原油価格、生産調整の動きに下げ止まるも上値が重いワケ [大橋ひろこコラム]
2016.04/07 大橋ひろこ 記事URL

原油相場は2月までの下値不安は薄れているものの上伸力には欠ける展開となってきました。WIT原油価格は3月17日に1バレル40ドルを上回り約3カ月半ぶりの高値を付けたものの、4月に入ると35ドル台まで売られています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は資源・食糧問題研究所 柴田明夫さんに
「サウジアラビア、米シェールオイル企業、中国―それぞれの思惑
シェール関連企業の経営が破綻すれば新たな金融危機の恐れ」
と言うテーマでお話を伺いました。

サウジアラビア、ロシアなど4カ国が3月20日に再度会合を開き
他の産油国を含めた増産凍結協議が進展するとの期待がありましたが
その会議が4月17日に延期されたことで失望売りに。

しかもサウジのジュベイル外相は原油価格の下落阻止を目的とした
生産調整について「減産する用意はない」と発言、
改めて市場シェア維持を重視する姿勢をみせています。

会議不参加を表明したイラン原油生産は1月の日量293万バレルから
2月は313万バレルに増えています。ザンギャネ石油相は3月13日、
「生産量が日量400万バレルに達するまで増産凍結に合意しない」と
発言しており、4月17日のドーハ会合への期待も後退してきたことから
原油価格の上値が重くなってきました。

一方、米国のシェールオイル生産には減産の動きが出てきています。

ノルウェーのエネルギー調査会社Rystard Energy社によると、
米国の代表的なシェール事業の損益分岐点価格(2014年時点)は、
Eagle Ford Oilのバレル当り42ドルからWolfboneの80ドルとまちまちですが、
いずれも現在の40ドルを下回る原油価格では持続が不可能な状態。

現状の30~40ドル台の原油価格が続けば、4,000社を超える
米シェールオイル関連企業の3分の1は破綻しかねないというリスクを
孕んだままです。シェールオイル関連企業の経営が悪化し、
倒産急増に伴うこれら企業が発行している高利回り債券、
いわゆるジャンク債の破綻危機が懸念されています。

これら企業の多くがこうした債権を発行して資金調達をしているのですが
フィナンシャル・タイムズ紙は、3月22日の米シェール業界に関する
特集記事で、約1,500億ドルがデフォルトの危機にあると指摘しています。

仮にシェール企業のデフォルトなどが引き起こされれば、
米国での原油生産は一気に減少、生産調整が進むという思惑で
原油価格は一時的には上昇する可能性はありますが、
しかし、米国原油在庫は豊富であり需給がバランスするのは
かなり先になると見られます。

EIA(米エネルギー情報局)によれば、
米国の原油生産量は2015年の日量943万バレルから2016年は857万バレルまで
減少する見通しなのですが、3月25日現在の米原油商業在庫は
5億3,480万バレルと前週から230万バレル増加し、
1983年以来の水準に積み上がっています。

供給面からは生産調整の動きが見え始めてはいるものの
需要面はどうでしょうか。

中国景気の先行きに対する不安から原油輸入が減少するとの見方が、
これまでの原油安の一因となってきましたが、実は2015年、
中国の原油輸入量は約24億バレルで前年比9%増加し、過去最高です。

年明け1~2月の中国の原油輸入は日量710万バレルと、
2015年12月の同780万バレルから減少したものの、高水準を維持。

背景には、地下備蓄設備の建設により、2020年5億バレルに向けた
国家石油備蓄の積み増し計画が(15年末現在1.9億バレル)。
原油が安いうちに積み増そうとするしたたかな戦略ですが、
こうした旺盛な中国からの買いがあってもなお、原油価格は
下落が続いてきたことを考慮すると、やはり供給面に問題があるのでしょう。

今後のポイントを柴田さんに伺っています。

詳しくはオンデマンド放送で柴田さんの解説をお聞きくださいね。

1-3月期 金価格30年ぶりの上昇記録、今後は... [大橋ひろこコラム]
2016.04/06 大橋ひろこ 記事URL

2016年1-3月の第1・四半期、NY金価格は174ドル(16.4%)もの上昇となり、なんと四半期ベースでは1986年以来30年ぶりの上昇を記録しました。この間、TOCOM東京商品取引所の円建て金先物価格は291円高(7%)上昇。NY金に比べると地味な上昇ですが、為替市場でドル円相場が120円から110円台までの円高となったことを考えると健闘したといえますね。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は金融貴金属アナリスト亀井幸一郎さんに
金価格の動向と今後の見通しを伺いました。

