小次郎講師のトレードラジオ講座~複利運用効果 [『小次郎講師のトレードラジオ講座』第3期(~17年3月)]
2016.12/20 大橋ひろこ 記事URL

毎週火曜日は「小次郎講師のトレードラジオ講座」

講座内容をわかりやすくまとめたテキスト販売中です。
テキストを見ながらお聞きいただけますとより理解が深まります。
http://radionikkei.shop-pro.jp/?pid=110845976

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
第3期Lesson2は「資産を増やすには複利運用!」です。

単利=当初の元本に対してのみ利息が計算される
複利=利息を元本に組み入れ、その合計額に対して利息が計算される

複利で資金が増えて行くことは皆さん理解していることだと思いますが、
常に勝ち続けていることが前提です。では複利運用で損失が発生した場合
資金はどのように減少していくでしょうか。

初期資金を100万円とし、年間20%づつ損をしたとします。

単利の場合、1年目に資金は80万に、2年目では60万、3年40万、4年20万、5年0
と年間20万円づつ損失が発生すれば、5年で資金はゼロとなってしまいます。

ところが複利の考え方では1年目は同様に80万に資金が減少しますが
2年目はその80万円に対しての20%の損失なので結果64万に減少することになります。
同じように計算していくと3年目は51.2万、4年目41万、5年目32.8万・・・・と
5年たってもゼロにはなりませんね。

複利スタイルはマイナスを軽減するにも有効な素晴らしい方法に見えますね。
ところが、この素晴らしい複利運用にも落とし穴があるのだそうです。
複利運用のデメリット、落とし穴は次回、解説いただきます。

今回は複利運用の効果とそのメリットを小次郎講師に解説いただきました。
詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

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ここで、東京商品取引所(TOCOM)主催セミナーのお知らせです。

激動の2016マーケットを"寸劇"で振り返り、2017を考える。
<劇団:コレモナニカノ円×E-factory 新春特別公演>
「金融寸劇セミナー:トランプ大統領誕生!日本経済これからどうなる!?」
新年1月11日(水)18:45~ 東京・日本橋TOCOMスクエアで開催します。

激動の2016年マーケットを金融寸劇&解説で振り返りながら、
2017年の展望を考える特別公演を開催いたします!
金融寸劇の脚本・構成・解説は、金融ジャーナリストの川口一晃さんです。
(川口さんは、同日18:00~の「マーケット・トレンド」にご出演予定!)

この公演に50名様を無料ご招待いたします。お申し込み受付中。
詳しくは、下記のバナーをクリックしてください。

ゴールド価格下落も静かな実需勢 [大橋ひろこコラム]
2016.12/15 大橋ひろこ 記事URL

ゴールドの下落が止まりません。今週14日の米FOMCでは市場の予想通りに0.25%の政策金利の引き上げが決定されましたが、2017年の利上げ見通しがこれまでの予想の年2回から年3回に修正されたことで、米金利が上昇。米長期国債利回りは2.5%台に乗せたことで、ドルが上昇。ドル高によるゴールド下落が加速しています。

皆さん、ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は金融・貴金属アナリスト 亀井幸一郎さんに金市場の動向と今後についてお話を伺いました。


昨年2015年の利上げ発表後はドル高が一服し、ゴールド反転のきっかけと
なったのですが、今年はドル高が止まりません。ゴールドもずるずると下値を
拡大する値動きですが、昨年と違うのは「実需」が静かであること。

価格が下がれば買いに出てくるのが、中国やインドなどの実需勢。
昨年の安値では旺盛が実需の買いが下値を支えた側面もありましたが、
今年は中国もインドも積極的に買ってきていません。

中国人民元安が加速していることで、当局は口先介入という形で
金の輸入に制限をかけています。元安のヘッジとして金需要が高まる半面、
金買いは人民元売りにつながるとして当局が懸念を強めているのです。
このため、上海の金価格は20ドル超のプレミアムがついています。
現物が不足しているということですね。

一方、インドは11月9日から高額紙幣である500ルピー(約815円)と
1000ルピー(約1630円)の流通を差し止めています。
偽造紙幣や不正蓄財などの根絶が目的ですが、この混乱でインドは現金が不足。
このため、金が買えない状況に陥っているとか。
インドでは買いたくても現金がないために金が買えないという事情から
金価格は逆にディスカウント状態にあるようです。

こうした実需勢の買いが出てこない事情がある中で、金融要因による
下落が大きくなっているのですが、ここからさらに金利は上昇するのでしょうか?

