タイの干ばつで大豆油上昇~ゴム価格への影響は?! [大橋ひろこコラム]
2016.03/30 大橋ひろこ 記事URL

イエレンFRB議長の講演で改めて利上げに慎重な発言があったことで、ドル全面安の展開となったことで、29日NY市場で金価格が大きく上昇しました。3月17日のFOMCでもハト派スタンスであったイエレン議長、発言内容に大きな変化があったわけではありませんが、FOMC以降地区連銀総裁らが相次いでタカ派発言していたことで、ドル安修正が入っていたために、金価格も上値重く推移していたところでした。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコモディティインテリジェンス代表取締役社長
近藤雅世さんにお話を伺いました。

年初を100とするとNY金価格は先週末時点で+13.1%上昇しています。株価が一時下落したことや、ドル高からドル安に反転したことが金価格上昇の要因として挙げられますが、年初から比較しますとすべての商品や株価に勝るパフォーマンスとなっていました。

しかし旧正月を終えた中国の金の輸入量や中国政府による
政府保有金の買い意欲が細っているようです。
中国人民銀行が人民元安を防衛するために人民元買いを行い、
保有する外貨準備が急減しているため、金を買う余力が
小さくなったと近藤さん。

四半期ごとのチャートを確認すると金の価格の動きと
中国やインドの金の需要の動きが良く似ているそうです。

金価格が下げ止まると需要が復活しますが、
価格の上昇時には初めは需要が出ますが、高くなり過ぎると
様子見となり需要が鈍ります。金価格は年初から大きく上昇
したために、実需買いが鈍っているのでしょうか。

原油価格は3月22日の41.9ドルを天井に反落していますが、
先週米国の原油在庫が大幅に増加したためにトップアウトしました。

4月17日の産油国諸国のドーハ会合への期待もありますが
イランやイラクが生産凍結に賛成するかどうかが危ぶまれる中、
仮に生産凍結合意があっても順守率には疑問も。

1月の生産量で凍結できたとしても、それだけでは
原油の供給過剰を緩和することはできず、
需要の回復が見込めない中では「減産」が必要であり、
17日の会合への過度な期待は修正されるのではないか、と近藤さん。

金や原油の今後の見通しについて近藤さんに伺っています。

また、2月のタイの降雨量が北東部でほとんどなかったことで
タイは20年来、ベトナムは90年ぶりの干ばつとなっています。
その影響がコメや、ロブスタコーヒー、パームオイルの生産に
影響が出ており、パームオイル、つまりサラダオイルが不足し、
大豆油の価格が上昇していますね。

タイというと天然ゴム価格動向が気がかりとなりますが、
2月の降雨が少なかった地域はタイ中部から北東部にかけてであり
ゴムの産地ではないようです。
しかしながら最近はゴム農園が北部にも拡大しているとの指摘もあり
現在までのところ、どれだけゴム農園に打撃があるのは不明なのだそう。

ベトナムやマレーシアでも同様な干ばつとなっているため、
東南アジア全体で天然ゴムの樹が枯れるというリスクはあると
思われ、ゴムは売りから入ることは控えた方が良さそうだと近藤さん。

詳しくはオンデマンド放送で近藤さんの解説をお聞きくださいね。

今週金曜4月1日から放送時間が18:00スタートとなります。
引き続きマーケットトレンドをよろしくお願いいたします。

移動平均大循環分析「帯」とは?! [大橋ひろこコラム]
2016.03/29 大橋ひろこ 記事URL

毎火曜日の「小次郎講師のトレードスクール」中級編。残すところあと2回となりました。今回のテーマは「大循環分析の急所『帯』について」

この番組シリーズは、テキストをご覧いただきながらお聞きください。小次郎講師によるわかり易いテキストをDLしてご覧いただくことができます。このHPの右側にある「小次郎講師のトレードスクール~株・FX/コモディティに使える~中級編」というバナーをクリックしてダウンロードしてくださいね。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
小次郎講師の移動平均大循環分析、いよいよ急所の解説、
今回は小次郎講師に「帯」について解説いただきました。


