2016年商品底入れか?!CRB指数15~16年サイクルボトム [大橋ひろこコラム]
2016.03/08 大橋ひろこ 記事URL

毎週火曜の「小次郎講師のトレードスクール中級編」ですが、小次郎講師が体調を崩されたため、今回は特別に商品アナリスト菊川弘之氏をお迎えし、昨今急反騰を見せている商品市況の背景についてお話を伺いました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

WTI原油価格は37ドル台へ、NY金価格も1270ドル台へと上昇、
プラチナやパラジウムも猛烈に反騰し始めています。

一体何が起きているのでしょうか?

CRBインデックス(商品指数)のひとつの大きなサイクルは15~16年。
前回の底値は2000年、そして今年は2016年。
生産、供給が増える中での中国の需要減で2015年まで総悲観であった
商品価格ですが、大局的な大底を見たと言ってもいいようです。

1月~2月の金融混乱で上昇した金価格ですが、菊川さんによると
3月の陽線確率は12か月中最低なのだそう。

2015年12月の1040ドル台が大底であった可能性は大きく上昇トレンドに
入ってはいるものの、1270ドル台まで上昇した金市場には
相応の調整局面があるかもしれません。

原油市場は3月20日に生産各国による会合が予定されていることから
生産量の凍結、あるいは減産への期待が高まっています。

20ドル台半ばまで下落したWTI原油価格ですが、チャート的には
Wボトムを付けて上昇している格好であり、大底確認の可能性は高いのですが、
需給環境においての改善は見られず、(米国在庫増、需要端境期)
現在の上昇はショートカバーによるものです。

短期筋、ヘッジファンドのポジションもショートが解消される流れにあるものの、
ファンドポジションはショートだけでなくロングも大きいことから
価格が上がれば、買い方の手じまいも出やすい環境にあります。

また3月期末のエネルギー関連企業の社債の償還、利払いなども
多いようで、価格上昇はこうしたエネルギー関連企業をサポート
しているという見方があります。こうした企業は価格上昇で資金調達できる
ことで破綻を免れることができますが、価格上昇局面ではヘッジ売りに
出る可能性が高く、需給の改善が見られぬ中での、カレンダー的な特殊事情が
垣間見える原油価格上昇には注意が必要と菊川さんは解説くださいました。

詳しくはオンデマンド放送で、菊川さんの解説をお聞きくださいね。

金上昇は継続するか?!テクニカル、サイクル分析とアストロロジー [大橋ひろこコラム]
2016.03/04 大橋ひろこ 記事URL


金価格は12月3日の安値1,045㌦を起点に上昇、2月に上昇が加速、1200ドル台に乗せて尚しっかりと推移しています。ここ3カ月の金上昇の要因を一言で表すと"不安感"に集約されるでしょう。世界各国で「景気への不安」があり、この不安を払拭すべく動いている通貨当局への「政策への不安」も存在します。リスクを回避しようとするマネーが金市場に流入しています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は投資日報社の林知久さんに「サイクル、テクニカル分析で見るここからの金相場」についてお話を伺いました。

金価格上昇の反面、ドルは売られています。
ドル指数とNY金の動きは、ここ数カ月綺麗に反比例の関係にあります。

図は、ドル指数チャートを上下反転させたものを並べています。
2月11日、ドル指数は年初来安値を、NY金が年初来高値をつけました。

興味深いポイントは、金は3月3日にこの高値を更新し上昇していますが、ドル指数は年初来安値を更新していません。
値幅は異なるも、こうした値動きは昨年6~8月のパターンに似ていると林さん。
この時、金相場はラウンドパターン、日本では「なべ底型」と呼ばれるなだらかな弧を描く線形を作りました。
金相場は約1カ月底練りして急進して8月24日に高値をつけて反落。そこから約2カ月また底練りして10月にまた急伸しました。


