金の需給、ファンダメンタル分析のポイント [ファンダメンタル分析シリーズ'15(~16年1月)]
2015.10/06 大橋ひろこ 記事URL

10月から毎週火曜日は商品先物取引の「ファンダメンタル分析」シリーズがスタートします。

10月の1か月間は貴金属商品のファンダメンタル分析のポイント。ご出演は岡藤商事株式会社主席ストラテジスト郷右近 要さんです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

①金価格の決定要因の底流にある需給フロー

これまで採掘された金の総量、地上在庫は2014年時点で18万3600トン。
これは毎年増加していきます。
新産金量は2013年の3061トンから2014年の3133トンへと増加しています。

供給サイドにはこのほかスクラップ(リサイクル)回収といって
価格が上がってくると、市場の売りに出される金商品、や製品があるほか、
投資用需要としてのETFの金買いが売られた際も同様に供給サイドに
カテゴライズされます。

郷右近さんには、需給フローの流れの強弱を作る価格弾力性と
価格変動の特徴などについて詳しく解説いただきました。


②需給のみならず金融・経済要因が金価格に及ぼす影響

そもそも2000年以前、金価格は200ドル台にまで売り込まれ低迷して
いましたが、2000年以降大きな上昇トレンドを形成し
2011年には1900ドル台へ跳ね上がりました。

現在は1000ドル割れ予想もあり弱気が大勢ですが、
こうしたダイナミックな金価格の変動にどのような経済、
政策の変化があったのでしょうか。

1999年9月のワシントン合意は、金下落トレンドに終止符を打つ
大きな転換点となりました。
IMF総会で中央銀行15行が金に関する売却とリース運用の制限で合意。
金に対するセンチメントが大きく変化しました。

アジア通貨危機、リーマンショックは金価格にどのような
影響をもたらしてでしょうか。
郷右近さんに伺っています。

米利上げが近づき、新興国投資が冷え込む中
原油やプラチナなどのコモディティ投資も冷え込んで
大きな下落となっていますが、金価格はそれほど下落していません。
原油などは2014年~2015年にかけて半値以下に下落ています。

金相場の需給ポイントと現状のセンチメントについてなど
詳しくは郷右近さんの解説をお聞きくださいね。

プラチナは2008年安値に迫るのか?! [大橋ひろこコラム]
2015.10/02 大橋ひろこ 記事URL

VWショックでプラチナが一段安の展開となっています。それまで950ドル近辺で底値感が出てきていたのですが、、、。9月18日にVW排ガス規制不正が発覚してからディーゼルカー離れが懸念されプラチナ触媒需要後退懸念から下落が加速、10月に入ると900ドルをも下回ってしまいました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はICBCスタンダード・バンク東京支店長 池水雄一さんに
VWショックに揺れるプラチナ価格について伺いました。

プラチナの過去10年間の安値は2008年のリーマンショックによる世界金融危機のときの786ドルでした。またここまでプラチナが下がることがあるのでしょうか?

2008年年末当時と2014年から現在に至るまでの状況を比較して
今後を考察いただきました。

◆2008年との類似点

①2008年リーマンショックによる経済危機でプラチナの需要が約18%減少。
 現在もまた、中国景気後退でプラチナ需要は減少しています。

②2008年プラチナと同時に原油価格も140ドル台から30ドル台まで下落。
 現在もまた、原油価格は100ドル台から30ドル台へと下落しています。

また、エネルギー価格の大幅下落でプラチナ生産コストが低下したことで
増産体制へ。原油安からガソリンの価格も下落したことで
より燃料費の安いディーゼルカーを買おうというインセンティブも低下
するだろうことが、現在のプラチナ安につながっています。

③2008年もリーマンショックで、リスク回避のドル高が引き起こされました。
現在も、利上げをテーマにしたドル高が進んでいます。

◆2008年と異なる点

投資家のポジションが決定的に違います。
リーマンショックの時の下げの売りの主体は、
プラチナの需要が今後減少するという見込みからの「新規売り」

今回の下げは、積みあがっていたNymexのロングポジションの
手仕舞い売りが売りの主体であり、2014年のロングポジションピーク時
から現在はおよそ半分にまで減少しています。