帯とは、移動平均線大循環分析の中期線と長期線の間を指します。

チャートを印刷して、その間を塗りつぶしてみてください。
視覚的に、トレンドと抵抗帯、そしてトレンド転換点が
ハッキリと理解できるはずです。

帯には、中期線が上にあり右肩上がりの「上昇帯」と中期線
が下にあり右肩下がりの「下降帯」があります。

上昇帯と下降帯の入れ替わるところて「帯のねじれ」
帯がねじれることにより大局トレンドの転換がわかるのです。

帯の傾き、帯の幅などからトレンドの方向性と強さを
見極め、エントリーイグジットの優位性の高いポイント
=エッジのある局面を見極めることができます。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

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マーケット・トレンドは今週金曜4/1から放送時間が
18:00~18:15となります。

引き続き番組をよろしくお願いいたします。

EIAが3月のSTEOで原油価格予想を下方修正 [大橋ひろこコラム]
2016.03/25 大橋ひろこ 記事URL
EIA・米国エネルギー省は3月のSTEO(short-term energy outlook)で北海ブレント価格予想を2016年34㌦,2017年40㌦と予測。1月のSTEO予測に比べてそれぞれ3㌦,10㌦下方修正しました。原油生産が低価格環境に以前より耐えられるとみたこと及び石油需要の伸びがより鈍化するとしています。また、WTIの価格もブレント同様3~10㌦下方修正。2~3月にかけては、ブレント、WTI原油価格ともに上昇していた中での予想の下方修正ですが、原油の底入れはまだ先でしょうか。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は株式会社セキツウ常務取締役の山内弘史さんにお話を伺いました。


米国の原油生産量は2015年は日量940万㌭でした。
2016年は日量870万㌭、2017年には820万㌭予測と減少予想となっています。


しかし、世界の石油在庫予想は2016年が日量160万㌭,
2017年には60万㌭/日ずつ増加する予想となっており、

前回予測よりも積増し量を上方修正しています。

これは前月のSTEOに比べて,2016年の供給量を上方修正したことに加え
2016年,2017年ともに需要増予測を下方修正したためです。

原油の低価格に対しての生産者の抵抗力が増してきており
なかなか需給が引き締まらない現状があるようです。


ではなぜ2~3月は原油価格が上昇したのでしょうか。


山内さんは、これという大きな原油の買い材料があったわけではない
としながらも、小さなニュースがそれぞれ材料視された結果の
投機筋の買戻しなどによるものだったとして、
以下の材料について解説くださいました。


① 非OPECの予期しない原油供給停止

2016年2月現在約日量50万㌭の原油供給が停止しています。
アゼルバイジャンでは12月の石油プラットフォームの火災の影響で
Guneshli油田は日量75千㌭生産停止に。

カナダでは1月半ばにメンテナンス中のハイドロクラッカーで
爆発があり,近くの原油生産設備に影響。
2月いっぱいシャットダウンし日量70千㌭の減産となりました。


② OPECの予期しない石油供給停止

2月日量220万㌭で1月比で40万㌭増。

イラクとナイジェリアでサボタージュによってパイプラインの
流れが停止。イラクではイラク北部油田~トルコ・セイハンのPLが
2月半ばに停止し北部油田の減産につながりました。
ナイジェリアではPLがリーク。当局はブレンドした原油輸出の
フォースマジュールを発動。生産が停止しています。


③ 米国の減産が進んできた

ピーク生産は日量969万㌭、直近では908万㌭に減産。
リグ稼働数も激減しており3月11日現在で386基
(前年同期比480基減,2014年9月19日のピーク時は1,601基)


④ 4月17日の産油国諸国による会合への期待

協調減産への期待が買戻しへ


⑤ ドル安基調によるコモディティ全体の上昇

底入れ期待から投機筋の買い越し幅が増加しています。


⑥ イランが当初予想されたほど生産増にならない

油田の老朽化と長期に掘削停止していた影響で
日量320万程度で頭打ちか?!


