次世代自動車を取り巻くコモディティ [大橋ひろこコラム]
2018.08/01 大橋ひろこ 記事URL

コバルト価格がここ数年で3倍近くにまで高騰しています。EV,電気自動車のバッテリーに多量のコバルトが使用されるためです。

次世代自動車のEV化の流れで注目されるコバルトですが、世界の埋蔵量50%近くがコンゴ民主共和国に偏在しており、世界最大の資源商社グレンコアがそのおよそ半分のコバルト生産権益を保有しています。

この3月、グレンコアは同社が産出するコバルトの約3分の1を中国のGEM(格林美)に販売することで合意しました。
EV車マーケットの50%が中国。バッテリーに使用するコバルトの確保に動いているということですね。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はエネルギーアナリスト大場紀章氏に
次世代自動車を取り巻くコモディティをテーマにお話を伺いました。

中国は大気汚染問題への取り組みもあって、急速にEV車シフトが進んでいます。
動力となるバッテリーは国産でなければ認可が下りず、EV車に採用されません。
ということで、爆発的な売り上げが見込める中国に外資企業が続々と参入しています。
中国市場への参入は、パートナーシップ企業の形態で合弁に限定されるなど
外資企業の参入障壁が高いことで知られていますが、
バッテリー生産事業に限っては外資100%でも参入が認められているのだそうです。


Appleもまた、コバルトを採掘会社から直接購入する交渉を進めているという報道も。
スマホやタブレット型端末、腕時計型端末にリチウムイオン電池を採用しており、
コバルトの消費量でも世界有数の企業とされていますが、将来的にはEV車分野に
乗り出す計画もあるようです。
コバルト争奪戦は、今後ますます過熱しそうです。

では、ディーゼル車に使用されるプラチナの将来は?!

実は中国がいよいよ燃料電池車(水素自動車)分野でも存在感を大きくし始めています。
2017年秋くらいから水素ステーションができ始めたと大場さん。
燃料電池車製造企業は10社以上あるようです。

上海市には、2020年に3000台、2025年に3万台の販売計画が。
中国市場の規模からみてたったそれだけ・・・?!という気がしないでもないですが、
日本の燃料電池車の販売台数は累計で2500台程度です。
日本が20年近くかけてきてようやく、です。
中国は数年でこれを達成してくる可能性がある(シェアを取られてしまうリスク)
ということでもあります。楽観できる数字ではありません。

中国のEV車の補助金は現時点で2020年までですが、燃料電池車の補助金はまだ続く見込み。

次世代自動車の補助金は20万元、日本円にして330万円程度もあり、
中国の自動車メーカーはこぞって燃料電池車の開発、販売にシフトしてくる可能性が指摘されているのです。

そして日本。

トヨタの燃料電池車MIRAIはここにきて、4年リースの残価を50%に設定しました。
723万円のMIRAIを4年乗った後、361万円で買い取ってもらえるということ。
さらに、東京都であれば合計303万円の補助金も出るエリアも。
補助金はエリアによりますが、この条件でMIRAIを買えば月額2~3万円のリースで
MIRAIに乗ることができる、ということです。

トヨタも高価な燃料電池車の販売に本腰を入れてきました。
中国勢にシェアを取られる前に、、、ということなのかもしれません。

燃料電池車1台にはプラチナが30~50gも必要です。
ディーゼルエンジン車は1台当たり5g程度ですので、およそ10倍です。

排ガス不正問題からディーゼル車販売が減少していますが、
EV車だけでなく(EV車はプラチナは使いません)
燃料電池車も次世代自動車競走の中でその存在感を大きくしていけば
プラチナ需要喚起が材料となってくる日がくるかもしれません。

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コモディティ投資をじっくり学べる一日。


毎秋恒例の「コモディティフェスティバル」

今年は、9月8日(土)大阪、9月22日(土)東京で開催!

