなることも・・・。

この6月には九州大学などの研究グループが
燃料電池として使われるプラチナの代わりに微生物が作る物質で
効率的な電極を開発したと発表。
プラチナに頼らない新しい燃料電池につながる可能性があるとして注目されています。

昨年2013年6月には群馬大大学院工学研究科の尾崎純一教授が
プラチナに代替する新触媒としてカーボンアロイ材料を開発、
日清紡ホールディングスとの共同研究で実用化を急いでいるというニュースもありました。

2011年3月にはケース・ウェスタン・リザーブ大学の化学工学者が
PDDA(ポリ塩化ジアリルジメチルアンモニウム)ポリマーで
燃料電池触媒としてプラチナと同程度の発電効率を発揮することを発見。
プラチナの650分の1の価格で同レベルの発電効率を得られる新触媒を開発した
というニュースが。

遡れば2008年には昭和電工が酸化物系非貴金属触媒プロジェクトに参加し、
固体高分子形燃料電池(PEFC)用触媒として
現行の白金などの貴金属に替わる代替触媒の開発に成功したと発表しています。


こうした新技術が実用化に向かえば、プラチナの工業用需要は
大きく減少していくと思われ、こうした構造的大変化が
プラチナ市場にインパクトとなることがあるのではないか。
まだまだ、市場に織り込まれている要因であるかどうかはわかりませんが、
これまでのような生産コスト、金との比価という観点からだけで
プラチナを割安と判断するような時代から大きく変わる可能性があるのかもしれません。

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。

小次郎講師流「移動平均線」の極意 [大橋ひろこコラム]
2014.10/07 大橋ひろこ 記事URL

11月4日までの毎週火曜日は「小次郎講師流トレードの極意」シリーズ、小次郎講 師こと手塚宏二さんにVトレーダー(勝ち組トレーダー)になるための極意を教え ていただいていますが、いよいよ今回の第6回放送から「チャートの極意」シリーズに入ります。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。小次郎講師の放送は、テキストと合わせてご覧くださいね。テキストはこのブログの右側あるTOCOMのバナーの下に「小次郎講師流極意シリーズオンデマンド!テキストもこちらから!」というバナーからダウンロードできます。


第6回のテーマは「移動平均線の極意」

移動平均線って、チャートの勉強の基礎の基礎というイメージ
ですが、皆さんはそれが意味することをきちんと理解していますか?

移動平均線を学ぶ前に!


まずは小次郎講師のテクニカル分析のマスター術を
お話いただきました。
小次郎流のテクニカル分析があるんです。

テクニカル分析において肝要なのは

①計算式を覚える

②その計算式の意味を知る

③価格変動の中で何に注目しているのかを知る

④買いサインなのか、売りサインなのかを学ぶ

⑤何故、買いサインなのか、何故売りサインなのかを考える



こうした手順を踏んでこそのテクニカル分析だと小次郎講師。

昔は、今のようなPC環境がなかったため、テクニカル分析と
言えば全て手書きチャートに手計算でした。
私もマーケット番組担当初期には、
ストキャスティクスやRSIなど毎日計算して、
その数値を番組で放送していたなぁ。。。と思わず
懐かしくなりましたが、すっかり計算式など忘れてしまいました。

今のチャートソフトなどはあまりにも便利で、そのテクニカル指標の
計算式や意味を考えるなんてこと、なくなってしまいました。

しかし、小次郎講師はその意味を知ることが重要だと説きます。



【移動平均線の計算式】

では小次郎講師の教え通りに
移動平均線の計算式を覚えましょう!

移動平均線はこれまでの○日間の値動きの平均を取り、
現在の水準がその平均値より上にあるか、下にあるかを
見ることで、今後の優位性を計るものです。

それを知った上で、売り買いの判断はどこでするのかを
見ることが大事なのですね。

【移動平均線の買いサイン・売りサイン】



表示させた移動平均線と(図では20日移動平均線)
ロウソク足の関係を見てください。

買いサイン=ゴールデンクロス

移動平均線をろうそく足が上回る時が買いサインです。

売りサイン=デッドクロス

移動平均線をろうそく足が下回る時が売りサインです。

これまでの平均を、現在の価格が上回ると買い有利、
これまでの平均を、現在の価格が下回ると売り有利、

ということですね。


では、何故そのタイミングに売買の優位性が生まれるのでしょうか。

ゴールデンクロスはこれまでマイナスだった買い方が
プラスに転じる分岐点であり、
それまで不安で、いつ売ろうかと考えていた投資家が
強気に転じて買い進むポイントであるため、
エッジが効いたポイントとなる!ということですが、
小次郎講師は、そのクロスしたポイント(サイン)だけに
注目するなかれ、その後の移動平均線と価格の関係に
常に注目してください、と強く解説くださいました。

