低迷する商品市況、その背景と今後 [大橋ひろこコラム]
2015.08/14 大橋ひろこ 記事URL
人民元切り下げに驚かされたマーケット。元安ドル高となったため、金融要因から商品市況が圧迫されただけでなく、元安によって中国の購買力が低下するとの思惑も今後の商品市況にとってはネガティブ要因。この人民元切り下げがなくてもコモディティ市況は軒並み低迷していましたが、、、。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はマーケット・リスク・アドバイザリーの新村直弘さんにコモディティ市況の低迷の背景と今後について伺いました。


年初来上昇率がプラスなのは、ココアや米国のガソリンくらいなのだそう。

それも、昨年末から年初にかけて下がりすぎた反動で、年初スタート価格が
低かったことが背景。今年2015年の商品市況の年初来パフォーマンスは
軒並みマイナスです。

通常、最終的な固有の需給バランスが価格を決定するのですが、
ほとんどの商品が等しく下落しているということは
これらに共通する要因があるということだ、と新村さん。

① ドル高の進行

ドル高は生産国の自国通貨ベースでの採算改善を通じて
生産コストを引き下げるため生産量を増加させてしまいます。

また、ドルが上昇すれば自国通貨ベースでのその商品価値が上昇するため、
消費が減少してしまいます。


② 原油価格の下落

原油価格の下落も多くの商品の生産コストを押し下げます。

また、原油価格の下落は期待インフレ率を低下させるため、
インフレ資産と言われる商品価格にとってはマイナスに影響します。


③ 世界経済成長ペース鈍化

世界経済の見通しが下方修正されました。
中国人民元切り下げなど中国の景気テコ入れ策も
中国景気後退が顕著になってきたということなのでしょうか。

新村さんは特に習近平政権に代わってから進められてきた
腐敗撲滅運動が行き過ぎてしまい、必要な公共投資が
実施されてこなかったことが事態を悪化させたと指摘。

工業金属セクター需要の中国シェアは約5割にも上り、
当然、中国経済の鈍化が売り材料となってしまっています。


利上げの近い米ドルが高くなるのは必然であったかと思いますが、
この先も米ドル高は続くでしょうか。原油安は?
新村さんに今後についてもうかがっています。
投機筋のショートポジションが積みあがっていることは
今後どのようなリスクとなるのか、などなど、
詳しくはオンデマンド放送で新村さんの解説をお聞きくださいね

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ここで『コモディティ・フェスティバル2015 in 東京』のお知らせです。

9月26日土曜日、東京・御茶ノ水ソラシティホールにて開催。

世界を動かすコモディティ。

「原油バブル崩壊!? シェール革命の舞台裏と新時代のエネルギー政策」

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人民元切り下げで波乱の商品市況 [大橋ひろこコラム]
2015.08/12 大橋ひろこ 記事URL

中国の人民元切り下げのサプライズはあらゆるマーケットへと波及しています。原油や銅などの一次産品が新値を取って下落更新となるなか、金だけが底堅く下値を切り上げています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。

小針さんは、金はリスク回避の避難先として注目される側面もあるのかも
しれない、としながらも、ショートカバーである可能性が強いとしています。

テクニカル的には上昇の半値押し水準を割り込んでしまっており、
まだ底入れ確認には時期尚早だとして、
テクニカル的に3分の2押し水準まで想定するなら800ドル台までの
安値も否定できないとお話くださいました。

また、日本ではプラチナ地金販売が好調のようです。
7月は前年同月比で32倍ものプラチナが売れたそうですが、
金よりも価格が安いことで割安感がありますね。

しかし、中国の新車自動車販売は4カ月連続減少しており、
7月は前年同月比で7.1%減の150万台しかありませんでした。
4か月連続で減少するのは2000年以降初めてのことです。