もし、両相場が今後も同じような形状で相場が進行するなら、
相場は目先一回反落し再度底練りして、2カ月後に再度急伸するという仮説も成り立ちます。

 実は、アストロロジーの大家、サイクル論者のレイモンド・メリマン氏も昨年12月に発売された『フォーキャスト2016』の中で金相場に関して"...おそらく2016年2月に向けて反騰し、そこから3~4月に向けて急落し、そこで17ヶ月、並びに(第2)8.5ヶ月サイクルが同時にボトムを付けるということを意味するのではないか"と書いています。


これはチャートパターンではなくアストロロジー、
天体の動きから導き出された記述ですが、今回の金上昇と相関性が高い
イベントは火星の蠍座入居。金相場は昨年12月から現在まで上昇していますが、
火星は1月3日~3月6日まで蠍座に入居しています。


2004年以降の火星蠍座入居は今回も含め7回発生しているのですが、
期間中5回急上昇し2回が急落しています。
どちらの場合も大きく動くという点では共通しています。
今回の場合は急騰でしたね。

もし今回の上昇も火星蠍座入居の影響であるなら、
今回を除いた4回の上昇は、蠍座入居の終了、即ち蠍座から射手座に
サインチェンジする時間帯前後で軒並み反転下落しているという点に
注意しなければならないと林さん。サインチェンジは3月6日です。
ちょうど2月の米雇用統計の時間帯と重なるため、注意が必要ですね。


しかしながら、NY金相場は2月11日の高値とその翌週に急落した16日の
安値を起点としたトライアングル(三角保合い)を3月3日に上放れており、
保合いレンジである72㌦からテクニカル的に算出される上値目標値は
1,316㌦となることから、このレベルまでの高値はあるかもしれません。

ただ日柄から分析すると上昇相場は終盤に近づいてるのだそうです。
NY金は基本15~21週で一つの節目が出現し、その中で8~11週、
もしくは5~7週ごとに小さな節目が出現すると林さん。


現行相場の起点は12月3日ですから今週で13週目、来週で14週目に入るため、
吹き上げた場合はそこがひとまずの天井となる可能性が高いとか。
小さな節目は12月3日から6週目、そこから5週目につけて、
現在の相場は2月16日の安値から今週2週目で来週が3週目となり、
日柄的に再来週以降は注意が必要です。特に3月15~16日はFOMCですね。


米国時間3月16日に木星と冥王星が120度の関係になるのですが、
この天体位相は昨年10月12日にも発生し、10月15日に金は1,191㌦で
昨年最後の戻りを終え145㌦もの下落となっています。
従って強気の見方も再来週までとなります。

では、この上昇の調整の安値、下落の下値はどのあたりでしょうか?
詳しくはオンデマンド放送で林さんの解説をお聞きくださいね。

高値圏でもみ合いに入った金相場 [大橋ひろこコラム]
2016.03/02 大橋ひろこ 記事URL

ドル建て金現物価格は2月3日に200日移動平均線超えとなると上放れ、8日に1,200ドルを試すまで上値を伸ばした後11日に1,259ドルまで高値がありました。この日はドル円相場が110円台まで下落、リスク回避相場が極まった時と重なりますが、その後、金価格は高値修正局面入りとなるも、押し目底は16日につけた1,191ドルまで。高値圏でのもみ合いにはいっています。

皆さんごきげんいかがでしょうか、大橋ひろこです。

今日はみんかぶ商品調査部門アナリスト森成俊さんに
貴金属市場の動向と今後の見通しについて伺いました。

その後、2月17日から第2上昇波動入り。
2月11日の高値1,259ドル超えとなると、1,300ドルを目指す展開にも
繋がりそうです。2015年、去年までの地合いだと、突発的な上昇があっても
高値を取った後はあっという間に全値を削る下落に見舞われてきた金相場。
今回は、本格大底形成となったような強さです。

森さんは、今後の米金融政策がカギだとして、
まずは今週末の雇用統計に注目だと解説くださいました。
事前予想は失業率が前月と変わらずの4.9%。
非農業部門雇用者数は前月比19万3,000人増で
1月の同15万1,000人増から大幅に増加予想。
労働市場の不況と好況の分岐点の20万人を大幅に超えると
ドル買い意欲が強まる可能性もあり、金にはネガティブ。