グラフを見ていただければ一目瞭然。
2008年はファンドなどの投資家のポジションはほとんどなかったのです。
ではなぜ2008年はプラチナ価格が2300ドル台まで上がったのでしょう?!
その買い手は投資家ではなく、実需筋だったのです。

2008年南アフリカの鉱山ストがあり、ストライキに備えて
自動車メーカーはプラチナを買って備蓄する動きにでました。
この在庫がリーマンショック時のビッグ3の破たん危機の際に
市場に放出されたことで、プラチナ価格暴落の一因ともなりました。

リーマンショック時の安値786ドルまではまだ下げ余地を残しています。
2008年との相違点を検証することでの池水さんの今後の展望は?!

詳しくはオンデマンド放送で池水さんの解説をお聞きくださいね。

コモディティ価格下落がもたらすリスク [大橋ひろこコラム]
2015.09/30 大橋ひろこ 記事URL

スイス資源大手グレンコアの株価が急落、時価総額の7割以上を喪失、倒産リスクが増したことなどを受けて世界の株価が下落、サウジアラビアのソブリンファンドが投資資金を引き揚げたことなども嫌気して金融市場が不安定となっていますが、コモディティ価格安が招いた事態といえます。グレンコアは亜鉛や銅取引の世界シェアが50~60%にも上りますし、サウジアラビアは産油国、原油価格下落は財政を圧迫します。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケット・アナリスト菊川弘之さんにお話を伺いました。

中東オイルマネーの資金引き上げが日本株下落の一因ではないかとも
指摘されていますが、カタール投資庁はVW株とグレンコア株で
相当の損失を抱えたようです。

VWの排ガス不正問題は、ディーゼル車の触媒として使われるプラチナ市場へも
影響を及ぼしています。ディーゼル車からガソリン車への転化が進むとの
思惑でしょうか、プラチナ価格は下落しましたが、ガソリン車触媒となる
パラジウム価格が大きく上昇しました。

ディーゼル車触媒としてのプラチナ需要が劇的に改善する見込みは薄く、
プラチナ価格が長期低迷する可能性が大きくなっていますが、
将来的には燃料電池車と電気自動車のどちらが世界的標準となるかが焦点。


燃料電池にはディーゼル触媒より多くのプラチナを使用します。
日本は燃料電池車を推進する機運が高いのですが、
世界的には電気自動車になっていくようなムード...。
この見極めがプラチナ価格にとっては大きな材料となってくると菊川さん。
金とプラチナの価格が逆転減少は長期化するでしょうか。

また、原油価格については、11月のOPEC総会でサウジが減産するのか。
イランの核開発協議合意による経済制裁解除の影響は?
さらには中東とロシア、米国のパワーバランスの変化などなど
菊川さんに伺っています。

詳しくはオンデマンド放送で菊川さんの解説をお聞きくださいね。

小次郎講師の教え10か条、投資において大切なこと
2015.09/29 大橋ひろこ 記事URL

今日は9月最終火曜日。小次郎講師のトレードスクール基礎編は今日がファイナル!1クール3か月ってあっという間ですね。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
基礎編最終回のテーマは「投資において大事なこと」

小次郎講師の教えその1、投資に必勝法はない!

ズバリ、宣伝に騙されるな!ということです。

投資は簡単だとか、ここだけ知れば必ず勝てるとか
勉強する必要ありませんなんて話は全部ウソ!と小次郎講師はバッサリ。

ノーベル賞受賞の頭脳が開発したトレードプログラムでも勝ち続けるのは困難なのです。
百戦錬磨のプロがうごめく市場で簡単に勝てるワケがないのです。

勝率90%以上の売買シグナルがあるとか
この手法なら年間何百%の利益が確実とか
そういうものを信じて、資金を無駄にしないでください。

小次郎講師の教えその2、
勉強して鍛錬してようやく勝てる!