竹中平蔵さん・真壁昭夫さんの基調講演をはじめ、

当番組コメンテーターでもお馴染みの小次郎講師・小菅努さん・江守哲さんが、
ファンダメンタルズ・テクニカルの両面からじっくりと解説します!

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小次郎講師のトレードラジオ講座~先物取引② [大橋ひろこコラム]
2018.07/31 大橋ひろこ 記事URL

毎週火曜の小次郎講師のトレードラジオ講座!
4月から新しいシリーズがスタートしています。
2018年度は「入門編」投資における基本を学んでいます!

今回で入門編第1期が終了。次回から第2期新シリーズスタートです。

カリキュラムとオンデマンド等のアーカイブはこちらのページをご覧ください。http://blog.radionikkei.jp/trend/post_911.html
放送は毎週火曜日18:00~東京日本橋TOCOMスクエアから公開生放送でお送りします。

生放送の観覧は無料ですので、お気軽にTOCOMスクエアまで!
また、生放送終了後、TOCOMスクエアで無料セミナーを開催。
題して「TOCOM投資スクール」2018年度開校です。
小次郎講師から直接投資レクチャーが受けられるセミナーが
無料です。皆様是非TOCOMスクエアにお越しくださいね。

今回は、公開放送視聴+TOCOM投資スクール参加の皆様との記念写真です!!

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は「先物取引②」です。

現物、原資産の取引だけではなく、なぜ先物取引が存在するのでしょう。

特に商品先物市場では「ヘッジ機能」が重要です。

ヘッジというのは、リスクを回避するための防止策。
商品の生産者は(プラチナや金の採掘、原油の掘削、穀物農家など)
現物を生産し供給する役割がありますが、
将来現物価格が下落して、コストを下回るリスクにさらされています。

現物を生産、保有し売却するまでの間の下落リスクを避けるために
先物市場で、先にコストに見合う価格で売る権利を獲得することで
価格下落リスクを回避するのがヘッジです。

現物保有の生産者が先物で売りを作るのが基本ですね。

先物取引は、売りと買いがほぼ同条件。
レバレッジも大きいために、小さな資金で大きな取引ができますが
リターンだけでなく、リスクも大きな取引でもあります。
少額資金で大きな金額の取引をするわけですから
自己資金を超える損失が出ることもありますが
この場合は追証といって、追加で資金を用意しなくてはなりません。

でも、レバレッジは自分でコントロールできます。
追証が発生しないような資金管理ができれば
決して怖いことはありません。要するによく理解することが大事なのです。

その長所、短所、ヘッジ機能について小次郎講師に伺いました。
詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

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プラチナ生産者に聞く現状のプラチナ市況 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2018.07/26 大橋ひろこ 記事URL

プラチナはその希少性から(生産量は金のおよそ17分の1)パラジウムやゴールド価格よりも高い、というのが長い間常識とされてきました。しかし、2018年7月26日現在、プラチナ価格は840ドル。ゴールド価格1220ドル、パラジウム価格930ドルよりも安価に売り込まれています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はインパラ プラチナムジャパン 須崎弘雄氏をお迎えしました。

インパラ プラチナムは南アフリカのプラチナの生産会社です。
須崎氏には、プラチナ現物の供給サイドの視点から
足下のプラチナ価格下落の背景と、今後について解説いただきました。


やはり、ドイツのディーゼル車の排ガス不正の問題が
将来のディーゼル車需要の縮小につながるとした思惑が大きかったと須崎氏。
EV化もこれからの時代のテーマとなっていることも重石です。


しかし、米国をはじめ世界の経済は極めて好調で、人や物の動きは活発です。
物流には馬力のあるディーゼルエンジンを使った大型トラックが必要ですが
この分野の需要は好調なのだそうです。


ディーゼルエンジンを使った乗用車のブランドイメージは
排ガス不正問題によって棄損されましたが、
人や物の移動に不可欠な大型トラック、バスなどに使うプラチナ需要は
なくなることはありません。
市場価格というのはイメージや思惑が先行する側面が大きいですね。