しかしながら、長期的には需給のタイト化は遠く、EIAが価格予想を
下方修正、原油上昇は一時的なものに終わるかもしれません。

詳しくはオンデマンド放送で山内さんの解説をお聞きくださいね。

マーケット・トレンド、この4月から放送時間が変更となります。
これまでは17:30~お聞きいただいてきましたが

4月の放送から 18:00 からの生放送となります。

30分放送時間が遅くなります。

今後もマーケット・トレンドをどうぞよろしくお願いいたします。

原油上昇の背景~4月17日ドーハ会合に向けて [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2016.03/23 大橋ひろこ 記事URL

原油価格が堅調に上値を切り上げています。1月と2月に26ドル台まで下落したWTI原油価格は22日㈫に41ドル台にまで上昇しました。原油相場は底入れしたのでしょうか?!

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はみずほ証券 シニアコモディティアナリスト 津賀田真紀子さんをお迎えして、原油上昇の背景と今後のポイントを伺いました。

津賀田さんは原油上昇の4つの材料を解説くださいました。

①4月17日ドーハ会合への期待

カタールの首都ドーハで主要産油国が増産凍結に向けた最終合意を
目指す会合が開催される予定となっており、
世界的な供給過剰に歯止めがかかると期待されている

②シェール生産がようやく減少へ?!

3/18時点で米国内のリグ稼働数はわずか387基とピーク時の約4分の1
となっており、原油生産量も日量906万8,000バレル(前年同期比3.18%)
と5週連続で前年同期を下回っている



③3月期末でヘッジファンドが原油ショートを買い戻し

CFTC建玉明細を見ると非商業筋が3月末の四半期決算を意識し
ショートカバーに動いていることが確認できる

④金融要因~ドル安へ

米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げペースが想定よりも
緩やかになると示唆されたことから、為替相場がドル安基調

ドーハでの会合が生産量の凍結にとどまらず減産まで踏み込めれば
原油はさらなる上昇に弾みを付ける可能性はありますが、
そもそもイランが参加しない見込みであることなどから
その成果には疑問を呈する向きも。

ただ、津賀田さんは、イランの増産余力はそれほど高くなく、
経済制裁解除後すぐさま50~100万バレルの増産が可能とした
イランの石油相の強気の増産発言は、制裁中輸出できなかった
原油の洋上在庫を切り崩しているためで、
老朽化したイランの原油生産施設では、日量20万バレル程度の
増産にとどまるとの指摘もある、として、
イランが参加しないことがそれほど問題ではないという見方も
あることを解説くださいました。

ではここから原油は上昇が続くでしょうか?!

津賀田さんにここからの原油相場のポイントを伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で津賀田さんの解説をお聞きくださいね。

それから、今年で12年目となるマーケット・トレンドですが、この4月から放送時間が変更となります。
これまでは17:30~お聞きいただいてきましたが

4月の放送から 18:00 からの生放送となります。

30分放送時間が遅くなります。

今後もマーケット・トレンドをどうぞよろしくお願いいたします。

移動平均大循環分析~移動平均の「間隔」 [大橋ひろこコラム]
2016.03/22 大橋ひろこ 記事URL

毎火曜日の「小次郎講師のトレードスクール」中級編。現在、シリーズで「移動平均線大循環分析!」についてレクチャーいただいています。

この番組シリーズは、テキストをご覧いただきながらお聞きください。小次郎講師によるわかり易いテキストをDLしてご覧いただくことができます。このHPの右側にある「小次郎講師のトレードスクール~株・FX/コモディティに使える~中級編」というバナーをクリックしてダウンロードしてくださいね。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は移動平均線大循環分析の「三次元分析3『間隔』」です。
小次郎講師に伺いました。

三次元分析とは3本の移動平均線の並び順、傾き、間隔の3つの条件を
読み解くことですが、今回はその3本の線の間隔からわかるステージの継続性
について。



•長続きするステージは・・・
3本の移動平均線の間隔の拡大、あるいは広いまま推移している場合。


•ある二線が急接近すると・・・
そちらへステージが変化するサイン。
これにより順行か逆行かを読むことができます。


・三線とも接近

横ばいで三線が接近するのはもみあい期入りの可能性です。



・買いシグナル
ステージ1で3本の線が間隔を広げていくケース。



・売りシグナル

ステージ4で3本の線が間隔を広げていくケース。

番組の中で小次郎講師に詳しく解説いただいています。
オンデマンド、ポットキャストでも聞くことができますので
是非、お聴きくださいね。
日米欧重要金融政策イベントこなしドル全面安も... [大橋ひろこコラム]
2016.03/18 大橋ひろこ 記事URL

