下げ止まらぬ原油価格、価格低迷は続くか [大橋ひろこコラム]
2015.08/21 大橋ひろこ 記事URL

日経平均が597円安で19500円を割りこんで引けました。人民元切り下げから金融市場が大荒れの様相ですが、人民元が切り下げられる前から商品市況は下落が続いており、元安ショックでさらに下げ足を早めた格好です。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は資源・食糧問題研究所 代表の柴田明夫さんに低迷する商品市況とその根幹にある原油価格の今後について伺いました。

CRB指数が200ポイントを割り込み現在193ポイントまで下落してきました。2002年の184ポイントを試す動きに見えます。

WTI原油は、5月~6月前半にかけて1バレル=60ドル前後へ回復し、一時底
入れ感も出ていたのですが、7月に入って再び下げ足を強め、
現在、底値が見えない状況に入ってきています。

原油価格が再度安値を試す動きとなっている背景を
柴田さんに伺いました。

① 米国での政策金利の早期引き上げ観測(9月利上げも?)

② 中国の景気減速→原油輸入減少懸念
(ただ、6月の原油輸入は720万B/D で、前年比+150万B/D)

③ 石油輸出機構(OPEC)が3月以降、日量3,000万バレルの目標生産枠を
100万バレル超上回る生産を続け、米シェールオイルの生産増との
消耗戦をも厭わぬ姿勢を鮮明にしている(サウジ7月1.035万B/D)

④ イランの核協議が7月14日最終合意に達し、2016年には
日量50~100万バレルの原油が増産・輸出との思惑


売り材料には事欠きませんでしたが、そこの「中国リスク」が
加わったことで足元での下落加速となっているのです。


⑤ 中国人民銀行が3日連続で人民元の切り下げ実施。


市場は中国の実態経済が想像以上に悪化していると判断。
同国経済の先行き懸念から一時世界的な株安の連鎖となり、
原油の下げにも拍車がかかりました。

⑥ そもそも世界的にみて日量200万バレル程度が供給過剰状態。
いまのところ原油価格に上伸力は見当たりません。


では、原油価格の40ドル台というのは長期化するのでしょうか。
柴田さんはこの価格ではエネルギー産業が持たないと指摘。
相場として30ドル台示現もあろうが、落ち着きを取り戻せば
再び上昇するとお話くださいました。

◇OPEC事務局によると、2016年の世界石油需要は9,404万B/D、
2015年の9,270万B/Dから134万B拡大する見通しです。
中長期的にも世界の石油需要は輸送用燃料を中心に拡大することには
変わりがないこと。

◇原油価格の急落は、オイルメジャー(国際石油資本)の業績を
悪化させ新規の開発を抑制させる。

◇米国で、ジャンク債を発行することで開発資金を調達し、
エネルギー業界に革命をもたらした中小シェール関連企業の多くが
経営破たんの危機に瀕している。

◇リストラのニュースも相次いでいる。
・米石油エンジニアリング大手→3万人リストラ
(シュルンベルグ、ベーカー・ヒューズ、ハリバートン)

・シェール関連企業の倒産リストが出回っており、
オイルメジャーが買収検討に入っている

・SINOPEC(中国石油化工)グループ→国外要員を大幅削減へ
・米シェブロン2015年第2四半期決算5.7億ドル黒字
(約13年ぶりの低水準)
・UAE→8/1より燃料補助金カット
・サウジアラビア国債の発行へ

原油安がもたらす弊害は大きく、安値で低迷し続けるとは
考えにくいということのようですが、、、。

詳しくはオンデマンド放送で柴田さんの解説をお聞きくださいね。

      

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9月26日土曜日、東京・御茶ノ水ソラシティホールにて開催。

世界を動かすコモディティ。

「原油バブル崩壊!? シェール革命の舞台裏と新時代のエネルギー政策」

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ファンドマネージャーによる今後の原油、金投資講演、 豪華グッズが当たるコモディティ抽選会もあります。

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ご友人・ご家族連れでぜひお越しください!