来年2017年は欧州の選挙が多く予定されており、政治リスクが高まります。
焦点は4-5月のフランス大統領選挙とみられますが、
ここからのゴールド相場、どのように見ればいいでしょう。

亀井さんに伺いました。

詳しくはオンデマンド放送で亀井さんの解説をお聞きくださいね。

FOMC通過でどうなるGold~2017年コモディティ市況 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2016.12/14 大橋ひろこ 記事URL

今夜の12月FOMC,利上げはほぼ織り込みも、株式市場の強気が続いています。利上げが織り込まれる過程では米長期債利回りも大きく上昇、ドル高となっていることからゴールド市場は売りが優勢となっています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケット・アナリスト 菊川弘之さんにお話を伺いました。

ゴールド市場は2015年12月の利上げの時とよく似た値動きとなっています。
利上げ前にドル高が加速、ゴールドが下落し1040ドル近辺にまで値を沈めていました。
ゴールドの時代は終わったとの声が大勢だったのですが、実際に利上げが実施されると、
ゴールドは急反騰となったことは記憶に新しいのですが、さて、今回も同じように
利上げがきっかけとなってゴールドの下落が止まるでしょうか。

菊川さんは2017年相場はボラティリティが大きくなり
まさにトランポリン相場となるとして、そのリスクとなるうる事象について
解説くださいました。2016年がそうであったように、2017年もまた
点在するリスクに神経質な値動きを強いられそうです...。

また、OPECと非OPECの協調で日量180万バレルの減産合意があったことで
原油価格も上昇しています。これを受けてIEAは月報で需給が均衡する時期を
2017年後半から、上期へと変更しました。
原油価格はさらに上昇するでしょうか。
米国シェール生産は?!
そしてトランプ次期大統領のエネルギー政策は?!

また、上海コモディティ市場が高騰しています。
2017年は5年に1回、1週間ほど開催される共産党大会があることも
来年のマーケットに影響しているようです。

詳しくはオンデマンド放送で菊川さんの解説をお聞きくださいね。

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東京商品取引所・TOCOM製作協力の、
「CX FX STOCK DIARY 2017」番組プレゼントに、たくさんのご応募ありがとうございました。

当選者には、本日東京都内から賞品を発送しました。
なお、当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。

ゴム大相場の様相、産地豪雨の影響も?! [大橋ひろこコラム]
2016.12/08 大橋ひろこ 記事URL

ゴム相場が大相場の様相を呈しています。
東京ゴム相場12月8日一時246.4円まで上昇。2015年6月につけていた247.9円に接近しています。上昇の起点である今年1月の安値144.5円から100円を超える大幅上昇となっています。(安値からの上昇率72%)東京の動きを先導しているのが上海ゴム相場で、同相場は11月28日に1万8915元まで上昇し、2013年12月以来の高値をつけた。今年1月の安値9590元からは9300元を超える上昇となり、上昇率も97%とほぼ2倍に及ぶ大幅高に至った。しかし上げ過ぎの反動から、29日夜間取引で暴落するなど、本格的な上値修正の動きに入っていきそうな状況下にあります。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。


上海市場では銅、アルミ、亜鉛、ニッケル、鉄筋、鉄鉱石、石炭などの
産業消費材が軒並み大幅上昇となっています。
しかし市場管理当局が過熱気味の市場に対し規制を強化する動きにあることで
高値波乱の様相。上海ゴム市場も同じく高値圏で神経質な乱高下となっています。

中国金融市場では、債券利回りが急騰しているため、投資資金が
コモディティを中心としたリスク商品から債券市場を中心とした金融商品へ
シフトする傾向が強まる可能性も。

こうした資金シフトが続けば上海ゴム相場の下落は上げ過ぎによる一時的な
反落にとどまらず長期化する可能性もあります。この流れが東京ゴム市場にも
及んだ場合、最近の鋭角な上昇から一転して大幅続落となるリスクとなります。

しかし円安の傾向を強めていることは円建ての東京ゴム相場にとって
押し上げ要因であることや原油相場が産油国の減産合意から急騰していることも
ゴム相場にとって上昇要因。このように上げ材料と下げ材料とが複雑に交錯し
状況分析が難しい局面となってきています。