プラチナを生産するにあたっても、採掘にはコストがかかります。
現在のプラチナ価格は生産コストからみても割安です。
須崎氏にはプロデューサー、生産者サイドからみた現状のプラチナ価格について、
そして、今後考えられるシナリオなども伺っています。


詳しくはオンデマンド放送で須崎氏の解説をお聞きくださいね。

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構造変化がみられる米国の石油需要 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2018.07/25 大橋ひろこ 記事URL

2018年6月米国の原油・NGL生産量は過去最高を記録しました。
6月の原油生産量は日量1,070万㌭,NGL生産量は420万㌭。

一方で、2018年6月までの米国石油需要は2007年以来の高水準に上っています。
日量2,025万㌭もの需要は前年比+2.4%。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は石油ガスジャーナル顧問 山内弘史氏にお話を伺いました。

米国の旺盛な石油需要、内訳をみると、、、
ガソリン需要も伸びていますが
価格が上昇していることもあり、新記録からやや後退気味。

ジェット燃料油は6月日量180万㌭を超え、過去2番目の記録を達成。

また、強い貨物輸送が中間留分需要を引き上げています。
物流、人の移動がエネルギー需要を増加させているということですので
やはり、米国景気は絶好調なのでしょう。


なかでも注目すべきなのはHGL(ハイドロカーボン・ガスリキッド)需要。
実は石油需要を大幅に底上げしているのはプロパンとその他石油なのです。

2018年のHGL需要量は前年比33万㌭/日(12.8%)増の日量293万㌭。


要するにプラスチック製品ですね。
洋服もそうですが、家電、自動車の内装、住宅などあらゆるところに
プラスチック製品が使われています。
この分野の需要が大きく伸びているということですね。


実は、燃費の向上、EV自動車化の流れもあって
長期的にはガソリン需要は伸び悩んでいくと予想されています。
足下では景気がいいことから需要も堅調ですが、
原油高、ガソリン高から頭打ちにもなっています。


軽油=ディーゼルは世界的に景気が堅調なことから
トラックなどの物流業界からの需要は旺盛ですので
今後も伸びていくと思われますが、ガソリン中心から
石油化学中心へと需要構造は変化しているのです。


詳しくはオンデマンド放送で山内さんの解説をお聞きくださいね。



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サイクル、アストロロジーから読むゴールド市況 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2018.07/19 大橋ひろこ 記事URL

NY金はテクニカル的には非常に弱い形となっています。。上値は1,375~1,380㌦に平板な抵抗帯に阻まれていましたが、2015年12月と翌年12月の安値を結んだ下値切りあがり型のトレンドラインにサポートされていました。このアセンディングトライアングルを下に離れて下落を加速させています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。今日は投資日報社 林知久氏にお話を伺いました。


NY金自体の長期相場サイクルの基調は依然として強気だと林さん。
1999年8月と2001年2月の250㌦台。直近の底は2015年12月3日の1,045㌦で、
下値は切りあがっています。

サイクル・アストロロジーの第一人者、レイモンド・メリマン氏は
NY金の日柄を数え直し、NY金には86~97カ月のサイクルが存在している事を再確認。
平均91.5カ月、年数にして7.62年サイクルが存在すると指摘。
これを3分割すると30.5カ月となります。これまで34カ月程度でボトムをつけると
分析されていた日柄は3カ月ほど修正、短縮されました。

そして今月は2015年12月から31カ月目にあたるため、
ボトム形成場面であると解説くださいました。

さらに、値幅的にも2015年12月安値1,045㌦から同年7月6日の1,377㌦までの
上げ幅の半値押し水準が1,211.45ドル。ほぼ達成しつつあります。
この点から見ても、そろそろ買い場とみることができますが、
アストロロジーの観点からはどうでしょうか。

目先は7月26日からスタートする水星逆行、そして28日の皆既月食に注意。
また、水星逆行終了の8月19日も重要です。
木星と海王星がトライン(120度)の関係となるのです。
木星が関連している天体位相では金はネガティブに働きやすく、
この付近に向けて金相場は下値を指向する可能性も否定できません。