参加は無料ですが、事前にお申し込みが必要です。 お申し込み・イベントの詳細は下記のバナーをクリックしてください。

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電力先物市場はなぜ必要?!2015年電力小売自由化に向けて [大橋ひろこコラム]
2015.08/19 大橋ひろこ 記事URL

来年4月に電力の小売が全面的に自由化されます。一般家庭や商店、事業所も自由に電力会社を選ぶことができるようになるのですが、まだ課題もあるようです。今日は、期待される電力の小売市場の活性化のために創設される「電力先物市場」についてです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はリム情報開発 電力チーム記者 戸塚雅美さんにお話を伺いました。

新たに自由化される50kW未満の低圧市場は7兆5,000億円程度ですが、
小売市場の活性化の前提となる電力の「卸売市場」の規模はまだまだ小さいのだそう。
卸電力市場の取引量は2014年度で126億キロワット時。
大手電力の販売量、8,554億キロワット時の1.5%に過ぎません。

ちなみに海外の電力消費量に占めるスポットの割合をみると、
2011年の段階で、
英国が17.3%。米国最大の市場であるPJMが20%程度。
フランスの電力取引所が32.1%、ノルウェーなど北欧4ヵ国が加盟する
ノードプールでは75.5%に達しています。日本はまだ1・5%...。

 大手電力以外の電力小売業者が小売市場に参入し競争が
盛んになるためには、商品である「電力」の円滑な調達が重要なのですが...。

このうち北欧やドイツでは、先物を含む電力のデリバティブ市場が
始まった後、スポット取引の拡大にも弾みがついたということで、
日本でも電力先物市場の創設が求められているのです。

現状、日本の卸電力取引所では先渡取引がありますが、
残念ながら取引は活発ではないようです。
つまり、現状では日本の卸電力取引市場には有効なヘッジ手段がない状態。
ヘッジ手段がないと価格変動リスクが大きいため、
参加者が広がりにくいという面があるため、先物市場の創設が急務というわけです。

電力先物市場協議会が7月6日に発表した報告書によりますと、
電力先物市場の枠組みは以下の通り。

(1)対象となる商品: (a)24時間の電力、(b)平日の8時~18時の電力
(2)対象期間   : 1ヵ月後から1ヵ月単位、最長15ヵ月先
(3)価格     : 全国統一
(4)決済方式   : 差金決済

上場する電力は、24時間の電力(ベースロード)と、
平日の8時から18時までの電力(日中ロード)の2種類を想定。

 24時間のベースロードでは1ヵ月分の電力をまるごと取引します。
一方、日中ロードは、1ヵ月の中で月曜日から金曜日の
8時から18時までの電力を部分的に取引します。
8時から18時までは夜間に比べて電力の消費量が多く
変動幅も大きくなります。夜間よりもヘッジニーズが高い時間帯です。
一方、土曜と日曜は、工場など産業設備の稼働率が低下するため
電力消費量は減少し、平日と比べるとヘッジニーズも少なくなります。
こうしたことから、ヘッジニーズが高い日中ロードを
ベースロードとは別に用意するのですね。

先物市場での活発な取引は歓迎されても、
行き過ぎた投機によって実需と極端にかけ離れた動きになってしまうと、
経済に悪影響を及ぼしかねないということで、
過度な価格の変動・マネーゲームを避けるため、防止策も備える予定だそうです。

今後電力先物市場が、他の商品市場の拡大につながる可能性もあります。

電力を先物市場に上場している欧米の取引所では、
発電用燃料としても利用される天然ガス(LNG)や石炭の先物市場が存在します。

液化天然ガス(LNG)を燃料にして発電している企業は、
LNGの仕入れ価格と電力の販売価格をそれぞれ先物取引で確定しておけば、
あらかじめ事業の利益を確定することが可能になります。

 実際、欧米ではこうした取引が盛んなのだそう。
LNGと電気の価格差はスパーク・スプレッド、
石炭と電気の価格差はダーク・スプレッドと呼ばれ定着しているのだとか。

日本も電力の先物に加えて、LNG先物の上場も政府の目標になっています。
2014年のエネルギー基本計画には、
「LNG先物市場についての検討を含め、
国としても積極的に支援を行っていく」との方針が盛り込まれています。

電力先物市場が成長すれば、LNG先物、あるいは石炭先物いった
他の商品市場の拡大に発展していく可能性もあるのですね。

詳しくはオンデマンド放送で戸塚さんのお話をお聞きくださいね。


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トレンドを味方につける~小次郎講師のトレードスクール
2015.08/18 大橋ひろこ 記事URL
7月~9月の毎週火曜「小次郎講師のトレードスクール基礎編」も折り返し地点です。小次郎講師こと手塚宏二さんのトレードスクール 第7回のテーマは「トレンド・イズ・フレンド」です。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。このシリーズはテキストがございます。ご覧の画面の右側にある「小次郎講師のトレードスクール」波の柄のバナーをクリックしていただけるとテキストをダウンロードしてお聞きいただくことができますので是非、テキストを見ながら聞いてくださいね。

価格は何で動くと思いますか?

