OPEC減産合意で原油上昇も疑問残る内容 [大橋ひろこコラム]
2016.10/12 大橋ひろこ 記事URL

9月下旬に開催されたOPEC(石油輸出国機構)の非公式会合にて減産合意を契機に原油価格は急反発。WTI原油価格は9/20の1バレル=42ドル台から10/10 には51ドル台まで上昇しています。減産合意というサプライズに加えて、米エネルギー情報局(EIA)が発表した9/30現在の原油在庫が、4週続けて減少、4億9970万バレルと5億バレルの大台を割り込んだことが材料視されたほか、大型ハリケーン「マシュー」が米南東部沿岸に接近したことで、供給懸念が強まったことも、原油の上昇に繋がりました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
資源・食糧問題研究所代表 柴田明夫さんにお話を伺いました。


OPEC加盟14カ国は9/28、アルジェでの非公式会合で減産に合意。
8月の生産量 日量3324万バレル(過去最高)の生産量を
3250~3300万バレルに減産することで合意しました。
次回11/30の総会で各国の生産量を決める方針です。

4月にもドーハにてOPECの非公式会合が開催されたのですが
減産どころか増産凍結すら叶わず、足並みがそろわなかったことから今回の会合でも、
合意はムリだと思われていたため、
減産合意はサプライズ。実現すれば8年ぶりの減産となります。
しかし、柴田さんは少なくとも問題が3つあると指摘。

①加盟各国に減産分を本当に割り振れるのか、
②最大75万バレルの減産で、どれだけ効果があるのか、
③原油価格が上昇すれば非OPEC加盟国のロシアや米シェールオイルの活動も活発化する

減産という負担は実質的にサウジが担わざるを得ないのですが
それは、サウジが2014年秋口より貫いてきた
「市場シェア重視」から「価格重視」へと戦略を
転換することを意味します。果たしてサウジはこれを
容認、11月のOPEC総会でまとまるのかが注目されます。


また、ロシアは今年に入ってほぼ一貫して日量1100万バレル近い
過去最高レベルの生産を継続しています。
プーチン大統領は「OPECの減産に参加する用意がある」と発言し
OPECに協調する姿勢を見せていますが、老朽化が伝えられる
ロシアの石油掘削装置は、減産することは技術的に困難と
言われています。一度減産してしまうと再び増産することができない
と指摘されているため、本当に足並みを揃えて減産合意するかどうかは
疑問。ただし、表向きのアナウンスメント効果は大きいですね。

では米国シェール生産はどうでしょう。

ベーカーヒューズ社によると、減少傾向にあった米国のリグ稼働数は、
5月の404基から増加に転じ、9月末には522基へ。
価格が上昇してくると、米国が増産してきますので、これが
上値を抑えるという構造にあります。

ただしリグ稼働数の増加が直ちに生産の増加につながるわけではなく、
タイムラグは6カ月程度。リグ1基の生産量は日量600~800バレルで
100基が新たに稼働すれば半年後に日量6~8万バレルの生産増となります。

今後の原油価格の先行きを占う上では金融要因として
ドル高との関係も見ておく必要が。

FRBは9月のFOMCで追加利上げを見送ったものの、
12月のFOMC後の利上げ可能性が高まっています。

こうしたなかでの今回の原油価格の急反発。
このまま原油価格が上昇するとドル高につながりやすく、
それは原油価格上昇の足かせになると柴田さん。

原油の下値は40ドル台に底上げされたものの
上値は重いのではないか・・・。

詳しくはオンデマンド放送で柴田さんの解説をお聞きくださいね。


ここでTOCOMからお知らせです。

10月19日㈬、20日㈭、ここTOCOM周辺では、
「日本橋恵比寿講べったら市」が開催されます。
「TOCOMスクエア」ではギターの生演奏や夫婦漫才などの
ライブイベントでお祭りを盛り上げます。
皆様、是非お気軽に遊びに来てくださいね。
http://www.tocom.or.jp/jp/event/2016/20161005-2.html