買いサイン、売りサインでポジションを取るだけでは
ダメなのです。その後ももっともっと重要なのです・・。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

プラチナ、ロングポジション整理で大幅下落 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2014.10/03 大橋ひろこ 記事URL

マーケットトレンド10周年、TOCOM創立30周年記念イベント。虎の門 金刀比羅宮神楽殿からの公開生放送最終日。

お天気にも恵まれ、この日もたくさんの方にご来場頂きました。
1週間イベントを盛り上げてくれたカモ虎課長のダンスのキレも最高潮に達しておりましたが、この日はなんと愛媛のご当地キャラみきゃんちゃんも飛び入り参加で大人気でした。

みきゃんちゃん、ゆるキャラグランプリ2013でのランキングは
11位ということで、全国区キャラとして愛されていますが、
カモ虎課長は、今週のランキングで700、、、。

いえいえ、カモ虎課長はまだ今年デビューしたばかり。
まだまだこれからです。
頑張れ、カモ虎課長、虎の門の明日のために!


皆さん、ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
公開放送最終日ゲストコメンテーターは
スタンダードバンク東京支店長の池水雄一さん。

放送終了後のじゃんけん大会でもじゃんけんが強すぎて
なかなか参加者の勝者が出てこない、、という「持ってる男」ですが、
そろそろ貴金属相場、コツンと底入れの音は聞こえるでしょうか?

プラチナ価格が大きく下落しています。
特に今週1週間の下落幅は大きく、何かがあったとしか思えません。

池水さんは「買い方のポジションの整理」が起こっていると指摘。
特に、プラチナ市場には大きなロング(買いポジション)があり、
それが解消される過程での下落のようです。

COMEX NYMEXにおける投機家ポジションの割合を見ると
金のロングは11%程度(過去5年平均は25%程度)
銀のロングは2.2%程度にまで下がっています。(過去5年平均11%)

これは、過去5年平均と比較すると投機筋が金や銀を買っていない、
ロングポジションが極めて低い水準にあるということです。

これが何を意味するかというと、投機家らがこの買いポジションを
整理(利食いあるいは損切り)することによる、価格下落の
リスクは著しく低下している、ということに加え、
彼らが再度新しいポジションを取ろうという時には
売りからでも買いからでも入りやすいという状態であり、
相場によっては、買いから参入してくる可能性もあるということです。

ロングポジションを多く抱えている状態だと、
新規に買いを重ねる可能性は低く、やはり手持ちのポジションを
整理する方向にマーケットは動かされやすくなるわけです。

ではPGM:プラチナ、パラジウムの投機家ポジションの割合はどうでしょう。

プラチナロング45%
パラジウムロング65%

金、銀と比較してもまだまだPGM市場には投機家の買いが
大きく残っていることが確認できるのです。
つまり、こうした買いポジションが撤退する過程で
価格が崩れてきているということですね。

これは先週(9月第4週)段階での数字ですから、
今週9月最終週~10月第1週の相場の下落で、かなりポジションの
整理は行われたと思われますが、こうしたポジション整理が
解消するまでは底入れ確認はできないということかもしれません。

しかし、池水さんはこの相場
「下げすぎ。そろそろ買い場探し。」とご覧になっています。

貴金属現物商では今週個人によるプラチナの買いが旺盛だそうで、
現物市場ではプラチナが売れているのです。
価格水準をみても、金価格とプラチナ価格の価格差は縮小しており、
逆転してしまうのではないか、という勢いでプラチナが下がっています。
これをチャンスとみた投資家が動き出しているのです。

ドル高円安によって減価していく円をヘッジするために
ドルを買うなどの外貨投資も注目されていますが、
ドル高を嫌気して売られている金やプラチナを安く購入できる
チャンスという見方もできますね。ドル建ての国際商品価格は
下落しても、円建ての価格は下がらない、、、というより
円安によって今後物価は上昇していくとみられています。

TOCOMにおけるプラチナ市場のポジション整理は
いつ終わるでしょうか。ここからの戦略は?