また、木星は株式にポジティブに働きやすいのですがトラインは高値と関連性があり、
"ピーク"とも関連づけることもできます。
もしこの付近に向けて株式相場が高ければ、ピークの可能性が?!
そして木星、海王星とのに原油を支配する星でもあります。

詳しくはオンデマンド放送で林さんの解説をお聞きくださいね。


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陰の極?!プラチナ、ゴムはそう悲観だが、、、 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2018.07/18 大橋ひろこ 記事URL

NYプラチナ価格は800ドル台。リーマンショック直後の2008年以来10年ぶりの安値に沈んでいます。2018年年初は1030ドル台、半年あまりで200ドルを超える下落となりました。過去最高値2008年3月の2308ドルからは1500ドルを超える下げ幅となり下落率は65%に達し、ほぼ3分の1にまで価値は失われました。


皆さん、ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はトーキョー・トレーダーズタイムズ代表 小針秀夫氏にお話しを伺いました。

2016年1月の時点で、プラチナの約半値であったパラジウムとの価格比較においても、
プラチナはパラジウムよりも安くなってしまいました。

その背景には2017年、2018年とプラチナ需給が2年続きで
供給過剰となったことがあげられます。

ジョンソン・マッセイ社のプラチナ需給統計によると
2017年が3.1トン、2018年が9.8トンの供給過剰。
触媒需要は2016の203.6トンをピークとして、
2017年が102.4トン、2018年が99.0トンと減少。
4年ぶりに100トンを下回っています。


しかしながら、国内投資家のプラチナ買いは静かなブームとなっています。
大手の国内地金商が発表した今年上半期のプラチナ販売量が4573㎏に達し、
2年ぶりに前年同期を上回りました。

南アのプラチナ生産コスト(減価償却費を含むオールインコスト)は、
2017年時点で978ドル。現在は生産コストを大きく下回っており、割安感が大きいのです。

さてここからのプラチナ相場は・・・?!


また、小針さんにはゴム市況についても解説いただいています。

東京ゴム先限 7月5日に一時166.9円まで下落し
2016年10月以来1年9カ月ぶり安値に沈みました。
今年5月の直近高値202.1円からは18%の下落、2017年1月の高値366.7円からは
54%の下げで、200円もの大きな下落となっています。

米中貿易戦争によって、中国の景気が減速するとともに
天然ゴム消費が落ち込む見通しがゴム市況の弱材料。

中国は世界全体の天然ゴム消費の約4割を占めています。
中国の第2四半期のGDPは、前年同期比6.7%増となり
第1四半期の6.8%増から減速が確認されている他、
大手金融機関の2018年の中国GDP成長率見通しも下方修正されています。

タイ、インドネシア、マレーシアの生産大手3カ国が
今年3月までに35万トンの輸出削減を行いゴム価格支援に乗り出しましたが
削減された分がそのまま在庫化してしまったことで、需給が急速に悪化。
この影響がいまだに尾を引いていると小針さん。

ここからのポイントは?!
詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。

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ドル高に押されるコモディティ市況、ここからのポイント [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2018.07/17 大橋ひろこ 記事URL

毎週火曜の小次郎講師のトレードラジオ講座は、都合により今回のみ休講。今日はマーケットアナリスト 菊川弘之氏をお迎えして、原油、ゴールド、プラチナ相場展望を伺いました。

足下で崩れてきた原油相場。WTI原油価格は70ドルの大台を割り込んでいます。

リビアの石油施設の操業再開、サウジの増産、加えてロシアまでが米国トランプ政権の増産要請に応えて増産を示唆するなど、弱気材料が目立ち始めました。

このまま原油は売りでしょうか?!

