天候リスクで穀物高は続くのか?!連れ高のコモディティの今後 [大橋ひろこコラム]
2017.07/12 大橋ひろこ 記事URL

23時のイエレン議長議会証言前に、議会証言の草稿が発表され、意外?というほどではないが、ハト派的な内容に米長期金利が2.30%へと急低下、ドル円が崩れ、円クロスが崩れ、これまで積み上がっていたポジションの調整が進んでます。


ハト派的な内容であれば、ユーロドルは上がっても良さそうですが、ユーロ円のロングが損切りを迫られており、結果的にユーロドルが崩れるという、ちょっと合点が行かない動きになってます。


カナダとの国境近くのノースダコタ州、サウスダコタ州、モンタナ州などで
土壌水分不足が深刻化しており、厳しい干ばつ被害が発生、
小麦相場が急騰した影響で、シカゴ大豆、トウモロコシ相場も連れ高と
なっており、天候相場本番、大相場に発展への思惑も広がりつつありますが
トウモロコシや大豆の生産地の影響は現状ではそれほど甚大ではなく、
小麦相場に連れ高となった側面が大きいため、今まさに本番を迎えている
トウモロコシの受粉に大きな問題がなければ、トウモロコシ相場は大相場に
発展することなく反落する可能性も指摘されています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。

2017年1月に天井をつけて下落トレンドが続いているゴム相場。
ここ1か月はレンジ相場入りとなって、下げ止まっています。

足元の下げ止まり、反発基調にも見える動きは穀物高に影響されている
可能性を指摘した小針氏、大豆とゴムは相場のファンダメンタルは
全く関係がないにもかかわらず、相関性が高いことを指摘されています。

しかしながら、世界的な自動車販売台数の落ちこみなど
中国の需要の鈍化はコモディティ市況全般の上値を抑える要因であり
ゴムもまた、その影響は甚大でです。
穀物市況が天候相場後に失速すればゴム相場も再下落か・・・?!

小針さんには原油相場の現状と今後についても伺っています。

詳しくはオンデマンド放送でお聞きくださいね。

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「コモディティ投資をじっくり学べる一日」

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小次郎講師のトレードラジオ講座~一目均衡表正しい分析の仕方 [大橋ひろこコラム]
2017.07/11 大橋ひろこ 記事URL

毎週火曜の小次郎講師のトレードラジオ講座/中級編.
~チャート分析を極める~がテーマです。

18:00~18:15の15分間、毎回TOCOMスクエアにて公開生放送。
(どなたで参加できます。気軽に見に(聞きに)来てください!)


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今シリーズは半年をかけて一目均衡表を徹底マスターしていきます。

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今回は一目均衡表第15回一目均衡表「正しい分析の仕方」です。

一目均衡表をつかさどる5本のラインの意味とその見方を学んできましたが
それらを使ってどのように分析をするのか。

今回は小次郎講師流の一目均衡表の分析手法。

1、基準線の勾配を見る

2、短期中期長期の勢力を見る

3、遅行スパンを見る。

4、現在の勢力段階を見る。

5、予測の線を引く

6、もみあい相場の分析

こうしたプロセスで「相場の現在性」を知り、
勢力段階を把握していくのです。

上昇トレンドの場合の基本図は

①転換線を上抜ける
②基準線を上抜ける 
③均衡表の好転 
④遅行スパンを上抜ける
⑤雲に突入 
⑥雲のねじれ 
⑦雲を抜ける(三役好転)
⑧転換線の雲抜け 
⑨基準線の雲抜け 
⑩上昇トレンド(買い)の完成形へ

勿論、テキストではチャートを確認できます。

是非、一目均衡表の小次郎講師オリジナルトレンドの基本図を
見ながらオンデマンド放送を聞いてくださいね。

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ドライブシーズンピーク、果たして米ガソリン需要は好調なのか [大橋ひろこコラム]
2017.07/06 大橋ひろこ 記事URL

40ドル割れもあるか、と思われたWTI原油は6月下旬から7/4米独立記念日に向けて猛烈に反発しました。四半期末のショートカバーによるものと見られますが、いよいよ米国はガソリン需要期本番です。独立記念日明け、原油価格は力尽き大きな陰線を示現、本格的需要期に入っていますが原油価格反騰局面は終わってしまったのでしょうか。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はよそうかい グローバルインベスターズ代表 松本英毅さんに
2017年後半の原油価格見通しを伺いました。