詳しくはオンデマンド放送で池水さんの解説をお聞きくださいね。

写真は、1週間公開生放送イベントを盛り上げてくださいましたカモ虎課長、
そしてマーケット・トレンドキャスター山本郁アナ!
みきゃんちゃん、コメンテーター池水雄一さんです。

金利上昇局面でも金価格上昇していた?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2014.10/01 大橋ひろこ 記事URL
マーケット・トレンド、今週1週間は虎ノ門金刀比羅宮の神楽殿から公開生放送!虎ノ門のご当地キャラクタ―カモ虎課長と一緒に学ぶコモディティ投資。今日はちょっと寒いくらいに風が強い1日となりましたが、お集まりくださいましたみなさん、ありがとうございました。

ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日のコメンテーターはマーケットアナリスト菊川弘之さん。

10月1日、ドル円相場が110円にタッチする局面がありました。
この1ケ月で一気に6円あまりも円安が進行したことになります。
菊川さんは、減価する円をヘッジできる「円建ての金」の投資妙味に
ついてお話くださいましたが、確かに円建ての金価格は円安効果で
下落を免れていますが、ドル建て金価格は下落基調が鮮明です。
ドル高ですから、国際商品価格は下がってしまいますね。

ところが!

菊川さんは貴重なデーターをご提供くださいました。
チャートは米FF金利とNY金の推移。

青のバンドで示した期間が米国が利上げを行っていた時期。黄色の折れ線グラフが金の価格推移です。

金利が上がれば金利のつかない金は売られる。
米国は来年にも利上げに踏み切るとされているため、金が上昇する時代は終わった。。。。こんな見通しが大勢となる中、この相関を見ると、1999年そして2000年、金利が引き上げられていても金価格が上昇していることがわかります。

2004年以降は金利がコンスタントに上昇していたにもかかわらず
金価格も上昇を継続していたことが確認できますね。

これは一体どういうこと?
今、金市場は来年にも金利が引き上げられることを嫌気して
売られているのだとばかり思っていましたが・・・。

「マーケットは常に先に先に織り込んで動くものです」と菊川さん。
現在は、金利上昇の思惑で金が売り込まれていますが、
実際金利が引き上げられれば、その思惑からの金売りは終了する
可能性も十分にあることを指摘、水準として現在の金価格は
生産コストラインとされている1200ドル水準に接近していることなど
金市場を取り巻く環境、そして今後について解説くださいました。

この金利引き上げ時期と金価格のチャート、
目からうろこでしょ。必ずしも金利上昇期に
金が下がるわけではないのです。

そして同じ貴金属銘柄ですが、足元での下落が大きいプラチナ。
今年1月から7月にわたって南アフリカの鉱山ストライキが続いたことで供給への懸念から大きくポジションが買いに傾いていたプラチナ市場。
実はストライキがあることは昨年から分かっていたということで在庫も十分に確保されていたことから、需給ひっ迫とはならなかったこと、また、欧州景気が振るわず、ディーゼルエンジンの触媒としてのプラチナ需要も伸びないことから、この買いのポジションが整理されているようです。つまり、投げが出ているということ。。。

TOCOM市場では、鉱山ストを囃して買われた頃に期先だったものが
現在、期中に回ってきているのですが、まだ玉整理が終わっていないとのこと。
これが、どんどん期近に近づいて行く過程でどの程度整理が進むのか、
当限となって納会を迎えれば、しこり玉となっていた買いポジションも
すべて整理されることとなりますが、それまでの間に上昇するのか?
といったところが注目されますが、現在の相場環境において
買い材料は見当たらず、こうした内部要因からはポジション整理の
下落が続きそうだと菊川さん。

ただし、買いでしこり玉を抱えてしまった向きは
先限でプラチナを売ることでヘッジしており、
(同限月での両建てはできないため)
先限にはショートポジションが膨らむという状況となっています。


ゆくゆくはこのショートが火種となり、ショートカバーによる
スケールの大きなプラチナ上昇局面到来となる可能性も秘めています。
ただしその時期は現在買い玉が整理されていない期中が
限落ちする来年になる・・・?!

