金価格とマクロ経済とのビジネス相関サイクル [ファンダメンタル分析シリーズ'15(~16年1月)]
2015.10/13 大橋ひろこ 記事URL

マーケット・トレンド火曜日は商品先物取引の「ファンダメンタル分析」シリーズ。10月は貴金属商品のファンダメンタル分析のポイント。ご出演は岡藤商事株式会社主席ストラテジスト郷右近 要さんです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

今回はトレーディング目線で見る金とマクロ指標をテーマに
金価格とマクロ経済指標の背景にあるビジネスサイクルや
金利、株などとの相関性、そして昨今の傾向などについて
郷右近さんに伺いました。

教科書的には、基軸通貨国アメリカの金融引き締め、
いわゆる利上げは金利の付かない金にとってマイナス要因となります。

2015年はアメリカの利上げをテーマにしたドル高が
金価格の上値を抑えてきましたが、実際に利上げが実施されれば
更なる下落となるのでしょうか?

郷右近さんに、景気サイクルと、その景気を占う
経済指標はなんであるか、そして、金や株、債券は
どのように動くのか、教科書的な基礎を解説いただいた上で、
過去に経験のない低金利政策が継続している昨今の状況に
あっても、教科書的な価格変動をもたらすのか否かについて
お話いただいています。

郷右近さんはG5時代(およそ1987年当時まで )には
主要国通貨(西側)はアメリカの金融政策の影響を強く受け、
政策協調により景気循環の同一方向での持続性を図ることが
出来たという点で、株や為替、金価格動向もシンプルだったが、
1999年以降のG20時代に入ると、アメリカの影響力は強く残しつつも、
完全な金融政策協調は困難となり、国際資本フローがより
複雑化するようになったとし、金融政策のかじ取りが
難しくなっていることから、利上げが教科書的な金下落という
サイクルにつながらない可能性を指摘されています。

G5=アメリカ、日本、ドイツ、英国、フランス

G20=アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、イタリア
カナダ、ユーロゾーン、ロシア、中国、インド、ブラジル
メキシコ、南アフリカ、オーストラリア、韓国、インドネシア
サウジアラビア、トルコ、アルゼンチン

現在の世界経済は、インフレとデフレが同時進行、
各国によって異なる景気循環の立ち位置が特徴。
成長モメンタムが上向きであるアメリカなど先進国に対し、
成長モメンタムが下向きである中国はじめBricsなど、
明暗分ける状況下において、果たしてアメリカに出口は
あるのでしょうか。

詳しくはオンデマンド放送で郷右近さんの解説をお聞きくださいね。

膠着のドル円、動き出したオセアニア、今後のポイント [大橋ひろこコラム]
2015.10/09 大橋ひろこ 記事URL

ドル円相場は120円を挟んですっかり膠着していますが、豪ドルやNZドルが上昇しています。7-9月は上海株の急落に始まり、人民元の切り下げ、オイルマネーの撤退にVWの排ガス規制不正問題、グレンコアの破たん危機等々、市場心理を冷やすリスクがあちらこちらから噴出し、世界同時株安の様相を呈したものの、ドル円相場は比較的底堅く116円台までの円高に留まりました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は外為どっとコム総合研究所シニアFXアナリスト石川久美子さんを
お迎えし、為替市場の動向と今後の展望をいただきました。

為替市場のセンチメントが変わったのは9月の雇用統計が発表された
10月2日の夜から。市場の予想を大きく下回る悪い内容だったことで
発表直後は株やドルが急落したのですが、
NYマーケット引けにかけては株もドルも大きく巻き返し、
雇用統計発表前の水準を上回って取引を終えました。

悪材料に素直に反応して売られたものの、
アメリカの利上げは当面見送られるとの思惑から
株式市場には買戻しが入ったとみられ、
ドル円相場もこれにつれ高となったようです。