そもそもは、イランとサウジの国交断絶から始まり、
中国人民元切下げから世界の株式市場が大幅下落となった
ことなどから、リスクオフムードが蔓延、
世界最大のゴールドETFのSPDRゴールドシェアのゴールド残高は
この1-3月期に176.83トンもの増加となりました。
金額にすると8000億円にも上ります。

この規模は2010年4月にギリシャ危機が発生した翌5月の
108トンもの流入を見せた時に匹敵します。

また、世界的金融混乱から米国の利上げペースが鈍化するのではないか、
との思惑がドル高を止めたために、ドル安金高の流れが加速。
3月のFOMCでは利上げ見通しが年4回から年2回に引き下げられました。

1-3月期に歴史的な上昇を見せた金価格。
足元ではレンジ相場となっていますが、この後再上昇となるのか、
それとも天井ウチとなるのか、、、亀井さんに伺いました。

亀井さんは、原油相場の底打ち感がないことが今後のリスクだと指摘。
原油価格低迷で産油国各国の財政問題が気がかりですが、
ベネズエラは1月にデフォルトの危機だとして非常事態宣言を出しています。

実はベネズエラには中国がエネルギー権益を取るために
かなり多額の投資をしているようで、ベネズエラが仮にデフォルトすれば
中国にも大きな影響を及ぼします。

周期的に訪れるリスクオフ環境が金価格の下値をサポートし、
揉みあいをこなして、再び上昇する可能性が大きいと思われます。
ただし6月くらいまではレンジになる?!

詳しくはオンデマンド放送で亀井さんのお話をお聞きくださいね。

移動平均大循環分析~仕掛けと手仕舞い
2016.04/05 大橋ひろこ 記事URL

毎火曜日の「小次郎講師のトレードスクール」中級編。あっという間に今回がシリーズ最終回です。

この番組シリーズは、テキストをご覧いただきながらお聞きください。小次郎講師によるわかり易いテキストをDLしてご覧いただくことができます。このHPの右側にある「小次郎講師のトレードスクール~株・FX/コモディティに使える~中級編」というバナーをクリックしてダウンロードしてくださいね。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
中級編では移動平均大循環分析をレクチャーいただいてきましたが、
最終回の今回は「仕掛けと手仕舞い」について小次郎講師に伺いました。

仕掛けにタイミングについてはこれまでの放送回でも
お話を伺ってきましたので、移動平均大循環分析において
トレードエッジのあるタイミングについては、理解も進んだかと
思いますが、では「手仕舞い」はどうすればいいでしょうか。

手仕舞いには、利食いと損切の2パターンありますが、
損切は比較的ルールを決めてしまえば、習得は早いもの。
それ程難しくはありません。実は利食いが最も難しいんです。

利食いは利益の確定だから、難しいことはないじゃないか、
と考えがちですが、利食いこそ絶好のタイミングは人それぞれで
考え方も多岐に渡ります。実は最大の利益を確保できる利食いは
トレーダーの永遠のテーマかもしれません。

今回は小次郎講師に移動平均大循環分析の三次元分析から
移動平均の並び順、間隔、そして値幅などから
仕掛けのタイミングと、手仕舞いの極意をお伺いしました。

是非オンデマンド放送でその極意を聞いてくださいね。

小次郎講師のトレードスクールは5月再開です。
次回開校を楽しみにお待ちください。

2015年度末スペシャル~原油、金の上昇は継続するか?! [大橋ひろこコラム]
2016.03/31 大橋ひろこ 記事URL

 3月31日2015年度最終日となりました。今回は年度末スペシャル!ということで2016年のコモディティ市況のマクロ展望をマーケット・リスク・アドバイザリー新村直弘さんをお迎えして話を伺いました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
2016年、年初からの第一四半期、商品相場は乱高下となりました。
この背景には一体何があったのでしょうか。