価格変動要因は様々ですが、結局は
「 売り手と買い手のバランスの変化」が価格を形成しています。
買い手が多ければ価格は上がりますし
売り手が多ければ安くなっていきます。

単純な話ですね。

即ち、理論値という尺度があっても
時に価格は信じられないような高値、信じられないような安値
を付けることがあるということなのです。

では、その「売り手と買い手のバランス」は
何によって動かされるのか。

小次郎講師は

①ファンダメンタルズの変化(7割)
②トレンド(2割)
③人気・思惑(1割)

と解説くださいましたが、
それぞれ時間軸が違ってきます。

①ファンダメンタル分析は大局を司ります。おおよそ半年~1年の時間軸。
②トレンドは2週間~2ヶ月程度の中局。
③人気や思惑は目先の値動き。1日~数日のノイズのような動きです。

大切なのは中局、トレンドを見方につけること。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

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低迷する商品市況、その背景と今後 [大橋ひろこコラム]
2015.08/14 大橋ひろこ 記事URL
人民元切り下げに驚かされたマーケット。元安ドル高となったため、金融要因から商品市況が圧迫されただけでなく、元安によって中国の購買力が低下するとの思惑も今後の商品市況にとってはネガティブ要因。この人民元切り下げがなくてもコモディティ市況は軒並み低迷していましたが、、、。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はマーケット・リスク・アドバイザリーの新村直弘さんにコモディティ市況の低迷の背景と今後について伺いました。


年初来上昇率がプラスなのは、ココアや米国のガソリンくらいなのだそう。

それも、昨年末から年初にかけて下がりすぎた反動で、年初スタート価格が
低かったことが背景。今年2015年の商品市況の年初来パフォーマンスは
軒並みマイナスです。

通常、最終的な固有の需給バランスが価格を決定するのですが、
ほとんどの商品が等しく下落しているということは
これらに共通する要因があるということだ、と新村さん。

① ドル高の進行

ドル高は生産国の自国通貨ベースでの採算改善を通じて
生産コストを引き下げるため生産量を増加させてしまいます。

また、ドルが上昇すれば自国通貨ベースでのその商品価値が上昇するため、
消費が減少してしまいます。


② 原油価格の下落

原油価格の下落も多くの商品の生産コストを押し下げます。

また、原油価格の下落は期待インフレ率を低下させるため、
インフレ資産と言われる商品価格にとってはマイナスに影響します。


③ 世界経済成長ペース鈍化

世界経済の見通しが下方修正されました。
中国人民元切り下げなど中国の景気テコ入れ策も
中国景気後退が顕著になってきたということなのでしょうか。

新村さんは特に習近平政権に代わってから進められてきた
腐敗撲滅運動が行き過ぎてしまい、必要な公共投資が
実施されてこなかったことが事態を悪化させたと指摘。

工業金属セクター需要の中国シェアは約5割にも上り、
当然、中国経済の鈍化が売り材料となってしまっています。


利上げの近い米ドルが高くなるのは必然であったかと思いますが、
この先も米ドル高は続くでしょうか。原油安は?
新村さんに今後についてもうかがっています。
投機筋のショートポジションが積みあがっていることは
今後どのようなリスクとなるのか、などなど、
詳しくはオンデマンド放送で新村さんの解説をお聞きくださいね

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人民元切り下げで波乱の商品市況 [大橋ひろこコラム]
2015.08/12 大橋ひろこ 記事URL

中国の人民元切り下げのサプライズはあらゆるマーケットへと波及しています。原油や銅などの一次産品が新値を取って下落更新となるなか、金だけが底堅く下値を切り上げています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。

小針さんは、金はリスク回避の避難先として注目される側面もあるのかも
しれない、としながらも、ショートカバーである可能性が強いとしています。

テクニカル的には上昇の半値押し水準を割り込んでしまっており、
まだ底入れ確認には時期尚早だとして、
テクニカル的に3分の2押し水準まで想定するなら800ドル台までの
安値も否定できないとお話くださいました。