石川さんには、米利上げが年内実施される可能性はあるのか、
FRBのスタンスと市場の思惑などについて伺っています。

また、株式市場の堅調とともに、これまで売り込まれてきた
コモディティ銘柄も買い戻されていますが、
資源関連や新興国通貨も上昇してきています。


豪ドル、NZドルの金融政策なども今後このまま豪ドルやNZドルが
上昇基調を保てるか否かの材料となってきます。
先週豪州は利下げ予想があったものの利下げせず
声明でも今後の利下げを示唆するようなコメントが
見受けられませんでした。

一方、NZにはまだ利下げ予想が根強く残っていますが、
NZの金融政策を占う上ではCPIの数字などにも
注目しておきたいところ。

これが本格底入れ、上昇トレンドへの転換といえるのか。
あるいはショートカバーにすぎないのか、見極めのポイントについて
詳しく伺いました。

詳しくはオンデマンド放送で石川さんの解説を
お聞きくださいね。

雇用統計悪化で金価格上昇基調へ [大橋ひろこコラム]
2015.10/07 大橋ひろこ 記事URL

コモディティ市場は反騰局面に入っています。WTI原油相場はレンジを上に抜けて上昇してきました。VWショックやグレンコアの破たん懸念などで9月半ばには総悲観に傾いていたマーケットのセンチメントは雇用統計以降ガラリと変わってしまったようです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はインベステック調査情報グループの森成俊さんに
貴金属市場の動向を今後の見通しを伺いました。

金ドル建て現物価格はおおむね1,100~1,150ドルのレンジ相場を形成しています。9月24日につけた高値1,156ドルを天井に軟調な展開となり、今月2日に1,105ドルまで下落していましたが、9月の米雇用統計が弱気の数字となり、年内の米利上げ観測が後退。ドルの先安感が強ったことで6日には1,150ドルまで上昇しています。

今後のポイントはまずは今週8日に9月16、17日に開催されたFOMC議事録が公表予定。年内利上げ観測が一段と後退するとドル安が進行、さらに金が買われやすい環境になり抵抗線を上抜く期待が持てると森さん。

テクニカルのポイントは9月24日の高値1,156ドルが最初の抵抗線。
1.156ドル突破すると、200日移動平均線が通る1,177ドル超えから
1,200ドルに向かう展開も。


そして次のポイントは10月のFOMC。今月27,28日に開催予定です。
11月の開催はなく、12月15、16日が年内最後のFOMCとなりますが、
利上げを巡る思惑でドルがどのように動くかが金市場にも
大きなインパクトとなってきます。

また、中国の国慶節が明けて、明日8日から上海市場が再開されます。
1日から7日まで中国は国慶節で大型連休明けということで、
その影響が注目されますが、1日に発表された9月のPMI購買担当者景況指数は
改善を示していることや、国慶節期間中に世界的に株価が反発したことが
追い風となり、上海株それほど下落するといった懸念はないのですが、
上昇してスタートすればコモディティ市場が更なる上昇となるかもしれません。

金ETFの金現物保有高は10月6日現在、1,018.73トン。
9月4日現在の1,009.38トンから微増で中長期マネーの資金流出はありません。

CFTC大口投機家の買い越しは9月29日現在、7万6,645枚で2週連続増。
8月4日現在、2万9,900枚まで減少していましたが9月に入り増加傾向。
6月2日以前は10万枚以上、買い越しておりまだまだ買い余地はあります。

ではTOCOMの金価格はどうでしょうか。
また、金とプラチナの価格の逆転現象が長期化していますが、
プラチナ価格の今後についてなども森さんに伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。



金の需給、ファンダメンタル分析のポイント [ファンダメンタル分析シリーズ'15(~16年1月)]
2015.10/06 大橋ひろこ 記事URL

10月から毎週火曜日は商品先物取引の「ファンダメンタル分析」シリーズがスタートします。

10月の1か月間は貴金属商品のファンダメンタル分析のポイント。ご出演は岡藤商事株式会社主席ストラテジスト郷右近 要さんです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