さらに3月15,16日に開催予定のFOMC,で利上げは実施されるのか。
見送られたとしても、今後年内利上げの可能性が強まればドル高となるでしょう。
ドルの動向が最も金価格を左右するとみられます。

需給面では金WTFの残高が増加中。
SPDRゴールの現物保有高は786.20トンとなり、
2月1日現在の669.23トンから約17.5%の急増しています。

投機筋も金買いに動いています。
CFTC建玉明細をみると大口投機家の買い越しは2月23日現在、
14万4,978枚まで増加。1月26日現在、5万9,040枚から
約1カ月で約3倍近くまで増加しています。
過去最高レベルの買い越し幅は25万枚程度であり、
まだまだ資金流入余地はあるとみていいでしょう。

プラチナ価格も金上昇に連れ高となって上昇してきましたが、
それでも金とプラチナの価格差は縮小するどころか拡大傾向。
金はマネーとしての側面を買われており、金とプラチナのサヤは
およそ300ドルに拡大したままです。

ここからの金、プラチナ見通しは?!
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。

[投資α情報(大橋ひろこ)]
2016.02/26 大橋ひろこ 記事URL

年初からの金融混乱の一因として懸念されてきた原油価格下落も、足元では落ち着きを取り戻したかに見えます。WTI原油価格は26ドル台まで安値示現となりましたが、現在は30ドル台で一進一退。下落は止まったかに見えても、上昇基調に転換したかというと甚だ疑問...。原油市場を取り巻く環境と2016年の展望はいかに?!

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はオイルエコノミスト藤沢治さんにお話を伺いました。

原油価格下落の大きな背景は、米国のシェール革命により供給が増えたこと。
一方で消費の伸びは思わしくなく、米国在庫も積みあがる一方です。

中東産油国は米シェール生産原油にシェアを奪われたくないがために
減産できずにいます。原油安による財政悪化から原油価格上昇を求める
ベネズエラ、カタールなどの減産要求に対して、
経済制裁が解かれたばかりのイランは増産したい意向。

また3月から6月迄は石油需要の春の端境期に入るので需給は一層緩和します。
在庫増が進みやすいということですが、仮に1月水準にロシアとOPECが
生産量を凍結したとしても、1月水準そのものが高いことから価格のサポート
要因にはなり得ないとみられています。

IEAの統計ではOPEC生産量は、日量3千300百万バレルに近く、
昨年1月より日量170万バレル増。IEAは2016年1Qは需要増を日量90万バレル
としているので短期的には、市場は相変わらず日量150-200万バレルの供給過剰。

ただし、米国のシェールオイル生産量は減少しています。
米国の原油生産量は、年末迄に日量70-80万バレル減少すると予想されています。
石油の掘削稼働リグ数は、最近では430基で、昨年同期の1,019基より激減中。


今後のポイントは何でしょうか。

藤沢さんには需給要因、金融要因、地政学要因などの側面から
今後を展望いただいています。

藤沢さんは地政学的な影響が軽微であること、米国の原油生産が減少、
中国経済がソフトランディングし、米国経済も不況にならず、
1-2%程度の成長をするという前提でも
6月末までの上半期は、原油価格は殆ど上がらず現状から僅かな上昇に
とどまる可能性を指摘。7月から12月にかけて徐々に上がもが上値は抑制
されそうです...。市場での需給がバランスするのは2017年に入ってから?!

詳しくはオンデマンド放送で藤沢さんの解説をお聞きくださいね。

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マーケット・トレンド公開録音のお知らせ♪

3月10日(木)に、東京・虎ノ門のラジオNIKKEIで、「マーケット・トレンド」公開録音を実施します。

木曜日レギュラーコメンテーター岡安盛男さん、ゴールドのスペシャリスト池水雄一さんが、
2016年の世界経済を為替動向や金価格の動きなどから徹底分析します。
この公開録音に、抽選で20名様を無料ご招待します!



