米国、イラン攻撃の応酬で原油、ゴールド急騰 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2020.01/08 大橋ひろこ 記事URL

2020年、米国大統領選挙の年となりますが、年明け1月2日、米国政府が報復空爆でイラン革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官を殺害したことを発表。今日8日早朝に、イラン革命防衛隊が米軍の駐留するイラクの基地に対してミサイル攻撃の報復を行いました。

イランは国連安保理に「戦争は求めていない」と書簡を送っていると伝えられていますが、トランプ大統領は米国時間8日午前に声明を発表するとしており、緊張の年明けとなっています。

 


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケット・リスク・アドバイザリー新村直弘氏をお迎えしお話しを伺いました。

 

米国とイランの対立激化がコモディティ市場では
原油、ゴールド価格を大きく押し上げています。

 原油価格はイランを包含する有事発生によりホルムズ海峡封鎖リスクを
意識せざるを得ず、これが本格的な開戦ということになれば
アブカイク攻撃時に試したWTI価格で75ドルをトライ、
90ドル程度まで上昇する可能性が否定できません。

貴金属は米・イラン情勢の緊張を受けた原油価格の高騰が
実質金利を押し下げており、金銀とも年初から大幅な上昇となっています。

現在実質金利から乖離して上昇しているいわゆる「リスクプレミアム」は
1月8日275ドルとなっています。
(※放送中の375ドルというのは言い間違いとのことです。訂正させていただきます。
ちなみに平常時でも平均的に150~160ドルはプレミアム状態にあるそうです、、、)

仮に地政学的リスクがすべてなくなれば、この分が剥落すると考えることができます。

 しかし、米中の今後が不透明であり、中東情勢も不安定で、
ブレグジットも無秩序離脱の可能性が排除できないこと、
といった目に見える地政学的リスクは多く、
完全に剥落するような相場にはならないと思われます。


仮に米国とイランの戦争リスクが顕在化しない、という前提で考えると
世界景気の動向は、各国の製造業PMIを見るにまだ世界経済は底入れしていません。

米国の重要なマインド指標であるISM製造業指数は12月予想外に悪化し、
2009年のリセッション以来の低水準となっています。

ただし、今年は大統領選挙年。
昨年クドロー米国家経済会議委員長が発言しているように
夏頃に中所得者層を対象とする減税が行われるとなれば、
景気循環と関係なく米経済が過熱する可能性も。

新村氏には、米国とイランの報復の応酬と原油、ゴールド価格、
また、こうした有事のリスクを排除した場合の景気循環から見た
コモディティ市況についてお話を伺っています。 

足元では、トランプ大統領からの声明待ちではありますが、、、

詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で新村さんの解説をお聞きくださいね。

https://open.spotify.com/show/230k9NexbGZ5g1h4uBShSk
2020年に向けて金、原油 R・メリマンフォーキャスト [大橋ひろこコラム]
2019.12/26 大橋ひろこ 記事URL

サイクルとアストロロジーで読む原油と金の動向

12月25日、レイモンド・メリマン氏の『フォーキャスト2020』の日本語版が発売されました。

また、26日、メリマン氏独占インタビューを交えた音声版フォーキャストも発売開始。

この番組でも触れましたが今年6月のNY金の上値抵抗突破はメリマン氏の2019年の予測が的中したうちの一つでした。9月にトップアウトし3か月に及ぶ調整を強いられていましたが、24日、再び1500ドル大台に回帰する大きな上昇を見せています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は投資日報社の林知久氏をお迎えしお話しを伺いました。

12月24日の上昇によって、11月の安値水準である1,450㌦、
更にここ数カ月の値動きから1,480㌦が目先のサポートとなってきます。

メリマン氏は『フォーキャスト2020』の中で
2019年12月±3カ月の何処かで「16カ月サイクル」のボトムをつけるとしています。
林氏も11月安値が16カ月サイクルボトムであった可能性を指摘しており
9月の高値水準である1,560㌦を目指すかこれを上回る展開が
来年の春ごろまでに出現すると解説くださいました。

