トランプ政権政策でコモディテイ市況は... [大橋ひろこコラム]
2019.04/10 大橋ひろこ 記事URL

トランプ米大統領は9日、EUが航空機大手のエアバスに支給する補助金が不当だとして「110億ドル(約1兆2千億円)分のEU製品に関税を課すつもりだ」と表明しました。米中貿易協議も長期化の様相を呈する中、米欧の貿易摩擦が強まる懸念も浮上してきました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はよそうかい・グローバル・インベスターズインク代表 松本英毅氏にトランプ政権の政策はコモディティ市況にどのような影響を及ぼすのか、ポイントをお伺いしました。

議会とのねじれ現象という逆風をものともせず、
再選睨んで独自色を更に強めるトランプ政権。

21年の大統領選に向け、再選を狙うトランプ大統領は 株価の更なる上昇と、
外交面での成果をアピールするために外交面では強硬姿勢に出るとの警戒もあります。


米株価は昨年10月以降の急落をほぼ取り戻すまでに回復してきたました。、
大統領選に向けて一段の上昇のためにはインフラ投資などの財政支出が期待されますが
中間選挙を受け、下院を民主党が抑えている中で実現が難しくなっています。


FRBの金融政策、パウエル議長に対する利下げ圧力を更に強めているトランプ大統領ですが、
空席となっているFRB理事に、スティーブン・ムーア、ハーマン・ケインの両氏を
指名する意向を示しています。

両氏ともトランプ大統領の熱心な支持者ですが、
FRB理事としての資質については疑問点も多いとされています。

トランプ政権からの圧力によってFRBが利下げをするなど緩和的となれば
コモディティ市況にとっては強材料となります。

金市場への影響


FRBの緩和転換期待がある限り、基本的な流れは強気。
長期金利の低下とドル安の進行が、投機的な買いを呼び込むと考えられ
貿易交渉に絡んで、大胆なドル安政策を打ち出すことがあれば一段高の可能性も。


ただし、米株高の進行で、リスク資産としての需要が後退するシナリオも。
為替市場では欧州景気の減速懸念が強く、
対ユーロでのドル高の進行が大きな重石となります。

原油市場への影響


OPECが減産体制を維持するなら、価格の下支えとなりますが
トランプ大統領は、原油高の進行を繰り返し牽制しています。

現状ではサウジは減産継続の方針を維持していますが、米国の圧力に屈する可能性も。
4月17日にはOPECの臨時総会がキャンセルされるとの報道もありましたが
今のところは開催される予定となっています。

足下の原油価格上昇で、産油国の危機感が後退すれば減産継続に疑問を呈する声もあり
特にロシアは減産継続には否定的と報じられています。
イラン産原油の輸入に関する免除措置は5月上旬に期限切れとなりますが、
延長の可能性もあるようです。

大豆市場への影響


米中貿易協議では、2025年までに中国が米国商品を
大幅に買い付けることで合意の可能性が期待されています。
知的財産権の問題や中国市場への米国企業のアクセス拡大といった
政治色の強いものに比べ、お金で解決することのできる貿易不均衡の問題は
合意しやすいことが大豆市場のサポート要因です。

中国は大豆の国内需要を南米産だけでは賄いきることが出来ず、
米国産を買い付けせざるを得ないのが実情なのです。

輸出の更なる回復が、中長期的な下支えに新穀の作付状況によっては
動きが不安定になる可能性もあり、天候相場には注目が高まるとみられます。


詳しくはポッドキャスト配信で松本さんの解説をお聞きくださいね。

イラン制裁控え堅調な原油、対してゴム相場の今後は... [大橋ひろこコラム]
2019.04/04 大橋ひろこ 記事URL

WTI原油先物中心限月価格は4月2日に一時62.75ドルをつけ昨年11月以来5カ月ぶりの高をつけました。昨年12月の安値からは20ドル以上もの上昇です。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はトーキョー・トレーダーズタイムズ代表小針秀夫氏をお迎えしお話しを伺いました。


バラマキ財政のツケで、財政赤字が急速に拡大し、年間1000%近いインフレが進行、財政危機の深刻化に陥っているベネズエラ。
加えて米国の制裁措置で石油産業が打撃を受けており、
原油生産が落ち込んでいます。

さらに米政府はイランへの一段の経済制裁を検討しています。
昨年11月が期限だった同盟国へのイランからの原油輸出を禁じる制裁は
180日延長されていましたが、5月にはこれが発動される見込みです。