『小次郎講師のトレードラジオ講座』平均足チャート [『小次郎講師のトレードラジオ講座』第2期(~16年12月)]
2016.10/11 大橋ひろこ 記事URL

日本橋堀留町のTOCOMスクエアから毎日公開生放送。マーケット・トレンド毎週火曜は「小次郎講師のトレードラジオ講座」です。
皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

小次郎講師のトレードラジオ講座、第2期新シリーズlesson8は「平均足チャートのわかりやすさ」。

小次郎講師のトレードラジオ講座にはテキストがございます。テキストをご覧いただきながらお聞きいただければ、さらに理解が深まります。是非テキストをお手に取って聞いてくださいね。

テキストはこちら→http://radionikkei.shop-pro.jp/?pid=101721296

平均足は一見ろうそく足とそう変わらないように見えますが、
よくよく見ると陰線と陽線の連なりがろうそく足のそれとは全く異なります。

陽線なら陽線の連なり、陰線なら陰線の連なりがろうそく足よりも長いですね。
上昇トレンド時は陽線が続き下降トレンド時は陰線が続くという特徴があります。
また、窓を開けないという特徴も。

また、通常のろうそく足チャートでは「ヒゲ」が出ると
反転の目安になりますが、ろうそく足で出るヒゲはヒゲの出ている方向への
トレンドが強いということを表しています。これは通常のチャートと
逆なのできちんと覚えておきたいポイントです。

また、実体の大きさがトレンドの強さを表しますが、
実体が短く上下にヒゲが伸びている足をコマと呼び、
この「コマ」がトレンド転換を教えてくれます。

平均足の計算式などを小次郎講師に解説いただきました。
P53の1日目の終値の計算式中に間違いがございます。

終値=(当日始値+当日高値+当日安値+当日安値)

 →(当日始値+当日高値+当日安値+当日終値)こちらが正解。

当日安値が2つ並んでいますが、一つを当日終値に修正してくださいね。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きください。

TOCOMゴールデンナイト~亀井氏×池水氏 夢のWゲスト出演! [大橋ひろこコラム]
2016.10/06 大橋ひろこ 記事URL

10月5日6日のTOCOMの日、記念イベント第2弾「TOCOMゴールデンナイト~最後に金は勝つ?!」にもたくさんの投資家の皆さまにご来場いただきました。金融・貴金属アナリスト 亀井幸一郎さん、ICBCスタンダートバンク東京支店長 池水雄一さんとのトークセッションイベント前に、マーケット・トレンドにお二方にご出演いただき、ゴールド価格の変遷とTOCOMの金取引についてお話しを伺いました。

みなさん、ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
私が金価格をウォッチするようになったのは90年代後半、TOCOM協賛のラジオ番組には
亀井幸一郎さんにご出演いただき、金市況解説と展望をお話しいただいていました。

その頃の金価格はIキロ80万円台でした、、、現在は400万円台。隔世の感がありますね。
池水さんはその頃はまだ商社勤務、バリバリのゴールドトレーダーだったそうですが、
ゴールドは長く下落が続いていたので、売って儲けるものだと思っていたそうです。

それが、ワシントン協定、そして鉱山会社のヘッジ売りが止まり、
WGCが組成したゴールドのETFの誕生でマーケットはトレンドはガラリと変化しました。

現在は先進国の金利がゼロ、、欧州、日本はマイナス金利。
新たな金投資の時代に入っています。

個人投資家もプロのトレーダーと同じ環境でトレードできる時代となりました。
TOCOMの金取引も先物市場だけではなく、東京ゴールドスポット100といった
期限のないFXと同様の仕組みでトレードできるレバレッジ商品が誕生し人気を
博しているほか、9月から新しい金オプション取引もスタートしました。

今週のような金の急落時にはオプションを使っていれば。。。

亀井氏、池水氏のWゲストによる豪華放送となりました。
詳しくはオンデマンド放送をお聞きくださいね。

TOCOMスクエア寄席~番組に立川志の春さん登場 [大橋ひろこコラム]
2016.10/05 大橋ひろこ 記事URL

10月5日、6日は"トコム"の日!!