需要面からは自動車の販売が世界的に堅調なことがポジティブ。

アメリカの11月新車販売台数は、値引き額を増やしていることなどから、
4か月ぶりに増加。新車の販売台数は138万558台で、
前の年の同じ月を3.7%上回りました。

中国10月の新車販売台数は、前年同月比18.7%増の264万9900台。
多目的スポーツ車(SUV)の人気と小型車に対する減税効果が重なり、
5カ月連続の2ケタ増となっています。

中国では天然ゴムの80%を輸入依存しているため、人民元安は産業用コモディティ
上昇につながっています。中国の輸入が上昇をけん引しているのでしょうか。

雨の影響で天然ゴム生産地タイ、マレーシアでゴムの供給が減少しているようです。
ではここからの展開は?!

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。

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OPEC原油減産とトランプ次期大統領のエネルギー政策 [大橋ひろこコラム]
2016.12/07 大橋ひろこ 記事URL

11月30日、注目されたウィーン定時総会となるOPEC会合での減産合意を受けてWTI原油価格は1バレル=50 ㌦台に急伸しています。減産合意は08年以来8年ぶり。加盟14カ国の減産幅は日量約120万バレル(約4.5%)で来年1月から半年間実施し、2017年5月25日に開催する定時総会で減産を延長するかどうかを協議することとなります。


11月30日、注目されたウィーン定時総会となるOPEC会合での減産合意を受けてWTI原油価格は1バレル=50 ㌦台に急伸しています。減産合意は08年以来8年ぶり。加盟14カ国の減産幅は日量約120万バレル(約4.5%)で来年1月から半年間実施し、2017年5月25日に開催する定時総会で減産を延長するかどうかを協議することとなります。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。今日は資源・食料問題研究所 代表 柴田明夫氏に原油価格動向と今後の見通しを伺いました。

内訳を見てみますとサウジアラビアが約50万バレル削減し
日量1000万バレル強とするほか、経済制裁前の日量400万バレルの生産を
目指していたイランも同380万バレル弱に凍結。
その他加盟国へも減産を割り当てています。
非OPECのロシアが最大30万バレル削減を表明したことも支援材料となりました。


今回の減産合意がこれまでの「形ばかりの減産合意」とは
異なるのは、サウジがどの国よりも原油価格の立て直しを
望んでいる点にあります。

背景にはサウジの財政危機が。

サウジの名目GDPは、原油価格の低迷を受け
2014年の7548ドル(75.5兆円)から15年6541億ドル(65.4兆円)
となり、16年は6191億ドル(61.9兆円)まで縮小する見通しです。


この間の総債務残高は、118億ドル⇒380億ドル⇒1064億ドルに
急増していく見込み。112年に882億ドルあった政府財政収支は、
14年▲144億ドル、15年▲979億ドルに拡大し、16年には
▲836億ドルとなる予想となっています。


4月末に打ち出した経済改革計画「ビジョン2030」の柱は、
サウジアラムコ(企業価値2兆ドル超)の「5%未満(約1000億ドル)」を
新規株式公開(IPO)で売り出し、自国市場に上場することですが、
その際、2600億バレル超の埋蔵量を誇る同社の資産価値の算定の
決め手は、なんといっても原油価格の水準となります。


では、原油価格は今後も上昇が続くでしょうか。
柴田氏は世界的な原油の供給過剰を解消しWTI原油が
今後50㌦ル台を維持していくと見るには幾つか疑問が残るとして
詳細を解説くださいました。


① 実効性の問題


減産合意はあくまでも口約束。実現される保証はありません。
ロシアは年初来ほぼ一貫して日量1100万バレルの生産しており
老朽化が伝えられる同国の石油掘削装置は減産は技術的に困難だと言います。


ロシアの通貨ルーブルが14年の1ドル=31ルーブルから
16年に入って60~70ルーブル台に急落していることも、
むしろ生産量を維持し原油輸出額を増やしたいのが本音ではないか、
と柴田さん。

②世界的な供給過剰を解消する効果は薄い


減産基準がアルジェリアの非公式会合で合意した8月の生産量
(日量3324万バレル)ではなく、記録的水準となった10月の
3364万バレルに対するものとなりました。


米エネルギー情報局(EIA)によれば、
経済開発協力機構(OECD)35カ国の原油在庫は、
2015年末の29億バレル台から2016年10月時点では
31億バレルを上回り史上最高水準となっています。