また、3月のOPECの産油量が4年ぶりの低水準だったと伝えられており、
減産が効いている中でのベネズエラ、イランからの供給不安が
原油高をもたらしています。


中でも、サウジアラビアは3月の原油生産を日量982万バレルとし
4年ぶりの低水準に引き下げているのですが、
サウジの油田の埋蔵量自体が限界点に来ていて
自然現象的に産油量が落ちているとの見方が浮上しているのも気がかり。

サウジの国営石油会社サウジアラムコは約40年前の国有化以降で
初めて利益を公表、債券目論見書によると
ガワール油田の生産能力は日量最大380万バレルで、
市場で広く考えられていた500万バレル超を大きく下回っています。

番組ではここからの原油相場のポイントを伺っています。


そして足下は下落基調を強めているゴム市況。

2月20~21日に開催された国際3カ国協議会(ITRC)で
インドネシアの提案で天然ゴム30万トンの輸出削減策が話し合われ、
5月20日から9月19日までの4カ月間、輸出削減することで合意しました。

輸出削減量内訳は、、、

タイ 12万6000トン(月間3万1,500トン)
インドネシア 9万8000トン(月間2万4500トン)
マレーシア 1万6000トン(月間4000トン)
総合計は24万トン

小針氏は、これは減産ではなく輸出削減であることから、
輸出を減らす分は在庫化されて、
のちのちの供給増の問題につながることは必至であるため
価格押上げ材料とはならないとしていましたが
実際、ゴム価格は3月初旬から下落基調を強めていますね。

一方で天然ゴム生産国連合(ANRPC)は、
2018年の世界の天然ゴム生産量を1396万トン、消費量を1401万7000トンで、
差し引き5万7000トンの供給不足と公表しています。

こうしたなかで、ゴム相場がどのような展開を見せるでしょう。

東京商品取引所が発表した3月10日現在のゴム指定倉庫在庫は
1万0,872トンと、前旬比1,395トンも増加し1万トンの大台を突破。

2月下旬から3月上旬の4旬の入庫量が5,000トンを上回っており、
4月に向けても引き続き入庫が活発化し、
昨年4月20日の1万3,792トンを上回って1万5,000トンに達する公算が強く、
最終的に当限と先限の順ザヤ幅は20円前後に拡大することも考えらると小針氏。
『順ザヤに買いなし』の相場か?!


詳しくはポッドキャスト配信で小針氏の解説をお聞きくださいね。

新村氏に聞く2019年の商品価格展望 [大橋ひろこコラム]
2019.04/03 大橋ひろこ 記事URL

2019年は世界的に景気が循環的に減速するため、需要の拡大は期待できず景気循環系のコモディティ市場は強気できないのですが、供給面に不安を抱えるコモディティは足元堅調です。また政治イベントが多いのも今年度の特徴。英国は、4月12日までに無秩序離脱か、長期残留か、離脱回避かを選択しなければなりませんが、波乱はないのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケット・リスク・アドバイザリー代表取締役 新村直弘氏をお迎えし
2019年度商品相場の見通しを伺いました。


仮に離脱となった場合、欧州経済は強い影響を受けるため、
景気の減速の影響はじわじわ顕在化することが予想されます。
ただ、リーマンショックの反省から、無秩序離脱となれば
大規模な緩和が起きる可能性は高く、その場合は逆に価格が高騰し、
その後実態経済への影響の大きさが意識されて急落する、となる可能性も。


米中貿易交渉も長期化の様相。また中国の地方政府財政の悪化や
中堅中小企業の業況悪化による、信用不安の拡大懸念も無視できません。


中国の地方政府債務は20兆元弱とみられますが、
隠れ債務を含むとこの3倍はあるのではと指摘されています。
日本円で1,000兆円に達する可能性も?!
中国経済は市場がみている以上に悪化している可能性は無視できません。


1. 原 油

OPECとOPECプラス、サウジとロシアの減産へのスタンスに注目。
ロシアは9月末で減産を終了させると考えられています。

足下はでは減産とベネズエラ、イラン制裁などの供給不安が原油価格を支えていますが
景気が減速する局面では減産効果は限定されることに留意。
米穀がイスラエルに対する過剰な肩入れによる中東情勢悪化などの
リスクプレミアムで価格高騰があっても長続きしないと考えた方がよさそうです。


2.工業金属(銅・アルミ)

インドネシアでフリーポート社のグラスブルグ鉱山が露天掘りから
地下掘削にオペレーションを変更することに伴う減産や
インド、ヴェダンタの銅精錬所が環境問題で停止していることなどの
供給懸念が意識されて下値がサポートされています。