語学をマスターするのにどれだけ期間がかかりますか?
将棋や碁で有段者になるのに、どれだけの勉強と実践が必要でしょうか。

投資も全く同じなのです。

勉強し、実践を重ねたものが上達するのです。

その他にも

「予想はよそう」(駄洒落ですが、とても重要なポイントですよ。)
「投資は確率の勝負と心得よ」
「大数の法則で勝て」
「資金管理を究めよ」
「トレードエッジを究めよ」
「チャート分析を究めよ」
「トレードルールを作ろう」

などなど小次郎講師が投資家の皆さんに伝えたいことは
山ほどあって、とても基礎編では網羅できません!

ということで、中級編、上級編のオンエアに期待しましょう!
小次郎講師、基礎編レギュラーありがとうございました。

皆さん、詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師からの
メッセージを聞いてくださいね。

ガソリンスタンド減少問題、対策は?! [大橋ひろこコラム]
2015.09/25 大橋ひろこ 記事URL

ガソリンスタンドが減少しています。

SS数が最も多かったのは平成6年度末の60,421カ所。26年度末には33,510カ所となり、ちょうど20年で約27,000カ所減少したことになります。

2014年3月末時点で市町村内にSS数が3カ所以下しかない,いわゆる「SS過疎地」が265カ所。SSが全くない町村が10町村,66町村にはSSが1カ所という状況で、最大では100km先にしかSSがないという深刻な状況に陥って居ます。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は株式会社セキツウ常務取締役の山内弘史さんに
高速道路ガソリンスタンド事情について伺いました。

高速道路では100km以上もSSがないところもあり、
ガス欠でJAF(日本自動車連盟)に救援を依頼する件数が
年間1万件以上にものぼります。100kmSSなし区間83カ所、
最長は233kmSS空白区間が存在しています。

一般道にSSがあっても従業員が常駐できないところも多く、
客が訪れた時だけ給油に駆けつけるSSも増えていのだそうです。
ガソリンを扱うSSが無人であるというのは安全上の問題もありますね。

このSS減少問題は,今や経済産業省だけで検討して済むことではなく、
国土交通省や消防庁までが取り組んでいるのだそうです。

高速道路上のSSは,高速道路会社による関連事業としての直営や
テナント等によって運営されていますが、自動車の燃費向上や
ガソリン需要の減少等による経営環境の悪化に伴いSS数が減少。

高速道路上のSS数は,平成17年10月には219カ所ありましたが、
21~24年には201~202カ所に減少,27年4月には215カ所となっています。
一般道のSS減少と比較するとそれほどの減少ではないように
見えますが、高速道路自体は伸びており、本当であればSSは
増えていないとおかしいのですが、、、。


高速道路会社では,SS空白距離が長い区間では,

①周知広報の徹底,
②ガソリン缶詰の販売,
③テナント撤退への対応策として営業料金の低減などに努めていますが、
ガソリンの缶詰販売は安全面からも問題は残ります。

SS数の減少の根底にあるのはガソリン需要そのもの大幅減少が
上げられます。2010年度には5,816万klの需要がありましたが
2014年度は5,298万klまで8.9%もの減少となっています。

需要想定検討会の今後5年間の需要見通しでは年率1.8%で減少を続け、
2019年度には4,831万klまで減少する見込みとなっており、
おそらくSS数は3万カ所を割り込むだろうと思われます。

ガソリン需要の減少は人口の減少や若者の車離れなどが構造要因ですが、
そのほか、低燃費車の普及でガソリン需要の減少という側面も。

 
日本のエネルギー政策も環境政策上、脱石油・脱ガソリンが進んでおり、
ガソリン車に変わって次世代自動車を普及させる政策となっています。
ハイブリッド車,電気自動車,燃料電池車,水素自動車が普及していくと
思われます。ということで、ガソリンのみを販売していては
SS減少には歯止めがかけられません。