③ 再び活発化する米シェールオイル・リグ活動


世界的な供給過剰を解消する上での第3の問題は米国動向。
米エネルギー情報局(EIA)によれば、原油在庫は5億バレルはを
下回っているものの、過去最高水準にあることに変わりはなく、
シェールオイルの生産活動が再び活発化しています。
ベーカーヒューズ社によると、2014年12月の1919基を
ピークに大きく減少していた米国のリグ(石油掘削装置)稼働数は、
5月の404基を底に11月18日588基にまで回復してきています。

もっとも、リグ稼働数の増加が直ちに原油生産の増加に
つながるわけではありません。タイムラグは6カ月~1年とみられ、
リグ1基の生産量は日量600~800バレルです。
100基が新たに稼働しした場合、半年後に日量6~8万バレルの
生産増となる程度とも言えます。


OPEC事務局によると、米国にはDUCs(Drilled but Uncompleted Wells)
と称され「掘削は済んだが、未仕上げの坑井」が、15年末で4290基存在します。
これらは原油価格次第で生産に参加することのできる在庫と
カウントすることができるでしょう。


鉱区により、シェールオイルの損益分岐点価格は、
40~80ドル台とまちまちですが、原油価格が上昇すれば、
採算に合わない非在来型の石油(超重質油、オイルサンド、オイルシェールなど)も
新たに資源として埋蔵量に加わることになってきます。


ではトランプ次期大統領のエネルギー政策はどうでしょうか。
「アメリカファースト」を標榜するトランプ氏は、
オバマ政権によるシェールガス・オイル開発に対する過度な環境規制が、
石油産業の雇用を奪っていると批判しています。


①エネルギー開発のための環境規制の緩和、
②カナダからメキシコ湾岸に至るパイプラインの建設、
③イラン核合意の見直し(中東地政学リスクの拡大)


などを打ち出す公算が大きいのですが、実際にこれらの政策が
直接的に原油価格を押し上げることになるかどうかは
現時点では不明です。

詳しくはオンデマンド放送で柴田さんの解説をお聞きくださいね。



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『小次郎講師のトレードラジオ講座』トレイリングストップ [『小次郎講師のトレードラジオ講座』第2期(~16年12月)]
2016.12/06 大橋ひろこ 記事URL

日本橋堀留町のTOCOMスクエアから毎日公開生放送。マーケット・トレンド毎週火曜は「小次郎講師のトレードラジオ講座」小次郎講師のトレードラジオ講座、第2期シリーズは今回で終了となります。シーズン2最後のLesson15は「トレイリングストップとは」です。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

トレイリングストップとは
価格変動に応じてロスカットラインを調整することです。
基本の考え方は、買った後に価格が上昇した場合、その上昇に合わせて
ロスカットラインを切り上げるというものです。

価格の上昇に伴いリスクラインを切り上げるということですので
リスク(損失)が少なくなります。一定以上価格が上昇すれば、
リスクラインに到達しても一定の収益を確保出来るということで、
ロスカット(損失確定)注文でありながら、利食いとなるわけですね。

しかし、大きなトレンド相場が続くと高値圏ではボラティリティが上昇、
変動幅が大きくなることで、切り上げたトレイリングストップラインに
ひっかかりやすくなります。大きな押し目が入れば、そこでポジションが
カットされてしまうことが増えるため、長期トレンドで利を伸ばすことが
難しくなるというデメリットもあります。

タートルズのトレイリングストップの考え方は
ある一定のところまではトレイリングストップを使い、
そこから先は使わないというルール。
増し玉と併せてトレイリングストップを変更しますが
タートルズは増し玉は3回までなので、トレイリングストップも3回までとなります。

小次郎講師は、より利益を確保しつつ効果的にトレーリングストップを
活用してもらうために「新改良型トレイリングストップ」を考案。

ストップラインが買値のところになるまで通常のトレイリングストップを使い、
そこからさらに上昇した場合は上昇分の半分ストップロスを切り上げる、
というルールを提唱されています。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

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上昇続くパラジウム、今後のリスクは?! [大橋ひろこコラム]
2016.12/01 大橋ひろこ 記事URL

プラチナ・パラジウム比価(プラチナをパラジウムで割った比率)が1:1.18となりました。プラチナ1173ドル、パラジウム773ドル。プラチナとパラジウムの値段が近づいています。比価は1:5にまで開いたことがありましたが(もちろんプラチナ高)そう遠くない将来に1:1、いわゆるパリティとなるかもしれません。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はICBCスタンダードバンク東京支店長 池水雄一さんに
パラジウム上昇の背景について伺いました。