詳しくはオンデマンド放送で菊川さんの解説、お聞きくださいね。

トレードの極意「破産の確率」把握していますか?
2014.09/30 大橋ひろこ 記事URL

本日のマーケット・トレンドは虎ノ門金刀比羅宮の神楽殿から公開生放送!
虎ノ門のご当地キャラクタ―カモ虎課長も勉強しに駆けつけてくださいました。

ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日火曜日は小次郎講師こと手塚宏二さんによる
小次郎講師流トレードの極意!

第5回となる今回は「破産の確率」

虎の門金刀比羅宮前にお集まりいただいた皆さんも
ぎょっとするテーマだったかと思います。

皆さんは、現在確立されているトレード手法で
利益を積み重ねていらっしゃるでしょうか。

なかなか利益が増えない、、、
それどころか口座の資金少しづつ減っている?!
そんな方は今回の番組必聴です。

今回は小次郎講師に
「あるトレード手法が破産する確率がどのくらいあるか」を
計算することを教えていただきました。

【破産の確率を計算してみよう】

必要な情報は、

①投資用資金
②勝率
③リスクリワード比率(前回4回目の放送で取り上げました)
④1回あたりのリスク額

計算式はとても15分の生放送で紹介できるような簡単な
ものではない、ということでしたが、
インターネットで「破産の確率」と検索していただければ
無料で計算してくれるツールはたくさん存在するとのこと、
皆さん、是非、WEB検索で「破産の確率」探してみてください。
上記項目さえわかって入れば、数字を入力するだけで
破産の確率が算出されます。

その結果、破産の確率が「1%」以下となるような
トレードを目指してください、、、とのことですが。

例えば

◆勝率は60%、リスクリワードは1%

これは「エッジ」のあるトレード手法です。
ではこの手法で、1回のトレードでどの程度のリスクを許容
するのが望ましいのでしょうか。

◆投資資金1千万円のトレーダーが
1回のトレードで

◇10%づつリスクを取る
=破産の確率は 1%

◇20%づずリスクを取る
=破産の確率は10%に?!

◇30%づつリスクを取る
=破産の確率は48%に跳ね上がります。。。

◇40%づつリスクを取ると・・・
=破産の確率は なんと100%に。

つまり、エッジの効いた有利なトレード手法であっても
トレードでのリスク許容度を上げてしまうと
破産の確率は上がってしまうのです。

【タートルズの破産の確率】

伝説の投資集団タートルズの破産の確率はどの程度だったのでしょう。

彼らの投資手法はおおよそ

勝率40%、リスクリワード比率3 

であったと言われています。

そして1回のトレードでのリスクは なんとたったの

2%

つまり、破産の確率は 0%ということになります。


【一般の投資家の破産の確率は・・・】

対して、マーケットでは大衆と呼ばれる一般的な投資家像。

勝率60%(勝率にこだわる傾向があるということかな)
リスクリワード比率0.33 

そして1回あたりのリスクは

5%

5%なら、それ程リスクは高くない印象ですが、、、
これで計算すると破産の確率はなんと100%です。

Vトレーダー、勝ち組トレーダーになるために必要なのは
勝率だけではないのです。
リスクリワード比率、そして破産の確率を把握して
確実に資金が残せる投資手法の確立が肝要なのです。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説を
お聞きくださいね。

急落する原油、需給ファンダメンタルズ [投資α情報(大橋ひろこ)]
2014.09/26 大橋ひろこ 記事URL
円安で輸入物価は上昇しているにもかかわらず日本のレギュラーガソリンの小売価格も10週連続で下落していますが、その背景にあるのは国際原油価格の下落です。

みなさんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は株式会社セキツウ常務取締役 山内 弘史さんにお話しを伺いました。


原油の国際指標3種の9月第3週値動きは

WTI原油  93.54㌦/㌭ (2014年の高値 3月第1週 102.77㌦)
北海ブレント 98.15㌦/㌭ (   "       2月第3週 110.05㌦)
ドバイ原油  94.60㌦/㌭ (    "       6月第3週 108.06㌦)