そこで、現在、急速充電設備の設置が進められています。

高速道路会社では,利用者のニーズを見定めつつ、
多様な燃料に対応した環境整備についても検討する必要があるのです。

中日本高速道路会社の検討会では
「次世代自動車充電インフラの充実」として
EV・PHVの普及状況を見据え,充電サービスの充実に取り組む
ことが話し合われました。

詳しくはオンデマンド放送で山内さんのお話をお聞きくださいね。

水星逆行とNY金相場、今回のトレンドは?! [大橋ひろこコラム]
2015.09/18 大橋ひろこ 記事URL
注目された9月のFOMCではアメリカの利上げが見送られました。アストロロジーの観点からは9月の利上げどころか年内利上げはないだろう、という指摘をされていた投資日報社の林知久さんが今回のゲストです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
本日のゲストは投資日報社の林知久さん。
林さんにはレイモンド・メリマン氏のDVDや特番で解説をいただいていますが、米利上げについてはこれまでのコンテンツ内で年内の可能性が低いことを指摘いただいていました。

また、ちょうど9月18日から水星が逆行します。


この期間は「番狂わせ」が起こりやすく、マーケットで見ると
乱高下しやすく、方向が出ないことが多く、テクニカルでのダマシも
増えるとされています。従って、この期間は重要な決定は
避けた方がいいというのが定石ですが、
林さんによると、新国立競技場問題はこの水星逆行と無関係ではなさそう。

「国立競技場将来構想有識者会議」が行われたのが2012年。
(実はオリンピック開催前から動いていました)
2012年3月6日に第一回で建替えについて協議が行われ、
7月13日の第二回にデザインコンペを実施する事が決められ、
11月15日の第三回でザハハディド案が決められました。

2012年に水星逆行は3回発生しています。
一回目が3月12日~4月4日、
二回目が7月15日~8月8日、
三回目が11月7~27日。
水星逆行には前後2週間程度のアイドル期間があるので、
今回もめている競技場問題の根幹全てが2012年全ての
水星逆行期間で起きていたと林さん、決定事項が覆されたりと
一筋縄に行かないのも、この期間の決定事項であったことが
影響しているのでしょうか。

さて、水星逆行は金相場にはどのような影響を及ぼすでしょうか。
今回はNY金の最新版のアストロジカルマップをご提供いただきました。

2014年後半から金星逆行は4回発生、今回が5回目です。
過去4回の逆行期のNY金相場は、逆行開始日から終了日にかけて
どれも一本調子でトレンドを形成していることがわかります。

開始日から下落が2回、上昇が2回と50/50の確率であり、
上昇トレンドなのか、下落トレンドなのかはその時次第ですが、
前後の相場を見る限り、開始日直前のトレンドと関連性が高く、
今回の相場は8月24日の高値から急落し、
9月11日(水星逆行開始4営業日前)から上昇していることから、
昨年6月と10月のケースに似ていると林さん。

この時相場は安値からそれぞれ7.5%、6%上昇しているため
今回もこのケースに倣うなら9月安値から6%程度
上昇するのではないかとの仮説が成り立ちます。

水星逆行直前の安値は11日の1097.90㌦であるためターゲットは
1,163.70ドル近辺となり、8月24日の高値を面合わせレベル。

 
この数字はテクニカル的にも興味深い数字で、
金の先行指標として用いているXAU指数の目先の抵抗水準と近しい
ことが確認できます。


この2カ月、NY金相場とXAU指数は一方が安値切り下がり、
もう一方が高値切り上がる異市場間強気ダイバージェンスを形成しており、
短期的に買いシグナルが出来ています。
ただし金と違ってXAU指数は54ポイントのところにGAPがあり、
8月はこのGAPを埋めて下落したことから、金相場が本格的に
強気に転じるにはXAUで54ポイント、
NY金で8月高値もしくは1175ドルを超える必要がありますが、、、。

ここからの金相場の見方について詳しくはオンデマンド放送で
林さんの解説をお聞きくださいね。

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ここで「コモディティ・フェスティバル2015」のお知らせです。
東京に加えて、今年は大阪でも開催!

9月26日土曜日、東京・御茶ノ水ソラシティホール
10月3日土曜日、大阪・梅田ハートンホール毎日新聞ビル

「原油バブル崩壊!? シェール革命の舞台裏と新時代のエネルギー政策」
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「買い場到来!?ヘッジファンドマネージャーの金・原油市場の見方」

世界を動かすコモディティ。
コモディティを知り尽くした専門家や、ファンドマネージャーによる今後の原油、金投資の講演。豪華グッズがあたるコモディティ抽選会もあります。

「マーケット・トレンド」でもおなじみの小次郎講師、池水雄一さんもご登場。

ご友人・ご家族連れでぜひお越しください!