逆にここから1,480㌦を割り込んだら見方を転換。
1,350㌦を目指すような弱気相場が最長来年3月まで続くとしています。


また、林氏は前回出演の9月26日に、原油相場について日柄と値幅の観点から
「遅くても10月下旬までに最悪50.00~50.50㌦付近でボトムをつけるだろう」
と解説くださいましたが、10月3日に50.99㌦を形成後に反発。
クリスマス直前に60㌦台を回復する上昇相場に転じています。

NY原油自体は15~23週間隔で安値をつける傾向があり、
12月第4週は10月安値から12週目。
現行相場は5~7週程度のサブサイクル3つで構成されており
11月20日の安値で最初のサブサイクルボトムをつけた公算が高いそうです。
12月第4週はそこから5週目なので、
日柄的には今後2週間以内に2番目のサブサイクルボトムが出現する公算。
11月安値が割り込まれる事がない限り、押し目買いポイントになります。
次は2018年10月の76.90㌦を試す可能性も。

目先想定される安値は57~58㌦。オーバーシュートで55㌦とのこと。


アストロロジーに関して、メリマン特番では土星を取り上げました。
来年1月13日の土星・冥王星コンジャンクション(0度)を含めた
「山羊座のステリウム」は超長期的な歴史の転換ポイント。


目先、ここ数カ月の相場と関連性がありそうな時間帯は
米国時間で2月16日~3月10日あたりまで続く水星逆行と、
3月21~31日に出現するヘリオ射手座ファクター。

どのようなことに注意が必要なのかについては
Spotifyのポッドキャスト配信で番組をお聞きいただくか

メリマンフォーキャストをお読みいただくか、
投資日報社のHP(https://www.toushinippou.co.jp/)をご覧ください。

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門倉貴史氏に聞く2020年の世界経済 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2019.12/25 大橋ひろこ 記事URL

メリークリスマス!

2018年のクリスマスは株式市場が暴落に見舞われ大荒れでしたが、2019年は静かにリスク選好相場のまま年末を迎えそうです。ダウ工業30種平均は連日のように過去最高値を更新していますが、株価が示すほどには実体経済がいいわけではなく、理論値と実績値に20%ほどの乖離がある?!2020年までこの相場続くでしょうか。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はエコノミスト・Brics経済研究所代表 門倉貴史氏をお迎えし
2020年のマーケット展望をいただきました。


米中貿易協議で第1段階の合意には達したものの
表面的・部分的で包括的な合意とはほど遠いのが実情です。
この問題はかなり長期間にわたってくすぶり続けることで
企業家の心理が悪化し新規の設備投資抑制、製造業の生産停滞により
景気は減速するリスクが大きいと門倉氏。


中国の景気も急激に悪化しており、昨年2018年はは6.6%成長で
28年ぶりの低成長でしたが、今年2019年は6%台前半まで低下する見込みです。
来年2020年はさらに5%台後半まで落ち込むとみられます。


これまで中国で活動していた企業が関税のかからない中国以外の国に
生産拠点をシフトする流れから、中国国内の雇用環境が悪化し、
消費も低迷しています。
国政府が発表している失業率の数字は5%程度ですが、
実態は15%を超えている可能性が大きいと解説くださいました。


そして20年東京オリンピックというビッグイベントを控える日本。
下支え要因としては事業規模26兆円の財政面からの景気刺激策が
あげられますが、この数字は民間資金も含めたもので、
政府の財政支出は4兆円程度。通常の補正予算規模とそれほど変わりません。
内容としては5Gの通信インフラ整備など中長期のプロジェクトが多く
即効性に疑問も。

また東京都の試算(2017年3月)によると、
今回の五輪開催で32・3兆円の経済効果が見込めるとの試算がありますが
これは2013年から2030年までの18年間の累計額。
1年あたりでみれば1.8兆円程度です。


そして一方、景気の下押し要因はやはり今年10月に始まった
消費税率の10%への引き上げ。
消費者は節約意識を強めてきており、東京オリンピックが終わった後に
景気が低迷する可能性は高いのですが、年前半は日本株が大きく上がる可能性に言及。

米国は今年利下げに踏み切りました。世界的な金融緩和局面が続くことから
過剰流動性マネーが出遅れていた日本株に向かう可能性もあると門倉氏。

ただし、それも年前半まで。
その後、ゴールドが魅力を増す可能性についても解説いただきました。

詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で門倉さんの解説をお聞きくださいね。

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貴金属市場の動向と今後の見通し [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2019.12/19 大橋ひろこ 記事URL

