パラジウム急騰、ゴールド上昇とは全く異なる材料 [大橋ひろこコラム]
2020.02/19 大橋ひろこ 記事URL

COVID-19の感染拡大で、原油、銅、ゴムなどのコモディティ価格は1月20日を天井に急落となりました。足下では中国が矢継ぎ早に出してきた緩和策に下げ止まっていますが、人と物の動きが鈍ることでの世界経済の減速懸念は払しょくできていません。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は日本貴金属マーケット協会 代表理事 池水雄一氏をお迎えし
騰勢強める貴金属マーケットについてお話しを伺いました。



一方で、ゴールドは再び1600ドル大台へ上昇。
ETF市場、先物市場をみても投資家らがゴールドの強気姿勢を崩していません。
株式市場もまた高値圏を維持していますが、
COVID19による世界経済減速リスクへの警戒は金市場への
断続的な資金流入をもたらしていると思われます。



そしてロジウム、パラジウム、プラチナも
COVID-19の影響を全く受けていません。


19日、ドル建てパラジウム価格は2800ドル超え、円建価格で1万円を超えました。
(ゴールド価格は1600ドル、円建て価格で5700円程度です。)


ゴールド市場では投資家らによる買いが価格を支えていますが
パラジウムとロジウムは純粋に供給不足と言う需給要因が価格高騰の背景だと池水氏。
10年続いた供給不足の結果昨年くらいから火がついた格好です。
これまでは地上在庫で賄ってきたものが、いよいよ在庫も底をつき始めた?!

しかし、何故、パラジウムは供給不足が続いているのでしょうか。

①欧州、中国の環境規制強化による触媒需要増加

②パラジウム鉱山は存在しない


池水氏に解説いただきました。

詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で池水氏の解説をお聞きくださいね。
https://open.spotify.com/show/230k9NexbGZ5g1h4uBShSk

新型コロナウイルス問題と原油、ゴールド [投資α情報(大橋ひろこ)]
2020.02/13 大橋ひろこ 記事URL

新型肺炎の動向に日々注視せざるを得ない状況が続く中、米国では、大統領選挙戦が本格化しつつあります。初戦のアイオワでは、ブティジェッジ氏が暫定的に首位になりましたが、続くニューハンプシャーではサンダース氏が僅差で勝利し、まだ両者を中心に各候補者がつばぜり合いしているような状況。「民主社会主義者」を自称し、経済格差是正のための大増税を公約とするサンダースの勝利で、マーケットへの影響を懸念する声もりましたが現在のところ、ネガティブな反応は限定的となっています。

 

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員 芥田知至氏にお話しを伺いました。

 

WTI原油相場は1月中旬まで押し上げ材料が相次いだことで上昇基調にありましたが
足下ではレンジ下限の50ドル台にまで急落しています。

 

昨年12月6日にはOPECにロシアなど非OPEC産油国を加えた
「OPECプラス」の閣僚会合が開催され、減産幅をそれまでより

日量50万バレル拡大して、20年1~3月に170万バレルの減産を実施することを決定。
さらにサウジアラビアは割り当てを上回る減産を行う意向が示されたことで、
実質的な減産量は210万バレルまで膨らむとの期待が原油価格を支えました。

 

さらに米中両政府が貿易協議で「第1段階」の合意においても
20年1月15日の署名実現に向け原油価格をサポートし続けました。

 

加えて、1月2日米国防総省がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官の殺害を発表、
イランの報復攻撃などで本格的開戦リスクが原油価格を押し上げてたのですが
足下では新型コロナウイルス問題による需要減退が価格の急落を招いています。

 

OPECプラスは追加減産を行う構えですが
米国の産油量増加に中国需要の落ち込みが加わって、原油需給が引き締まるとは
考えにくく、当面の原油相場は横ばい圏の推移が見込まれると芥田氏。
一部で報じられている追加での日量60万バレルの減産枠拡大で合意できなければ一段安のリスクも?! 