また、日本ではプラチナ地金販売が好調のようです。
7月は前年同月比で32倍ものプラチナが売れたそうですが、
金よりも価格が安いことで割安感がありますね。

しかし、中国の新車自動車販売は4カ月連続減少しており、
7月は前年同月比で7.1%減の150万台しかありませんでした。
4か月連続で減少するのは2000年以降初めてのことです。

決して需要が喚起されている局面ではないのが気がかりですが、
自動車といえば中国がタイヤ需要の4割を持占めることで気になるゴム。

中国の需要減という需要の弱さもさることながら、
ゴム生産地の通貨安もゴム価格下落の一因となっているようです。


マレーシアリンギは8月6日時点で1ドル=3.88リンギと
1998年以来約17年ぶりの低水準を記録しました。

このマレーシアリンギの急落に追随するように、
タイバーツやインドネシアルピアなどの周辺国通貨も下落が強まっています。
タイバーツもドルに対し2009年5月以来6年ぶりの安値圏まで下落中。

タイの場合は、ドル高という共通要因のほかに、
30年ぶりと報じられている記録的な大干ばつが
タイ経済に大きな打撃を与えると観測されていることも背景。

タイ北部の干ばつはタイの主幹産業である米作の減産と
農家の収入減につながると予想されており、それが株安、
通貨安を招いているとみられています。


タイバーツ安やマレーシアリンギ安、インドネシアルピア安
で警戒しなくてはならないのは、それらの国々が天然ゴムの主要な生産国であり
この3カ国が世界の天然ゴム生産の約7割を占めるということと、
これらの生産国の通貨安が自動的に天然ゴム価格を押し下げることにあります。

1997年のバーツ危機、アジア通貨危機の際、天然ゴム価格は大きく値下がりしました。

輸出国にとって通貨が下がれば輸出価額を引き下げても相殺されるわけで
ほぼ自動的に輸出価格は安くなてしまいます。
従って、最近のバーツ安は中国や日本向けを中心とした
RSSやTSRの対外オファーを安唱えさせ、
またインドネシアも同様にルピア安により
中国や米国向けを中心としたTSRの対外オファーも安くさせてしまうのです。

商品市場の下落はまだまだ続く・・・?!

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。

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資金管理が勝敗を分ける~小次郎講師のトレードスクール [大橋ひろこコラム]
2015.08/11 大橋ひろこ 記事URL

7月からスタートしてます!
毎週火曜の「小次郎講師のトレードスクール基礎編」

このシリーズはテキストがございます。ご覧の画面の右側にある「小次郎講師のトレードスクール」波の柄のバナーをクリックしていただけるとテキストをダウンロードしてお聞きいただくことができます。只今、4回分のテキストDLできます。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
小次郎講師こと手塚宏二さんのトレードスクール
第6回のテーマは
「資金管理が勝敗を分ける!」です。

皆さんは、トレードの際のポジション量をどのように決定していますか?
自分にとっての適切な取引量を考えたことはあるでしょうか。
~まずこれが大前提の「資金管理」ですね。

では、自分が取っているリスクがどれくらいなのか日々把握できていますか?
リスクは取り過ぎてはだめですが、リスクを取らなすぎるのもだめなのです。
~これが「リスク管理」です。

今回は「ATR」を使って自身が用意できる資金にたいして
どの程度のリスクを取るのが適切なのか、
「1ユニット(取引量)の計算法」を具体的に解説いただきました。
今回はFXトレードを例にお話しいただいています。



必用な情報(数字)はあなたの

①投資用資金
②ATR
③クロス円以外の通貨は円への換算レート

これをどのように計算して、リスク量を図ることができるのでしょうか。


ATRはご存知ですか?アベレージ・トゥルー・レンジと呼びます。
海外ではメジャーなテクニカル分析なのだそう。

投資する銘柄、商品が1日にどのくらい変動するのか?!
これを把握しておかなければリスク管理はできません。
つまり、自分のトレード対象のリスク値を知ることが重要です。
その指標となるのがATRなのです。