パラジウム価格は10月28日の610ドルを底値に11/28には760ドル
にまで上昇。一ヶ月で150ドル、25%も高くなっています。
円建てパラジウム価格も2055円から2730円で約700円、
およそ34%の上昇を記録しています。

このパラジウム高の背景にある需給構造について
池水さんに解説いただきました。
簡単に言えばパラジウムは需給がよりタイトなのです。
2012年から6年連続の供給不足状態。

パラジウムの用途の7割は自動車触媒需要です。
工業用メタルの色合いが強く、景気に左右される銘柄です。
一方プラチナの需要の3割は宝飾でゴールドの動きに
より大きな影響を受けやすい側面があります。
また、その宝飾需要の8割が中国によるもので、中国の贅沢禁止令の
影響がプラチナの宝飾向け需要を減少させているほか、
プラチナの自動車触媒はディーゼル車向けであり、
おもに欧州であることも影響しているようです。

中国の10月の自動車売り上げは270万台で、9月の260万台から増加、
前年比でも19%も増加しています。10月は8ヶ月連続の販売増加となり、
ここまでで年初から2190万台の売り上げとなり、
2015年の同期は1900万台なので14%の増加です。

中国・北米の自動車売り上げは好調であることから、ガソリン車向けの
パラジウム需要増思惑が足元の価格上昇につながっているのです。

ただし、この中国の自動車販売は来年も続くかどうかは疑問です。
中国は2015年9月末に1.6リッター以下の小型車に対する売り上げ税が
50%カットされましたが、その期間は今年2016年末まで。
この需要は来年の需要を先取りしている恐れがあります。
この減税の延期も噂されていますが、まだどうなるかはわかりません。

もしこの減税が予定通り今年いっぱいで終わるならば、
パラジウム需要の伸びは年内まで、ということになる可能性が?!

また、鉄鉱石や石炭、銅などの産業用銘柄がトランプ大統領誕生とともに
急激に上昇していますが、パラジウムも同様のトレンドです。
トランプラリーである可能性も高いとみられることも、来年以降のリスク要因。

詳しくはオンデマンド放送で池水さんの解説をお聞きくださいね。

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来週12月5日月曜日午後6時~「マーケット・トレンド」公開生放送に
お越しくださった方15名様に、東京商品取引所発行協力の
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入場無料!
日時:12月5日(月)午後6時~
会場:TOCOMスクエア
http://www.tocomsquare.com/#access
〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町1-10-7 東京商品取引所内
<電車>
● 東京メトロ日比谷線 小伝馬町駅(1,3番出口より徒歩5分)
● 東京メトロ日比谷線 都営浅草線 人形町駅(A5出口より徒歩7分)
● 都営新宿線 馬喰横山駅(A3出口より徒歩6分)
● 東京メトロ銀座線 半蔵門線 三越前駅(A4出口より徒歩13分)

<バス>
● メトロリンクEライン「堀留町東京商品取引所」(徒歩1分)
● 江戸バス「堀留町一丁目 東京商品取引所前」(徒歩2分)

米国石油需要増、在庫高止まりも原油輸入をするワケ [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2016.11/30 大橋ひろこ 記事URL

今夜11月30日のOPEC総会に注目が高まっています。 ナイジェリアとリビアは内戦状態にあり原油生産が落ち込んでいることから、減産協議から除外される中、イランが不満を表明するなど足並みが揃わぬ印象ですが原油相場は底堅く、トレーダーらは楽観の様相。前回9月のOPEC非公式会合では3250万バレル~3300万バレルに生産量を抑えるという決定がなされましたが、10月の生産は3383万バレルにまで増加しており、4~5%の減産合意がなければ失望につながると思われるのですが、、、。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は石油ガス・ジャーナル社 顧問 山内弘史さんにお話を伺いました。

OPEC総会にて供給サイドの材料が原油価格を大きく動かすものと思われますが、
現在の世界の需要はどうなっているのでしょう。

IEAの11月の石油市場報告では世界需要は10月市場報告から日糧で4万バレルの
上方修正となっています。山内さんによると、足元ではインドや中国のガソリン
ジェット燃料や運輸用燃料需要が大きく伸びているほか、OECD諸国の中では
米国の石油需要が大きく伸びているのだそうです。