新村さんは、年初以降の相場変動の最も大きな要因は米国の利上げであった、
と金融要因がボラティリティを高めたことを指摘。利上げはやはり株価に
影響を及ぼしたということですが、株が下落すると消費者のマインドも悪化、エ
ネルギー需要の減少が懸念され原油価格が下落、産油国が財政赤字を埋めるために
保有する株を売却する、という懸念が強まったことにより、
リスク資産全体が負のループに入ってしまいました。

原油価格下落で財政が懸念される産油国は「緩やかな価格上昇」をねらって
増産凍結の同盟を広げようとしています。また、金融市場の混乱に配慮したのか、
米国が利上げ見通しを引き下げたことなども重なって相場は回復基調へ。

このまま、原油価格は底入れし、コモディティ市況は落ち着きを取り戻すことができるでしょうか。

新村さんは需給面で大きな変化があったわけではなく、
上昇が持続的とは言えないとバッサリ。新村さんに原油、金価格の今後について伺いました。

新村さんは価格が上昇基調に入るには景気が自律的な拡大局面入りする
必要があると指摘。中国の成長は構造的に鈍化する可能性が高いため、
インドなど新しく人口ボーナス期を迎える国の需要が顕在化するまでは2
000年代にみられたような上昇になるにはまだ時間がかかりそう。

6月にはFOMCの利上げ、英国のEU離脱懸念、といったリスクオフ要因が
材料視されると思われ、一時的に年の半ばにかけて水準を切り下げる動きに
なる可能性は否定できません。しかしながらリスク懸念が増すということは
金市場にとっては、上昇要因となる可能性も。

需給面からのしっかりとした上昇相場はまだまだ先となりそうですが、
リスク懸念が山積する中で金融市場のボラティリティは上昇、
トレード妙味は高い1年となるかもしれません。

原油や金価格は今年どのように推移するでしょうか。
詳しくはオンデマンド放送で新村さんの解説をお聞きくださいね。


明日から番組の放送時間が変わります。

4月1日から18:00スタート!!

引き続きマーケットトレンドをよろしくお願いいたします。

タイの干ばつで大豆油上昇~ゴム価格への影響は?! [大橋ひろこコラム]
2016.03/30 大橋ひろこ 記事URL

イエレンFRB議長の講演で改めて利上げに慎重な発言があったことで、ドル全面安の展開となったことで、29日NY市場で金価格が大きく上昇しました。3月17日のFOMCでもハト派スタンスであったイエレン議長、発言内容に大きな変化があったわけではありませんが、FOMC以降地区連銀総裁らが相次いでタカ派発言していたことで、ドル安修正が入っていたために、金価格も上値重く推移していたところでした。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコモディティインテリジェンス代表取締役社長
近藤雅世さんにお話を伺いました。

年初を100とするとNY金価格は先週末時点で+13.1%上昇しています。株価が一時下落したことや、ドル高からドル安に反転したことが金価格上昇の要因として挙げられますが、年初から比較しますとすべての商品や株価に勝るパフォーマンスとなっていました。

しかし旧正月を終えた中国の金の輸入量や中国政府による
政府保有金の買い意欲が細っているようです。
中国人民銀行が人民元安を防衛するために人民元買いを行い、
保有する外貨準備が急減しているため、金を買う余力が
小さくなったと近藤さん。

四半期ごとのチャートを確認すると金の価格の動きと
中国やインドの金の需要の動きが良く似ているそうです。

金価格が下げ止まると需要が復活しますが、
価格の上昇時には初めは需要が出ますが、高くなり過ぎると
様子見となり需要が鈍ります。金価格は年初から大きく上昇
したために、実需買いが鈍っているのでしょうか。

原油価格は3月22日の41.9ドルを天井に反落していますが、
先週米国の原油在庫が大幅に増加したためにトップアウトしました。

4月17日の産油国諸国のドーハ会合への期待もありますが
イランやイラクが生産凍結に賛成するかどうかが危ぶまれる中、
仮に生産凍結合意があっても順守率には疑問も。

1月の生産量で凍結できたとしても、それだけでは
原油の供給過剰を緩和することはできず、
需要の回復が見込めない中では「減産」が必要であり、
17日の会合への過度な期待は修正されるのではないか、と近藤さん。