菊川さんは、サウジの増産は短期的には弱気材料でも、
増産余力が低下することがセンチメントが変化する可能性を指摘。
足下ではテクニカル的には売り方の買戻しが入っており
このまま下落トレンドが加速するか否かは次の材料待ちという状況のようです。

また、ゴールド、プラチナなど貴金属市況も冴えません。
菊川さんは、ゴールドは通貨としての色合いが濃い局面だとし、
ドル高による価値の低下を指摘。


米国経済は堅調で、FRBは年内あと2回の利上げを示唆していますが
ドル独歩高の様相に国際商品価格全般、上値重く推移しています。
特にゴールドは無国籍通貨と称されていますので、金利が付くドルに
投資妙味が高まってきている昨今、金市場からの資金流出が否めません。

また、さらに冴えないプラチナ市況、、、。

菊川さんは年後半に向けてのポイントを解説くださいました。
詳しくはオンデマンド放送で菊川さんの解説をお聞きくださいね。

来週火曜は小次郎講師のトレードラジオ講座です!

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生育順調、通商問題も重なり暴落した大豆、今後の見通し [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2018.07/11 大橋ひろこ 記事URL

米国産穀物、特にトウモロコシは受粉期を迎え、天候相場真っただ中です。

5月に当限つなぎ足価格で410セントを超える高値があったシカゴコーンですが、
6月下旬に向けて338セントまで大きく下落。

足下では戻りを入れるかに見えますが、上値が重い展開が続いています。

大豆価格は米中貿易摩擦への懸念も大きく3月には同1082セントの高値がありましたが足下では837セントまで下落。高値から20%を超える大きな下落となっています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコンチネンタルライス代表 茅野信行氏にお話しを伺いました。


米国穀倉地帯はこのところ高温乾燥が続いており、
短期的にはコーンの受粉に悪影響も懸念され、
シカゴコーンは買い戻される局面もありましたが、
現在までのところ、大きな波乱はないようです。

高温乾燥が続いているにも関わらず、生育状況は依然として良好なのです。

授粉期のトウモロコシ進捗率は37%(5年平均18%)、
大豆の開花率が47%(27%)と生育はかなり順調。

現時点では、今年も豊作の見込み、となれば、
7年連続の豊作となります。天候相場に波乱なし、豊作の見込みで
米中貿易摩擦懸念がなくても、価格下落は免れなかったとみられます。

トランプ米大統領が中国製品340億ドル相当に関税を賦課したことへの報復として、
中国は幅広い米農産品に対する追加関税を7月6日から適用するとしています。

しかしながら、中国は食用油需要の増大や豚肉などの飼料としての大豆輸入が年々増大しています。
中国の大豆の総需要はは2017年で9700万トン程度。
中国は国内でも大豆生産を行っていますが、需要を賄いきれる生産量ではありません。
およそ7900万トンを輸入に頼っており、うち6000万トン近くを米国から輸入しているのです。
南米産は2000万ドン弱程度とみられます。

米国から輸入せざるを得ないというのが実情。

関税などかけても自分の首を絞めるだけのことですが、
中国が結局輸入を継続することが確認できれば、過剰に売られ過ぎた大豆価格は
修正されるものと思われます。

茅野さんは豊作織り込みで安値は9ドル程度。
足下で8ドル50セントを割り込む下落はやりすぎだと指摘。

ただし、すぐに反発できるセンチメントではなさそう。
日柄が必要でしょうか。。。

詳しくはオンデマンド放送で茅野さんの解説をお聞きくださいね。

小次郎講師のトレードラジオ講座~板の見方② [大橋ひろこコラム]
2018.07/10 大橋ひろこ 記事URL

毎週火曜の小次郎講師のトレードラジオ講座!
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カリキュラムとオンデマンド等のアーカイブはこちらのページをご覧ください。http://blog.radionikkei.jp/trend/post_911.html
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小次郎講師から直接投資レクチャーが受けられるセミナーが
無料です。皆様是非TOCOMスクエアにお越しくださいね。

※なおこの講座をより深く学びたい方の為に、講義内容を
わかりやすくまとめたテキストを有料販売します。
DLはこちらから→ https://radionikkei.shop-pro.jp/?pid=129879255