ドル円相場が再び110円台まで下落した3月第3週。3月はECB理事会に始まって、日銀の金融政策決定会合、FOMCと日米欧の金融政策イベントが相次ぎましたが、全てをこなした結果ドル独歩安の様相となっています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は外為どっとコム総合研究所 石川久美子さんに
為替市場の今後のポイントを伺いました。

ECB理事会では、市場の予想を上回る追加緩和策が発表され、
初動は素直にユーロ安に反応していたのですが、ドラギ総裁の
会見にて、今回で利下げが打ち止めになると受け止めた市場は
一転ユーロの買い戻しに動いたことで、ドル安ユーロ高が進行。

日銀の金融政策決定会合では、大方の予想通りの据え置き発表
だったのですが、一部にETFの買い入れ枠増額などの期待があったとも
指摘されており、結果、軽い失望で円高へ。ここでもドル安円高です。

そして、最大の注目となったFOMC.
3月利上げは見送られるだろうという市場の予想通りに
利上げは見送られたのですが、これまで2016年は年4回の利上げを
見込むとされていたFOMCメンバーの見通しが年2回に修正されたことを
受けてドル全面安の展開となりました。

石川さんは、これまでの2016年の利上げは不可能なのでは?
年1回程度の利上げに留まるのでは?という過度な悲観から見れば
今回のFOMCの結果はそれほどハト派という内容ではないと思われるが、
足もとではドルの戻りが弱いことが懸念材料だとして、
今後のポイントを解説くださいました。

嫌な値動きとなっているのがドル円相場。

原油安、中国リスクなどで急落し110円台まで下落した2月の安値に
面合わせ水準まで下落してきました。
このレベルがトリプルボトムとなって反発する可能性もありますが、
カレンダー的に日本は3連休となることが懸念材料。

2月の110円台までの急落は11日の祝日の出来事でした。
日本勢が休みの日に短期筋に仕掛けられたような値動き。
今回もまた、レンジ下限での日本勢のドルロングが休日に
狙われるということはないだろうか、、、。

短期的には、警戒が高まっています。

しかしながら、3月は本決算。年度末に向けての株式市場の
ドレッシング買いや、配当取りが株価を押し上げるカレンダー的
支援材料もあることから、仮に短期的に急落することがあれば
その後は大きく買い戻される可能性が大きいと石川さん。

リスクコントロールさえしておけば投資妙味は高そうです。

詳しくはオンデマンド放送で石川さんの解説をお聞きくださいね。

2016年4月電力自由化の経緯と今後 [大橋ひろこコラム]
2016.03/16 大橋ひろこ 記事URL

いよいよ4月から、電力の小売が全面的に自由化されます。これまでは契約電力が50kW未満の一般家庭などの利用者は、地域ごとに大手電力会社から電力供給を受けてきましたが、これからは、「新電力」と呼ばれる新規参入企業を含めて自由に電力会社を選ぶことが可能になります。

 

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

今日はリム情報開発 電力チームの戸塚雅美さんに電力自由化の経緯と今後のポイントについてお話を伺いました。

 

○自由化の経緯

 

電力の自由化は、契約電力の大きな分野から始まりました。最初の小売自由化は2000年3月。対象は契約電力が2,000キロワット時以上の「特別高圧」の利用者で、具体的には、複数の施設を有するような大型の工場やデパート、大学、オフィスビルなどです。この時は、全体の電力量うち26%が自由化されました。

 

2005年4月には50kW以上500kW未満の「高圧A」というカテゴリーまで自由化され、スーパーマーケットや中小のビルといった規模であれば、電力会社を自由に選べるようになりました。この段階では自由化された電力量は全体の約60%に達しました。

 

2005年の段階で自由化が非常に進んだようにみえますが、特別高圧や高圧といった設備に電力を供給するには、それに見合った大型の発電設備が必要になります。ところが、新規参入企業は、東京電力や関西電力といった大手電力会社に比べると、保有する発電設備の数は非常に限られていますし、発電能力も小さな規模にとどまります。