金や原油の今後の見通しについて近藤さんに伺っています。

また、2月のタイの降雨量が北東部でほとんどなかったことで
タイは20年来、ベトナムは90年ぶりの干ばつとなっています。
その影響がコメや、ロブスタコーヒー、パームオイルの生産に
影響が出ており、パームオイル、つまりサラダオイルが不足し、
大豆油の価格が上昇していますね。

タイというと天然ゴム価格動向が気がかりとなりますが、
2月の降雨が少なかった地域はタイ中部から北東部にかけてであり
ゴムの産地ではないようです。
しかしながら最近はゴム農園が北部にも拡大しているとの指摘もあり
現在までのところ、どれだけゴム農園に打撃があるのは不明なのだそう。

ベトナムやマレーシアでも同様な干ばつとなっているため、
東南アジア全体で天然ゴムの樹が枯れるというリスクはあると
思われ、ゴムは売りから入ることは控えた方が良さそうだと近藤さん。

詳しくはオンデマンド放送で近藤さんの解説をお聞きくださいね。

今週金曜4月1日から放送時間が18:00スタートとなります。
引き続きマーケットトレンドをよろしくお願いいたします。

移動平均大循環分析「帯」とは?! [大橋ひろこコラム]
2016.03/29 大橋ひろこ 記事URL

毎火曜日の「小次郎講師のトレードスクール」中級編。残すところあと2回となりました。今回のテーマは「大循環分析の急所『帯』について」

この番組シリーズは、テキストをご覧いただきながらお聞きください。小次郎講師によるわかり易いテキストをDLしてご覧いただくことができます。このHPの右側にある「小次郎講師のトレードスクール~株・FX/コモディティに使える~中級編」というバナーをクリックしてダウンロードしてくださいね。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
小次郎講師の移動平均大循環分析、いよいよ急所の解説、
今回は小次郎講師に「帯」について解説いただきました。


帯とは、移動平均線大循環分析の中期線と長期線の間を指します。

チャートを印刷して、その間を塗りつぶしてみてください。
視覚的に、トレンドと抵抗帯、そしてトレンド転換点が
ハッキリと理解できるはずです。

帯には、中期線が上にあり右肩上がりの「上昇帯」と中期線
が下にあり右肩下がりの「下降帯」があります。

上昇帯と下降帯の入れ替わるところて「帯のねじれ」
帯がねじれることにより大局トレンドの転換がわかるのです。

帯の傾き、帯の幅などからトレンドの方向性と強さを
見極め、エントリーイグジットの優位性の高いポイント
=エッジのある局面を見極めることができます。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

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マーケット・トレンドは今週金曜4/1から放送時間が
18:00~18:15となります。

引き続き番組をよろしくお願いいたします。

EIAが3月のSTEOで原油価格予想を下方修正 [大橋ひろこコラム]
2016.03/25 大橋ひろこ 記事URL
EIA・米国エネルギー省は3月のSTEO(short-term energy outlook)で北海ブレント価格予想を2016年34㌦,2017年40㌦と予測。1月のSTEO予測に比べてそれぞれ3㌦,10㌦下方修正しました。原油生産が低価格環境に以前より耐えられるとみたこと及び石油需要の伸びがより鈍化するとしています。また、WTIの価格もブレント同様3~10㌦下方修正。2~3月にかけては、ブレント、WTI原油価格ともに上昇していた中での予想の下方修正ですが、原油の底入れはまだ先でしょうか。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は株式会社セキツウ常務取締役の山内弘史さんにお話を伺いました。


米国の原油生産量は2015年は日量940万㌭でした。
2016年は日量870万㌭、2017年には820万㌭予測と減少予想となっています。


しかし、世界の石油在庫予想は2016年が日量160万㌭,
2017年には60万㌭/日ずつ増加する予想となっており、

前回予測よりも積増し量を上方修正しています。

これは前月のSTEOに比べて,2016年の供給量を上方修正したことに加え
2016年,2017年ともに需要増予測を下方修正したためです。

原油の低価格に対しての生産者の抵抗力が増してきており
なかなか需給が引き締まらない現状があるようです。


ではなぜ2~3月は原油価格が上昇したのでしょうか。


山内さんは、これという大きな原油の買い材料があったわけではない
としながらも、小さなニュースがそれぞれ材料視された結果の
投機筋の買戻しなどによるものだったとして、
以下の材料について解説くださいました。