参加は無料ですが、事前にお申し込みが必要です。東京・大阪両会場のお申し込み、イベントの詳細は下記のバナーをクリックしてください。

低迷する灯油価格の背景 [大橋ひろこコラム]
2015.09/16 大橋ひろこ 記事URL

灯油価格が現在どのくらいかご存知ですか?TOCOMの東京バージ灯油(先物価格)は昨年夏場には1キロリットル当たり8万円台で推移したいたのですが、今年1月には5万円を割るところまで下落。6月に向けては6万円台を回復するところまで戻しましたが、再び5万円を割り込むというダイナミックな相場展開。原油価格に連れて大きな動きとなってしまっています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はリム情報開発 国内石油製品チームリーダー工藤亜紀子さんに
灯油価格動向についてお話を伺いました。


我々消費者は一斗缶で灯油を購入することが多いですね。

一斗缶は18リットル。工藤さんによると14日時点の灯油の店頭小売価格は
前週より0.3円下がった80.6円(2011年1月80.9円以来の安値)。

80.6円×18ℓ=1450.8円

ずいぶん安くなりましたね。
なぜこんなに灯油価格が下がっているのでしょう。

まずは原油市況。昨年からの急落で原油価格が半値以下になったことに
連れ安となっています。
また、大都市圏を中心に、一般家庭の需要後退が進んでいるという
構造的要因も。電気などへの燃料転嫁、集合住宅での火気使用禁止で
灯油需要は低下傾向が続いています。

灯油マーケットの需要期は北日本で10月くらいから、ピークは1月。
いつ使いはじめるかが焦点となってきます。

9月は新米の乾燥燃料となるため東北地方を中心に一部で動きが
出始める時期ですが、今年は長雨洪水被害で出足が鈍いようです。

灯油の最需要期は冬場でも需要期への備えは夏場から始まります。
海上では6月に先物がコンタンゴを形成していた時点で
大手商社を中心に、北向け(北海道)向けの溜め込みが完了していますが
陸上ではまだまだこれから。
というもの、去年は秋から冬にかけて原油が暴落したため、
先物や現物を早めに仕込んだ向きが大火傷となったことの経験則から
今年は冬場の溜め込みに慎重となっているのだそうです。

需要後退とともに、灯油の在庫も毎年減少傾向にあり、
石油連盟の在庫統計(一般向けには、毎週水曜日に発表)
9月12日時点では265万9,964klで前年の9月末と比較して5.68%減となっています。

また、厳冬となれば灯油需要は増加しますが、暖冬となると需要減退となるため
天候も重要な価格変動要因となります。

8月に出た気象庁の3カ月予報では、
11月まで平均気温は高めの予想ということで弱気材料。
9月10日のエルニーニョ情報では
「今後、冬の間はエルニーニョ減少が続く可能性が高い」と指摘されています。

今後の灯油価格動向を占うポイントなど工藤さんに詳しく伺っています。
オンデマンド放送で工藤さんの解説をお聞きくださいね。


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移動平均線から何を読む?!使いこなすポイント [大橋ひろこコラム]
2015.09/15 大橋ひろこ 記事URL

毎週火曜の「小次郎講師のトレードスクール基礎編」も後2回となりました。あっという間ですね。

皆さん、このシリーズはテキストがございます。ご覧の画面の右側にある「小次郎講師のトレードスクール」波の柄のバナーをクリックしていただけるとテキストをダウンロードしてお聞きいただくことができます。  

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
小次郎講師こと手塚宏二さんのトレードスクール
第11回のテーマは「移動平均を使いこなそう」です。

テクニカルの勉強を始めると最初に学ぶ1歩が移動平均、、、という
基礎中の基礎という印象の移動平均。

そんなもの今更教わらなくても解ってるよ、、、という方も
多いかと思いますが、小次郎講師は
きちんと使いこなせている人は少ないと言います。

そもそも、移動平均線は何のためにあると思われますか?