司会は私、大橋ひろこが務めます。皆さまのご来場心よりお待ちしています。

詳しくはこちらから→http://blog.radionikkei.jp/trend/160310special.html

原油下落、金急伸、コモディティ市況の今後 [大橋ひろこコラム]
2016.02/24 大橋ひろこ 記事URL

年初からの金融混乱で株が大きく下落する反面、金価格は大きく上昇をみせました。そもそもの金融混乱の背景には原油価格の下落が指摘されており、原油安金高の逆相関が進んだコモディティ市場ですが、足元では原油の下落も落ち着いてきており、金価格の上昇も止まったようです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はコモディティインテリジェンス代表取締役社長の近藤雅世さんに
コモディティ市場の現状と今後について伺いました。

東京金価格は2月15日に4,479円を付けてその後4360円まで下落しています。
1万4千円台まで下がった日経平均株価も1万6千円近辺まで回復しており、
今年の安値から7.6%、またダウ平均株価は8.0%、上海総合指数は10.9%
回復していることで、金への資金逃避も一服しているようですが、
金ETF市場には資金流入が続いており、更なる一段高となる可能性は?!

ポイントはドルの動向だと近藤さん。

米利上げには懐疑的となったマーケットですが、
2014年から続いてきたドル独歩高の様相が変化したことも
金高の背景。ドルが天井打ちとなって下落に転じているとするなら
金がまだ上値を試す余地もあるかもしれません。

一方で原油価格。
カタールとベネズエラがロシアとサウジアラビアを説き伏せて
1月の生産水準で凍結することを合意しました。
イランも原則賛成ではあるのですが、各論では経済封鎖前の水準まで生産は
増加させると述べています。4カ国で合意できたことは一つの進展ですが、
その効果は疑問で、原油価格は下げ止まりこそしたものの
大きな上昇につながるものではありませんでした。

IEA(国際エネルギー機関)は今年のシェールオイルの減産幅を
60万バレルとしたことで、これが予想よりも多かったために
22日のNY原油価格は上昇につながったのですが、
2017年まで供給過剰が続き想定されているよりも長く時間がかかると
弱気の発言もあり、その後原油価格は下落しています。

原油価格は決定的な判断を下せるような情報が無いため、
一喜一憂で上下動を繰り返していますが、当分は30ドル台での
レンジ相場が続くのではないか、と近藤さん。

詳しくはオンデマンド放送で近藤さんのお話をお聞きくださいね。

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移動平均線大循環分析シリーズスタート
2016.02/23 大橋ひろこ 記事URL

毎火曜日の「小次郎講師のトレードスクール」中級編。今回から第9回(3月末まで)はシリーズで「移動平均線大循環分析!」についてレクチャーいただきます。

この番組シリーズは、テキストをご覧いただきながらお聞きください。小次郎講師によるわかり易いテキストをDLしてご覧いただくことができます。このHPの右側にある「小次郎講師のトレードスクール~株・FX/コモディティに使える~中級編」というバナーをクリックしてダウンロードしてくださいね。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
小次郎講師の移動平均大循環分析といえば、書籍にもなっているくらいです。
15分の生放送のシリーズでどれだけお伝えできるのか、
小次郎講師の解説が楽しみですね。

皆さんはトレードする場合「エッジのある局面」をどのように探していますか?

様々なテクニカル分析がありますし、手法も千差万別。
移動平均線大循環分析もその一つですが、トレンドを見つける、
トレンドの転換を知る上では、非常に解りやすいものです。

相場は

安定下降

安定上昇

それ以外

この3つに分けることが出きれば、超簡単と小次郎講師。

それ以外、という局面ではトレードエッジがないので休むも相場。
何もしないことが肝要です。そのエッジを知るために解りやすいのが
移動平均線。これをどのように使いこなせばいいでしょうか。

移動平均大循環分析はあらゆる時間軸で有効ですし、
株式・FX・コモディティ等、全ての市場で同様に使えます。
是非どんな物なのか、オンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。


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金と原油の新相関?!弱材料出尽くし本格反転のタイミングを計る金 [大橋ひろこコラム]
2016.02/19 大橋ひろこ 記事URL