 

ということで特別高圧や高圧といった分野では自由化されても、実際の競争というのは限定的な規模にならざるを得ません。特別高圧と高圧の2014年度の販売電力量は全体で373億キロワット時だったのですが、このうち大手電力の販売量が95%、新電力は5%に過ぎません。

 

○官公庁の電力調達入札

 

特別高圧や高圧分野では、新規の事業者は参入しにくいと申し上げましたが、だからと言って、小売の競争が全く進展しなかったわけではありません。特別高圧と高圧向けの販売のうち新電力のシェアは2014年度が先ほど言ったとおり5%でしたが、2005年度は2%弱でした。少しずつ勢力を拡大していると言えます。その競争の実態というと、民間企業の場合、契約の守秘性が非常に高いので新電力からの電力調達の様子をうかがい知ることは難しいのですが、政府機関や地方公共団体といった官公庁による電力調達の情報は公開されています。

 

官公庁が、初めて電力調達の入札を実施したのは、2000年です。電力自由化の旗振り役である通商産業省(省庁再編前の経産省)が、本省ビル用の電力を調達するために入札を実施しました。この時、応札したのは、東京電力と東北電力、そして新電力のダイヤモンドパワーの3社です。結果は、ダイヤモンドパワーが落札しました。

 

新電力にとっては、入札を通じて、政府機関や地方公共団体の顧客を確保することは重要です。こうした官公庁に対する電力供給の実績を積めば、電力会社としての信用につながり、民間企業との取引を広げる足がかりになるからです。官公庁への電力供給は新電力にとって、単に純粋に利益得るための「取引」というだけでなく、「宣伝効果」も期待できます。実際、官公庁は入札でさまざまな施設の電力を調達しています。霞が関に立ち並ぶ中央官庁の庁舎はもちろん、全国の大小さまざまな郵便局や公立の大学や病院、あるいは刑務所など多岐にわたります。地方でも自治体の庁舎や、小中高の学校、警察などといった施設の電力を入札で調達しています。

 

リム情報開発さんが収集した2014年度の官公庁による約1,100件の電力入札では、新電力の契約額は614億円で、大手電力は224億円。供給量も、新電力が34億キロワット時、大手電力が14億キロワット時ですから、官公庁の入札だけでみると、新電力が大手電力を圧倒しています。新電力が2014年度に落札した案件の中には、経済産業省の本庁舎をはじめとして財務省の本庁舎、国会議事堂や国会図書館、最高裁判所、皇居などいった有名な施設も含まれています。

 

さて、4月からの完全自由化に向けて、大手電力や新電力だけでなく新たな新規参入企業も、すでに、いろいろな料金メニューを宣伝しています。あまりにも多種多様で選ぶのに非常に迷うところですね。

 

単純に電力だけの安い料金を求めるのか?特定のカードを利用していてポイント制にこだわる方もいるでしょうし、多少割高でも再生可能エネルギーをできるだけ利用したいという消費者もいるでしょう。また、契約にあたって、期間の縛りが緩いのか厳しいのかということも忘れずに事前確認しておくべきです。もちろん、選択するメニューが生活スタイルと合致しているかどうかは、選択の大前提です。いずれにしろ、電力会社を選ぶ上では、優先順位を自分自身で明確にしておかないと、後悔する危険性が高くなります。

 

リム情報開発が応援する日本エネルギープランナー協会では、電力を含むエネルギー知識を習得できる検定試験を実施するそうです。 戸塚さんは、株式投資同様、電力会社の選択にも自己責任が求められるとお話くださいました。

 

詳しくオンデマンド放送で戸塚さんの解説をお聞きくださいね。

移動平均大循環分析~移動平均の傾き
2016.03/15 大橋ひろこ 記事URL

毎火曜日の「小次郎講師のトレードスクール」中級編。全開2月23日放送回から第9回(3月末まで)はシリーズで「移動平均線大循環分析!」についてレクチャーいただいています。

この番組シリーズは、テキストをご覧いただきながらお聞きください。小次郎講師によるわかり易いテキストをDLしてご覧いただくことができます。このHPの右側にある「小次郎講師のトレードスクール~株・FX/コモディティに使える~中級編」というバナーをクリックしてダウンロードしてくださいね。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
小次郎講師、先週は体調を崩されお休みされましたが、完全復活です!