① 非OPECの予期しない原油供給停止

2016年2月現在約日量50万㌭の原油供給が停止しています。
アゼルバイジャンでは12月の石油プラットフォームの火災の影響で
Guneshli油田は日量75千㌭生産停止に。

カナダでは1月半ばにメンテナンス中のハイドロクラッカーで
爆発があり,近くの原油生産設備に影響。
2月いっぱいシャットダウンし日量70千㌭の減産となりました。


② OPECの予期しない石油供給停止

2月日量220万㌭で1月比で40万㌭増。

イラクとナイジェリアでサボタージュによってパイプラインの
流れが停止。イラクではイラク北部油田~トルコ・セイハンのPLが
2月半ばに停止し北部油田の減産につながりました。
ナイジェリアではPLがリーク。当局はブレンドした原油輸出の
フォースマジュールを発動。生産が停止しています。


③ 米国の減産が進んできた

ピーク生産は日量969万㌭、直近では908万㌭に減産。
リグ稼働数も激減しており3月11日現在で386基
(前年同期比480基減,2014年9月19日のピーク時は1,601基)


④ 4月17日の産油国諸国による会合への期待

協調減産への期待が買戻しへ


⑤ ドル安基調によるコモディティ全体の上昇

底入れ期待から投機筋の買い越し幅が増加しています。


⑥ イランが当初予想されたほど生産増にならない

油田の老朽化と長期に掘削停止していた影響で
日量320万程度で頭打ちか?!


しかしながら、長期的には需給のタイト化は遠く、EIAが価格予想を
下方修正、原油上昇は一時的なものに終わるかもしれません。

詳しくはオンデマンド放送で山内さんの解説をお聞きくださいね。

マーケット・トレンド、この4月から放送時間が変更となります。
これまでは17:30~お聞きいただいてきましたが

4月の放送から 18:00 からの生放送となります。

30分放送時間が遅くなります。

今後もマーケット・トレンドをどうぞよろしくお願いいたします。

原油上昇の背景~4月17日ドーハ会合に向けて [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2016.03/23 大橋ひろこ 記事URL

原油価格が堅調に上値を切り上げています。1月と2月に26ドル台まで下落したWTI原油価格は22日㈫に41ドル台にまで上昇しました。原油相場は底入れしたのでしょうか?!

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はみずほ証券 シニアコモディティアナリスト 津賀田真紀子さんをお迎えして、原油上昇の背景と今後のポイントを伺いました。

津賀田さんは原油上昇の4つの材料を解説くださいました。

①4月17日ドーハ会合への期待

カタールの首都ドーハで主要産油国が増産凍結に向けた最終合意を
目指す会合が開催される予定となっており、
世界的な供給過剰に歯止めがかかると期待されている

②シェール生産がようやく減少へ?!

3/18時点で米国内のリグ稼働数はわずか387基とピーク時の約4分の1
となっており、原油生産量も日量906万8,000バレル(前年同期比3.18%)
と5週連続で前年同期を下回っている



③3月期末でヘッジファンドが原油ショートを買い戻し

CFTC建玉明細を見ると非商業筋が3月末の四半期決算を意識し
ショートカバーに動いていることが確認できる

④金融要因~ドル安へ

米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げペースが想定よりも
緩やかになると示唆されたことから、為替相場がドル安基調

ドーハでの会合が生産量の凍結にとどまらず減産まで踏み込めれば
原油はさらなる上昇に弾みを付ける可能性はありますが、
そもそもイランが参加しない見込みであることなどから
その成果には疑問を呈する向きも。

ただ、津賀田さんは、イランの増産余力はそれほど高くなく、
経済制裁解除後すぐさま50~100万バレルの増産が可能とした
イランの石油相の強気の増産発言は、制裁中輸出できなかった
原油の洋上在庫を切り崩しているためで、
老朽化したイランの原油生産施設では、日量20万バレル程度の
増産にとどまるとの指摘もある、として、
イランが参加しないことがそれほど問題ではないという見方も
あることを解説くださいました。

ではここから原油は上昇が続くでしょうか?!