なぜこれほどの下落となっているのでしょうか。
山内さんにその背景を伺いました。

①米国の原油大増産が続き 在庫水準が上昇
②アジア途上国とEUの経済に陰り 需要が低迷
③地政学リスクが供給の大幅減少につながらない
④天然ガス市況の軟化
⑤米国の原油輸入の減少と石油製品輸出の増加

弱気材料ばかりで上昇要因が見当たらないのが現状です。


■すまじい米国の原油増産

米国のシェール革命で、米国の原油増産は増加しています。
2008年500万b/d
2009年535万b/d
2010年548万b/d
2011年565万b/d
2012年650万b/d
2013年745万b/d
2014年834万b/d
直近では863万b/dにも上っています。

2008年比では330~360万b/dもの増加です。

2013年のUAE原油生産量は270万b/d
イラ原油生産量は303万㌭/日ですから、
この中東の2大産油国を上回る増産となっているのです。
なんと2016年には原油生産量がサウジの960万b/d前後を
上回るとIEAも予測しているのです。

加えて、メキシコ湾の沖合油田からの新規増産も始まっています。
2010年のBPマコンド油田の大暴噴事故でメキシコ湾の
原油生産は停滞しているものとばかり思われていましたが、
2013年に125万㌭/日だった同湾生産量が,
2014年141万㌭/日,2015年には167万㌭/日になると
EIAは試算しています。


メキシコ湾の新規原油生産プロジェクトのうちの11が
2015年中までに操業を開始するということで、
これらが2014~2015年に42万㌭/日生産を押し上げると
見られています。シェール革命だけでなく、在来型油田の
増産も加わって、山内さんは早ければ来年2015年には
サウジを抜いて、アメリカが世界一の原油生産国に
躍り出る可能性もあると解説くださいました。

■地政学的リスクによる減産はどうなったのか?

地政学要因をはやして価格が押し上げられる局面もあったのですが、
直接原油生産にダメージはなかったことで
プレミアムは剥落しました。

リビアは部族間紛争で輸出港閉鎖されたことが減産の背景でしたので、
原油生産拠点が破壊されたわけではなく、
出荷できない状況にあったための減産だっただけでした。

リビアは原油輸出港が8月から出荷再開 原油生産量は53万㌭/日まで回復,
9月には87万㌭/日となっています。リビアの生産能力は165万b/d
まだまだ増える余地はありますね。

イランは核開発問題を巡っての経済制裁による減産でしたが,
韓国・中国・インド・トルコ向け輸出が増加し始めており、
イラクは南部の油田地帯は平常通りの生産308万b/d。

この結果,地政学リスクによる減産量と米国の増産量が
逆転してしまい、供給に懸念が生じることがなかったのですね。

■足元の石油需給は?

対して、需要は伸びず。

2013年石油供給量9,017万b/d
石油需要量9,044万b/d
需要>供給27万

2014年石油供給量9,165万b/d
石油需要量9,156万b/d
需要<供給9万

2014年は需要を供給が上回ってしまっています。
米国の増産が世界の需給を急速に緩和しているわけですが、
米国は自国で原油生産できるために輸入が減少しており、
8月の石油(原油と石油製品)の輸入量は9,208千㌭/日で
前年同月比10.2%もの減少となっています。
8月としては1995年以来19年ぶりの低水準だそうです。

輸入が減少する一方で石油の輸出は増加しており、
8月の石油製品輸出量は400万㌭/日。
前月比1.5%増,前年同月比7.5%増の水準で
8月の製品輸出量の過去最高となりました。
米国は原油は戦略物資で輸出が禁じられていますが、
製品に加工すれば輸出できる、ということでチャートのような
輸出の伸びとなっています。

WTI原油価格は現在90㌦近辺まで下落してきていますが、
現状では、まだまだ下落余地はあると山内さん。
シェールの採算コストラインは70~75㌦ということで
90㌦であればまだまだ利益になります。


つまり、採算コストラインにまで接近するところまで
原油は下がるリスクが残されているということ。
山内さんは80㌦を割り込むということになると、話は
変わってくるが、80㌦程度までの下落余地は十分にあると
お話くださいました。詳しくはオンデマンド放送で山内さんの
解説をお聞きくださいね。

ここで番組からのお知らせです。

「マーケット・トレンド」は今年12月で番組開始から10年!。

そこで番組では10周年を記念したスペシャルイベントを
東京は虎ノ門の金刀比羅宮で行います。

9月29日(月)~10月3日まで、毎日夕方17時から
「マーケット・トレンド」公開生放送イベントin金刀比羅宮神楽殿を実施します!