①金価格の決定要因の底流にある需給フロー

これまで採掘された金の総量、地上在庫は2014年時点で18万3600トン。
これは毎年増加していきます。
新産金量は2013年の3061トンから2014年の3133トンへと増加しています。

供給サイドにはこのほかスクラップ(リサイクル)回収といって
価格が上がってくると、市場の売りに出される金商品、や製品があるほか、
投資用需要としてのETFの金買いが売られた際も同様に供給サイドに
カテゴライズされます。

郷右近さんには、需給フローの流れの強弱を作る価格弾力性と
価格変動の特徴などについて詳しく解説いただきました。


②需給のみならず金融・経済要因が金価格に及ぼす影響

そもそも2000年以前、金価格は200ドル台にまで売り込まれ低迷して
いましたが、2000年以降大きな上昇トレンドを形成し
2011年には1900ドル台へ跳ね上がりました。

現在は1000ドル割れ予想もあり弱気が大勢ですが、
こうしたダイナミックな金価格の変動にどのような経済、
政策の変化があったのでしょうか。

1999年9月のワシントン合意は、金下落トレンドに終止符を打つ
大きな転換点となりました。
IMF総会で中央銀行15行が金に関する売却とリース運用の制限で合意。
金に対するセンチメントが大きく変化しました。

アジア通貨危機、リーマンショックは金価格にどのような
影響をもたらしてでしょうか。
郷右近さんに伺っています。

米利上げが近づき、新興国投資が冷え込む中
原油やプラチナなどのコモディティ投資も冷え込んで
大きな下落となっていますが、金価格はそれほど下落していません。
原油などは2014年~2015年にかけて半値以下に下落ています。

金相場の需給ポイントと現状のセンチメントについてなど
詳しくは郷右近さんの解説をお聞きくださいね。

プラチナは2008年安値に迫るのか?! [大橋ひろこコラム]
2015.10/02 大橋ひろこ 記事URL

VWショックでプラチナが一段安の展開となっています。それまで950ドル近辺で底値感が出てきていたのですが、、、。9月18日にVW排ガス規制不正が発覚してからディーゼルカー離れが懸念されプラチナ触媒需要後退懸念から下落が加速、10月に入ると900ドルをも下回ってしまいました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はICBCスタンダード・バンク東京支店長 池水雄一さんに
VWショックに揺れるプラチナ価格について伺いました。

プラチナの過去10年間の安値は2008年のリーマンショックによる世界金融危機のときの786ドルでした。またここまでプラチナが下がることがあるのでしょうか?

2008年年末当時と2014年から現在に至るまでの状況を比較して
今後を考察いただきました。

◆2008年との類似点

①2008年リーマンショックによる経済危機でプラチナの需要が約18%減少。
 現在もまた、中国景気後退でプラチナ需要は減少しています。

②2008年プラチナと同時に原油価格も140ドル台から30ドル台まで下落。
 現在もまた、原油価格は100ドル台から30ドル台へと下落しています。

また、エネルギー価格の大幅下落でプラチナ生産コストが低下したことで
増産体制へ。原油安からガソリンの価格も下落したことで
より燃料費の安いディーゼルカーを買おうというインセンティブも低下
するだろうことが、現在のプラチナ安につながっています。

③2008年もリーマンショックで、リスク回避のドル高が引き起こされました。
現在も、利上げをテーマにしたドル高が進んでいます。

◆2008年と異なる点

投資家のポジションが決定的に違います。
リーマンショックの時の下げの売りの主体は、
プラチナの需要が今後減少するという見込みからの「新規売り」

今回の下げは、積みあがっていたNymexのロングポジションの
手仕舞い売りが売りの主体であり、2014年のロングポジションピーク時
から現在はおよそ半分にまで減少しています。

グラフを見ていただければ一目瞭然。
2008年はファンドなどの投資家のポジションはほとんどなかったのです。
ではなぜ2008年はプラチナ価格が2300ドル台まで上がったのでしょう?!
その買い手は投資家ではなく、実需筋だったのです。

2008年南アフリカの鉱山ストがあり、ストライキに備えて
自動車メーカーはプラチナを買って備蓄する動きにでました。
この在庫がリーマンショック時のビッグ3の破たん危機の際に
市場に放出されたことで、プラチナ価格暴落の一因ともなりました。

リーマンショック時の安値786ドルまではまだ下げ余地を残しています。
2008年との相違点を検証することでの池水さんの今後の展望は?!