また、ブラジルヴァーレの鉄鉱石鉱山で廃棄対象となる物質を
ためておく尾鉱ダムの決壊事故が発生、環境面が強く意識されていることも
他の金属の供給懸念を強めていることも価格を押しあげています。

供給不安からの上昇という面ではパラジウムの高騰の背景も同様ですが、
需要の伸びが材料ではないことには注意が必要です。

3・ゴールド

強気できるのがゴールド。
ゴールドは基本的に政策金利と期待インフレ率で構成される
実質金利動向が価格を決定すると新村氏。


現状ではFRBの利上げはほぼ打ち止めとみられ長期金利が低下傾向を強めており
原油価格がしっかり推移していることはゴールドの強気要因となります。
政治のイベントリスクもゴールド市場への資金流入をもたらすと考えられます。

そして、足元で注目なのが農産物。
詳しくはポッドキャスト配信で新村さんの解説をお聞きくださいね。

貴金属市場の動向と今後の見通し [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2019.03/28 大橋ひろこ 記事URL

3月のFOMC声明文が想定よりハト派的であったことで、金相場は3月26日、1,326ドル台まで上昇しましたが、その後ECBもハト派姿勢を明確にしたことからユーロが大きく下落、ドル堅調となったことで、上値追いとはならず。現在、25、50日移動平均線が通る1,306ドル水準をやや上回る水準でもみ合っています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はみんかぶ商品調査部門アナリスト森成俊氏をお迎えし貴金属市場の動向と今後のポイントをお伺いしました。


FRBは2018年には4回の米利上げを実施、昨年秋の時点では
2019年は3回、2020年は1回の利上げを実施との見通しが大勢でしたが
年明け早々にFRBパウエル議長がハト派転換。
3月FOMCでは米国の景気判断も下方修正されており
足下では利上げどころか、年内利下げも織り込み始めています。


米10年債利回りは2.40%割れまで低下。ドル安、金高となりやすい環境です。
中国、ロシア、トルコなどの中央銀行が米国債の保有比率を引き下げる一方、
金の保有比率を引き上げていることも金価格を下支えています。


NY金先物市場の大口投機家ポジションは3月19日時点で88.396枚。
2月中は買い越し幅の減少が続いていましたが
3月FOMC前後から買い越し幅増へ。
多い時は20万枚を超えますので、まだまだ買い余地は残っています。


ゴールドETF市場、SPDR金保有高は3月27日現在、784.26トン。
3カ月前の昨年12月27日の787.67トンと比べ、約1.5%減。
こちらもまだまだ機関投資家らの金買いは旺盛ではありません。


2018年は公的機関、各国中央銀行からの需要が前年比73.8%増の
276.7トンとなったことが需要増の最大要因であり、
これが金の下値を支え続けているものとみられます。

また、金とプラチナ価格は2015年2月に金価格がプラチナを上回り
4年以上、逆ザヤ化現象が続いています。
2月20日には価格差(サヤ)が520ドル以上まで拡大しました。


プラチナ価格は、2月14日まで800ドル割れで低迷していましたが、
米中通商協議が進展の報道を好感し、800ドル台を回復。
南アの鉱山会社のストライキも支援材料として加わり、
2月28日には876ドル台まで上昇しましたが。。。


プラチナは引き続き中国の景気動向がカギを握るとみられます。
詳しくはポッドキャスト配信で森さんの解説をお聞きくださいね。

米国のシェールオイル革命の第2波がやってくる [投資α情報(大橋ひろこ)]
2019.03/27 大橋ひろこ 記事URL

 国際エネルギー機関(IEA)が発表した「Oil 2019:2024年に向けての石油市場の分析と予測」。2019~2024年の国際石油市場における米国の位置と果たす機能を中心に取りまとめたもので、シェールオイル増産とそれが及ぼす石油市場への影響及び石油製品需要構造の変化を予測したものです。ここから見えてくる「米国シェール革命第2波」とは?!