ということで、TOCOMスクエアでは2日間「トコムの日」記念イベントを開催します。記念イベント第一弾「TOCOMスクエア寄席」立川志の春さんと入船亭小辰さんをお迎えして落語をお楽しみいただきます。


マーケット・トレンドでは、寄席で落語をご披露いただく直前の立川志の春さんをお迎えして、いろいろとお話を伺いました。



志の春さんは落語家では珍しいご経歴をお持ちでいらっしゃいます。
幼少時代を外国で過ごされ米国イェール大学を卒業後、
三井物産に入社されたというエリート商社マン。

ある日、ぶらりと立ち寄った立川志の輔さんの落語を聞いて
衝撃を受けたことから、商社を辞めて志の輔師匠に入門という
破天荒な、いえ、ユニークなご経歴。
8年半かけて二つ目昇進となられました。


英語落語にも力を注がれていらっしゃって、シンガポールでの
単独公演を成功させ、Singapore International Storytelling Festivalにも
唯一日本人として招聘されています。

番組では英語落語をほんの少しだけ披露してくださいました!


TOCOMスクエアのある日本橋・人形町界隈は落語には馴染みのある場所です。

今都内には、浅草、新宿、池袋、上野と4か所の定席寄席がありますが
かつて人形町にも「人形町末廣」寄席があったんです。

落語に「宿屋の富」という噺がありますが、
TOCOMの隣にある椙森神社の富くじは宝くじ発祥と言われているそうです。
江戸時代にはこの富くじの興業で有名だった椙森神社の富くじ。
当時で1千両、現在の価格では1億円にも上る宝くじだったとか。
志の春さんに教えていただきました。

そうそう、志の春さんは「ゴールド寄席」と題して、
ICBCスタンダードバンクの池水雄一氏とも対談、トークショーも
兼ねたゴールド寄席ではお金にまつわる創作落語をご披露
されたことも。古典落語にとどまらず、新作、創作、英語落語と
幅広いお客様に笑いを届けていらっしゃる注目の若手落語家です。


志の春さんのお声を、是非番組オンデマンドでお聞きくださいね。

番組終了後の寄席にもたくさんのお客様がご来場くださいました。

小次郎講師のトレードラジオ講座~移動平均線の基礎 [『小次郎講師のトレードラジオ講座』第2期(~16年12月)]
2016.10/04 大橋ひろこ 記事URL

日本橋堀留町のTOCOMスクエアから毎日公開生放送。マーケット・トレンド毎週火曜は「小次郎講師のトレードラジオ講座」です。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
小次郎講師のトレードラジオ講座、第2期新シリーズlesson7は「移動平均線の基礎」。

小次郎講師のトレードラジオ講座にはテキストがございます。テキストをご覧いただきながらお聞きいただければ、さらに理解が深まります。是非テキストをお手に取って聞いてくださいね。

テキストはこちら→http://radionikkei.shop-pro.jp/?pid=101721296


「チャート分析は移動平均線に始まり、移動平均線に終わる」
「移動平均線を制する者がチャート分析を制する!」と小次郎講師。

1960年に発表された「グランビルの法則」で有名になりました。

移動平均線の見方、正しい使い方を覚えることが、はじめの1歩。

移動平均線とろうそく足の関係を見るだけで、現在買っている人、
売っている人がどのくらい利益になっているのか、あるいは
損失が出ているのかがわかるものなのです。

ゴールデンクロスとは、移動平均線と実際の価格(ろうそく足)の関係において
ろうそく足が移動平均線を上回ることを指します。

では、このサインにどのような意味があるでしょうか。

ゴールデンクロスとは、それまで損益がマイナスだった買い方がプラスに転じるポイントです。
それまで不安でいつ売ろうかと考えていた投資家が強気になって買い進む分岐点とみることができます。

例えば20日移動平均線をろうそく足が上抜けて来たら
過去20日間に買った投資家の平均買いコストを上回ってきたということです。

デットクロスはその逆ですね。

教科書にはゴールデンクロス、デッドクロスなどの解説が多いですが、
ろうそく足との位置関係、傾き、そして乖離率など見るべきポイントは
たくさんあるのが移動平均線です。