詳しくはオンデマンド放送で池水さんの解説をお聞きくださいね。

コモディティ価格下落がもたらすリスク [大橋ひろこコラム]
2015.09/30 大橋ひろこ 記事URL

スイス資源大手グレンコアの株価が急落、時価総額の7割以上を喪失、倒産リスクが増したことなどを受けて世界の株価が下落、サウジアラビアのソブリンファンドが投資資金を引き揚げたことなども嫌気して金融市場が不安定となっていますが、コモディティ価格安が招いた事態といえます。グレンコアは亜鉛や銅取引の世界シェアが50~60%にも上りますし、サウジアラビアは産油国、原油価格下落は財政を圧迫します。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケット・アナリスト菊川弘之さんにお話を伺いました。

中東オイルマネーの資金引き上げが日本株下落の一因ではないかとも
指摘されていますが、カタール投資庁はVW株とグレンコア株で
相当の損失を抱えたようです。

VWの排ガス不正問題は、ディーゼル車の触媒として使われるプラチナ市場へも
影響を及ぼしています。ディーゼル車からガソリン車への転化が進むとの
思惑でしょうか、プラチナ価格は下落しましたが、ガソリン車触媒となる
パラジウム価格が大きく上昇しました。

ディーゼル車触媒としてのプラチナ需要が劇的に改善する見込みは薄く、
プラチナ価格が長期低迷する可能性が大きくなっていますが、
将来的には燃料電池車と電気自動車のどちらが世界的標準となるかが焦点。


燃料電池にはディーゼル触媒より多くのプラチナを使用します。
日本は燃料電池車を推進する機運が高いのですが、
世界的には電気自動車になっていくようなムード...。
この見極めがプラチナ価格にとっては大きな材料となってくると菊川さん。
金とプラチナの価格が逆転減少は長期化するでしょうか。

また、原油価格については、11月のOPEC総会でサウジが減産するのか。
イランの核開発協議合意による経済制裁解除の影響は?
さらには中東とロシア、米国のパワーバランスの変化などなど
菊川さんに伺っています。

詳しくはオンデマンド放送で菊川さんの解説をお聞きくださいね。

小次郎講師の教え10か条、投資において大切なこと
2015.09/29 大橋ひろこ 記事URL

今日は9月最終火曜日。小次郎講師のトレードスクール基礎編は今日がファイナル!1クール3か月ってあっという間ですね。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
基礎編最終回のテーマは「投資において大事なこと」

小次郎講師の教えその1、投資に必勝法はない!

ズバリ、宣伝に騙されるな!ということです。

投資は簡単だとか、ここだけ知れば必ず勝てるとか
勉強する必要ありませんなんて話は全部ウソ!と小次郎講師はバッサリ。

ノーベル賞受賞の頭脳が開発したトレードプログラムでも勝ち続けるのは困難なのです。
百戦錬磨のプロがうごめく市場で簡単に勝てるワケがないのです。

勝率90%以上の売買シグナルがあるとか
この手法なら年間何百%の利益が確実とか
そういうものを信じて、資金を無駄にしないでください。

小次郎講師の教えその2、
勉強して鍛錬してようやく勝てる!