ドライブシーズンがピークを迎える中、製油所の稼働率が高く
原油在庫は減少傾向ですが、ガソリン在庫は高止まりのまま。

EIA米エネルギー省発表の統計では米ガソリン需要は比較的強く
4月のガソリン需要は今年に入って初めて前年を上回りました。

しかし、松本さんは政府データーは「製油所からの出荷」統計であり
第1次貯蔵施設からの出荷量。その後第2貯蔵施設を経由し
川下のガソリンスタンドへと流れていくわけですが、
政府統計は川上のデーターなのだそうです。

松本さんは米東部の石油パイプライン大手が6/22に発表した
ガソリンの輸送需要がここ6年で最低となったとのニュースに注目。

政府データーからガソリン需要増を見込んで製油所が稼働率を上げ
原油からガソリンへと精製を増やしたことで原油在庫が減少傾向も、
実際にはガソリンは消費されず溜まっているのではないか。
松本さんはそれが明らかになれば、オイル市場全般の一段安のリスクもあると指摘。

足元ではサウジがアジア向けの原油出荷価格を引き下げるなど
価格よりシェア獲得に動き出していることから、
現在の価格ではOPECがさらなる減産枠増加などの価格支援策に
動く気配はみられません。ロシアも追加減産には否定的ですね。

松本さんは11月定例総会前には追加減産の催促相場があるのでは?
として30ドル台への下落のリスクに言及。

湾岸諸国のカタールとの国交断交リスクは?
またOPECの減産枠組みから除外されているリビアとナイジェリアの動向
今後の地政学リスクなどについても伺っています。

詳しくはオンデマンド放送で松本さんの解説をお聞きくださいね。



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リスクは買い場に?!金融政策面からの円安は続くのか [大橋ひろこコラム]
2017.07/05 大橋ひろこ 記事URL

7月4日米国独立記念日。北朝鮮によるミサイル発射に、為替市場ではドル円相場が113円台から112円台へと下落、円高に振れる局面もみられましたが、再び113円台へと上昇しています。リスクを警戒する動きは見られたものの、結果的にはいい買い場が提供された格好。北朝鮮のミサイル発射は今年に入って11回目。EEZ内に落下するのは5回目と、マーケットには驚きではなくなってしまったということなのでしょうか。


皆さん、ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はソニーフィナンシャルホールディングス 金融市場調査部 為替アナリスト石川久美子さんをお迎えして、為替市場の動向と今後を伺いました。



リスクに対しての反応が鈍くなってきた印象の金融市場ですが
米国はこの6月に4回目の利上げと年内のバランスシート縮小に言及。
金融緩和政策の正常化は着々と進められています。

これに続くとみられるのが、欧州、英国、カナダ。
先週開催されたECBフォーラムには各国の中央銀行総裁が顔を合わせ
様々な発言が飛び出してマーケットを動かしました。

BOEカーニー総裁、ECBドラギ総裁、そしてBOCポロズ総裁。
発言詳細は番組の中で石川さんが解説くださっていますが
緩和縮小に言及したことで、当該国債利回りが上昇、
通貨市場ではポンド、ユーロ、カナダドルが
買われる動きが加速しました。

日銀は緩和継続スタンスを変えていません。
日米、日欧、日英、日加の金利差拡大がクロス円上昇トレンドを形成、
これらの国の金融政策の変化が足元の円キャリートレードに繋がっています。
しかし、金利上昇で株式市場が不安定にはならないでしょうか。

また、リスクに対して打たれ強くなってきた金融市場に死角はないのか。
石川さんに伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で石川さんの解説をお聞きくださいね。


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小次郎講師のトレードラジオ講座~一目均衡表もみ合い相場での使い方 [「小次郎講師のトレードラジオ講座~中級編」第1期(~17年7月)]
2017.07/04 大橋ひろこ 記事URL

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今回は一目均衡表第14回一目均衡表「もみあい相場での使い方」です。