減産協議ではロシアが消極的な姿勢をみせていることも懸念されています。

 

芥田さんには、ゴールド相場の展望についても伺っています。

詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で芥田さんの解説をお聞きくださいね。

新型コロナウィルス、商品市場に対する影響を見極める [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2020.02/12 大橋ひろこ 記事URL

新型コロナウイルス感染の拡大が原油をはじめ商品市場の売り要因となっています。発表される感染者数、死亡率などの数字は憶測の域を出ていない現状で、パンデミックが世界経済が大打撃を受ける恐れは十分にある一方、株式市場は中国当局の資金供給やFRBのステルスQEなどに支えられ堅調に推移しています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はよそうかい・インベスターズインク代表 松本英毅氏にお話しを伺いました。

感染拡大を防ぐための中国への渡航禁止、企業の生産活動の停滞が
中国経済へ与えるダメージは計り知れませんが、
世界全体でみれば過度な悲観は無用との声も。



景気の落ち込みが、経済指標などに具体的な数字となって表れるのは、今月後半以降
中国の指標がまず悪化、その後世界の経済指標も悪化する可能性があるため、
2月の数字が出始める3月からの2-3ヶ月は要注意となります。

中国の石油需要は、一時的に日量で300万バレル落ち込んだとの試算もある中、
暖房需要がピークを過ぎるという、季節的な要因も弱気に作用する時期です。



OPECプラスは追加減産を検討、
3月に予定されている臨時総会を前倒しすることを摸索しています。
技術委員会は日量60万バレルの追加減産を提言していますが、
ロシアは相変わらず減産に消極的で
需要の落ち込みをカバーするのは難しいとみられます。



年明け1月中旬までは米中通商交渉の第一段階の署名を好感し強含みで
推移していた商品市況でしたが、この合意内容は、
もともと中国の需要を大きく上回る買い付けを約束するという、無理のある内容で
クドローNEC委員長は、買い付けが遅れることを示唆しています。



中国は6日、米国からの約750億ドル(約8兆2400億円)相当の輸入品に対する関税率を
14日から半分の水準に引き下げることを表明していますが
合意した2000億ドル相当の米国製品輸入が新型コロナウィルスの経済ダメージで
当面実行出来る余裕がなくなってしまったことが背景にあるとみられます。



トランプ米政権は10日、2021会計年度(20年10月~21年9月)の
予算教書を公表し、社会保障費などの圧縮で、年1兆ドル(約110兆円)の財政赤字を
5年で半減するよう提案するとともに、国防費を増額してインフラにも
10年間で1兆ドルを投じる事を表明しました。



高速道路や鉄道など陸上輸送に8100億ドルを投じ、
高速通信や水道などに1900億ドルを拠出。


これがコモディティ市況で好材料視されるでしょうか。
松本さんは大統領選挙次第と指摘、
ここからの商品市場の展望を解説くださいました。

一次産品や中国需要期待の大きい穀物市場は需要減の影響を免れないと思われますが
ウィルス感染拡大に対する漠然とした不安がある間、
ゴールドは安全資産としての需要は続くとみられます。


詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で松本さんの解説をお聞きくださいね。

https://open.spotify.com/show/230k9NexbGZ5g1h4uBShSk
新型肺炎問題にも値動き限定的なドル/円相場 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2020.02/05 大橋ひろこ 記事URL

新型コロナウイルスによる世界経済への影響が懸念される中、米国では大統領選挙の予備選がスタートしました。皮切りとなるアイオワ州はここを制したものが大統領選を制するとのアノマリーがある需要なところですが、集計システムトラブルでなかなか結果が出ない中、若きブティジェッジ候補が首位となっています。パンデミックリスク、そして大統領選挙、今年の為替市場はどのように動くでしょうか。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はソニーフィナンシャルホールディングス シニアアナリスト
石川久美子氏をお迎えしお話を伺いました。



新型コロナウィルスの感染拡大が続く中、
中国への渡航禁止や工場稼働停止などが長期化すれば景気への悪影響は免れません。
足元では春節明けから中国当局による大量の資金供給や空売り禁止などが
功を奏して想定内の下落にとどまっていますが、いつまで支えられるでしょうか。

米国株は経済指標の好転が評価されたのか、
大統領選への様々な思惑が株価に波及しているのか
大きく崩れていくという相場展開にはなっていないのですが、
やはり不安心理からボラティリティは上昇しています。

リスクオフ環境にあっても、ドル円相場はあまり大きな円高進行となっていません。
ドル/円相場は何故値動きが小さくなってしまっているのでしょう。
2002~2003年のSARS騒動ではドル/円相場は125円台から115円台へと
10円ほどの円高進行となりました。率にして8.5%もの下落です。
現在の相場で同様の下落となれば100円を割り込んでしまいますが
SARSの時と、今回の新型コロナウィルス問題の相違点は?!