金価格に底入れ感が強まっています。
ニューヨーク金は、昨年12月3日に1オンス=1,046ドルの安値を付けた後、年明け早々1,100ドルを回復。2月11日には1,245ドルまで戻している。一頃の下値不安が薄れつつあるようです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか。大橋ひろこです。
今回は資源・食糧問題研究所 柴田明夫さんにお話しを伺いました。

とはいえ、2013年の平均価格1,700ドル超から3年にわたる
急落傾向のモメンタムが払しょくされたわけではありません。
強弱材料が錯綜する中、金は弱材料を徐々に相場に織り込む一方、
新たな強材料に反応しようとの動きがマーケットの中で醸成
されつつある、といったところでしょうか。

一般的に原油価格の上昇は、主にインフレヘッジおよび
リスクヘッジの2つ側面から金価格の押し上げ要因と
されています。逆に原油価格が下がれば金も売られてきました。

金が1,000ドルの節目を突破し急騰した2009~13年にかけて、金価格を原油価格で割った金/原油比価は、20~25倍で推移。
しかし、原油が急落した2014年後半以降は、金も続落となったものの下げ幅が限られたため、同比価は30倍超。
これまでの金と原油の連動関係が薄れてきています。



むしろ足元では、原油が30ドルを割れると金が買われ、
上昇すると金が売られるという逆相関となっており、
デフレヘッジ、リスクヘッジとしての金へと変化しています。

このような新たな相関となった原油と金価格を今後どのように
見ていけばいいのでしょうか。

柴田さんに2016年の金価格をどう占うか詳しく伺いました。
チャート的には、金の弱材料はほぼ相場に織り込まれたと柴田さん。

ポイントは

① 中東情勢を巡る地政学リスクの高まり。特に、イスラム教スンニ派サウジアラビアとシーア派イランとの国交断絶、
② 世界景気の減速を受け、米FRBの追加利上げペースが先送りされる公算が高まった(当初の年4回から1~2回へ)
③ 中国、ロシアの金外貨準備が増加。
ワールド・ゴールド・カウンシルによると、2014年~15年9月にかけて、
中国654トン増(1,054→1,708トン)、ロシア144トン増(1,208→1,352トン)

また、金との相関を見るうえでも、原油価格の動向も重要です。
原油価格の上昇の可能性についても解説いただきました。

詳しくはオンデマンド放送で柴田さんの解説をお聞きくださいね。


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協調減産ならぬ「生産量凍結」で原油価格反落へ [大橋ひろこコラム]
2016.02/17 大橋ひろこ 記事URL

WTI原油価格は今週に入って、産油国の減産期待で30ドル台を回復する上昇をみせたものの、再び30ドル台割れへと下落しています。16日に開催カタールのドーハで開催された、サウジアラビア、ロシア、ベネズエラ、カタール会合では「原油生産を1月の水準で凍結すること」で合意。市場が期待していたOPECと非OPECの協調減産ではなく、生産の凍結に留まった上、イランがこれに合意する可能性は少なく、失望観から原油価格は売り直される展開となりました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は リム情報開発 原油コンデンセートチームリーダー高木啓子さんに
原油市況の現状と今後についてお話を伺いました。


 欧米諸国によるイランに対する経済制裁が1月半ばに解除

制裁解除後、短期的にイランは日量50万バレルを追加で輸出することが
可能であり、イランは他の産油国と全く立ち位置が異なっています。
今から原油輸出を再開し、増産したいのです。

アジア諸国では、台湾中油(CPC)がイランの国営石油会社NIOCとの
3月積みからターム契約を締結。

欧州では仏トタールがイラン産原油の引取りを開始したほか、
ギリシャの大手石油会社がターム契約を締結するなど、
引取り再開の動きが加速しています。

日本勢は、現時点では購入拡大に慎重な構えで
解除前に当たる2015年の後半は、日本全体で日量15万バレル強の
イラン産原油を輸入しており、既存の枠内での輸入は日本政府の保険が
付保されるのですが、政府の保険でカバーしきれない分を、
民間の保険でカバーする必要があるため、購入拡大には慎重姿勢だそうです。


需要面での誤解、中国は輸入増(独立系輸入業者による原油輸入増で存在感)