小次郎講師は移動平均線大循環分析という分析法を確立、提唱されています。
まずは基本から、番組での小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

長引くレンジ相場、金価格ここからのポイント [大橋ひろこコラム]
2016.09/29 大橋ひろこ 記事URL


金ドル建て現物価格は過去2カ月間、1,300~1,365ドルのレンジ相場を形成。今月20、21日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)で米利上げが見送られ、ドル安から22日に1,343ドルまで上昇したが、1,350ドルを上抜けず、1,320ドル台前半に軟化しました。足元では25日移動平均線(1,325ドル)と50日移動平均線(1,332ドル)を割り込んでおり、弱気の様相を呈していますが、ここからの見通しは?!


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はみんこも商品調査部門 商品アナリスト 森成俊さんに貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。


金価格動向は引き続き、米金融政策がカギとなると思われます。

9月の利上げが見送られたことで12月12、13日開催のFOMCでの利上げが
あるかどうかが焦点となりますが、11月8日の米大統領選挙も波乱要因。
両候補ともにドル安政策を明言しており、どれだけドル安が進むかにも注目です。


来週10月7日には9月の米雇用統計の数字が発表となります。
強い数字が出れば12月利上げ思惑の高まりから金価格の上値は重くなると
思われますが、テクニカル的には1,300ドルがサポートできるか否かがポイント。
1300ドル割れでは投機家の手じまい売りが進む一方、実需買いが
喚起されると思われます。また米大統領選挙でトランプ政権誕生なら
今後の米経済への不透明感から金を買う動きが強まるとの見方も広がっているようですね。


ETFの金現物保有高は9月28日現在、1,289.65トン。
前月末の1,283.74トンからは0.4%の微増となっています。
3月31日現在の1,153.94トンから11.75%増加。
年初の974.68トンからは32.4%増加でETF市場への金流入は続いています。


二ューヨーク金市場での大口投機家の買い越しは今月20日現在で
25万6,179枚まで減少となりました。9月6日現在、30万7,860枚まで増加し、
買い過剰感が台頭していたのですが手じまい売りが進み解消に向かっています。


詳しくはオンデマンド放送でも離散の解説をお聞きくださいね。


金ドル建て現物価格は過去2カ月間、1,300~1,365ドルのレンジ相場を形成。今月20、21日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)で米利上げが見送られ、ドル安から22日に1,343ドルまで上昇したが、1,350ドルを上抜けず、1,320ドル台前半に軟化しました。足元では25日移動平均線(1,325ドル)と50日移動平均線(1,332ドル)を割り込んでおり、弱気の様相を呈していますが、ここからの見通しは?!


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はみんこも商品調査部門 商品アナリスト 森成俊さんに貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。


金価格動向は引き続き、米金融政策がカギとなると思われます。

9月の利上げが見送られたことで12月12、13日開催のFOMCでの利上げが
あるかどうかが焦点となりますが、11月8日の米大統領選挙も波乱要因。
両候補ともにドル安政策を明言しており、どれだけドル安が進むかにも注目です。


来週10月7日には9月の米雇用統計の数字が発表となります。
強い数字が出れば12月利上げ思惑の高まりから金価格の上値は重くなると
思われますが、テクニカル的には1,300ドルがサポートできるか否かがポイント。
1300ドル割れでは投機家の手じまい売りが進む一方、実需買いが
喚起されると思われます。また米大統領選挙でトランプ政権誕生なら
今後の米経済への不透明感から金を買う動きが強まるとの見方も広がっているようですね。


ETFの金現物保有高は9月28日現在、1,289.65トン。
前月末の1,283.74トンからは0.4%の微増となっています。
3月31日現在の1,153.94トンから11.75%増加。
年初の974.68トンからは32.4%増加でETF市場への金流入は続いています。


二ューヨーク金市場での大口投機家の買い越しは今月20日現在で
25万6,179枚まで減少となりました。9月6日現在、30万7,860枚まで増加し、
買い過剰感が台頭していたのですが手じまい売りが進み解消に向かっています。


詳しくはオンデマンド放送でも離散の解説をお聞きくださいね。


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10月5日・6日は"TOCOMの日"です!