米国の2016年1月から11月11日までの需要は日量2009万バレル。
前年同期比2%もの増加となっています。
おそらく2016年通年でも日量2000万バレルを超過するとみられ
2000万超えは2007年以来9年ぶりの需要増となります。

需要が旺盛ですが、実は高水準の米国石油在庫と原油安の影響で
米国の原油生産量は減少しています。
一方で米国は原油の輸入量が増加しているのです。

なぜシェール革命が起こった米国で、自国生産を減らして原油を外国から
輸入するのか?!実は米国の原油は軽質油。これまでの生産の主流であった
中東の原油は重質油。米国の製油所は重質油を精製するように作られており
軽質油の精製に適していないのです。

ということで、製油所の能力の問題があるために
米国はわざわざ輸入してガソリンなどの製品にして
消費しているというわけです。

これでは、米国生産量が落ちても、在庫は減らないのでは・・・。
と思っていましたら11月18日現在の米国原油在庫量が
4億8900万バレルと公表されました。5億2000万バレルまで
在庫が積みあがったこともありましたので、5億バレルをきって来たと
いうことは、やはり米国需要が旺盛ということでしょうか。

山内さんは「米国原油在庫量」の数字のからくりについて教えてくださいました。
実は10月13日から米国原油在庫の統計の取り方が変わったのだそうです。
10月から輸送中の原油は在庫統計から除外されたため、
タンクにある分、ローリー、パイプラインの中に存在する原油は
カウントされません。これらの総計は3000万バレルにも上るといいます。

11月に発表された4億8900万バレルに3000万を足すと、、、
しっかり5億バレルを超えてしまいますね。
この点には留意しておきましょう。

米国はこの潤沢な原油在庫解消に向けて、原油輸出を解禁しましたが
あまり輸出は伸びていないようです。米国原油は軽質であるため
世界の製油所に適合しないためです。
新たな技術によって大量に生産されるようになった米国の原油は
これまでの重質原油と質が違うために、米国から輸入する国がそれほど
多くないのですね。日本の製油所もまた重質油に適合しています。

とはいえ、世界の需要は伸びています。
山内さんによると、世界の石油需給は2017年第3四半期には
バランスし、供給不足に転じると見られます。

ちなみに米シェールの採算価格は草分けバッケン地帯で60ドル前後。
イーグルフォードは40ドル程度あれば採算が合うそうですが、、、。

ここからの原油価格展望は?
詳しくはオンデマンド放送で山内さんの解説をお聞きくださいね。

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入場無料!
日時:12月5日(月)午後6時~
会場:TOCOMスクエア
http://www.tocomsquare.com/#access
〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町1-10-7 東京商品取引所内
<電車>
● 東京メトロ日比谷線 小伝馬町駅(1,3番出口より徒歩5分)
● 東京メトロ日比谷線 都営浅草線 人形町駅(A5出口より徒歩7分)
● 都営新宿線 馬喰横山駅(A3出口より徒歩6分)
● 東京メトロ銀座線 半蔵門線 三越前駅(A4出口より徒歩13分)

<バス>
● メトロリンクEライン「堀留町東京商品取引所」(徒歩1分)
● 江戸バス「堀留町一丁目 東京商品取引所前」(徒歩2分)

小次郎講師のトレードラジオ講座~銘柄分散の考え方 [『小次郎講師のトレードラジオ講座』第2期(~16年12月)]
2016.11/29 大橋ひろこ 記事URL

日本橋堀留町のTOCOMスクエアから毎日公開生放送。マーケット・トレンド毎週火曜は「小次郎講師のトレードラジオ講座」小次郎講師のトレードラジオ講座、第2期シリーズも大詰め、Lesson14は「分散投資の考え方」です。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

卵を一つの籠に盛るな。

とはいうものの、何をどのように資産を振り分ければいいのでしょう。

タートルズ流の銘柄資産配分には以下のような取引量のルールが存在するのですが、
トレーディングの際、最大リスクテイク時でも以下のボリュームまでに限定します。

1、同一市場(銘柄)で4ユニットまで(これ以上増やさないこと)
2、相関関係の高い銘柄で6ユニットまで(上記4ユニット+2ユニットまで、です)
3、相関関係のある銘柄で10ユニットまで(加えて4ユニットが最大値)
4、売り(または買い)どちらかで12ユニットまで