決して需要が喚起されている局面ではないのが気がかりですが、
自動車といえば中国がタイヤ需要の4割を持占めることで気になるゴム。

中国の需要減という需要の弱さもさることながら、
ゴム生産地の通貨安もゴム価格下落の一因となっているようです。


マレーシアリンギは8月6日時点で1ドル=3.88リンギと
1998年以来約17年ぶりの低水準を記録しました。

このマレーシアリンギの急落に追随するように、
タイバーツやインドネシアルピアなどの周辺国通貨も下落が強まっています。
タイバーツもドルに対し2009年5月以来6年ぶりの安値圏まで下落中。

タイの場合は、ドル高という共通要因のほかに、
30年ぶりと報じられている記録的な大干ばつが
タイ経済に大きな打撃を与えると観測されていることも背景。

タイ北部の干ばつはタイの主幹産業である米作の減産と
農家の収入減につながると予想されており、それが株安、
通貨安を招いているとみられています。


タイバーツ安やマレーシアリンギ安、インドネシアルピア安
で警戒しなくてはならないのは、それらの国々が天然ゴムの主要な生産国であり
この3カ国が世界の天然ゴム生産の約7割を占めるということと、
これらの生産国の通貨安が自動的に天然ゴム価格を押し下げることにあります。

1997年のバーツ危機、アジア通貨危機の際、天然ゴム価格は大きく値下がりしました。

輸出国にとって通貨が下がれば輸出価額を引き下げても相殺されるわけで
ほぼ自動的に輸出価格は安くなてしまいます。
従って、最近のバーツ安は中国や日本向けを中心とした
RSSやTSRの対外オファーを安唱えさせ、
またインドネシアも同様にルピア安により
中国や米国向けを中心としたTSRの対外オファーも安くさせてしまうのです。

商品市場の下落はまだまだ続く・・・?!

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。

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資金管理が勝敗を分ける~小次郎講師のトレードスクール [大橋ひろこコラム]
2015.08/11 大橋ひろこ 記事URL

7月からスタートしてます!
毎週火曜の「小次郎講師のトレードスクール基礎編」

このシリーズはテキストがございます。ご覧の画面の右側にある「小次郎講師のトレードスクール」波の柄のバナーをクリックしていただけるとテキストをダウンロードしてお聞きいただくことができます。只今、4回分のテキストDLできます。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
小次郎講師こと手塚宏二さんのトレードスクール
第6回のテーマは
「資金管理が勝敗を分ける!」です。

皆さんは、トレードの際のポジション量をどのように決定していますか?
自分にとっての適切な取引量を考えたことはあるでしょうか。
~まずこれが大前提の「資金管理」ですね。

では、自分が取っているリスクがどれくらいなのか日々把握できていますか?
リスクは取り過ぎてはだめですが、リスクを取らなすぎるのもだめなのです。
~これが「リスク管理」です。

今回は「ATR」を使って自身が用意できる資金にたいして
どの程度のリスクを取るのが適切なのか、
「1ユニット(取引量)の計算法」を具体的に解説いただきました。
今回はFXトレードを例にお話しいただいています。



必用な情報(数字)はあなたの

①投資用資金
②ATR
③クロス円以外の通貨は円への換算レート

これをどのように計算して、リスク量を図ることができるのでしょうか。


ATRはご存知ですか?アベレージ・トゥルー・レンジと呼びます。
海外ではメジャーなテクニカル分析なのだそう。

投資する銘柄、商品が1日にどのくらい変動するのか?!
これを把握しておかなければリスク管理はできません。
つまり、自分のトレード対象のリスク値を知ることが重要です。
その指標となるのがATRなのです。