語学をマスターするのにどれだけ期間がかかりますか?
将棋や碁で有段者になるのに、どれだけの勉強と実践が必要でしょうか。

投資も全く同じなのです。

勉強し、実践を重ねたものが上達するのです。

その他にも

「予想はよそう」(駄洒落ですが、とても重要なポイントですよ。)
「投資は確率の勝負と心得よ」
「大数の法則で勝て」
「資金管理を究めよ」
「トレードエッジを究めよ」
「チャート分析を究めよ」
「トレードルールを作ろう」

などなど小次郎講師が投資家の皆さんに伝えたいことは
山ほどあって、とても基礎編では網羅できません!

ということで、中級編、上級編のオンエアに期待しましょう!
小次郎講師、基礎編レギュラーありがとうございました。

皆さん、詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師からの
メッセージを聞いてくださいね。

ガソリンスタンド減少問題、対策は?! [大橋ひろこコラム]
2015.09/25 大橋ひろこ 記事URL

ガソリンスタンドが減少しています。

SS数が最も多かったのは平成6年度末の60,421カ所。26年度末には33,510カ所となり、ちょうど20年で約27,000カ所減少したことになります。

2014年3月末時点で市町村内にSS数が3カ所以下しかない,いわゆる「SS過疎地」が265カ所。SSが全くない町村が10町村,66町村にはSSが1カ所という状況で、最大では100km先にしかSSがないという深刻な状況に陥って居ます。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は株式会社セキツウ常務取締役の山内弘史さんに
高速道路ガソリンスタンド事情について伺いました。

高速道路では100km以上もSSがないところもあり、
ガス欠でJAF(日本自動車連盟)に救援を依頼する件数が
年間1万件以上にものぼります。100kmSSなし区間83カ所、
最長は233kmSS空白区間が存在しています。

一般道にSSがあっても従業員が常駐できないところも多く、
客が訪れた時だけ給油に駆けつけるSSも増えていのだそうです。
ガソリンを扱うSSが無人であるというのは安全上の問題もありますね。

このSS減少問題は,今や経済産業省だけで検討して済むことではなく、
国土交通省や消防庁までが取り組んでいるのだそうです。

高速道路上のSSは,高速道路会社による関連事業としての直営や
テナント等によって運営されていますが、自動車の燃費向上や
ガソリン需要の減少等による経営環境の悪化に伴いSS数が減少。

高速道路上のSS数は,平成17年10月には219カ所ありましたが、
21~24年には201~202カ所に減少,27年4月には215カ所となっています。
一般道のSS減少と比較するとそれほどの減少ではないように
見えますが、高速道路自体は伸びており、本当であればSSは
増えていないとおかしいのですが、、、。


高速道路会社では,SS空白距離が長い区間では,

①周知広報の徹底,
②ガソリン缶詰の販売,
③テナント撤退への対応策として営業料金の低減などに努めていますが、
ガソリンの缶詰販売は安全面からも問題は残ります。

SS数の減少の根底にあるのはガソリン需要そのもの大幅減少が
上げられます。2010年度には5,816万klの需要がありましたが
2014年度は5,298万klまで8.9%もの減少となっています。

需要想定検討会の今後5年間の需要見通しでは年率1.8%で減少を続け、
2019年度には4,831万klまで減少する見込みとなっており、
おそらくSS数は3万カ所を割り込むだろうと思われます。

ガソリン需要の減少は人口の減少や若者の車離れなどが構造要因ですが、
そのほか、低燃費車の普及でガソリン需要の減少という側面も。

 
日本のエネルギー政策も環境政策上、脱石油・脱ガソリンが進んでおり、
ガソリン車に変わって次世代自動車を普及させる政策となっています。
ハイブリッド車,電気自動車,燃料電池車,水素自動車が普及していくと
思われます。ということで、ガソリンのみを販売していては
SS減少には歯止めがかけられません。