金価格、すっかり小動きですが高値圏を維持しています。

2019年6月のFOMC終了後、米利下げを示唆するコメントが出され、7月のFOMCで10年半ぶりの利下げが実施されました。2016年春から続く、金融引き締め政策が終焉したことで、金価格が上昇を始めます。9月に開催されたFOMCでは追加利下げが見送られるも、10月29、30日のFOMCでの追加利下げ実施で、今年は3回の利下げが行われました。


皆さん、ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はみんかぶ商品調査部門アナリスト 森成俊氏をお迎えし
貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。

10月のFOMCで年内の利下げ打ち止めとの見解が示され、
12月11日のFOMCで追加利下げが見送られたことで
利下げを材料にした金高とはなっていませんが、
今後の利下げよりも、利上げにハードルが高いとの見方が広がり、
これが一段の株高をもたらしています。

米10年債の利回りは8月27日には1.50%割れまで低下しましたが
12月半ばには1.8%にまで上昇してきました。
しかしながら、2018年10月には3%台にあったことを考えれば
低金利状態にあります。

この低金利環境は金市場にもサポートとなっています。
NY金先物市場では大口投機家の買い越しは、2019年4月23日時点で
3万7,395枚まで急減していましたが。FOMCで金利引き下げが示唆されると、
買いが膨らみ、9月24日時点では31万2,444枚まで拡大しています。
その後、中東情勢の落ち着きから25万枚台に縮小したものの
10月から12月初旬にかけ再び増加傾向となり、
12月3日時点で29万0,705枚まで増加しています。

森さんに、ここからの展望を伺いました。

また、12月に入って南アフリカの豪雨の影響で
国営電力会社のエスコムが電力供給を停止するなどの混乱から
プラチナ価格が上昇する局面も。
プラチナと金の価格差は縮小するでしょうか。


詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で森さんの解説をお聞きくださいね。

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雌伏の時を経て~2020年の金価格展望 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2019.12/18 大橋ひろこ 記事URL

9月、米10年債利回りが1.5%割れまで低下するとNY金は1566ドルの高値を示現。これが今年の高値となってしまうでしょうか。米中「部分合意」観測が浮上して以降、金価格はそれまでの1480~1520ドルから1450~1480ドルにレンジ切り下げています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は金融・貴金属アナリスト亀井幸一郎氏をお迎えし
「2020年のNY金、どう読む」をテーマにお話しを伺いました。

足下では米国の指標の改善などを受け(製造業ISM以外)
米国株3指数11月以降連日の過去最高値更新するなど
リスクオン環境にある金融市場。
しかしながら、教科書的に株価とは逆相関であるとされる
金価格は高値圏を維持し続けています。

米中を中心とした通商・外交上の強硬スタンス、
また、弾劾裁判が増幅させる通商・外交リスクなど
「トランプリスク」は投資家らのヘッジ姿勢を崩さぬ一因ですが
亀井さんは、FRBの金融政策も金高の背景だと指摘。


FRBは19年、3回にわたる予防的な利下げを実施しただけでなく
短期金融市場への資金の大量供給を実施しています。
2カ月半で3000憶ドルほど供給していますが
このままいくとバランスシート縮小前の水準を超える日も
そう遠くありません。


足下では、これを材料にリスク資産に資金が流れ込んでおり、
決して間違った政策ではないのですが、この正しいとされる政策が
次の過ちにつながって来た過去30年を振り返り、
株高こそが、この先の大きなリスクとなっていると亀井さん。


ここからの注目指標として、亀井さんは
景気拡大の終わりを見極める上で、雇用(NFP)の増加ペース、
(個人消費に悪影響)
また、格付けトリガーに注意が必要だと解説くださいました。


超低金利下で自社株買いの原資調達のために
社債発行(負債の拡大)を急増させた一般企業の企業格付けが
格下げされ、リスク許容度に変化が生じれば
年金など機関投資家らは保有資産から
格下げされた資産を外さねばなりません。
格付けトリガーについて、そして2020年の金価格展望は
Spotifyのポッドキャスト放送で是非、亀井さんの解説をお聞きくださいね!