◆ATRの計算式は、、、

まずは今日のTR(トゥルー・レンジ)を求めます。
計算に使う数字は前日の終値と、今日の高値・安値だけ。

(1)当日高値-前日終値
(2)前日終値-当日安値
(3)当日高値-当日安値

TRは上記3つの数字のうち最大のものを指します。
そして、当日を含め過去20日分のTRを平均化すしたものが
ATRです。これは一日に動く幅の目安となります。

この数字をもとに、どのくらいのボリュームで取引したらいいのかを
決めるのです。取引量の目安に使うということですね。

◆ではATRを使って具体的にどうやって取引量を決めるかというと。。。
(投資資金額)×0.01÷ ATR = 1回あたりの取引量

簡単ですね。

そして、このATRを使って自身の適切な取引量を知るには?!
詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

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金急落、高まる米9月利上げでファンドも売り越しへ [大橋ひろこコラム]
2015.08/09 大橋ひろこ 記事URL

金相場が冴えません。冴えないのは金のみならずCRBインデックスも200Pを下回り商品市況は12年ぶり安値圏へと低迷しています。このような動きの背景にあるのは「近づく米利上げ」と「中国景気後退」です。金価格は今後どこまで下落の可能性があるのでしょうか。

みなさんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は金融貴金属アナリスト亀井幸一郎さんにお話を伺いました。


1. やって来るか9月の利上げ

コモディティ、金市場の潮目の変化を感じさせたのは
9月の米利上げが現実的となってきたいくつかのイベント。

① 7月15、16日のイエレン議長の議会証言では

「早すぎるリスク」から「遅すぎるリスク」にシフト


② 7月のFOMC声明文の小さな変化

声明文に盛り込まれたSOMEがタカ派的だという受け止め方に
(労働市場の)「さらなる改善」から「さらにいくらかの改善」


③ 7月30日 4-6月期GDPの発表

4-6月期2.3%成長よりも1-3月期が▲0.2%から+0.6%に
上方修正されたことに注目



④ アトランタ連銀ロックハート総裁 WSJインタビュー記事で

「私が前進することに抵抗を感じるには、経済情勢の大幅な悪化が必要だ」

~ 向こう数週間に発表される指標がとりわけ弱い内容でない限りは重きを置かない
~経済は準備できており、変化を起こす適切なタイミングだという姿勢で会合に臨むつもりだ

同総裁は、現在FOMC全体のコンセンサスを代表する傾向があることと
WSJのヒルゼンラス記者は著名Fedウォッチャーであることから、
利上げに向けたコンセンサスを発信したのではないかと
思われる、と亀井さん。


9月の利上げが、マーケットに織り込まれていく中で
金価格は1100ドルを割り込む水準まで下落しています。

特に7月20日には上海時間に金価格は40ドルもの下落となりました。
原油をはじめコモディティ市場総弱気の中で起きた金の投機的売り攻撃
直前に中国が外貨準備に占める金保有量を公表、1658トンという数字は
マーケットが予想していた3000トンを超える金保有の可能性を
大きく下回るサプライズで、このことが下落のきっかけとなったのでは?
とみる向きもありますが、亀井さんはこれはタイミングが符号しただけであり、
中国がこの下落に関与している可能性は大きくないと解説くださいました。

こうした金の下落の裏で、ファンド勢が金売りを仕掛けており、
大口投機筋の先物とオプションの金のポジションは売り越しに転じています。

亀井さんはCFTCの投機玉ポジションに表れる数字よりなお、
ファンド勢の売りポジションが大きい可能性もあるとし、
(金現物の裏付けのあるインデックス投資を絡めた仕組債などの推移から)
これらのポジションが買い戻されるときには金は大きく上昇します。

そのタイミングはいつでしょうか?
果たしてここから9月利上げまでの展開は? 
9月利上げの有無とその後の展開は?