◆ATRの計算式は、、、

まずは今日のTR(トゥルー・レンジ)を求めます。
計算に使う数字は前日の終値と、今日の高値・安値だけ。

(1)当日高値-前日終値
(2)前日終値-当日安値
(3)当日高値-当日安値

TRは上記3つの数字のうち最大のものを指します。
そして、当日を含め過去20日分のTRを平均化すしたものが
ATRです。これは一日に動く幅の目安となります。

この数字をもとに、どのくらいのボリュームで取引したらいいのかを
決めるのです。取引量の目安に使うということですね。

◆ではATRを使って具体的にどうやって取引量を決めるかというと。。。
(投資資金額)×0.01÷ ATR = 1回あたりの取引量

簡単ですね。

そして、このATRを使って自身の適切な取引量を知るには?!
詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

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金急落、高まる米9月利上げでファンドも売り越しへ [大橋ひろこコラム]
2015.08/09 大橋ひろこ 記事URL

金相場が冴えません。冴えないのは金のみならずCRBインデックスも200Pを下回り商品市況は12年ぶり安値圏へと低迷しています。このような動きの背景にあるのは「近づく米利上げ」と「中国景気後退」です。金価格は今後どこまで下落の可能性があるのでしょうか。

みなさんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は金融貴金属アナリスト亀井幸一郎さんにお話を伺いました。


1. やって来るか9月の利上げ

コモディティ、金市場の潮目の変化を感じさせたのは
9月の米利上げが現実的となってきたいくつかのイベント。

① 7月15、16日のイエレン議長の議会証言では

「早すぎるリスク」から「遅すぎるリスク」にシフト


② 7月のFOMC声明文の小さな変化

声明文に盛り込まれたSOMEがタカ派的だという受け止め方に
(労働市場の)「さらなる改善」から「さらにいくらかの改善」


③ 7月30日 4-6月期GDPの発表

4-6月期2.3%成長よりも1-3月期が▲0.2%から+0.6%に
上方修正されたことに注目



④ アトランタ連銀ロックハート総裁 WSJインタビュー記事で

「私が前進することに抵抗を感じるには、経済情勢の大幅な悪化が必要だ」

~ 向こう数週間に発表される指標がとりわけ弱い内容でない限りは重きを置かない
~経済は準備できており、変化を起こす適切なタイミングだという姿勢で会合に臨むつもりだ

同総裁は、現在FOMC全体のコンセンサスを代表する傾向があることと
WSJのヒルゼンラス記者は著名Fedウォッチャーであることから、
利上げに向けたコンセンサスを発信したのではないかと
思われる、と亀井さん。


9月の利上げが、マーケットに織り込まれていく中で
金価格は1100ドルを割り込む水準まで下落しています。

特に7月20日には上海時間に金価格は40ドルもの下落となりました。
原油をはじめコモディティ市場総弱気の中で起きた金の投機的売り攻撃
直前に中国が外貨準備に占める金保有量を公表、1658トンという数字は
マーケットが予想していた3000トンを超える金保有の可能性を
大きく下回るサプライズで、このことが下落のきっかけとなったのでは?
とみる向きもありますが、亀井さんはこれはタイミングが符号しただけであり、
中国がこの下落に関与している可能性は大きくないと解説くださいました。

こうした金の下落の裏で、ファンド勢が金売りを仕掛けており、
大口投機筋の先物とオプションの金のポジションは売り越しに転じています。

亀井さんはCFTCの投機玉ポジションに表れる数字よりなお、
ファンド勢の売りポジションが大きい可能性もあるとし、
(金現物の裏付けのあるインデックス投資を絡めた仕組債などの推移から)
これらのポジションが買い戻されるときには金は大きく上昇します。

そのタイミングはいつでしょうか?
果たしてここから9月利上げまでの展開は? 
9月利上げの有無とその後の展開は?

詳しくはオンデマンド放送で亀井さんの解説をお聞きくださいね。

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CRBインデックス12年ぶり安値  [大橋ひろこコラム]
2015.08/05 大橋ひろこ 記事URL

国際商品の総合的な値動きを示すロイター・コアコモディティーCRB指数が3日月曜日、前週末比3.27ポイント低い199.30と、2003年5月2日以来、約12年ぶりの安値を示現しました。CRB指数はニューヨークやロンドン、シカゴ先物市場に上場する原油、金、銅、アルミニウム、小麦、トウモロコシ、コーヒーなど19品目で構成するものですが、これまでのサポートであった2009年のリーマンショック後の安値である200.34ポイントを下回ってしまいました。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はインベステック調査情報グループの森成俊さんに
貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。