というところから今回の放送はスタート。

ト、トレンドを見るため?!

そう、それも間違ってはいません。。
それが基本的な見方、使い方ですね。

加えて移動平均を見ることで、

今、この相場で

買っている人がどのくらい儲かっているのか。
売っている人がどのくらい損しているのか。

ということまで判るんです。

テクニカル分析は「売買シグナル」を教えてくれるものではなく
マーケティングに使うものである、というのが小次郎講師が
最も伝えたいポイントです。

ゴールデンクロス、デッドクロスが売買サインというのは
基本的な教えですが、それがなぜ売買のサインとなり得るのか、
小次郎講師に解説いただきました。
では目からウロコの移動平均の正しいサイン3条件とは?!

詳しくはテキストをDLの上、今日のオンデマンド放送で
小次郎講師の解説をお聞きくださいね。


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ゴム価格低迷、上海ゴムは2008年安値と面合わせ [投資α情報(大橋ひろこ)]
2015.09/11 大橋ひろこ 記事URL

商品市況の低迷が続いています。東京ゴムは9月7日、8日、9日と3日続伸し、
特に9日はサーキットブレーカーにかかる大幅上昇となり、
先限は一時175.4円まで戻ったのですが、底入れとなるのでしょうか?


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんに
主にゴム市況低迷の背景と今後について詳しくお話を伺いました。


東京ゴムは2011年の天井から4年以上の長期にわたって下落を続けています。
この東京以上に下げが顕著なのが上海ゴム。

月足チャートでは、上昇の起点となる2008年末の安値まで下落してしまっています。
現在、上海ゴムの中心限月1月限は1万1000元台の半ばから後半の水準ですが
当限9月限は1万元飛び台にあって、9月初めには一時1万元の大台を割りこみました。

この当限9月限の直近最安値は9月7日の9980元。
安値は2008年12月に瞬間的に1万元を割り込んだ安値と同レベルであり
6年9カ月の年月をかけて、大局的に「往来相場」が形成された格好となっています。

上海ゴム相場の崩落は、天然ゴム需給が極端に悪化していることを物語っていると小針さん。

ゴムと取り巻くファンダメンタル要因は

(1)タイやインドネシアを中心とした大手生産国の増産
(2)世界最大の天然ゴム消費国・中国の景気減速に伴う天然ゴム消費の減退
(3)7月中のタイ南部の大雨による土壌水分の増大とフィールド・ラテックス分泌量の増加
(4)原油価格の大幅下落に伴う合成ゴム安
(5)銅やアルミ、亜鉛、ニッケル、鉛など同じ産業素材銘柄の需給緩和と価格の低迷
(6)世界同時株安による投資面でのリスクオフ=投資活動の委縮
(7)タイバーツやマレーシアリンギなど産地国通貨の暴落に伴う現物オファーの安唱え

小針さん曰く、弱材料は枚挙に暇がないとか。

なかでも中国要因の改善がなければ価格低迷は長期化すると思われ、
あらゆる産業素材や資源安で、一連の資源国通貨が軒並みに急落しており、そ
れがまた価格下落に拍車をかけるという負のスパイラルに陥っています。

ゴム相場が安値を出し切って底入れすることを見通すとき、
中国景気の減速が収まるか、そうでなくても緩まる時期を
見極めることが必要不可避であるとみられます。

中国の7月新車販売は7.1%減、4カ月連続マイナスとなっています。
自動車が売れなければタイヤ需要も喚起されず、
また、これまで絶好調だったアメリカの
8月の新車販売台数は前年同月比0・5%減で1年6カ月ぶりに
前年実績を下回ったことも気がかり・・・。

ここからの東京ゴムの展望は?

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。

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東京に加えて、今年は大阪でも開催!