ここ2~3ヶ月、アジアの現物市場では中国勢による旺盛な買いが
目立つそうです。中国政府は今週初め、山東省の独立系精製業者4社に、
原油の輸入権を与えたことで原油輸入枠を獲得した中国企業は10社となりました。
これら4社の輸入枠は、年間で合計1,405万トンに達しており、
現物市場出は中国の旺盛な輸入が確認されています。

また中国は戦略備蓄用の原油の購入を大幅に増加させる意向あり、
決して中国からの原油買いつけは落ち込んでいません。
確かに原油買いつけの伸び率は勢いを失っており、先物市場では先行き懸念から
原油を売る動きが旺盛ですが、現物市場においては中国は価格が安いうちに、
備蓄用原油を購入したいとの意向が働いているのだそうです。

中国政府は2016年は原油備蓄を2倍するとしているほか、
2020年に向けて、巨大な地下原油備蓄施設を作る意向であり、
(技術的には可能かどうかという指摘もあるようですが、、、)
中国の原油の貯蔵能力の限界までは輸入が続きそうです。
2020年には備蓄量を100日分の輸入量まで増強する計画。

そして、米国はいよいよ原油輸出解禁となります。


そして、米国はいよいよ原油輸出解禁となります。

さて、今後の原油価格動向は?!
詳しくはオンデマンド放送で高木さんの解説をお聞きくださいね。

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マーケット・トレンド公開録音のお知らせ♪

3月10日(木)に、東京・虎ノ門のラジオNIKKEIで、「マーケット・トレンド」公開録音を実施します。

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司会は私、大橋ひろこが務めます。皆さまのご来場心よりお待ちしています。

詳しくはこちらから→http://blog.radionikkei.jp/trend/160310special.html

 

資金管理の考え方~あなたのトレード、リスクは何%?!
2016.02/16 大橋ひろこ 記事URL

毎火曜日の「小次郎講師のトレードスクール」中級編。第3回は「資金管理の正しい考え方」です。

この番組シリーズは、テキストをご覧いただきながらお聞きください。小次郎講師によるわかり易いテキストをDLしてご覧いただくことができます。このHPの右側にある「小次郎講師のトレードスクール~株・FX/コモディティに使える~中級編」というバナーをクリックしてダウンロードしてくださいね。



皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
小次郎講師はタートルズの投資手法研究の第一人者ですが、
小次郎講師曰く、タートルズの世紀の実験での勝利の最大のポイントは
「資金管理」なんですって。

皆さんは、現在のトレードにおいて「何%」のリスクテイク状態にありますか?
これにパッと答えられないようだと、勝ち残るのは難しいかもしれません。

資金管理とは、自身のトレードにおいて適正な取引量を守ること。
無謀な取引を続けていると、あっという間に資金は消えていきます。

ではどのように自分の取れるリスクを計算すればいいのか。
タートルズでは「ユニット」でリスク量を把握します。

①自身の投資資金はいくら?→仮に200万とします。

②その1%はいくら? = 2万円

③ATRを計算する(各銘柄ごとに異なります→仮にドル円のATR0.84とする)

④ 2万円 ÷ 0.84円 = 23.809 

この場合、ドル円トレードにおいての1ユニットは2万4000通貨。

というように考えます。

1ユニットのトレードで1%のリスクテイク状態となります。

ドル円で1ユニット、日経平均で3ユニット、ゴールドで2ユニットの
取引をしていた場合、合計5ユニットの取引ということで
現在のリスクテイクは5%ということになります。

※ATRはトレードスクールの初級編でレクチャーいただきましたね。
ボラティリティの高い相場の時はATRの数値が上がります。

このように、常に自身がどのくらいのリスクを取っているのかを
把握することが最も重要なのです。詳しくは小次郎講師の解説をお聞きくださいね。



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マーケット・トレンド公開録音のお知らせ♪

3月10日(木)に、東京・虎ノ門のラジオNIKKEIで、「マーケット・トレンド」公開録音を実施します。

木曜日レギュラーコメンテーター岡安盛男さん、ゴールドのスペシャリスト池水雄一さんが、
2016年の世界経済を為替動向や金価格の動きなどから徹底分析します。
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司会は私、大橋ひろこが務めます。皆さまのご来場心よりお待ちしています。