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金と原油相場、2020年に向けて [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2019.12/12 大橋ひろこ 記事URL

作晩のFOMC、そして今夜のECB理事会と欧米の金融政策会合がある今週のマーケット。


しなしながらイギリスの総選挙、米中による制裁・報復関税の引き上げ予定というビッグイベントを控えて、各マーケットとも膠着状態にあります。

皆さん、ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は三菱UFJリサーチ&コンサルティング 主任研究員 芥田知至氏にお話しを伺いました。

今年の金相場は、9月4日に1557ドルと
6年ぶりの高値をつけるところまで動意づきました。

米国の金融政策が引き締め方向から緩和方向に転じたことが背景ですが、
その後、金相場は頭打ち状態にあります。

昨晩の、12月のFOMCではパウエルFRB議長の会見がハト派的と
受け止めた資金が金市場に流れ込みましたが、
トレンド化するほどの値動きではありません。

足下では米中貿易協議が進展するとの期待感が
リスク資産全般の買い材料となり、
安全資産である金には売り材料となっています。

米国による対中制裁関税「第4弾」の残りの部分の
発動予定日が12月15日に迫る中、
事態の帰趨が見極められない状態が続いています。


芥田さんは2020年の金相場は底堅い推移が見込まれると解説くださいました。
米国の金融政策は、一段の金融緩和は見込まれないものの、
引き締めに転じるまでにはまだ時間を要すると考えられ
緩和的な金融環境の継続が見込まれることが下支えすると指摘。


米国の大統領選挙を控える中、米中貿易摩擦への懸念はやや後退する可能性も
ありますが選挙後に対立が再激化するとの懸念は残るため、
大幅な金売りにもつながりにくい?!


野党・民主党は、年内にも下院で弾劾訴追に踏み切る構えで、
その後、上院で弾劾裁判が開始されます。
上院の3分の2以上が弾劾に賛成する可能性は低いとみられますが、
大統領選挙に向けてイメージ・ダウンが大きいと、
トランプ氏再選の見通しが後退する可能性も出てきます。


民主党の大統領候補が小粒であり、トランプ氏が優位との見方が多いのですが
トランプ氏不利との見方が強まれば、大型減税の撤回などが連想されることから
リスク資産売り・安全資産買いにつながる可能性は否定できません。

芥田氏には原油相場動向についてもお話しを伺いました。

詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で芥田氏の解説をお聞きくださいね。

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OPEC総会直前、原油価格動向~ゴム高騰は継続するか [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2019.12/05 大橋ひろこ 記事URL

前回11月ご主演時に、ゴム価格の上昇の背景に「アフリカ豚コレラ」の拡大がある、と指摘されたトーキョー・トレーダーズ・タイムズ代表の小針秀夫氏。

調整局面の金、上昇開始したゴム、その裏に...。
http://blog.radionikkei.jp/trend/date/20191114/


以降もゴム価格上昇は続いています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。


今日はここからのゴム市況について小針氏に伺いました。


シカゴ大豆オイルは今年2月以来の高値圏で推移しています。
足元は大豆相場の下落に連動して下落しているものの
11月に一時32セントまで上昇し
今年5月の安値26セントから2割強の上昇を見せています。

豚コレラの影響で中国が大豆油など食用油の輸入を
増やしていますが、調査会社オイルワールドによると
中国は2018年10月~19年9月、
大豆油やパーム油などの食用油を1167万トンと
前年度よりも25%多く輸入したと公表しています。

ブタの飼料になる大豆の輸入が減り、
大豆を加工する大豆油の生産量が減っているのを
輸入で補っているのです。

また中国の品目別の輸入量で、大豆油は82万トンと
前期比で約2倍に拡大。パーム油も同2割増。

アフリカ豚コレラは18年8月に中国で初めて発生が
確認され、19年春までに全土に広がっています。農
業農村省によると、中国全体で豚の飼育頭数は8月、
前年同月に比べ約40%減っているとか。
今後も中国での感染が拡大した場合、
中国による食用油の輸入が増えるのは必至とみられます。


豚コレラの影響が予想外にも、米国産大豆油高、
パームオイル高につながり、これが天然ゴム相場の上昇にもつ
ながるという構図となっていますが、
このところ、コーヒーや粗糖などの農産物相場が
急上昇していることも、ゴム市場にも連想買いを誘う流れに。