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はエネルギー情報ネットワーク 山内 弘史氏にこのレポートのポイントを解説いただきました。


1. 米国が世界の石油供給増を主導する

2024年の世界の石油供給(生産)量は2018年に比べて
約570万㌭/日ほど増加予測。
このうち約400万㌭/日が米国の増産によるもの。
2018年の米国の原油生産量は1,095万㌭/日、
これが2024年には1,495万㌭/日に。
米国の増産が世界の増産分の70%を占める試算です。


2. 国際海事機関(IMO)の2020年改革
海運業者と石油精製業者は新たなマリーンバンカー油を製造する必要が

2020年から船舶の燃料油に含まれる硫黄分濃度規制が強化されます。
一般海域における燃料油の硫黄分の規制値は現行3.5%以下ですが
これを0.5%としなくてはなりません。

この環境規制に対応するには
① 燃料油の硫黄分を引き下げる
② 船にスクラバーというS分回収装置を取り付ける
③ 燃料をLNGやLPGに転換する
などの対策が求められます。
燃料油を消費する場合は
硫黄分0.5%以下のVLSFOに転換するか
ガスオイルに変えなければならないため、
石油精製業には大変な負担となってきます。

3・世界的に石油需要は化学原料用とジェット燃料用で伸びる

2024年までに世界で50を超える石化プロジェクトが稼働すると
見込まれており、石化製品とりわけ樹脂需要はまだまだ伸びていきます。
世界の石油需要増の30%は石化部門で占められる見込み。

また、アジアを中心に航空機乗客数は飛躍的に増えており、
ジェット燃料油需要の増加も顕著となっています。
インド,中国は年率8%以上の需要増が続くと見込まれています。

一方でガソリン需要はEV自動車の普及や低燃費自動車普及によって,
今後の需要増は年率1%以下となる見込み。


4・石油需要の伸びは年率120万㌭/日,だがまだピークは見えない

 
2018年の世界の石油需要の伸びは前年比130万㌭/日でした。
2020年には130万㌭/日増、2025年は125万㌭/日増、
2024年は100万㌭/日増となる見込み。

 
中国の石油需要は消費効率の改善=省エネの浸透及び
環境政策へのシフト=燃料転換などで,石油需要増は鈍化。
一方、インドの需要 は2024年には現在の中国と同程度規模になる見込み。
米国の需要も堅調で2024年まででは石油需要のピークは見えず
増加が続いていくと思われます。

5・米国のシェールオイルは新たな石油需要見通しに適合する

2018年の石油製品需要のAPI(米国石油協会の定める比重)は
47~48度。これが2024年には50度をやや超えそうです。
これは船舶用燃料油やジェット燃料油やナフサなど需要の軽質化が進むためです。

2018年の石油製品需要の平均硫黄分は0.3%ですが,
需要構成に変化によって2024年には0.2%強程度まで下がる見込み。

実はシェールオイルのAPIは40度台と軽質・超軽質原油。
S分も0.2%程度と低いため
IEAは「シェールオイルは設備高度化等の必要性を減じる。
設備で対応してきた石油精製の逆転が起こる」としています。


6・米国のシェールオイル革命の第2波がやってくる

2019年米国のシェールオイル生産量は850万㌭/日以上になる見込みです。
原油が高価格の環境下では,生産量は更に増加します。
現行50~60㌦/㌭では900万㌭/日前後にとどまっていますが、
70㌦になると1,100万㌭/日に、
80㌦になると1,200万㌭/日の生産増となるとみられています。

シェールオイル増産で米国が石油純輸出国となり、
石油需要の軽質化・低硫黄化で
消費国でのシェールオイルを求める動きが強まれば、
価格が上昇し増産のための投資が進むと考えられています。

2012年以降のシェールガスに端を発するシェール革命が第1波だった
とすれば,これからの増産は第2波ということができる?!

詳しくはポッドキャスト配信で山内さんの解説をお聞きくださいね。

小次郎講師のトレードラジオ講座~トレイリングストップ [「小次郎講師のトレードラジオ講座2018~入門編」第3期]
2019.03/26 大橋ひろこ 記事URL

毎週火曜の小次郎講師のトレードラジオ講座!
2018年度「入門編」第3期シリーズは今回が最終回です!

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はLesson15「トレイリングストップ」です。


価格変動に応じてロスカットラインを調整する注文を
トレイリングストップと言います。

ある銘柄を買った後、価格が上昇したら上昇に合わせて
ロスカットラインを切り上げていくことでリスクを小さくしていきます。

売りの場合はその逆、価格が下落したら下落に合わせて
ロスカットラインを切り下げていくのです。

こうすることにより、一定以上価格が変動すると、
リスクラインに到達しても一定の収益を確保出来るようになりますね。

ただし、大相場となってくると高値ではボラティリティも大きくなるため
まだトレンドが終わっていないのに、トレイリングストップ注文に
引っかかってしまってポジションがなくなってしまうという短所も。

リスクを小さくすれば、追及できる利益も小さくなってしまう...?!