今回は「三次元分析2~傾き」について解説いただきました。

その前に!

小次郎講師がこの3月、新著「トレーダーズバイブル」を上梓されました。

勝ち組とレーダーになるためのルール作りとは?!

伝説のトレーダー集団「タートルズ」のトレード手法から、
適切なポジション量を導き出す「資金管理のやり方」、
移動平均大循環分析と大循環MACDの全てがこの1冊に。

発売を記念して、番組をお聞きの皆様の中から抽選で4名様に
小次郎講師流「トレーダーズバイブル」をプレゼント!

お申込みはこちら専用応募フォームへ。
https://ssl.radionikkei.jp/event/trendpresent.html

3月25日金曜締切です。


さて、今回の放送では小次郎講師に移動平均大循環分析
「三次元分析2~傾き」について解説いただきました。

利食いのタイミングなのか、押し目買いのタイミングなのかを
見極めるにはどうしたらいいのでしょうか。

移動平均線の「傾き」からわかる現トレンドの状況ですが、

•短期線は短期トレンドの方向性を示す。
•中期線は中期トレンドの方向性を示す。
•長期線は長期トレンドの方向性を示す。

※3本の線が上昇。

ステージ1の前でも3本の線が上昇していたら、
早仕掛け&試し玉のチャンスです。つまり買いシグナル。

※3本の線が下降。

ステージ4の前でも3本の線が下降していたら、
早仕掛け&試し玉のチャンスです。つまり売りシグナル。

•移行する場合は次の線の傾きが変化します。

•変化が見られない場合は移行しないか、
移行してもすぐにダマシとなって元に戻っていきます。

このポイントを押さえているだけでも
価格の急落時に、手じまうべきか、買い増しすべきかがわかりますね。
詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きください。

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「マーケット・トレンド」特別番組のお知らせです。


明日3月16日水曜日夕方4時からラジオNIKKEI 第1で
「マーケット・トレンド」特別番組
「2016年世界経済の動きと投資を考える」を放送します。


この番組でもお馴染み、ICBCスタンダードバンク東京支店長 池水雄一さん、
FXアナリスト 岡安盛男さんのスペシャル対談です。
ゴールドのスペシャリストとFXのエキスパートが
2016年のドル円、ゴールドを展望、3月期末から4月新年度相場も徹底解説。

オンデマンド・ポッドキャストでも配信します。
パソコン、スマートフォンでも是非お聞き下さい!

原油価格上昇の背景~FCV車とプラチナ価格 [大橋ひろこコラム]
2016.03/11 大橋ひろこ 記事URL

2月中旬から上昇トレンドにあるように見える原油価格。2月16日のドーハ会議でサウジ、ロシアなど4か国が1月の生産量で増産凍結したことが一つの安心感につながっていると思われますが、3月20日にOPECと非OPECの会合があるという事も、下値をサポートしていると思われます。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はエネルギーアナリスト大場紀章さんに原油価格の今後とプラチナについてお話を伺いました。

増産凍結であって減産にまでは踏み込めない産油国の財政事情が
透けてみる中で、米国のシェール生産は昨年4月の生産ピーク時から
10%の生産減となっています。これを大きいとみるか小さいと見るかは
どの視点に立つかで変わってくるでしょう。
米国とて、この原油安で苦しんでいることは事実です。
多くのシェール企業のキャッシュフローは金利払いだけで精いっぱい
という台所事情にあり、3月に多いとされる米シェール企業の社債の償還は
一つのヤマ場であると見られます。

足もとの原油価格上昇は米石油関連企業にとってポジティブな材料であり、
こうしたカレンダー的な事情が価格を押し上げている可能性は否定できません。
つまり、この3月を超えても原油価格がしっかりと推移できるかどうか、
という点は、金融面から見て大変注目度の高いポイントとなってきます。