詳しくはオンデマンド放送で亀井さんの解説をお聞きくださいね。

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CRBインデックス12年ぶり安値  [大橋ひろこコラム]
2015.08/05 大橋ひろこ 記事URL

国際商品の総合的な値動きを示すロイター・コアコモディティーCRB指数が3日月曜日、前週末比3.27ポイント低い199.30と、2003年5月2日以来、約12年ぶりの安値を示現しました。CRB指数はニューヨークやロンドン、シカゴ先物市場に上場する原油、金、銅、アルミニウム、小麦、トウモロコシ、コーヒーなど19品目で構成するものですが、これまでのサポートであった2009年のリーマンショック後の安値である200.34ポイントを下回ってしまいました。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はインベステック調査情報グループの森成俊さんに
貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。

中国や新興国の需要減退に加えて
アメリカの利上げが近づいているということで
ドル高基調が続いており、需給要因と金融要因の両輪が
弱材料という環境が続いており商品市況の低迷に繋がっています。

特に金価格は、6~7月のギリシャリスクや中国株下落リスク時にも
資金の逃避先としての上昇がみられなかったことが
更なる弱気に繋がっているようです。

ドル建て現物価格ベースで7月月27日には1,077ドルまで下落し、
2010年10月以来の安値に沈みました。
1,077ドル割れとなると、1,050ドルが下値目標となり、
1,050ドル割れとなると、2010年2月の安値1,045ドル、
1,000ドルの節目を目指す展開に・・・。

また、ファンドの手口が話題で
二ューヨーク金市場での大口投機家の買い越しは
5月19日に12万2,621枚まで急増していたのですが、
6月以降は減少の一途を辿っており7月28日現在では2万4,465枚まで減少。
オプションやその他投機家ポジションを合算すると売り越しに転じており、
ファンド勢は金価格の先安観を見込んでショートを積み上げているようです。


7月28,29日開催のFOMCでは9月の利上げ観測が強まっていますが
今週は7月の米雇用統計の発表が注目です。
強気の数字が出ると、9月利上げ観測がさらに強まり、
ドル高から金が売られやすい環境になるとみられます。


事前予想は失業率が前月と変わらずの5.3%。
非農業部門の就業者数は前月比22万5,000人の増加に微増予想。


また、金よりも希少性が高く価格も高いはずのプラチナが安く、
金とプラチナの価格が逆転現象が続いています。
プラチナはユーロ圏、中国の景気低迷による需要減少、
生産国の南ア、ロシアの通貨安による供給増加は継続しており、
需給が緩いのが下落の大きな原因となっています。

プラチナのここからの見通しは?
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。

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ここで『コモディティ・フェスティバル2015 in 東京』のお知らせです。

9月26日土曜日、東京・御茶ノ水ソラシティホール
10月3日土曜日、大阪・大阪ハートンホール

今年は東京・大阪で開催です。

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売りを制する者が投資を制する~売りの優位性 [大橋ひろこコラム]
2015.08/04 大橋ひろこ 記事URL

小次郎講師の新刊『数字オンチあやちゃんと学ぶ 稼げるチャート分析の授業』売れ行き好調!!

ということで、小次郎講師からサイン入りの著書を5冊ご提供いただきました~♪
番組をお聞きの皆様の中から抽選で5名様にプレゼントいたします。移動平均線大循環分析と一目均衡表を徹底マスターできる1冊です。

こちらからどしどしご応募くださいね。

https://ssl.radionikkei.jp/event/150804-trend.html



さて「小次郎講師のトレードスクール基礎編」第5回のテーマは
「売りとは何?!~売りを制する者が投資を制する」です。

このシリーズはテキストがございます。
ご覧の画面の右側にある「小次郎講師のトレードスクール」波の柄のバナーをクリックすると
テキストをダウンロードしてお聞きいただくことができます。只今、8回分のテキストDLできます。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は小次郎講師こと手塚宏二さんに売りの優位性についてお話いただきました。

上げ100日下げ3日、、、とも言いますが、
上昇は緩やかでも下げるときはあっという間です。

この下落に巻き込まれると大変ですが、
売ることができれば効率よく収益拡大できるということでもありますね。

上げ相場と下げ相場、どちらもできるということは
利益機会を倍に増やすことでもあるのです。

また「敵を知ることができる」と小次郎講師。

空売りをすると売方投資家の気持ちが理解できます。
どんなに売りを仕掛けてくるかがわかることで
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」