そこで、現在、急速充電設備の設置が進められています。

高速道路会社では,利用者のニーズを見定めつつ、
多様な燃料に対応した環境整備についても検討する必要があるのです。

中日本高速道路会社の検討会では
「次世代自動車充電インフラの充実」として
EV・PHVの普及状況を見据え,充電サービスの充実に取り組む
ことが話し合われました。

詳しくはオンデマンド放送で山内さんのお話をお聞きくださいね。

水星逆行とNY金相場、今回のトレンドは?! [大橋ひろこコラム]
2015.09/18 大橋ひろこ 記事URL
注目された9月のFOMCではアメリカの利上げが見送られました。アストロロジーの観点からは9月の利上げどころか年内利上げはないだろう、という指摘をされていた投資日報社の林知久さんが今回のゲストです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
本日のゲストは投資日報社の林知久さん。
林さんにはレイモンド・メリマン氏のDVDや特番で解説をいただいていますが、米利上げについてはこれまでのコンテンツ内で年内の可能性が低いことを指摘いただいていました。

また、ちょうど9月18日から水星が逆行します。


この期間は「番狂わせ」が起こりやすく、マーケットで見ると
乱高下しやすく、方向が出ないことが多く、テクニカルでのダマシも
増えるとされています。従って、この期間は重要な決定は
避けた方がいいというのが定石ですが、
林さんによると、新国立競技場問題はこの水星逆行と無関係ではなさそう。

「国立競技場将来構想有識者会議」が行われたのが2012年。
(実はオリンピック開催前から動いていました)
2012年3月6日に第一回で建替えについて協議が行われ、
7月13日の第二回にデザインコンペを実施する事が決められ、
11月15日の第三回でザハハディド案が決められました。

2012年に水星逆行は3回発生しています。
一回目が3月12日~4月4日、
二回目が7月15日~8月8日、
三回目が11月7~27日。
水星逆行には前後2週間程度のアイドル期間があるので、
今回もめている競技場問題の根幹全てが2012年全ての
水星逆行期間で起きていたと林さん、決定事項が覆されたりと
一筋縄に行かないのも、この期間の決定事項であったことが
影響しているのでしょうか。

さて、水星逆行は金相場にはどのような影響を及ぼすでしょうか。
今回はNY金の最新版のアストロジカルマップをご提供いただきました。

2014年後半から金星逆行は4回発生、今回が5回目です。
過去4回の逆行期のNY金相場は、逆行開始日から終了日にかけて
どれも一本調子でトレンドを形成していることがわかります。

開始日から下落が2回、上昇が2回と50/50の確率であり、
上昇トレンドなのか、下落トレンドなのかはその時次第ですが、
前後の相場を見る限り、開始日直前のトレンドと関連性が高く、
今回の相場は8月24日の高値から急落し、
9月11日(水星逆行開始4営業日前)から上昇していることから、
昨年6月と10月のケースに似ていると林さん。

この時相場は安値からそれぞれ7.5%、6%上昇しているため
今回もこのケースに倣うなら9月安値から6%程度
上昇するのではないかとの仮説が成り立ちます。

水星逆行直前の安値は11日の1097.90㌦であるためターゲットは
1,163.70ドル近辺となり、8月24日の高値を面合わせレベル。

 
この数字はテクニカル的にも興味深い数字で、
金の先行指標として用いているXAU指数の目先の抵抗水準と近しい
ことが確認できます。


この2カ月、NY金相場とXAU指数は一方が安値切り下がり、
もう一方が高値切り上がる異市場間強気ダイバージェンスを形成しており、
短期的に買いシグナルが出来ています。
ただし金と違ってXAU指数は54ポイントのところにGAPがあり、
8月はこのGAPを埋めて下落したことから、金相場が本格的に
強気に転じるにはXAUで54ポイント、
NY金で8月高値もしくは1175ドルを超える必要がありますが、、、。

ここからの金相場の見方について詳しくはオンデマンド放送で
林さんの解説をお聞きくださいね。

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ここで「コモディティ・フェスティバル2015」のお知らせです。
東京に加えて、今年は大阪でも開催!