まずは、基準線の勾配を見ましょう。
横ばい状態が続いていれば、それは揉みあい相場。

均衡表の各線(遅行スパン除く)が横ばいとなり
もみあいが長期化すればそれぞれの線の間隔が狭まり、
一本の線あるいは帯のようになってきます。

ポイントは「もみ合い相場の中心」を見抜くこと。
もみ合いを確認したら、次にその中心を探し出します。

横ばいとなっている線がもみあいの中心線。
短期間のもみあい相場の中心は基準線、
長期間のもみあい相場の中心は先行スパン2となることが多いです。

ただし、先行スパン2は26日間先に描かれていますので
中心を探すにはラインを、現時点へと延長して引き直す必要が。

中心がわかれば、
「中心から上がった分だけ下がる、下がった分だけ上がる」ことが多く、
この法則から外れた瞬間がみあいの放れとなると、予兆出来ます。
価格がもみ合いを放れた方にトレンドが出来ますので
もみあい放れで仕掛ければいいのです。

この法則から外れた時!!というのが超重要なポイント。
もみ合い放れの高値超え、安値下抜けの「前」にそれが解るんです。
レンジブレイク前に、レンジの終焉が近いことが解れば仕掛けは早くなりますね。
その法則が崩れた時、、、というのは・・・?!

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

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2017年後半マーケット~アストロロジー・サイクルから見た注意点 [大橋ひろこコラム]
2017.06/29 大橋ひろこ 記事URL

6月23日、『メリマン・スペシャル~2017年後半を読む!』が発売開始、22日には特別番組「『メリマン・スペシャル~2017年後半を読む!』のポイント」が放送されました。2017年後半特筆すべきは『ザ・グレートリセット』。
2020年まで続く天体位相で、節目となる時間帯が何か所かあるのですが、直近では米国時間7月26日、日本時間では7月27日に発生する太陽・火星コンジャンクション(0度)±6週間が重要な時間帯です。何がどのように重要なのでしょうか。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は投資日報社 林知久氏に、アストロロジー、サイクル、テクニカルの
切り口からのマーケット解説をうかがいました。

◆NYダウの50週サイクル

NYダウには4年サイクルと6.5年の長期サイクルが存在します。
2015年8月24日の15,370㌦がボトムで次回のボトムは2019年以降。

長期サイクルを細分化するサブサイクルでみるとNYダウには50週、
レンジとしては42~58週間隔で安値をつけるサイクルが存在します。
このサイクルは15年8月安値から44週間後の16年6月27日17,063がボトム
そこからカウントして今週がちょうど52週目に当たりますが、
未だ大きな調整が来ていません。

2009年以降、上昇相場が50週超えしたケースは
09年3月からの60週と11年10月からの52週の2回。
前者は高値から14.6%下落し、後者は8%下落となりました。
林さんは現行相場は今後8週間以内に50週サイクルの天井をつけ、
6~9週間かけて9~15%下がる可能性を指摘しています。


◆日経平均株価の16カ月サイクル

日経平均は2008年10月28日の6,994円が長期17年サイクルのボトム。
このサイクルは2025年あたりまでボトムはつけないとみられ、
現在は強気相場のサイクルの中にあります。

また、サブサイクルでは2016年2月12日の14,865円、
同年6月24日の14,864円をもって8.33年ハーフサイクルボトムの可能性。

短期的にはさらに16カ月単位でのサブサイクルが存在しており、
現行相場は昨年6月24日からほとんど調整がないことに加えて、
日足では天井時に出現するチャートパターンとして知られる
「ロルッソ―5ポイントリバーサル」の5ポイント目に入っていると林さん。
これはトランペット型とも呼ばれる形ですね。
ここからの上昇相場は急落を伴う危険が高いのだそうです。


◆何故7月26日±6週間が重要なのか

 そこで、メリマン氏が注意を促している7月26日(27日)±6週間が
重要な時間帯になってきます。ここから先はオンエアで林氏の解説を
お聞きいただきたいのですが、もしご興味があるようでしたら、
『メリマン・スペシャル~2017年後半を読む!』でも
アストロロジーの第1人者、レイモンドメリマン氏の独占インタビューを
解説する形で、林氏に詳しく伺っていますので、是非。

新月(7月23日)や金星・土星オポジション(7月24~25日)、
ヘリオ射手座ファクター(7月28~8月7日)などの天体位相なども注目で
株のみならず他の相場にとっても7月下旬から8月上旬にかけての
相場転換には充分注意したい局面であると林氏。8月22付近の
皆既日食の時間帯は相場だけでなく米国や米国大統領にとっても
重要なポイントになる可能性があるようです。




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40ドル節目が見えてきたWTI原油価格、ここからのポイント [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2017.06/28 大橋ひろこ 記事URL