詳しくはこちらから→http://blog.radionikkei.jp/trend/160310special.html

低迷する原油価格に減産巡る報道相次ぐも... [大橋ひろこコラム]
2016.02/12 大橋ひろこ 記事URL

急的な円高と株安が進んでいます。日銀がマイナス金利の導入を決定した1月29日には121円台後半まで円安が進んでいたのですが、その後は円高に転じ11日には110円台まで円高ドル安となっています。国際コモディティ市況はドル安が押し上げ要因として作用するものの、足元ではリスク・オフから売られているものが多い状況。NY原油の清算値は、26.21ドルと12年9カ月ぶりの安値にまで下落しました。一方、安全資産とされる金は急伸し1,200ドルを上回っています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員の芥田至知さんに
金融混乱下の商品市況と今後の展望を伺いました。

2016年に入って原油価格の低迷から財政難に苦しむ産油国から減産の可能性を匂わせる様々な発言が飛び出しては価格がそれに反応するという地合いが醸成されつつありますが、WTI原油は1月28日に一時34.82ドルまで上昇しましたが、それが否定されるコメントが出たりと混乱が見られるほか、減産の具体性にかけることなどから価格が再び軟化しています。


1月26日、イラクのアブドルマハディ石油相が サウジアラビアとロシアは原油価格が予想外の水準にまで下げたことを受け、減産反対の姿勢を軟化させていると述べる。

1月28日、ロシアのノバク・エネルギー相は、サウジから最大5%の減産の提案があった。OPECと非OPECとの閣僚級協議の提案があり、ロシアはその協議を受け入れる用意があると述べる。

1月31日、中東の衛星テレビ局アルアラビアがロシアが検討している原油減産を提案したのはサウジではないと報じ協調減産に向けた期待が後退。

2月1日、OPEC加盟国と非加盟産油国との会合の開催はまだ決定されていないとの報道。
ロシアのエネルギー相とベネズエラの石油・鉱物相がOPECと非OPEC有力産油国との合同会合の可能性を協議したものの、協調減産に向けた動きは進まず。

2月2日、ロシア外相がOPECと非OPEC産油国との協力に前向きな姿勢を示したものの、OPEC代表筋がそうした協議の日程は決まってないと述べる。

2月4日、ベネズエラ石油・鉱物相が「イランとロシアを含む産油6カ国がOPECと非OPEC産油国との緊急会合の開催に賛成している」と述べたものの、原油市場では協調減産の実現性への懐疑的な見方が広がり原油相場は下落。

2月7日、ベネズエラとサウジの石油相会談で協調減産に向けた具体的な動きが確認できず

2月9日、IEA(国際エネルギー機関)の月報やEIA(米エネルギー情報局)の短期エネルギー見通しが発表され、需給緩和が指摘される

2月11日、WSJがUAE(アラブ首長国連邦)のエネルギー相の話として、OPECは協調減産の用意があると述べたと伝える。


減産で価格支援されるならとっくに減産しているはず。
減産合意は容易ではないとみられ、供給源という形での原油価格の反発は考えにくく、原油価格の低迷は長期化の様相を呈しています。

そんななか、亜鉛相場が反発しています。
2月2日に米亜鉛生産大手のホースヘッド・ホールディングが破産法の適用申請をしたことや、オーストラリアやアイルランドの大鉱山の閉山で既に供給不足が懸念されていたことが背景。原油とは違って供給源が限定的である亜鉛市場では、価格低迷からの生産社の破たんが価格下落を止める一因となったようです。

しかし最も大きな上昇となっているのがgoldですね。
安全資産への逃避が進む中で価格は上昇。加えて米追加利上げ観測が後退する中、金利のつかない金への投資が見直される流れが続いています。

今年、今後のマーケット展望は?
詳しくはオンデマンド放送で芥田さんの解説をお聞きくださいね。


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