TOCOMの日を記念して10月5~6日は日本橋TOCOMスクエアにて記念イベントを開催します。


この2日間は「マーケット・トレンド」の公開生放送だけでなく、
TOCOMスクエア見学ツアーなど、放送後にも様々なイベントを開催。


5日水曜日
落語家・立川志の春さん、入船亭小辰さんが「TOCOM寄席」で落語を披露。


6日木曜日
ゴールドのスペシャリスト、
池水雄一さん・亀井幸一郎さんのスペシャルトークショー開催。



「マーケット・トレンド」の公開生放送はどなたでもご覧いただけますが、
その後のイベントは事前にお申し込みが必要です。


詳細とお申込みは下記バナー「TOCOMの日」イベントHPをご覧ください。







米国石油需要好調,9年ぶりに日量2,000万㌭を超えるか!? [大橋ひろこコラム]
2016.09/28 大橋ひろこ 記事URL

米国の石油需要が好調です。高い在庫率からはにわかに信じがたいのですが、2016年、年初~9.16の石油需要量は前年同期比2.0%増の日量2,011万㌭。

8月第4週~9月第3週の「最近4週」足元でも前年同期比3.0%増の2,027万㌭と日量2000万㌭を超えています。

このままのペースで需要が伸びれば、2016年年間を通じても2000万㌭を超える可能性が出てきましたが、そうなれば実に9年ぶりのこととなります。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は株式会社セキツウ常務取締役の山内弘史さんに米国の石油需要動向についてお話を伺いました。

参考:米国の石油需要量の推移
 2005年 2,080 2006年 2,069 2007年 2,068 2008年 1,950
 2009年 1,877 2010年 1,918 2011年 1,888 2012年 1,849
 2013年 1,896 2014年 1,911 2015年 1,940 2016年 ?

では、一体何が伸びて石油需要が堅調なのでしょうか。

年初から9月16日までの需要を油種別にみると
ガソリンが前年比+3.5%
ジェット燃料が+4%
ところが中間留分は▲5.1%となっており、足を引っ張っています。
様々な油種トータルで+2%の需要増ではありますが。

しかし、米国の石油需要が伸びているのなら原油市況の下支え要因
にはならないのでしょうか?!

山内さんは、米国石油需要増にも原油価格が上がらないワケを
教えてくださいました。需要増に合わせて原油処理量が増加しますが,
重質原油対応の米国の製油所では,自国産軽質・超軽質シェため、
重質原油と混ぜてシェールオイルを消費することになるのだそうです。

そのため米国は重質原油を輸入しており、この米国の重質油の輸入増が
世界の原油市況を引き上げる一方で,シェールオイル増産が
米国内原油在庫を積み上げ,原油価格を引き下げるとねじれ現状が
起こっているようです。米国の原油在庫は8月末515.1百万㌭。
7月末比では450万㌭の減少となってはいるものの,
前年同月末比では5,730万㌭,12.4%増となっており
8月末ではこの96年間での過去最高が続いています。

ガソリン需要は、ガソリン価格が安くなったことで伸びているようです。
原油価格が急激に下がったおかげでガソリン価格も安価に。
この影響で米国ガソリン需要が伸びているのですが、
では中間留分ディーゼル需要はなぜ不振なのでしょう。

その秘密は石炭需要減にありました。

この図は電力発電に使用される発電用燃料の推移。
2014年初めには石炭による発電量が500万MWHでしたが,
2016年には230万MWHまで落ち込んでいます。

一方で天然ガスによる発電量が増加し、2015年に逆転していることが
見て取れますね。

つまり、米国の電力発電に使用される発電用燃料が石炭から天然ガスに
シフトしたことで、石炭を運ぶトラック、鉄道に使うディーゼル油の
需要が落ちているということです。