 

出演は:月:岡田晃さん(経済評論家)

   火:小次郎講師こと手塚宏二さん

    水:菊川弘之さん(コモデティアナリスト)

    木:岡安盛男さん(FXアナリスト)

    金:池水雄一さん(スタンダードバンク東京支店長)

 公開生放送後、番組特製トートバッグ、TOCOM特製金箔のおはしなどが当たる
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来場は無料です。
ゲストとして虎ノ門ご当地キャラクター「カモ虎課長」も参加し、
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9月29日から1週間。虎ノ門の金刀比羅宮でお待ちしております。

■イベントWebサイト

http://www.radionikkei.jp/news/event/trend140929.html

金、目先底入れ?!短期買いサイン [大橋ひろこコラム]
2014.09/24 大橋ひろこ 記事URL

金相場が冴えません。米軍がシリアを拠点とするイスラム国を初めて空爆したことを材料に金が買われる局面がありましたが、全般ドル高ということで先行きの見通しは弱気が大勢です。

みなさんご機嫌いかがでしょうか。
大橋ひろこです。
今回は投資日報社 林知久さんに
お話しを伺いました。


金市場には買い材料が見当たらない状況となっていますが、
テクニカル的に「金は短期で買い」だと林さん。


① 金と銀の異市場間ダイバージェンス


通常、金と銀はかなり相関が高い銘柄で、同じように動くのですが、
今回、銀が金価格を超えてオーバーシュートして下落しました。
チャートの上段が金価格で下段が銀価格です。
金価格は昨年6月に1180ドルまで下落したのですが、
現在の金価格は1200ドル台を守っています。
銀価格は昨年の安値をも割り込み、新安値更新となっていますね。
こういうチャートは「異市場間ダイバージェンス」と言って
金、銀どちらの銘柄にとっても強い買いサインなのだそうです。

② オシレーター指標のダイバージェンス

投資日報社が発行するMMAサイクルズレポート、
レイモンド・メリマン氏は15日スローストキャスティクスを
使っていますが、スローストキャスティクスは9月15日、
5%を切る水準まで下落してから反発し、上昇してきていますが、
金価格のほうは下落が続いている形でダイバージェンスとなっています。

この2つのテクニカルサインから見れば、金価格は短期的には
大きく反騰し上昇する可能性が出ているといいます。

23日はお彼岸でしたが、アストロロジーの観点からみても
23日から±3営業日は変化があるとされています。

サインチェンジと呼ばれていますが、いったんは金市場も
底入れとなるのでしょうか。

しかし、この上昇は短命で、早ければ来週末まで、、、
長くても10月末までくらいで終わると林さん。

アストロロジーでは10月5日から26日までは「水星逆行」期間。
通常この期間は相場が乱高下し、方向が見えなくなるとされていますが、
林さんによると、過去5回の水星逆行期に金価格がどのように動いたかというと...

なんと水星逆行開始の時間帯から最低で3日、長ければ逆行期間中ずっと
金価格は上昇するのだそうです。金市場にとって水星逆行期は
上昇トレンドが発生する期間だということです。改めて検証すると
なるほど、その通り、新しい発見ですね。

林さんは金価格は1300ドル近辺まで上昇する可能性を指摘するも
注意点としては昨年の安値1180ドルを割り込んだらこのシナリオは
総崩れとなるとしています。この点には注意が必要ですね。

というのも金には18~21週サイクルが存在するのですが、
また、このまま大底を入れて上昇する可能性はないのか伺うと、
上昇は短命で中期的には金はまだまだ下落のリスクがあると悲観的。

今週はまだ16週目、、、ということで、今回の短期買いのチャンスは
その下落サイクルの中の「強烈な戻り局面」に過ぎないということです。

林さんは今まさに新しいメリマンレポートを翻訳中とのことで、
そのレポートには下値の目途も?!
1000ドルに急接近するようなヒステリックな下落のリスクもあるようです。
詳しくはオンデマンド放送で林さんの解説をお聞きくださいね。