中国や新興国の需要減退に加えて
アメリカの利上げが近づいているということで
ドル高基調が続いており、需給要因と金融要因の両輪が
弱材料という環境が続いており商品市況の低迷に繋がっています。

特に金価格は、6~7月のギリシャリスクや中国株下落リスク時にも
資金の逃避先としての上昇がみられなかったことが
更なる弱気に繋がっているようです。

ドル建て現物価格ベースで7月月27日には1,077ドルまで下落し、
2010年10月以来の安値に沈みました。
1,077ドル割れとなると、1,050ドルが下値目標となり、
1,050ドル割れとなると、2010年2月の安値1,045ドル、
1,000ドルの節目を目指す展開に・・・。

また、ファンドの手口が話題で
二ューヨーク金市場での大口投機家の買い越しは
5月19日に12万2,621枚まで急増していたのですが、
6月以降は減少の一途を辿っており7月28日現在では2万4,465枚まで減少。
オプションやその他投機家ポジションを合算すると売り越しに転じており、
ファンド勢は金価格の先安観を見込んでショートを積み上げているようです。


7月28,29日開催のFOMCでは9月の利上げ観測が強まっていますが
今週は7月の米雇用統計の発表が注目です。
強気の数字が出ると、9月利上げ観測がさらに強まり、
ドル高から金が売られやすい環境になるとみられます。


事前予想は失業率が前月と変わらずの5.3%。
非農業部門の就業者数は前月比22万5,000人の増加に微増予想。


また、金よりも希少性が高く価格も高いはずのプラチナが安く、
金とプラチナの価格が逆転現象が続いています。
プラチナはユーロ圏、中国の景気低迷による需要減少、
生産国の南ア、ロシアの通貨安による供給増加は継続しており、
需給が緩いのが下落の大きな原因となっています。

プラチナのここからの見通しは?
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。

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ここで『コモディティ・フェスティバル2015 in 東京』のお知らせです。

9月26日土曜日、東京・御茶ノ水ソラシティホール
10月3日土曜日、大阪・大阪ハートンホール

今年は東京・大阪で開催です。

世界を動かすコモディティ。

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「富裕層への道をひらく先物金投資~勝つためのルールを知る~」

「買い場到来!?ヘッジファンドマネージャーの金・原油市場の見方」

コモディティを知り尽くした専門家の講演、
ファンドマネージャーによる今後の原油、金投資講演、
豪華グッズが当たるコモディティ抽選会もあります。

マーケットトレンドでおなじみ、池水雄一さん、小次郎講師の講演もあります!

ご友人・ご家族連れでぜひお越しください!

参加は無料ですが、事前にお申し込みが必要です。
お申し込み・イベントの詳細は下記のバナーをクリックしてください。

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売りを制する者が投資を制する~売りの優位性 [大橋ひろこコラム]
2015.08/04 大橋ひろこ 記事URL

小次郎講師の新刊『数字オンチあやちゃんと学ぶ 稼げるチャート分析の授業』売れ行き好調!!

ということで、小次郎講師からサイン入りの著書を5冊ご提供いただきました~♪
番組をお聞きの皆様の中から抽選で5名様にプレゼントいたします。移動平均線大循環分析と一目均衡表を徹底マスターできる1冊です。

こちらからどしどしご応募くださいね。

https://ssl.radionikkei.jp/event/150804-trend.html



さて「小次郎講師のトレードスクール基礎編」第5回のテーマは
「売りとは何?!~売りを制する者が投資を制する」です。

このシリーズはテキストがございます。
ご覧の画面の右側にある「小次郎講師のトレードスクール」波の柄のバナーをクリックすると
テキストをダウンロードしてお聞きいただくことができます。只今、8回分のテキストDLできます。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は小次郎講師こと手塚宏二さんに売りの優位性についてお話いただきました。

上げ100日下げ3日、、、とも言いますが、
上昇は緩やかでも下げるときはあっという間です。

この下落に巻き込まれると大変ですが、
売ることができれば効率よく収益拡大できるということでもありますね。

上げ相場と下げ相場、どちらもできるということは
利益機会を倍に増やすことでもあるのです。

また「敵を知ることができる」と小次郎講師。

空売りをすると売方投資家の気持ちが理解できます。
どんなに売りを仕掛けてくるかがわかることで
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」