そしてアイオワ州を皮切りにスタートした大統領選挙予備選。
またコモディティの急落から資源国通貨の今後など石川さんにお話いただいています。


詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で石川氏の解説をお聞きくださいね。

貴金属市場の動向と今後の見通し [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2020.01/31 大橋ひろこ 記事URL

年明け、米国とイランの開戦リスクの高まりからドル建て金価格は1月8日に2013年4月以来の高値1,610ドルを示現。本格的開戦が免れたことや米中通商交渉の第1段階の合意、署名が市場の安心感を取り戻し、金価格は調整を強いられるかに見えましたが、中国武漢で発生した新型コロナウィルス感染拡大が再び市場の緊張を高め、金価格を押し上げています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はみんかぶ商品調査部門アナリスト森成俊氏をお迎えしお話を伺いました。


NY金先物市場では大口投機家の買い越し幅は1月21日時点で
31万7,695枚と高水準。2019年12月31日の32万7925枚が過去最高ですので
現在、投機家らは先物市場でさらなる金価格の高騰を予想していることが伺えます。

金ETFであるSPDRの金保有高は年初から増加傾向をたどっており
1月23日に900万トン台を回復し29日現在、
903.504トンまで積み上がってきました。
機関投資家らの資金も金市場に流入し続けています。


1月FOMCでも金利は据え置かれ、短期金融市場の安定維持を目的とした
資金供給プログラムを少なくとも4月まで継続する方針を明らかにしました。
低金利環境が長期化するとの思惑に加え、FRBのバランスシートの拡大は
当面の間継続されることは金市場にとってサポート要因となります。


またPGM市場にも大きな動きが。
パラジウムは世界的な排ガス規制の強化による需要増加から
先物、現物ともに過去最高値を更新しています。
ドル建て現物価格は今月23日に2,543ドルまで上昇。
昨年1月末は1,340ドル台で取引されていましたので
1年間で約1,200ドルの暴騰となります。

一方でプラチナは冴えません。
金とプラチナ価格は2015年1月に金が1,183ドル、プラチナが1,203ドルで
取引を開始、同年2月に価格が逆転してから5年間、逆ザヤ化現象を継続しています。
年初は金高に加え、パラジウムの暴騰に支援され、1,000ドル台に続伸するも
ただし中国の新型コロナウイルスの感染患者の増加による経済悪影響で
1,000ドル台は維持できず反落してきています。
2020年はETF需要の減少を背景に21トンの供給過剰見通し。

ここからの見通しを森さんに伺っています。
詳しくはSpotifyのポッドキャスト放送で森さんの解説をお聞きくださいね。

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原油急落、新型肺炎懸念による経済停滞観測 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2020.01/29 大橋ひろこ 記事URL

2020年、米国とイランの衝突でWTI原油価格は$63台に上昇するも、本格的開戦は免れたことやIEAが上半期需給の緩和観測を出したことなどを受け、原油は軟調な展開となりました。加えて中国発の新型コロナウイルスが下落に拍車をかけています。コロナウイルス問題は、終息の目途がたっていません。



皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はエネルギーアナリスト 藤沢治氏をお迎えしお話を伺いました。



コロナウィルスの影響で、ジェット燃料など石油需要が減少する
リスクが価格を押し下げていますが、この問題がなくても
米中通商交渉の第一段階の合意が実行されそうもないとの見方も。
世界景気下振れの懸念が原油市場の上値を抑えそうです。

さらに米国では8月にパーミアンからテキサスへの新しい
パイプラインが操業開始しており、
2019年末までに更に2本のパイプライン敷設が完工し操業を開始しています。
2020年のシェールオイル生産増は日量80万バレルと予測されており
2019年の日量120万バレル増より増分は減少予想も
米国全体では、2020年は日量100万バレル増となります。