レイモンド・メリマン氏レポート
または投資日報社勉強会のご案内は投資日報社のHPへどうぞ。












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ドル高で金下落、援軍来たらず?! [投資α情報(大橋ひろこ)]
2014.09/19 大橋ひろこ 記事URL

ドル建ての国際金価格が1200ドルの節目に向けて下落基調を鮮明にしています。9月第3週、日経平均は6年10ケ月ぶりの高値を更新、米国株もS&P500は2000P台へ、アリパパのIPOはトヨタの時価総額を超える盛り上がりとなりました。対してさえない金価格の背景にあるのは「ドル高」。注目されたFOMCを受けてさらにドル高が加速した1週間となりました。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は金融貴金属アナリスト亀井幸一郎さんにお話を伺いました。

亀井さんにはまず、
金価格の上値を抑えているドル高の背景を聞きました。


・マイナス金利導入、ABS、カバーボンドの購入と
追加緩和に踏み切った欧州。ECBによる明確なユーロ安誘導で
ユーロに対してドルが買われる展開に。

・スコットランドの独立を問う住民投票の結果は独立反対派勝利で
事なきを得たイギリスですが、事前調査で賛成派が上回ったことを
きっかけにしたポンド売りでドルが買われる局面がありました。
投票が始まってからはポンドの巻き返しが起こりましたが、
今回の投票を巡ってイギリスが失ったものは大きいとの声も。

・秋からのGPIFの本格始動期待に加え、
日銀の追加緩和期待も広がりつつあり、一段の円売りが進行。
ドル円だけでなく、ユーロ円、ポンド円、NZ円などクロス円でも
円安が大きく進む展開に。

・そしてドルの強気材料としてのFOMC
9月のFOMC声明のポイントは
10月の量的緩和策の終了を明記しましたが、
そして、量的緩和策終了後も「相当な期間」ゼロ金利を維持と
「相当な期間」という文言は残したところにありました。


インフレ率が2%を下回る間はゼロ金利の継続が適切とし、
FOMCメンバーの金利見通しでは初めて2017年の金利見通しも
示されました。 通常の水準に戻るのが2017年。
2015年末の金利水準もこれまでの見通しから引き上げられ、
逆算すると、来年2015年6月には利上げが開始されるとの
思惑が一気に広がりました。

こうして、通貨毎の材料をひとつひとつ見ても、消去法的に、
そして、さらに積極的にドルを買うしかないマーケットの地合いが
醸成されていたということで、ドル高を背景に、原油や貴金属など
コモディティ価格は軒並み下落基調となっているということですね。

ではこのまま金価格は下落が続くのでしょうか?

金市場の材料となり得る今後の問題点として
亀井さんが注目されているのは
現時点で4兆4836億ドルに膨れ上がっているFRBのバランスシート。


たしかにQE3は10月をもって終了するのですが、
新たな資産買入れがなくなるだけで、これまで購入した資産は
そのまま維持されるのです。

米国債 2兆4406億ドル 
MBS  1兆6783億ドル  
超過準備2兆6000億ドル

MBSの100%近くが償還まで10年以上もあるのだそうです!?

早期利上げの思惑が広がったことでドル高となっていますが、
現在のところ、米国債長期金利は2.6%台にとどまっており、
それ程懸念する水準にはありません。

しかし、実際に米国の金利が上昇してきたらどうなるでしょうか。
FRBが購入した資産の金利が上昇するということは
巨額の評価損を抱えるリスクがあるということですが・・・。

総額が4兆5000億ドル(約480兆円)まで膨らんだFRBの資産は、
維持したままで、出口に向かう、つまり金利でコントロールせざるを
得ない状況となっています。本当に利上げに向かった時の
金融経済の反応を亀井さんはリスクとして指摘されています。

この際、株価が大きな調整を強いられることとなれば
金には資金流入の可能性も?

しかし、それはまだ少し先の話。

足元では1200ドルの節目の攻防は避けられないでしょう。
亀井さん曰く援軍来たらず・・・・で、
実需筋、中国がまだ買い参戦してきません。

下がったら買う、というのが中国の買い方。
まだ下値があるとみているのでしょうか。

ここからの金価格展望、詳しくは亀井さんの解説を
オンデマンド放送でお聞きくださいね。

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