では何故、石炭から天然ガスへと発電用燃料がシフトしたのでしょう。
米国シェールガス増産に伴い、天然ガス価格は大きく下落しました。

2014年末までは4㌦/百万Btuだった天然ガス価格が
2015年末には1.5㌦まで下落。その後も2~3㌦どころの安値圏での
推移が続いていたことが、石炭から,天然ガスシフトの最大の要因です。
(環境規制などの影響もあるようですが)

これに伴って石炭生産量は減少。約10億㌧生産していたものが
9億㌧になり,7.3億㌧に激減しています。
これでは輸送量も輸送用燃料消費も減少するわけです。


これが、ディーゼル油需要(トラック輸送)需要減の背景ですが、
足元では天然ガス価格はジリジリと上昇しています。
わずかずつではあるが天然ガス生産量が減少する一方で
需要が増加してきており3㌦を少し超えてきました。
1.5ドル程度に沈んで長期に価格低迷していた天然ガス価格が上昇して
きたことで、ふたたび石炭による発電量が増加する傾向にあります。

そうなれば、米国のディーゼル需要が回復し、9年ぶりに
2016年米国の石油消費量が日量2000万㌭を超えるかもしれません。

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10月5日・6日は"TOCOMの日"です!

TOCOMの日を記念して10月5~6日は日本橋TOCOMスクエアにて記念イベントを開催します。

この2日間は「マーケット・トレンド」の公開生放送だけでなく、
TOCOMスクエア見学ツアーなど、放送後にも様々なイベントを開催。

5日水曜日
落語家・立川志の春さん、入船亭小辰さんが「TOCOM寄席」で落語を披露。

6日木曜日
ゴールドのスペシャリスト、
池水雄一さん・亀井幸一郎さんのスペシャルトークショー開催。


「マーケット・トレンド」の公開生放送はどなたでもご覧いただけますが、
その後のイベントは事前にお申し込みが必要です。

詳細とお申込みは下記バナー「TOCOMの日」イベントHPをご覧ください。

小次郎講師のトレードラジオ講座~金オプション取引 [『小次郎講師のトレードラジオ講座』第2期(~16年12月)]
2016.09/27 大橋ひろこ 記事URL

日本橋堀留町のTOCOMスクエアから毎日公開生放送。マーケット・トレンド毎週火曜は「小次郎講師のトレードラジオ講座」です。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
小次郎講師のトレードラジオ講座、第2期新シリーズlesson6は「金オプション取引」。

小次郎講師のトレードラジオ講座にはテキストがございます。テキストをご覧いただきながらお聞きいただければ、さらに理解が深まります。是非テキストをお手に取って聞いてくださいね。

テキストはこちら→http://radionikkei.shop-pro.jp/?pid=101721296

9月20日から東京商品取引所(TOCOM)、大阪堂島取引所共同の新しい売買システムが導入スタート。同時にTOCOMの新しい「金オプション取引」が始まりました。

金オプション取引とはTOCOMの金先物取引をある特定の価格で、
将来の一定の日に、買う(売る)ことができる権利を取引するものです。

取引の種類は、権利行使日のみ権利行使が可能なヨーロピアンタイプ。
6限月制、100グラム単位からの取引ができます。
100グラム単位に小口化されたことでプレミアムは数百円から数万円に。

小次郎講師にわかりやすくその取引のメリットと取引方法を教えていただきました。

①どの限月のどの権利行使価格の金を買うかを決めます。
②プレミアムを支払って買う権利を取得
③毎日変化するプレミアムを見てプレミアムが高くなったところで利益確定。
プレミアムが低くなり、これから先回復の期待がないと思えば損切り決済します。

※未決済のまま権利行使日までオプションを保有していると、、、
プラス勘定であれば自動的に権利行使して、差金決済。
マイナス勘定であれば自動的に権利消滅となります。

では、どのような局面でオプション取引に妙味があるのでしょうか。
オプション取引の魅力とは?!