津賀田さんにここからの原油相場のポイントを伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で津賀田さんの解説をお聞きくださいね。

それから、今年で12年目となるマーケット・トレンドですが、この4月から放送時間が変更となります。
これまでは17:30~お聞きいただいてきましたが

4月の放送から 18:00 からの生放送となります。

30分放送時間が遅くなります。

今後もマーケット・トレンドをどうぞよろしくお願いいたします。

移動平均大循環分析~移動平均の「間隔」 [大橋ひろこコラム]
2016.03/22 大橋ひろこ 記事URL

毎火曜日の「小次郎講師のトレードスクール」中級編。現在、シリーズで「移動平均線大循環分析!」についてレクチャーいただいています。

この番組シリーズは、テキストをご覧いただきながらお聞きください。小次郎講師によるわかり易いテキストをDLしてご覧いただくことができます。このHPの右側にある「小次郎講師のトレードスクール~株・FX/コモディティに使える~中級編」というバナーをクリックしてダウンロードしてくださいね。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は移動平均線大循環分析の「三次元分析3『間隔』」です。
小次郎講師に伺いました。

三次元分析とは3本の移動平均線の並び順、傾き、間隔の3つの条件を
読み解くことですが、今回はその3本の線の間隔からわかるステージの継続性
について。



•長続きするステージは・・・
3本の移動平均線の間隔の拡大、あるいは広いまま推移している場合。


•ある二線が急接近すると・・・
そちらへステージが変化するサイン。
これにより順行か逆行かを読むことができます。


・三線とも接近

横ばいで三線が接近するのはもみあい期入りの可能性です。



・買いシグナル
ステージ1で3本の線が間隔を広げていくケース。



・売りシグナル

ステージ4で3本の線が間隔を広げていくケース。

番組の中で小次郎講師に詳しく解説いただいています。
オンデマンド、ポットキャストでも聞くことができますので
是非、お聴きくださいね。
日米欧重要金融政策イベントこなしドル全面安も... [大橋ひろこコラム]
2016.03/18 大橋ひろこ 記事URL

ドル円相場が再び110円台まで下落した3月第3週。3月はECB理事会に始まって、日銀の金融政策決定会合、FOMCと日米欧の金融政策イベントが相次ぎましたが、全てをこなした結果ドル独歩安の様相となっています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は外為どっとコム総合研究所 石川久美子さんに
為替市場の今後のポイントを伺いました。

ECB理事会では、市場の予想を上回る追加緩和策が発表され、
初動は素直にユーロ安に反応していたのですが、ドラギ総裁の
会見にて、今回で利下げが打ち止めになると受け止めた市場は
一転ユーロの買い戻しに動いたことで、ドル安ユーロ高が進行。

日銀の金融政策決定会合では、大方の予想通りの据え置き発表
だったのですが、一部にETFの買い入れ枠増額などの期待があったとも
指摘されており、結果、軽い失望で円高へ。ここでもドル安円高です。

そして、最大の注目となったFOMC.
3月利上げは見送られるだろうという市場の予想通りに
利上げは見送られたのですが、これまで2016年は年4回の利上げを
見込むとされていたFOMCメンバーの見通しが年2回に修正されたことを
受けてドル全面安の展開となりました。

石川さんは、これまでの2016年の利上げは不可能なのでは?
年1回程度の利上げに留まるのでは?という過度な悲観から見れば
今回のFOMCの結果はそれほどハト派という内容ではないと思われるが、
足もとではドルの戻りが弱いことが懸念材料だとして、
今後のポイントを解説くださいました。

嫌な値動きとなっているのがドル円相場。

原油安、中国リスクなどで急落し110円台まで下落した2月の安値に
面合わせ水準まで下落してきました。
このレベルがトリプルボトムとなって反発する可能性もありますが、
カレンダー的に日本は3連休となることが懸念材料。

2月の110円台までの急落は11日の祝日の出来事でした。
日本勢が休みの日に短期筋に仕掛けられたような値動き。
今回もまた、レンジ下限での日本勢のドルロングが休日に
狙われるということはないだろうか、、、。

短期的には、警戒が高まっています。

しかしながら、3月は本決算。年度末に向けての株式市場の
ドレッシング買いや、配当取りが株価を押し上げるカレンダー的
支援材料もあることから、仮に短期的に急落することがあれば
その後は大きく買い戻される可能性が大きいと石川さん。

リスクコントロールさえしておけば投資妙味は高そうです。

詳しくはオンデマンド放送で石川さんの解説をお聞きくださいね。

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