また、リスクヘッジ(保険)に使うこともできます。
現物で金を保有していても、この数年の金の下落局面を
黙ってみていることはありません。
先物市場やETFなど売れる市場で、金を売ることで
資産の目減りをヘッジすることもできますね。

売りを覚えることでの優位性は様々ありますが、
当然リスクもあります。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

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出光・昭シェル経営統合でJXと2強体制へ~その背景と今後 [大橋ひろこコラム]
2015.07/31 大橋ひろこ 記事URL


石油元売り国内2位の出光興産と5位の昭和シェル石油は30日、経営統合することで基本合意したと正式発表しました。7月31日日経新聞の一面トップニュースです。

出光が昭和シェルの親会社であるロイヤル・ダッチ・シェル(シェル・グローバル)から33.3%(議決権比率)の昭和シェル株式を取得。シェル・グローバルは35%の昭和シェル株式を保有することとなります。昭和シェル株の売却でシェル・グローバルは,日本での石油精製・販売事業から完全に撤退し、今後はLNG中心の資源開発に集中していくことになります。

皆様ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は株式会社セキツウ常務取締役の山内弘史さんに
「出光・昭和シェルが経営統合に向けた協議で合意」
その背景と今後についてお話を伺いました。

大手石油元売り会社は多い時で10社あまりあったのですが
業界再編の末、ガリバーであるJXホールディングス(10.8兆円)と
今回統合にて業界2位へと浮上する出光+昭和シェル(7.6兆円)の
2強体制へ随分数が減りました...。


これまで業界3位だった東燃ゼネラル石油(3.4兆円)、
次いでコスモ石油(3.3兆円)が今後どうするのかが注目されますが
業界再編は最終局面に入ってきています。

なぜ石油元売りの統合再編が繰り返されてきたのでしょうか。

そもそも、石油製品の国内市場が縮小し続けています。
少子化に加えて、燃費の向上がガソリンの消費量を減少させているのです。


◆ガソリン販売量推移、減少が続く。

2010年度 58,159千kl 
2011年度 57,209 
2012年度 56,206
2013年度 55,477
2014年度 52,975

2018年度には49,458へ 
2019年度には48,310へ減少する見込みで
年率1.8%の減少となるとみられます。

このペースでいくと2019年には
2014年度(5年前と比較して)▲8.9%に。

このため、ガソリンスタンド(給油所)数も減少が続いています。

◆給油所数推移、減少が続く。

平成元年 58,285
6年 60,421 
10年 56,444 
15年 50,067
20年 42,090
22年 38,777 
24年 36,349 
25年 34,706
26年 33,510

平成6年がピークで6万ヶ所あったガソリンスタンドが
昨年は33510ヶ所で、およそ半減しています。

この中で今回統合した2社のガソリンスタンドは計約7000カ所。
出光の月岡社長は「当面、両ブランドは維持する」と述べています。


国内需要の低下、マーケットの縮小は今後も続くとみられ、
アジアなど海外市場の開拓が急務となってきていますが、
今後は、出光が進めているベトナムでの製油所事業など
海外展開を加速するとみられています。

しかし、海外市場も競争が激しいと山内さん。

中東など産油国と組んでアジア市場に製油所を作り
製品を販売している競合もあるほか、
アメリカがシェール革命以降、石油製品輸出を拡大しており、
コストも低廉化しているのだそうです...。

◆製油所は2社で6か所、統廃合なし?!

両社が保有する製油所は

 出 光 :北海道(苫小牧)、千葉、愛知(知多)の3か所
昭和シェル:四日市、川崎、山口の3か所

計6か所あります。

「製油所の統廃合は必要ない」と月岡社長は話されていますが、
 製油所統廃合が元売統合の最大のメリットかと思われますが、、、。

しかし、競合他社が保有する製油所とエリア的に重複しないため
一体運営による効率化でコストを削減が可能であれば
統廃合しなくてもやっていけるということなのかもしれない、と
山内さん。

詳しくはオンデマンド放送で山内さんの解説をお聞きくださいね。

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ここで『コモディティ・フェスティバル2015 in 東京』のお知らせ!!