米国のイラン、ベネズエラ制裁の生産減があっても、
世界全体では、新しくガイアナの原油生産が始まり、
ノルウエー領の北海ヨハン・スベルトラップ油田の生産が開始され、
ブラジルの原油生産増も見込まれるため、今年の供給量の増加は、
日量約200万バレル増加すると予想されているのです。


注目点としては、3月のOPECプラスの会合で
減産合意を4月以後も延長することで合意するとみられていることと、
イラク、リビアの原油生産量がどの程度減少するか。
イラクは、米国とイランの戦場となっているので、
米国のエンジニアが離脱していると藤沢氏。

この影響で生産が落ち込む可能性が指摘されているようです。
12月は日量460万バレルを生産し、日量400万バレルを輸出していましたが、
国内でのデモもあり今後減産を余儀なくされる可能性も。


リビアも内乱で12月の日量120万バレルから
現在は日量40万バレル以下に下落しており、これが材料視されれば下支え要因。

さて、ここからの原油価格展望は?!
詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で藤沢氏の解説をお聞きくださいね。

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電力先物取引商い急増の背景は?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2020.01/22 大橋ひろこ 記事URL

東京商品取引所の電力先物市場の月刊約定量が昨年9月新規上場、この1月に取引開始以来初めて1億キロワット時を超えました。特に西日本ベースロード商品の「年間物」が約定したことが注目されています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

今日はエネルギーアナリスト大場紀章氏をお迎えしお話を伺いました。



四国電力伊方発電所3号機の運転停止の仮処分決定により
20年度は西日本の原子力発電所の需給が引き締まるとの
思惑が広がったとみられます。

今年は九州電力と関西電力の計4基の特定重大事故等対処施設が
設置期限を迎えることで九州電力は該当する川内原子力1・2号機の
期限前全停止を表明しています。

足元の年間物の取引には、
買い手側としては電力需要の引き締まりを懸念したものと思われますが、
売り手側としては西日本は再生可能エネルギー、
特に太陽光発電が盛んであることから、
天候によっては電力価格が安くなる可能性もあり、
それぞれの思惑は異なるにしても長期的に安定した電力価格への
不安が取引を活発化させているものと思われます。


そもそも日本の電力の8割は火力発電、
その原料となるのは原油、天然ガス、石炭などですが、
その原材料価格に影響を受けることが大前提です。
電力には原油やガソリンのように在庫にできないことから
天候などによる将来の需給予想で成り立っている側面が強くあります。


電力自由化で発電能力設備のない新電力が電力市場に参入してきましたが
新電力が安定的に電力を消費者に供給するためには
安定した電力の確保が必要です。

電力スポット市場(卸売市場)価格が、安定していればいいのですが
電光波乱などの要因で局所的に価格が乱高下することも多く
また、電力システム改革が進められる中、制度変更が多く
安定した事業計画が立てにくいという事情も。
こうした事業者の電力調達のヘッジニーズも高まっているのです。


詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で大場氏の解説をお聞きくださいね。
https://open.spotify.com/show/230k9NexbGZ5g1h4uBShSk

世界石油生産、OPECの存在感低下 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2020.01/16 大橋ひろこ 記事URL

米国とイランの攻撃の応酬で波乱の幕開となった2020年。全面戦争は避けられたことと、次の焦点となっていた米中通商交渉も15日、第1段階の合意に署名がされたことから、米国株ダウ平均は再び史上最高値を更新する相場へと回帰しています。他方、供給リスク懸念から急騰した原油は大きく下落しています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はエモリキャピタルマネジメント代表 江守哲氏をお迎えし
2020年のマーケットを展望いただきました。

OPECプラスの協調減産が相場を支えているとはいえ、
米国の原油生産量は日量1300万バレルにも上っており、
原油需給がひっ迫するリスクは大きくありません。

地政学リスクが年初原油価格を急騰させましたが、
実際に供給障害が起こったわけではない中で、
本格的リスクへと発展しなかったことから
急騰分はきれいに剥落しました。

では需給の緩い原油はさえない展開が続くのでしょうか。

これまでOPECの石油生産量は世界シェア30%を超えていましたが
今月発表されたOPEC月報では29.4%にまで低下しています。

米国が世界一の原油生産大国へと躍り出た今、
OPECの減産が原油価格を押し上げる力には限界が。

しかしながら、米国のシェール生産もコストに見合わなければ
生産を停止してしまいます。
米国にも原油価格をコントロールする力があると見ることもできますが
今年は大統領選挙年。自動車社会である米国のガソリン高は選挙にも影響が。