5月25日のOPEC総会に向けて上昇したWTI原油価格は、期待を超えられなかったOPECの減産合意を受けて下落に転じ、足元では40ドル節目割れを警戒する声が。ここから原油市況を占うポイントはなんでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はオイルエコノミスト藤沢治氏にお話を伺いました。

藤沢さんは供給過剰感を投資家がどうとらえるか?がポイントだと指摘。



①米国の原油増産  
シェールオイル革命は当初、中小企業がジャンクボンドで資金調達する形で始まりましたが、
現在ではオイル・メジャーが参入。年内は50ドル台での売りヘッジがあるため、
価格下落にも耐えうる構造となりつつあります。
$40にまで落ちてくれば、足元の増産が止まるか否かが注目されます。


②OPECの減産幅拡大 
OPEC要人発言から、減産幅の拡大の兆候はあるものの足並みがそろうかどうか。
価格低迷で11月30日の次回の総会迄待てるでしょうか。臨時総会で減産枠拡大などの動きがあるかどうかにも注目です。



③カタールとの断交 
石油の需給に与える影響は軽微ですが海運の航路に影響します。長引けば、
サウジ、UAE等中東諸国、欧米の石油メジャー、金融市場にも
影響を与えると藤沢さん。
OPECの結束力にも影響を与えるリスクでもあり、減産遵守率の低下が懸念事項。


④需要面での懸念  
7月4日独立記念日に向けて米国はいよいよガソリン需要期本番ですが、
最近4週間の平均は、前年対比1.5%減とガソリン需要は伸び悩んでいます。新車販売低調も気がかり。


⑤IEAもやや弱気に
 6月の石油市場報告で、需給のリバランスは来年2018年としています。
これまで2017年内のリバランスを想定していましたが修正。
OECD在庫が高いため2018年3月迄はリバランスしないと予想に転じています。


⑥サウジの動向   
皇太子に昇格したムハンマド・サルマン(MBS)の政策で油価にインパクトがあるか否かに注目。

藤沢さんに解説いただいています。

詳しくはオンデマンド放送で藤沢さんの解説をお聞きくださいね。

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小次郎講師のトレードラジオ講座~一目均衡表の勢力段階とは [「小次郎講師のトレードラジオ講座~中級編」第1期(~17年7月)]
2017.06/27 大橋ひろこ 記事URL

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今回は一目均衡表第13回「一目均衡表の極意「勢力段階」を知る!です。

一目均衡表は「ろうそく足の位置」と一目均衡表をつかさどる5つの
ラインの関係から「トレンド変化の段階」を知ることができます。

基本図をテキストでご確認いただければ、非常にわかりやすいのですが、
ここでは戦国時代の戦いに例えた小次郎講師流の勢力段階をご紹介♪


①価格が転換線を越える→前哨戦・小競り合い、勝敗は大勢に影響なし

②価格が基準線を越える→中堅勝利、ここら辺からようやく買方に明るいムードが

③均衡表の好転→野戦勝利、一気に買方優勢に

④遅行スパンの好転→買方優勢を見て、敵の武将が買方に寝返る。どんどん買方は勢いを増していく。

⑤雲に突入→敵の城に突入。この手前では相当激しい攻防があった

⑥雲のねじれ→城の中で激しい攻防が繰り広げられる。

⑦雲を突破→落城。敵将は城を捨て逃げ出す。

⑧転換線が雲を抜ける→掃討戦

⑨基準線が雲を抜ける→敵の分国まで落とす

⑩雲のねじれの位置に来て買方の完成形→完全勝利。周囲の国までが貢ぎ物を持ってくる。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。
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ゴールドは早くも夏枯れ?!小動き続くもETFからの資金流出みられず [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2017.06/22 大橋ひろこ 記事URL

2017年前半、金ドル建て相場は1カ月から1カ月半で上昇(または下落)のサイクルを形成しています。今月6日に1,295ドルをつけ1300ドル大台乗せが期待されましたが、4月17日の高値とほぼ顔合わせで終了し、高値調整局面入りとなっています。3月くらいからずっと1200~1300の100ドル以内の値幅でのレンジが続いていますね。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はみんかぶ商品調査部門アナリスト 森成俊さんにお話を伺いました。