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は「板の見方②」です。

前回の放送で、板情報は「指値注文」のみを知ることが可能で
「成り行き注文」はわからないと小次郎講師に教えていただきました。

価格を大きく動かすのは「成り行き注文」です。
小次郎講師は成り行き注文は「攻撃」、
そして、指値がずらりと並ぶ板情報は「防御」だと解説くださいました。
板が厚いところでは、値動きが止まりやすいということですね。
新興市場は板が薄い銘柄が多く、そのために急騰急落が起こりやすいのです。


そして、板の点滅が早ければ売買の活発さがわかります。
現在価格から上下にずらりと並ぶ指値注文。
売方と買方の戦いですね。
まずは板情報から、どの価格からどの価格の間で動いているかを把握しましょう。
そうすれば、その価格帯を離れたときに一気に動くことがあるということがわかります。
買方、売方のバランスが崩れることで、一気に一方向に動きだすのです。

例えば、1000円の株が、一気に1500円まで急騰したとしましょう。
その後、最小単位の「成行の売り注文」によって、
一気に元の価格まで戻ってしまうことがあります。
最小単位で?!何故でしょうか。

価格決定のメカニズムを理解していればすぐにわかります。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

プラチナ急落、セリングクライマックスか?! [投資α情報(大橋ひろこ)]
2018.07/05 大橋ひろこ 記事URL

年初から下落が続き冴えないプラチナ市場ですが、セリングクライマックスを見たでしょうか。7月3日、TOCOMプラチナ、NYMEXプラチナ価格ともに大きく下落した後に急落分の値幅を取り戻す「行って来い」の値動きを見せました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はICBCスタンダードバンク東京支店長 池水雄一氏をお迎えし
プラチナ急落の背景と今後のポイントを伺いました。

年初の高値1025ドル(1/25)から下落が続いていましたが、
797ドル(7/3)まで急落しました。特に今週に入っての下落が大きく、
797ドルは2008年10月末以来の安値です。

円建ての金も1月9日の高値3600円から7月3日には2842円まで下落。
2009年年初来の安値レベルに沈みました。

そもそも下落トレンドが続いている背景には

「ディーゼルエンジンの不調」

足下でアウディのトップが逮捕されたり、ダイムラーの77万台もの
リコールのニュースが嫌気されています。


「宝飾品需要の不調」 

習政権下における贅沢禁止で中国のプラチナ購入量は減少しています。
プラチナ宝飾需要は全体の30%程度ですが、その7割が中国です。


「南アランド安(新興国通貨売り)」

南アフリカはプラチナの生産国。生産国の通貨が下落するとプラチナは
相対的に高くなるため、生産国はプラチナを高いうちに売ろうとします。
ランド安はプラチナ安をもたらす一因となります。


「自動車の貿易戦争問題―米国vs 欧州」

米国がEUの自動車に関税をかけると表明しており、
もし、これが実施されればディーゼル自動車が売れなくなるという懸念が。



「ゴールドの下落」

どんなにプラチナに買う材料がなくても、金が大きく上昇すれば
貴金属全般が金につれ高となりますが、足元ではゴールドも下落基調。

などなど、弱材料ばかりで買い要因が見当たりません。

しかし、今週に入っての急落のトリガーというにはわかりきった材料ばかり。
3日の下落の背景には何があったのでしょうか。

3日、TOCOM東京商品取引所のプラチナの出来高は31157枚にも上り、
ほぼ3年ぶりの突出した商いとなりました。
池水氏いわく、「どれだけ「ぶん投げ」が激しかったか。」

要するに、ジリジリ下落が続く中で耐えてきた投資家らのロングポジションの
投げが出た、、、ストップ注文が狩られたという値動きだったということです。

売買のネットではTocomの売りは約3.5トンもの規模でした。

さて、これはセリングクライマックスだったのでしょうか。
プラチナの生産コスト平均は906ドルだそうですが、、、。

詳しくはオンデマンド放送で池水氏の解説をお聞きくださいね。

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