ここからの原油見通しを江守氏に伺っています。

また、プラチナがいよいよ動き出した?!
1000ドル大台を固めることが出来るでしょうか。
プラチナ、パラジウム、ゴールドについても解説いただいています。

詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で江守氏の解説をお聞きくださいね。

https://open.spotify.com/show/230k9NexbGZ5g1h4uBShSk

地政学リスクとゴールド~ここからの注目?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2020.01/15 大橋ひろこ 記事URL

2019年のドル建て金市場は、前年比241.80ドル高(18.9%高)2010年以来の堅調地合いとなりました。年末の価格水準は2012年の1,674.80ドル以来の高値を示現。2019/9/4の1,566.20ドルをピークに調整局面入りも、11/12の1,446.20ドルで底入れし、年末に向けて1,500ドル台を回復する展開となりました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケットエッジ代表取締役 小菅 努氏にお話を伺いました。

2019年の金相場は、1)低金利環境、2)低成長環境、3)通商リスク、4)地政学リスク、
5)米政治リスク、6)ブレジグット、7)中央銀行の金買い、8)ETF市場の拡大、
9)株価の過熱感など、買い材料が山積していましたが、
特に大きな変化があったのが、7月、9月、10月の3度わたる予防的利下げ。
これによって1995年&1998年型の資産バブルをイメージする地合となりました。

2020年、年始は米国とイランの開戦リスクの高まりが金価格を急騰させました。
1/8、ドル建て金価格は1,613.30ドルにまで上昇。
これは2013年3月以来の高値となります。

戦争は、金価格に対する刺激効果が大きく、
1979年にはソ連のアフガニスタン侵攻が金価格を114%押し上げました。


戦争は敗戦国の国家システム崩壊につながる可能性があり、
法定通貨のリスクを高め、安全性を求める動きが金(最近ではビットコインも)に
対する資金シフトを促すと小菅氏。


しかし、トランプ大統領の声明によって地政学リスクの一服感から
1,550ドルの節目を下抜くところまで調整しています。


では、ここからのポイントは?!


小菅氏は実質金利とゴールドについて解説くださいました。
また、ステルスQEとゴールドの関係は?!

詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で小菅氏の解説をお聞きくださいね。

開戦リスク後退で原油・金急反落、さてここから [大橋ひろこコラム]
2020.01/10 大橋ひろこ 記事URL


2020年年明け1月2日、米国がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことを明らかにしたことと、8日、イランがイランが、イラクの米軍基地を攻撃したを受け、多くの産油国が集中する中東からの原油供給に対する不安が広がり、世界の原油市況は高騰。イランはペルシャ湾に面している国でありホルムズ海峡封鎖の懸念が原油価格を押し上げました。


しかし、8日未明のトランプ大統領の声明により、イランと米国が本格的な戦争には突入しないのではないかとの見方が広がったことで、原油価格は急反落となっています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はトウキョウ・トレーダーズ・タイムズ代表 小針秀夫氏をお迎えし
原油、ゴールド市況の現状と今後の展望についてお話しを伺いました。

小針氏は、1990年8月にイラクがクウートに進行して始まった湾岸戦争で
原油価格は20ドルから40ドルへ2倍に跳ね上がったものの、
その後の反落で再び20ドルまで下落し、行って来いとなったことなど
過去の事例から、今回も原油高は長期化しないと指摘。

地政学リスクによって押し上げられたプレミアムは
その懸念が払拭すれば剥落するということですが、
原油価格はここ1年50~60ドル台のレンジ相場が続いています。

ここからの原油価格展望を小針氏に伺いました。

そしてゴールド。
NYゴールドは今回の有事を受けて昨年の高値を抜いて
2013年以来7年ぶりの高値を示現。
東京金は1982年に取引が開始されて以来の上場来最高値を更新しました。

しかしながら、開戦はないとの安心感からゴールドは
トップアウトしたように見えます。

果たしてゴールド市況は天井を付けたのでしょうか。

小針氏に解説いただいています。
詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で放送をお聞きくださいね。

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