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

また、毎週火曜は番組の公開放送終了後、TOCOMスクエアにて、
小次郎講師によるミニセミナーを開催しています。
毎回番組内では解説しきれなかったラジオ講座をじっくりお話しています。
勿論どなたでも公開放送、ミニセミナーともに無料でご参加いただけます。
是非、お気軽にTOCOMスクエアにお越しくださいね。

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10月5日・6日は"TOCOMの日"です!

TOCOMの日を記念して10月5~6日は日本橋TOCOMスクエアにて記念イベントを開催します。

この2日間は「マーケット・トレンド」の公開生放送だけでなく、
TOCOMスクエア見学ツアーなど、放送後にも様々なイベントを開催。

5日水曜日
落語家・立川志の春さん、入船亭小辰さんが「TOCOM寄席」で落語を披露。

6日木曜日
ゴールドのスペシャリスト、
池水雄一さん・亀井幸一郎さんのスペシャルトークショー開催。


「マーケット・トレンド」の公開生放送はどなたでもご覧いただけますが、
その後のイベントは事前にお申し込みが必要です。

詳細とお申込みは下記バナー「TOCOMの日」イベントHPをご覧ください。

レンジ入りした原油相場、今後は需要面がテーマか [大橋ひろこコラム]
2016.09/21 大橋ひろこ 記事URL

「イールドカーブ・コントロール」と物価上昇率の実績値が安定的に2%を超えるまで資金供給拡大を継続する「オーバーシュート型コミットメント」が導入され、日本株は上昇して取引を終了しています。為替市場は神経質で、ドル円相場は102・70円まで円安ドル高が進行するも、黒田総裁会見から円高に転じ欧州時間には101円台へと下落しています。ただし、失望の暴落という展開ではないので、何とか9月3大イベントは波乱なく通過したとみていいでしょうか・・・。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はよそうかい・グローバル・インベスターズ代表松本英毅さんをお迎えし原油市場の動向と今後の見通しを伺いました。

9月3大イベントのうちの一つが通貨したわけですが、今夜のFOMCで米国は年内利上げが
できるのかどうかを確認することとなります。ドルが大きく動くと考えられ、金融要因から原油も
大きく動く可能性があります。

松本さんは、「これまでは米国、中東の生産量などの供給面を材料にした相場だったが、
今後は金融要因、または需要面にテーマがシフトするだろう」と指摘。

その意味では、来週26-28日にアルジェリアのエネルギーフォーラムで開催される、
OPECの非公式会合はそれほど重要視されないかもしれません。

サウジやOPEC事務総長、ベネズエラなどが個別に加盟国を訪問するなどして
増産凍結へ向け下準備をしていたのですが、ここへきて活動は鈍くなっており、
減産凍結よりも、個別に生産枠を設定するとした、やや穏やかな生産調整案が浮上
しているようです。

先週末にはバーキンドOPEC事務総長が、会合はあくまでも非公式、
何らかの決定を下すものではないと発言していました。

しかしながら、原油価格は崩れるでもなく安定したレンジ相場に入っています。
これは、金融要因から見てドル安傾向が継続しているという側面もあろうかと
思われます。松本さんは、今後は金融面に加えて、供給面からの材料よりも
需要面がテーマとなってくるとお話くださいました。

IEA国際エネルギー機関は9月13日の月報で、世界需要見通しを10万バレル引き下げ、
世界市場は少なくとも来年前半まで供給過剰、市場の需給が均衡するまでには、
かなりの時間が掛かるとの見方を示しました。

5月の月報では2016年後半にも需給バランスが取れるとしていたはずですが、、、。
大幅に弱気修正となっています。
背景にあるのは、世界的な景気減速に伴う需要の伸び悩みですが
これまで供給面の材料にばかり注目が集まっていただけに、
需要見通しの弱気趨勢は、これから本格的に織り込みに掛かる可能性は高いとし
それが織り込まれる過程では、上値は重く下押し圧力が強まるリスクがある、と松本さん。

需要面が材料視されてくるということは、景気関連の経済指標や株価など、
需要に関連する材料に対する反応が大きくなる可能性高いということになります。

詳しくはオンデマンド放送で松本さんの解説をお聞きくださいね。


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10月5日・6日は"TOCOMの日"です!