9月26日土曜日、東京・御茶ノ水ソラシティホールにて今年もコモディティの祭典、コモフェスが開催されます。

 世界を動かすコモディティ。


コモディティを知り尽くした講師たちによる講演やセッション、各ブースの展示を通じて
その魅力から、現在のマーケット、トレード手法まで、楽しみながらコモディティを学んでみませんか?

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原油ショートカバーとなるか、EIA石油在庫統計に注目 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2015.07/29 大橋ひろこ 記事URL

商品市況の低迷が続いています。7月最終週、27日月曜の上海株式市場は8%を超える大きな下落となりました。中国株式市場の下落は商品市況の低迷の長期化を暗示しているようです。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコモディティインテリジェンス代表取締役社長の
近藤雅世さんにお話を伺いました。


銅・ニッケル・アルミニウムの非鉄金属は現在、
その半分以上を中国が消費している構図です。
鉄鉱石に至っては需要の6割以上を中国が占めています。

原油の需要トップの米国の日量2,444万バレルに次いで中国は第二位。
日量1,081万バレルで世界のシェアの12%を占めるに過ぎませんが、
2015年の世界全体の消費量増加量が+129万バレルに対して
中国は27%増である+35万バレル。需要の増加幅も大きかったのですが、、、。


世界の商品需要における中国の存在感があまりに大きかったために
中国の景気後退がもたらす商品需要減少は市況に大きく影響してきます。
長期的には商品価格は低迷すると思われますが、
足元では金や原油相場が反発する可能性があると近藤さん。


原油と金に対するファンドの売り残が金は過去最大の▲160,13枚、
原油は3月24日の281,026枚が過去最高でしたが、
5月中旬には12万枚台まで減少し、先週再び増加し202,339枚になっています。


ファンドがショートポジションを膨らませているため、
これが買い戻されれば反発する、ということですが、
特に原油は日本時間の木曜日朝にEIA米国エネルギー情報局が発表する
石油週報がトリガーとなって反発するのではないか、というのです。

先週は原油在庫が大幅に増加しました。
近藤さんは、先週の原油在庫増がイレギュラーであったため、
今週は原油在庫が減る可能性があるとして注目、
もし、在庫減となれば、ショートカバーから原油が大きく反発する
可能性もあると近藤さんは解説くださいました。


また、タイのコメの穀倉地帯で干ばつとなっているので、
世界最大のコメ輸出国の生産に影響があれば、コメ価格が上がるかも?
日本にまで影響があるかどうかに注目ですね。

証拠金制度とレバレッジ
2015.07/28 大橋ひろこ 記事URL

7月からスタート!毎週火曜の「小次郎講師のトレードスクール基礎編」
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皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
小次郎講師こと手塚宏二さんのトレードスクール
第4回のテーマは
「証拠金制度とレバレッジ」です。

商品先物取引はレバレッジを活用した取引。
それゆえに、危険だとか怖いというイメージもあるのですが、
小次郎講師はレバレッジを制する者が投資を制する!と説きます。

レバレッジはリスクでもありますが、大きなリターンをもたらす
武器にも成り得るのです。

レバレッジはコントロールできることをご存知でしょうか?
ハイレバレッジでハイリスクハイリターンの取引をするのか、
ローレバレッジでローリスクローリターンの取引をするのか、
実は自分次第なのです。先物取引はハイリスクという考え方では
利益を最大限に伸ばすことができない考え方なのです。

リスクをコントロールできれば、リターンを享受できる、、、
ならば、リスクをコントロールしてレバレッジの効用を最大限に
引き出せばいいのですが、どうすればいいのでしょうか?