1ユニットというのは、1%のリスクテイクポジション。
12ユニットとなると、12%ものリスクをとっていることとなります。
タートルズ流ではこれがMAX。これ以上のリスクは取れません。

では、「相関関係」というのはどのように求めればいいのでしょうか。

相関関係はエクセル、CORREL関数で求めることができます。=correl(A1:An,B1:Bn)

相関関係が高い:相関係数0.7以上
相関関係がある:相関係数0.4以上
ほとんど相関がない:相関係数0.4未満

上記ルールに基ずいて、相関の高い銘柄は6ユニットまでしか
保有しないこと。相関アリまで範囲を広げれば10ユニットが限界です。


小次郎講師は、投資初心者にとってはリスク値が高いとして
小次郎講師流のリスクテイクの銘柄分散ルールを指南くださいました。

小次郎講師はまた、銘柄分散だけでなく、タイミングの分散についても
解説くださっています。追加玉(増し玉)の分散投資の考え方とは?!
これは難平(ナンピン)とは異なります。
増し玉と難平の違いとは?!

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

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会場:TOCOMスクエア
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〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町1-10-7 東京商品取引所内
<電車>
● 東京メトロ日比谷線 小伝馬町駅(1,3番出口より徒歩5分)
● 東京メトロ日比谷線 都営浅草線 人形町駅(A5出口より徒歩7分)
● 都営新宿線 馬喰横山駅(A3出口より徒歩6分)
● 東京メトロ銀座線 半蔵門線 三越前駅(A4出口より徒歩13分)

<バス>
● メトロリンクEライン「堀留町東京商品取引所」(徒歩1分)
● 江戸バス「堀留町一丁目 東京商品取引所前」(徒歩2分)

トランプ新大統領誕生で下落が続くゴールド市場 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2016.11/24 大橋ひろこ 記事URL

アメリカの大統領選以降、ゴールド価格が大きく崩れています。祝日となった11月23日に1,200ドル割れとなり、1,170ドル台まで下落しています。ゴールド市場では200日移動平均線が意識されてきましたが現在200日SMAは1,280ドルに位置しており、すでに100ドル以上もの乖離。金の時代は終わったのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はみんかぶ商品調査部門アナリスト 森成俊さんにお話を伺いました。

トランプ氏勝利となってから、金融市場では米金利上昇が続いています。
米金利上昇がドル高を引き起こしていることからゴールド下落が顕著。
12月にはFRBによる金融政策で利上げが見込まれていますが
一方で、金利上昇は元来株式市場とは逆相関となるため、株式市場への
影響が気になるところです。利上げの影響が株式市場に及ぶようなら一時的には
金市場が下げ止まるでしょか、あるいは同時に売られる展開でしょうか...。

かつて著名投資家のジョージ・ソロス氏の下で働き、1992年のポンド危機で
イギリス中央銀行に対し空売りを浴びせた著名投資家で、
大量の金を購入していたことで知られるスタンレー・ドラッケンミラー氏が、
米大統領選挙の夜に金をすべて売却したことを明らかにしていますね。


二ューヨーク金市場での大口投機家の買い越しは
今月15日現在17万7,6609枚まで減少しています。
今月8日現在、21万7,238枚まで増加していましたが、
米大統領戦況後に手じまい売りが進みました。
16、17、18日は取組高の増加を伴った下げが見られましたので、
買い越し幅は更に減少したものとみられますが、まだ処分の余地があり
金下落が続くリスクはぬぐえません。

ゴールド・フィールド・ミネラル・サービシズ(GFMS)による
「ゴールド・サーベイ2016Q3」(10月27日発表)によりますと、
第3四半期の金需要は前年同期比30.1%減の767トン、
供給は同1.3%増の1,153トンとなりました。
需要減少の背景にはブレグジットの影響で価格が大幅上昇したことが挙げられます。
またスクラップ供給が同20.3%増の336トンと
2012年第4四半期以来の高水準となり、供給過剰につながりました。

しかしながら為替市場で13円もの円安ドル高が進行。
東京金先物価格は膠着、下落につながっていません。
円安は円建て金の上昇要因。ドル建て金が大きく下落していますが
円安に相殺されてもみ合いに終始する展開となっています。

ここからのゴールドの展望は?
森さんに伺っています。詳しくはオンデマンド放送で
森さんの解説をお聞きくださいね。

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