9月26日土曜日、東京・御茶ノ水ソラシティホール
10月3日土曜日、大阪・梅田ハートンホール毎日新聞ビル

「原油バブル崩壊!? シェール革命の舞台裏と新時代のエネルギー政策」
「富裕層への道をひらく先物金投資~勝つためのルールを知る~」
「買い場到来!?ヘッジファンドマネージャーの金・原油市場の見方」

世界を動かすコモディティ。
コモディティを知り尽くした専門家や、ファンドマネージャーによる今後の原油、金投資の講演。豪華グッズがあたるコモディティ抽選会もあります。

「マーケット・トレンド」でもおなじみの小次郎講師、池水雄一さんもご登場。

ご友人・ご家族連れでぜひお越しください!

参加は無料ですが、事前にお申し込みが必要です。東京・大阪両会場のお申し込み、イベントの詳細は下記のバナーをクリックしてください。

低迷する灯油価格の背景 [大橋ひろこコラム]
2015.09/16 大橋ひろこ 記事URL

灯油価格が現在どのくらいかご存知ですか?TOCOMの東京バージ灯油(先物価格)は昨年夏場には1キロリットル当たり8万円台で推移したいたのですが、今年1月には5万円を割るところまで下落。6月に向けては6万円台を回復するところまで戻しましたが、再び5万円を割り込むというダイナミックな相場展開。原油価格に連れて大きな動きとなってしまっています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はリム情報開発 国内石油製品チームリーダー工藤亜紀子さんに
灯油価格動向についてお話を伺いました。


我々消費者は一斗缶で灯油を購入することが多いですね。

一斗缶は18リットル。工藤さんによると14日時点の灯油の店頭小売価格は
前週より0.3円下がった80.6円(2011年1月80.9円以来の安値)。

80.6円×18ℓ=1450.8円

ずいぶん安くなりましたね。
なぜこんなに灯油価格が下がっているのでしょう。

まずは原油市況。昨年からの急落で原油価格が半値以下になったことに
連れ安となっています。
また、大都市圏を中心に、一般家庭の需要後退が進んでいるという
構造的要因も。電気などへの燃料転嫁、集合住宅での火気使用禁止で
灯油需要は低下傾向が続いています。

灯油マーケットの需要期は北日本で10月くらいから、ピークは1月。
いつ使いはじめるかが焦点となってきます。

9月は新米の乾燥燃料となるため東北地方を中心に一部で動きが
出始める時期ですが、今年は長雨洪水被害で出足が鈍いようです。

灯油の最需要期は冬場でも需要期への備えは夏場から始まります。
海上では6月に先物がコンタンゴを形成していた時点で
大手商社を中心に、北向け(北海道)向けの溜め込みが完了していますが
陸上ではまだまだこれから。
というもの、去年は秋から冬にかけて原油が暴落したため、
先物や現物を早めに仕込んだ向きが大火傷となったことの経験則から
今年は冬場の溜め込みに慎重となっているのだそうです。

需要後退とともに、灯油の在庫も毎年減少傾向にあり、
石油連盟の在庫統計(一般向けには、毎週水曜日に発表)
9月12日時点では265万9,964klで前年の9月末と比較して5.68%減となっています。

また、厳冬となれば灯油需要は増加しますが、暖冬となると需要減退となるため
天候も重要な価格変動要因となります。

8月に出た気象庁の3カ月予報では、
11月まで平均気温は高めの予想ということで弱気材料。
9月10日のエルニーニョ情報では
「今後、冬の間はエルニーニョ減少が続く可能性が高い」と指摘されています。

今後の灯油価格動向を占うポイントなど工藤さんに詳しく伺っています。
オンデマンド放送で工藤さんの解説をお聞きくださいね。


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ここで「コモディティ・フェスティバル2015」のお知らせです。
東京に加えて、今年は大阪でも開催!

9月26日土曜日、東京・御茶ノ水ソラシティホール
10月3日土曜日、大阪・梅田ハートンホール毎日新聞ビル

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