このトレイリングストップ注文を上手に活用するには
どうすればいいでしょうか。

小次郎講師にタートルズのトレイリングストップの考え方と
小次郎講師による改良版の考え方を教えていただきました。


詳しくはポッドキャスト配信などで小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

4月から、小次郎講師トレードラジオ講座はよりパワーアップします!

中級編スタート、ご期待ください。


森田隆大氏に聞く2018年世界ゴールド需給 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2019.03/20 大橋ひろこ 記事URL

2018年の1年間、世界の金需要は2017年比で4%増の4350トンとなりました。2017年の金需要が2016年比で減少が目立っていましたが、2018年切り返してきました。4350トンを円貨換算するとおよそ18兆円、これは世界のタイヤの需要と同じボリュームなのだそうです。


皆さん、ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は森田アソシエイツ 代表 森田隆大氏をお迎えし「2018年の世界のゴールド需給」をテーマにお話を伺いました。


2018年の金需給、分野別で特筆すべきは

①世界の中央銀行の金買い前年比で74%増。

②ETFが前年比67%もの減少。

中央銀行の金買いでもっとも大きかったのがロシア(274.3トン)
2018年はロシアの米国債売却のニュースが市場を驚かせましたが
ほぼ同額量の金買いがありました。
ロシアは経済制裁を受けているため、ドルが使えないという事情があることに
起因するものとみられます。

トルコは金価格が下がれば積極的に金買いを実施している国ですが、
2018年は金を売却しています。

これは2018年トルコリラが大きく下落、経済危機に陥ったことで
保有する金を売却し、市場の流動性を確保したものとみられます。
有事には金。金ををキャッシュ化することで危機を乗り切ったのです。

また、ETF需要が大きく減少したように見えますが、
これはETF市場から資金が流出したわけではありません。
流入がなかっただけなのですが、2017年のETF需要が大きかった分、
前年と比較すると減少して見えるのですが、ETF残高は増加傾向を維持しています。


中央銀行の金買いとETF残高の増加は、根雪のように金価格をサポート。
2019年は不確実性の高まりや、FRBの金融政策のハト化によって
金市場のネガティブファクターが取り払われるものと思われます。

是非、Podcast、もしくはラジオタイムフリー配信で
森田氏の解説をお聞きくださいね。

小次郎講師のトレードラジオ講座~増し玉の仕方 [「小次郎講師のトレードラジオ講座2018~入門編」第3期]
2019.03/19 大橋ひろこ 記事URL

毎週火曜の小次郎講師のトレードラジオ講座!
2018年度は「入門編」投資における基本を学んでいます.

第3期テキストはこちらからからDLできます。(有料)
https://radionikkei.shop-pro.jp/?pid=137809743

放送は毎週火曜日18:00~東京日本橋TOCOMスクエアから
公開生放送でお送りします。

生放送の観覧は無料ですので、お気軽にTOCOMスクエアまで!
また、生放送終了後、TOCOMスクエアで無料セミナーを開催。

小次郎講師から直接投資レクチャーが受けられるセミナーが
無料です。皆様是非TOCOMスクエアにお越しくださいね。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はLesson14「増し玉の仕方」です。


増し玉というのは、同方向のトレンドが確認できる際に
ポジションをいくつかに分けて増やしていくことです。

相場に絶対はありませんので、最初から資産の全てを使って
ポジションを取ることはお勧めできません。

試し玉と言って、最初にエッジがある局面でポジションを構築した後、
そのポジションに利が乗ってきたら、さらに追加でポジションを作る
ということであって、逆方向のポジションを取ることではありません。
それは両建てですね。

では、どのようにポジションを増やしていけばいいのでしょうか。
そのルールは?!

タートルズ流増し玉の考え方は
ATRの半分上昇する度に追加していきますが、全部で3回まで。
4ユニットまでとしリスクを限定していきます。

また、ピラミッティングという言葉がありますが
これは、最初に多く買って、追加するポジションは徐々に小さくするもの。

これは高値でつかむ数量が少ないというメリットがありますが
最初の見極めが思惑と外れていたらリスク量は大きいですね。

また、小次郎講師は難平はすべきでないと解説くださいました。
「ナンピン」と読みます。
下手なナンピン、スカンピン。なんて格言もありますが~

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

買い材料乏しい中、原油上昇へ?! [大橋ひろこコラム]
2019.03/14 大橋ひろこ 記事URL

13日発表のAPI米石油週間在庫統計の結果を受けWTI原油が足元のレンジを上放れして上昇してきました。中国景気失速、米国の景気にも懐疑的ムードが芽生える中、原油価格は2018年秋から大きく下落を強いられてきましたが、足下では反発基調を強めています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はトーキョー・トレーダーズタイムズ代表 小針秀夫氏をお迎えし
コモディティ市況の現状を今後についてお話を伺いました。