9月26日土曜日、東京・御茶ノ水ソラシティホール
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「原油バブル崩壊!? シェール革命の舞台裏と新時代のエネルギー政策」
「富裕層への道をひらく先物金投資~勝つためのルールを知る~」
「買い場到来!?ヘッジファンドマネージャーの金・原油市場の見方」

世界を動かすコモディティ。
コモディティを知り尽くした専門家や、ファンドマネージャーによる今後の原油、金投資の講演。豪華グッズがあたるコモディティ抽選会もあります。

「マーケット・トレンド」でもおなじみの小次郎講師、池水雄一さんもご登場。

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原油価格、急落のトリガーは中国だった?! [大橋ひろこコラム]
2015.09/09 大橋ひろこ 記事URL
1343円もの上昇です。この上昇幅は1994年1月以来21年ぶり。今日1日だけで日経平均は7%を超える上昇を見せる歴史的な相場となりましたが、WTI原油は8月24日37ドルの安値から8月31日49.30ドルまでほぼ1週間で30%もの上昇を見せており、このところの金融市場はボラティリティの高い相場が続いています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は番組初登場!エネルギーアナリストの大場紀章さんをお迎えし
ダイナミックな原油価格相場の値動きの背景と今後についてお話を伺いました。

そもそも2014年100ドル台で推移していた原油価格が30~40ドル台へと
下落したのは一体何が原因だったのでしょうか。

一般的には米国のシェール革命により需給バランスが著しく崩れたため、
と解説されていますが、大場さんは「価格水準が是正されたきっかけは
需要サイドの要因である」として、昨年6月中国の鉱業生産指数が下方修正された
ことが、最初のきっかけであったと指摘。

これをきっかけに原油価格が頭打ちとなり、緩やかに20ドルほどの下落となった
のですが、第2弾の下落のトリガーとなったのが11月のOPEC総会。

市場関係者は原油価格が100ドル大台を割り込んで80ドル台へと
値を沈めてきたことからOPEC総会での減産を期待していたのですが、
OPECは減産せず、失望から原油価格は急下降となりました。

春先に40ドル台で底入れして5~7月にかけては60ドル台にまで
持ち直して推移していたのですが、7月に再び急落したのは
中国のPMIの悪化です。この数字は原油市場だけでなく、世界の株式市場の
下落のきっかけとなりましたが、またしても中国の需要減退思惑が
原油価格の急落のトリガーとなったのです。

確かに、米国のシェール革命は2007年ころから台頭し始めており、
生産は年々増加していたことを考えると、2014年まで100ドル台で
推移していた原油価格の急落の原因がシェール増産であると考えるのは
無理があります。大局ではシェール増産がOPEC諸国とのシェア争いという
過当競争を生み出し、需給バランスを崩したことに違いはありませんが、
「下落のきっかけ」は需要サイドの、中国の指標だった、というのは
なるほど腑に落ちます。

そのアメリカのシェール生産ですが現在の40ドル台で黒字となる
米国シェール企業はほとんどないと大場さん。
4月比ですでにシェール生産は6%の減少となっていますが、
この分だと12月には米国のトータルの生産も頭打ちとなるとみられています。

米国に原油販売シェアを奪われたくない中東諸国は原油の増産を続けており、
この春くらいからOPECの原油生産量は過去最高水準。
特にイラクとサウジアラビアの増産が大きいとか。

また、イランの核開発協議での合意から経済制裁が解かれますが、
イランは世界最大の巨大タンカー保有国で、すでにタンカーに
4000万トンもの石油輸出の用意があるということで
これが市場に出て来れば、価格に与える影響は大きいと思われます。

ベネズエラなどのOPEC加盟国は減産要求を強めていますが、
大場さんは今年の11月のOPEC総会でも減産は見送られると予想されています。

今後も中国の需要が伸びない中で、再び30ドル台へ下落するリスクは
十分にあり得るというのですが、、、

詳しくは9月26日(土)のコモディティフェスティバルでお話を伺いましょう。

大場さんには
「原油バブル崩壊!? シェール革命の舞台裏と新時代のエネルギー政策」
と言うテーマでご講演いただきます。

長期的に原油価格はどの世に落ち着いて行くのか。
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お話いただきます。是非、直接大場さんの講演を聞いてみてください。

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また、本日のオンデマンド放送も是非聞いてみてくださいね。


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10月3日土曜日、大阪・梅田ハートンホール毎日新聞ビル

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