小次郎講師はTOCOMでの金取引を例にあげて
取引するために必要な資金、価格変動によるリスク率から
リスクコントロールのための具体的な考え方を教えてくださいました。

・自分の取引する銘柄は1日平均でいくら動きますか?!

・1枚(最小単位取引)でいくらの損益となりますか?

・投資用資金に対してそれは何%のリスクですか?

・適切な取引量は何枚までですか?

これにパッと答えられないようだと、、、、
リスクコントロールができているとは言えません。

自己資金に対して、どの程度のリスクを取っているのか。
リスクをコントロールすることで資産を守り、
また、資産を増やすことが可能なのです。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

下げ止まらぬ商品市況の現状と今後 [大橋ひろこコラム]
2015.07/24 大橋ひろこ 記事URL

商品市況の下落が止まりません。WTI原油価格は再び50ドルの大台を割り込み、NY金価格は生産コストとして意識されてきた1200ドル大台どころか1100ドル台をも割り込んでしまいました。モルガンスタンレーやゴールドマンサックスなどの大手金融機関は金価格1000ドル割れの可能性に言及しています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は三菱東京UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員 
芥田知至さんにご出演いただきお話を伺いました。



ギリシャ支援問題や中国株式市場の急落など様々なリスクが株式市場の
下落を誘発し、コモディティ市場にもその余波が及んだ部分もありましたが、
金市場にはリスク回避の資金流入はなく、リスクが鎮静化した後には
一層の下落となりました。

金が5年5カ月ぶりの安値、原油は5月の高値に比べて21%安。

原油や金が下落している背景と今後について芥田さんに
解説いただきました。


<中国需要の下振れ懸念>

ギリシャ問題や中国の株安を受け、世界の原油需要に対する見方が
やや慎重になっている可能性。
中国の景気動向に敏感な銅やアルミといったベースメタルなどの
価格も下落しており中国需要による価格下支えがなくなっている
と考えられます。


<シェールオイルの生産高止まり>

昨年後半からの原油価格の下落を受け採算割れから
減産の動きが見え始めた米国のシェールオイルですが、
原油価格が40ドル台の底値から60ドル台へと持ち直したことを受け、
減産はそれほど進まないとの見方がでてきています。
油田開発の先行指標となる石油掘削設備(リグ)の稼働数の週次統計は、
6月26日をボトムにやや増加しており、米国の原油生産量も
5月15日に終わる週をボトムにやや持ち直しています。


<イラン産原油の供給増加観測>

イラン核開発協議で合意が成立し、イラン産原油の供給が増える観測。
イラン産原油の供給が開始される具体的時期は不透明ではあるものの、
今のところ、対イラン経済制裁の解除は、来年以降となると報道も。

制裁解除後は数カ月程度で60~80万バレル程度の
増産が可能だという見方が原油の上値を抑えていると考えられます。


<米国の利上げ>

FRBの利上げが視野に入ってきていることで、ドル高基調が継続しています。
原油相場とドル相場の関係が密接な状態が続いており、
FRBの利上げを材料にドル相場が堅調に推移する環境では、
原油や金をはじめとしたコモディティの価格は抑制されやすい
状況が続くとみられます。


<金下落の背景に中国の金保有量公表>

中国人民銀行が17日に突然金準備の保有量を発表しました。
それによると6月末時点の金保有残高が1658トンと、
2009年比で57%増加していたものの
市場の想定を大幅に下回る増加テンポだったため
ネガティブサプライズとなり、手仕舞い売りが加速しました。

ギリシャ問題や中国の株安への懸念が一服する中で、
安全資産としての需要が減退することが意識されたこと、
米国の利上げ観測が強まる中でドル高が進み、金売り圧力が強まったこと、
原油など他のコモディティの下落が進む中でインフレ期待が後退して
インフレヘッジとしての金需要も萎むとの懸念に繋がっています。


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