英国石油開発企業大手のBPが2月14日発表した
2019年版の「BPエネルギーアウトルック」

世界の1次エネルギー消費は、中国、インドをはじめアジア全域での生活水準向上により、
2017年の135億1,100万トン(石油換算)から2040年には178億6,600万トンへ32%増加するものの、
年平均の伸び率は、1995~2017年までの約20年間の年平均伸び率2.1%から、
2017~2040年の次の約20年間では1.2%へと大きく減速するとしています。


※1次エネルギー源別内訳では、2017~2040年には石油の比率が34%から27%へと減少する一方、
価格が安く二酸化炭素排出量が少ない天然ガスの比率が23%から26%へ上昇し、
ガスへの転換がさらに進むとされています。

長期ファンダメンタルズ要因には不安材料が多いのですが
原油価格は上昇基調を強めているのは何故でしょうか。

テクニカル要因もあるようです。
逆三尊を形成しているように見えますね。
また、株式市場が堅調に戻りを入れる中、相関性の強い原油価格もこれにつれ高と
なっています。ボーイングの墜落事故でダウ平均はボーイング株に足を引っ張られていますが
Nasdaq総合指数やS&P500などは年初来の高値を更新してきています。

そして、ゴム市況。

◆中国政府による自動車購入支援策や米中貿易摩擦の沈静化観測
◆世界最大の天然ゴム産地タイの減産期入り
◆国際3カ国協議会(ITRC) で天然ゴムの輸出削減策が合意

2月20~21日に開催された国際3カ国協議会(ITRC)では
インドネシアの提案で、「天然ゴム30万トンの輸出削減策」が話し合われ、
5月20日から9月19日までの4カ月間、輸出削減することで合意しました。

タイ 12万6000トン(月間3万1,500トン)
インドネシア 9万8000トン(月間2万4500トン)
マレーシア 1万6000トン(月間4000トン)

総合計は24万トン


ただし、これは減産ではなく輸出削減であることから、
輸出を減らす分は在庫化されて、のちのちの供給増の問題につながることは必至です。

また、天然ゴム生産国連合(ANRPC)は、
2018年の世界の天然ゴム生産量を1396万トン、消費量を1401万7000トンで、
差し引き5万7000トンの供給不足としていますが、ここからンポイントは?

小針氏に伺いました。
詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。

英国は本当にEUを出るのか?!ポンドの行方 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2019.03/13 大橋ひろこ 記事URL


英国のブレグジット期限が3月29日に迫る中、英国議会はまだメイ首相がまとめたEUとのブレグジット案を承認していません。


12日の下院投票でもメイ首相がEUとの間で取り纏めたブレグジット修正案を再び否決しました。それでも、足下ポンド相場は上昇基調にあり、大きく崩れていません。ここからのスケジュール、そしてポンド相場の行方は?!


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はソニーフィナンシャルホールディングス 石川久美子氏にお話しを伺いました。

今日13日には、合意なき離脱(ノーディールブレグジット)を問う下院投票があります。
合意なき離脱は誰もが避けたい最悪シナリオです。順当に考えれば否決されます。
BOE,イングランド銀行は合意なき離脱となった場合、
英国経済は1年以内に8%縮小、ポンドは25%下落して米ドルと等価になる
などと警鐘を鳴らしています。

そして、明日14日には離脱期限の延期を問う下院投票。
合意なき離脱が否決されたなら、今月29日までの離脱協定案を作成するには
どう考えても時間がないことは明らかなので、可決されるはず、、、。


ということで、マーケットはブレグジット期限は延期されることを織り込んでいるようです。

また、通貨ポンドが戻りを試す相場になっている背景として
どうやら、英国は2回目の国民投票を実施するのではないかとの観測も。


2/18に野党労働党の7議員が離党、その後も離党者が出て「9議員が離党」する事態に。
コービン労働党党首が「再国民投票」を支持する側に転向しました。
この頃からポンド上昇に弾みがついています。


ここからのポイントは?!

石川さんに伺いました。
詳しくはオンデマンド放送で石川さんの解説をお聞きくださいね。

 全82ページ中6 ページ   前の10件 1 2 3 4 5 [6] 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 次の10件