また、大場さんは自動車関連の研究機関にいらっしゃったこともあり
プラチナ事情にも造詣が深いこともあって、今回はプラチナについても
お話を伺っています。

ホンダが新型燃料電池車(FCV)「クラリティ フューエル セル」を
発表し話題となっています。水素と酸素を反応させて生み出される電気を
動力としますが、二酸化炭素を排出しない究極のエコカーとされています。
2014年12月にトヨタが「ミライ」を投入して話題となっていました。
トヨタのミライは723万円、この時、経済産業省はFCV普及を目的に
購入補助金として202万円を支給することを発表しており、
FCV普及は国策とも言われています。

対してホンダのクラリティは766万円。
この価格では庶民には手が届きませんね。

実は燃料電池車には多量のプラチナが使用されています。

現在プラチナの需給を見る上で重要なのは自動車販売、
特に欧州での販売シェアが大きいディーゼル車のディーゼルエンジンに
触媒として使用されるのがプラチナで、自動車販売台数が伸びれば
プラチナの需要が旺盛だとして、プラチナ価格は上昇しました。

プラチナが景気敏感銘柄とされるのは、自動車販売と価格変動が
密接に関わっているからですが、そのディーゼル車よりも、なお、
プラチナ使用料が多いFCV車が普及すれば、プラチナ市場にとっては
大きな価格上昇要因となってきます。

ディーゼルエンジン触媒に使用されるプラチナは数g。
FCV車に使用されるプラチナは当初は100g前後とされていましたが
現在は技術革新によってもっと少なくなっているようですが
数十g使用されているとあって、車体価格には高価なプラチナの
価格が乗っていると考えていいでしょう。

FCV車の普及がプラチナ価格にも大きな影響を及ぼすことは
明白ですが、では普及していくかどうか...。

キーとなるのは水素ステーション。その計画と問題点、
そして今後について、大場さんに解説いただきました。

詳しくはオンデマンド放送で大場さんの解説をお聞きくださいね。

果たして大底確認なのか、コモディティ市況の反騰 [大橋ひろこコラム]
2016.03/09 大橋ひろこ 記事URL

足元で大幅上昇となっている商品市場。

これが大底なのかどうか迷うところです。
果たして大社確認で上昇相場に入ったのか、否か。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。

プラチナとパラジウムが約3カ月ぶりの高値に上昇し強気相場入りしています。
中国でのインフラ支出で自動車の汚染防止装置に使用される両金属の需要が
増加するとの観測が広がったとのニュースや、
主要鉱山会社が設立したワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル(WPIC)
がプラチナは5年連続の供給不足になるとの需給予測を公表したことなども
支援材料と思われますが、売りこまれすぎたことの反動と思われます。

そしてゴム相場も急騰しています。
ゴムに造詣が深い小針さんによると

(1)東京ゴムの先限が1月と2月の二つの安値144.5円でダフル底を形成
(2)タイ、インドネシア、マレーシアの3国が協同して毎月10万トン強の輸出を削減
(3)輸出を削減した分についてはインフラ等での国内消費に回すとの内容
(4)タイ政府は生産社保護のため市中価格より高いキロ当り45バーツで原料ゴム買い上げ
(5)中国の新車販売台数1月時点で昨年9月以降、5カ月連続の前年同期比プラス
(6)米国の新車販売台数は絶好調で、2月は15年ぶりの高水準。
(7)超円高となっていた流れに歯止めがかかってやや円安の方向にむかっている
(8)暴落していた原油価格が反発して上昇トレンドに
(9)ベトナムが90年ぶりの大干ばつとなって天然ゴムの生産に影響する公算
(10)タイでは季節的な減産期入り


産地国がゴム価格の大幅続落に歯止めをかけるべく
政府が協力し合って輸出を制限させて価格支援に本腰を入れていることや、
予想外に中国の新車販売台数が伸びていることも支援材料。

干ばつでベトナムの天然ゴム生産が大きく減少する可能性も。
ベトナム農業省の当局者はAFPの取材に対し、メコン川の水位は1926年以降、
最低水準にまで下がり、最悪の干ばつと塩害を引き起こしている、と述べています。

ではここからのプラチナ、ゴム相場は?!
詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。

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