また、小針氏には原油価格動向についても伺っています。
詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で小針氏の解説をお聞きくださいね。
https://open.spotify.com/show/230k9NexbGZ5g1h4uBShSk

貴金属市場の動向と今後の見通し [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2019.11/28 大橋ひろこ 記事URL

2019年はゴールドが大きく上昇を見せた年となりましたが、9月4日に1,556.65ドルの高値をつけた後、高値調整局面入り。冴えない値動きを強いられています。反面、米国株式市場ではダウ、ナスダック総合指数、S&P500が揃って史上最高値更新。ゴールドから株式へと資金が流れているようです。

 

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

今日はみんかぶ商品調査部門アナリスト 森成俊さんをお迎えし

貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。

 

2019年は米国の金融政策が利上げから「予防的利下げ」へと大転換。
米10年債の利回りは7月後半に2%割れとなり
8月27日には1.50%割れまで下がりました。


米債券利回りの低下は金価格の下支え要因です。
ところが、予防的利下げの終了が示されると利回りは上昇基調へ。
他方、ゴールドが下落基調へと転じています。

 

NY金先物市場では大口投機家のポジションの買い越しは、
4月23日時点で、3万7,395枚まで急減していたのですが
4月終盤から買い越し幅が増加、9月24時時点で31万2,444枚まで拡大しました。

このレベルは過去最大水準。
ポジション調整がなければ一段高は期待できません。

 

金の米国最大規模の上場投資信託(ETF)であるSPDRの金保有高は
9月30日時点で920.83トンまで積み上がりましたが
10月以降は減少傾向にあり11月22日には891.71トンまで減少しています。

 

また金とプラチナ価格の逆転現象が長期化しています。
2015年1月は金が1,183ドル、プラチナが1,203ドルで取引を開始しましたが、
同年2月に価格が逆転し、以降、4年半以上、逆ザヤ化現象を継続中。
プラチナは900ドル台では売り圧力が強く上値が重い展開が続いています。

2020年は投資需要の減少を背景に21トンの供給過剰見通しだそうですが、、、。
(ワールド・プラチナム・インベストメントカウシル予想)。

 

ここからの金、プラチナ価格の展望は?!

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https://open.spotify.com/show/230k9NexbGZ5g1h4uBShSk

貴金属市場の動向と今後の見通し [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2019.11/28 大橋ひろこ 記事URL

2019年はゴールドが大きく上昇を見せた年となりましたが、9月4日に1,556.65ドルの高値をつけた後、高値調整局面入り。冴えない値動きを強いられています。反面、米国株式市場ではダウ、ナスダック総合指数、S&P500が揃って史上最高値更新。ゴールドから株式へと資金が流れているようです。

 

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

今日はみんかぶ商品調査部門アナリスト 森成俊さんをお迎えし

貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。

 

2019年は米国の金融政策が利上げから「予防的利下げ」へと大転換。
米10年債の利回りは7月後半に2%割れとなり
8月27日には1.50%割れまで下がりました。


米債券利回りの低下は金価格の下支え要因です。
ところが、予防的利下げの終了が示されると利回りは上昇基調へ。
他方、ゴールドが下落基調へと転じています。

 

NY金先物市場では大口投機家のポジションの買い越しは、
4月23日時点で、3万7,395枚まで急減していたのですが
4月終盤から買い越し幅が増加、9月24時時点で31万2,444枚まで拡大しました。

このレベルは過去最大水準。
ポジション調整がなければ一段高は期待できません。

 

金の米国最大規模の上場投資信託(ETF)であるSPDRの金保有高は
9月30日時点で920.83トンまで積み上がりましたが
10月以降は減少傾向にあり11月22日には891.71トンまで減少しています。

 

また金とプラチナ価格の逆転現象が長期化しています。
2015年1月は金が1,183ドル、プラチナが1,203ドルで取引を開始しましたが、
同年2月に価格が逆転し、以降、4年半以上、逆ザヤ化現象を継続中。
プラチナは900ドル台では売り圧力が強く上値が重い展開が続いています。

2020年は投資需要の減少を背景に21トンの供給過剰見通しだそうですが、、、。
(ワールド・プラチナム・インベストメントカウシル予想)。

 