TOCOMの日を記念して10月5~6日は日本橋TOCOMスクエアにて記念イベントを開催します。

この2日間は「マーケット・トレンド」の公開生放送だけでなく、
TOCOMスクエア見学ツアーなど、放送後にも様々なイベントを開催。

5日水曜日
落語家・立川志の春さん、入船亭小辰さんが「TOCOM寄席」で落語を披露。

6日木曜日
ゴールドのスペシャリスト、
池水雄一さん・亀井幸一郎さんのスペシャルトークショー開催。


「マーケット・トレンド」の公開生放送はどなたでもご覧いただけますが、
その後のイベントは事前にお申し込みが必要です。

詳細とお申込みは下記バナー「TOCOMの日」イベントHPをご覧ください。

小次郎講師のトレードラジオ講座~オプション取引 [『小次郎講師のトレードラジオ講座』第2期(~16年12月)]
2016.09/20 大橋ひろこ 記事URL

日本橋堀留町のTOCOMスクエアから毎日公開生放送。マーケット・トレンド毎週火曜は「小次郎講師のトレードラジオ講座」です。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
小次郎講師のトレードラジオ講座、第2期新シリーズlesson5は「オプション取引」。

小次郎講師のトレードラジオ講座にはテキストがございます。テキストをご覧いただきながらお聞きいただければ、さらに理解が深まります。是非テキストをお手に取って聞いてくださいね。
テキストはこちら→http://radionikkei.shop-pro.jp/?pid=101721296

今日から東京商品取引所(TOCOM)、大阪堂島取引所共同の新しい売買システムが導入スタートしました。システム稼動に伴い、先物の取引時間も延長されます。

日中取引の開始は、9時から15分前倒しで午前8時45分から、
夜間取引の終了が1時間30分延長して午前5時までとなります。

そして、同時に「ゴールドオプション取引」が始まりました。
TOCOMのゴールドオプションについては次回lesson6で
詳しく取り上げますのでご期待下さいね。

今回はオプション取引の基礎の基礎。
売る権利、買う権利を売買するのがオプション取引ですが
なんだかちょっと難しい印象がありますね。

小次郎講師は商店街の福引で当選したハワイ旅行に例えて
オプション取引をわかりやすく解説くださいました。
なるほど、小次郎講師の解説を聞くとすっと理解できちゃうから不思議!

売る権利、買う権利、プレミアムって何を指すの?
そして権利行使価格に権利行使日の意味、
さらにはロングストラドル、ショートストラドルなど
オプション取引の組み合わせ戦略まで、小次郎講師に解説いただいています。

詳しくは、是非テキストをご覧いただきながらオンデマンド放送をお聞きくださいね。

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10月5日・6日は"TOCOMの日"です!

TOCOMの日を記念して10月5~6日は日本橋TOCOMスクエアにて記念イベントを開催します。

この2日間は「マーケット・トレンド」の公開生放送だけでなく、
TOCOMスクエア見学ツアーなど、放送後にも様々なイベントを開催。

5日水曜日
落語家・立川志の春さん、入船亭小辰さんが「TOCOM寄席」で落語を披露。

6日木曜日
ゴールドのスペシャリスト、
池水雄一さん・亀井幸一郎さんのスペシャルトークショー開催。


「マーケット・トレンド」の公開生放送はどなたでもご覧いただけますが、
その後のイベントは事前にお申し込みが必要です。

詳細とお申込みは下記バナー「TOCOMの日」イベントHPをご覧ください。



また9月22日(祝)にはTOCOMスクエアにて「とすの」イベント開催します。
「とすの」は「ト」コム「ス」クエア「の」スタッフによる小さな催し。

Vol.1は「さ、きもので楽しみましょう」

今年最後の浴衣を、自分で着付けして日本橋七福神が祭られた
「椙の森(すぎのもり)神社」を参拝しましょう。

9月22日(木)秋分の日。午後3時~5時(雨天決行)TOCOMスクエアにて開催。
イベント詳細はこちらへ http://www.wordz-on.co.jp/info/tosuno01info/

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