また、リスクヘッジ(保険)に使うこともできます。
現物で金を保有していても、この数年の金の下落局面を
黙ってみていることはありません。
先物市場やETFなど売れる市場で、金を売ることで
資産の目減りをヘッジすることもできますね。

売りを覚えることでの優位性は様々ありますが、
当然リスクもあります。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

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http://cfes.jp/

出光・昭シェル経営統合でJXと2強体制へ~その背景と今後 [大橋ひろこコラム]
2015.07/31 大橋ひろこ 記事URL


石油元売り国内2位の出光興産と5位の昭和シェル石油は30日、経営統合することで基本合意したと正式発表しました。7月31日日経新聞の一面トップニュースです。

出光が昭和シェルの親会社であるロイヤル・ダッチ・シェル(シェル・グローバル)から33.3%(議決権比率)の昭和シェル株式を取得。シェル・グローバルは35%の昭和シェル株式を保有することとなります。昭和シェル株の売却でシェル・グローバルは,日本での石油精製・販売事業から完全に撤退し、今後はLNG中心の資源開発に集中していくことになります。

皆様ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は株式会社セキツウ常務取締役の山内弘史さんに
「出光・昭和シェルが経営統合に向けた協議で合意」
その背景と今後についてお話を伺いました。

大手石油元売り会社は多い時で10社あまりあったのですが
業界再編の末、ガリバーであるJXホールディングス(10.8兆円)と
今回統合にて業界2位へと浮上する出光+昭和シェル(7.6兆円)の
2強体制へ随分数が減りました...。


これまで業界3位だった東燃ゼネラル石油(3.4兆円)、
次いでコスモ石油(3.3兆円)が今後どうするのかが注目されますが
業界再編は最終局面に入ってきています。

なぜ石油元売りの統合再編が繰り返されてきたのでしょうか。

そもそも、石油製品の国内市場が縮小し続けています。
少子化に加えて、燃費の向上がガソリンの消費量を減少させているのです。


◆ガソリン販売量推移、減少が続く。

2010年度 58,159千kl 
2011年度 57,209 
2012年度 56,206
2013年度 55,477
2014年度 52,975

2018年度には49,458へ 
2019年度には48,310へ減少する見込みで
年率1.8%の減少となるとみられます。

このペースでいくと2019年には
2014年度(5年前と比較して)▲8.9%に。

このため、ガソリンスタンド(給油所)数も減少が続いています。

◆給油所数推移、減少が続く。

平成元年 58,285
6年 60,421 
10年 56,444 
15年 50,067
20年 42,090
22年 38,777 
24年 36,349 
25年 34,706
26年 33,510

平成6年がピークで6万ヶ所あったガソリンスタンドが
昨年は33510ヶ所で、およそ半減しています。

この中で今回統合した2社のガソリンスタンドは計約7000カ所。
出光の月岡社長は「当面、両ブランドは維持する」と述べています。


国内需要の低下、マーケットの縮小は今後も続くとみられ、
アジアなど海外市場の開拓が急務となってきていますが、
今後は、出光が進めているベトナムでの製油所事業など
海外展開を加速するとみられています。

しかし、海外市場も競争が激しいと山内さん。

中東など産油国と組んでアジア市場に製油所を作り
製品を販売している競合もあるほか、
アメリカがシェール革命以降、石油製品輸出を拡大しており、
コストも低廉化しているのだそうです...。

◆製油所は2社で6か所、統廃合なし?!

両社が保有する製油所は

 出 光 :北海道(苫小牧)、千葉、愛知(知多)の3か所
昭和シェル:四日市、川崎、山口の3か所

計6か所あります。

「製油所の統廃合は必要ない」と月岡社長は話されていますが、
 製油所統廃合が元売統合の最大のメリットかと思われますが、、、。

しかし、競合他社が保有する製油所とエリア的に重複しないため
一体運営による効率化でコストを削減が可能であれば
統廃合しなくてもやっていけるということなのかもしれない、と
山内さん。

詳しくはオンデマンド放送で山内さんの解説をお聞きくださいね。

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9月26日土曜日、東京・御茶ノ水ソラシティホールにて今年もコモディティの祭典、コモフェスが開催されます。

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コモディティを知り尽くした講師たちによる講演やセッション、各ブースの展示を通じて
その魅力から、現在のマーケット、トレード手法まで、楽しみながらコモディティを学んでみませんか?

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