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米国のシェールオイル増産は続くのか⁉ [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2019.11/27 大橋ひろこ 記事URL

12月5~6日のOPEC総会が注目されていますが、OPECプラスが長期協調減産を実施していても原油価格の上値が重い背景に米国のシェールオイル生産の増加があげられます。OPECが減産してもそれを補って余りある米国増産が需給を均衡させてしまっているのです。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はエネルギー情報ネットワーク 山内 弘史氏をお迎えし
「米国のシェールオイル増産は続くのか⁉」をテーマにお話しを伺いました。

◆米国の直近の原油生産量は1,280万㌭/日
  ちなみにサウジアラビアの10月原油生産量は970万㌭/日です。

月間では10月が1,260万㌭/日、
2019年1~10月1,209万㌭/日となっています。
2018年は1~10月1,078万㌭/日
2017年の1~10月 922万㌭/日だったことを見れば

年々生産量が増加していることが確認できます。


◆2019.11月18日発表の"drilling Productivity Report"によると
米国の主要7つのシェールガス・オイル鉱床の
11月の原油生産量は9,084千㌭/日。
12月には9,133千㌭/日になると予測されています。


*同シェール鉱床のガス生産量 11月84.9Bcf/日 12月85.2Bcf/日 
 原油生産も天然ガス生産も過去最高を更新しています。
米国本土48州の陸上油田生産量は毎月前月比20万㌭/日増を続けています。

  

◆ 11月OPEC石油市場報告でも
2019年の米国の原油生産量は
前年比120万㌭/日増の1,219万㌭/日を予測。
うちタイト原油は同112万㌭/日増の763万㌭/日。
増産が予想されています。

◆しかしながら石油掘削稼動リグ数は大きく減少しています。

11月22日現在 全米671基が稼働していますが
 昨年同期885基で214基も減少しています。

      パーミアン  405基 昨年同期 493基 △88基
      *マーセラス 36基       58基 △22基


ところが生産量は落ちていません。むしろ増えています。

パーミアンの原油生産量 11月467万㌭/日 昨年同月363万㌭/日
            12月473万㌭/日  〃   369万㌭/日

つまり生産坑井の選択と集中が進んでいるのです。
稼動リグ数の減少は中短期的には減産には繋がりません。

◆ DUCも減少しています。これはどういうことでしょうか。
 (drilled but uncompleted well;掘削したが完成させていない坑井=待機坑井)

 2019年10月19日現在 7,642井 
ピーク2019年2月19日 8,372井 △730

 以前に掘削した坑井に水圧破砕やセメンチングを施あれ
 生産井にしているとか。つまり待機坑井は待機状態から生産油井へ。
 ゆえにシェール原油生産増が続いているというのが現状です。


◆何故シェール生産が増え続けているのでしょうか。

パーミアン・シェールの新しい取り組みと成果が一つの材料。
パーミアンの新しいパイプラインの敷設が生産レベルを引き上げました。
8月に2本のパイプラインがパーミアンで開通したのです。

※40万㌭/日のEPIC・NGLパイプラインと
 67万㌭/日のCactusⅡパイプライン。

増産続きで余剰となるパーミアン原油がメキシコ湾岸着で
他の原油と競争するには安値販売しかなかったため、
一時はパーミアンのミッドランドFOBと
クッシングのWTIスポット価格との間に最大で16ドルの価格差
(パーミアン安)がありました。
パーミアン・ベイスン~USGCの新規パイプラインの稼働によって
米シェール増産が見込めるということですね。


◆現行原油価格でも増産は続くでしょうか。

2018年のWTIスポット価格は65.06㌦。
2019年は56.45㌦,2020年は54.60㌦予測。

コスト的にはあまりよろしくありませんね。
シェール革命は中小ベンチャー企業が始めたものですが
当初、ジャンク債市場で資金調達が行われてきました。
原油価格が安価に低迷すると中小ベンチャーは採算が合わず
破綻するリスクが高まりますが、近年ではオイルメジャーが
シェールベンチャーを買収しているため、破たんリスクは大きくありません。

ここからの展望は是非Spotifyのオンデマンド配信で
山内さんの解説をお聞きくださいね。

https://open.spotify.com/show/230k9NexbGZ5g1h4uBShSk

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