ここからのカギは米トランプ政権の動向と金融政策。6月14日のFOMCで米利上げが実施され、
バランスシート縮小のロードマップも示されました。金融引き締め政策継続はドル高思惑につながりやすく
金は下落基調に。金利上昇の環境下でも株高傾向が続き、金投資は回避される傾向にあります。


ただし、年内の利上げもバランスシート縮小着手時期も、今後の米経済指標次第。
まずは7月7日に発表される6月の米雇用統計の数字に注目です。
5日には今月13、14日に開催されたFOMCの議事録が公表されますので
この内容にも注目ですね。


二ューヨーク金市場での大口投機家の買い越しは今月13日現在、19万0,274枚、
同月6日の20万4,465枚から減少しています。FOMC以降以降さらに手じまい売買が進み、
買い越しは15万枚台まで減少となっていると森さんは予想されています。
足元の金下落は短期筋によるものでしょう。

12カ国に上場する投資信託(ETF)の金現物保有高は今月21日現在、1,190.26トンで
5月末の1,183.73トンから微増、第1四半期末の3月31日現在の1,170トンから1.8%増。

投資家らが金をポートフォリオに組み込む流れは続いています。

ここからのポイント、そして冴えないプラチナとの鞘についてなども伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。


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天候相場目前、5年連続豊作予想で穀物価格低迷中だが... [大橋ひろこコラム]
2017.06/21 大橋ひろこ 記事URL

米農務省2017/18年度農産物需給見通しでは、生産は減少するも5年連続の豊作予想。7月のトウモロコシの受粉期の天候相場のクライマックスを前に穀物相場が冴えません。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は資源・食糧問題研究所 代表 柴田明夫氏に穀物市場の動向と今後のポイントを伺いました。


米農務省は5月10日、2016/17年度(16年後半~17年前半)の
世界農産物需給予測を発表しました。


◆生産量は25.31億㌧で、前年度の25.93億㌧から2.3%減少するものの、
史上2番目の水準。
小麦7.38億万㌧、トウモロコシ10.34億㌧、コメ4.81億㌧。
いずれも過去最高であった前年度を下回りますが記録的数字です。
消費量が25.65億㌧で生産量を上回ることから、
期末在庫量は5.99億㌧と前年度の6.33億㌧から減少する見込みです。

◆穀物貿易量は4.06億㌧で前年度の4.17億㌧から減少するものの、
過去2番目で、輸出比率(貿易量/生産量)は16.1%となります。

かつて国際穀物市場は、生産量に対して輸出に供される量が
10%程度と限られるため、「薄いマーケット」と称されていましたが、
「厚いマーケット」に変わっています。

その背景には南米の躍進が。特に今世紀に入ってブラジルの大豆輸出が急増。
昨年度のブラジルの大豆輸出量は6190万tで米国の5579万tを抜き、
世界最大の大豆輸出国となりました。
主な輸出先は中国です。
中国の大豆輸入量は今年度9300万tに達します。

◆今年の特徴は、大豆の作付面積が8950万エーカーで
トウモロコシにほぼ並ぶことだと柴田さん。
かつてトウモロコシは「キング・オブ・グレイン(穀物の王様)」と
言われていましたが、その地位は大豆にとって代わられました。

なかでも、影が薄くなったのは小麦です。
今年の小麦の作付面積予想は4610万エーカーで前年の5020万エーカーから
大きく減少し、実に100年前の規模に縮小しています。
米国の農家の間では、儲からない小麦は、連作障害を防ぐための
ローテーション・クロップの位置付けとなってしまっています。


◆これまで4年連続の豊作続きで、今年もまた豊作予想。
5年連続の豊作は過去例がありません。
豊作による穀物価格の下落で農家の収入も減り続けています。

勿論穀物にも農家の生産コストというものがありますが、
大豆は1ブッシェル10.04ドル、トウモロコシ4.03ドル程度とされています。
現在は大豆は9㌦台、トウモロコシは3㌦台へと下落していて生産コスト割れ状態。

USDA統計局によると、主要生産18州平均の6月11日現在の
トウモロコシの生育状況は、"優"と"良"を合わせた比率が67%で、
昨年同時期の75%を下回っています。
大豆も「優+良」が67%、昨年同期の73%を下回る状態。

これはイリノイ、インディアナ、カンザス、ミズーリ、オハイオ州の
5州(全米の約3分の1を占める)が高温乾燥に見舞われ
作況指数が40~60%となっているためです。

産地が高温乾燥気味ということですが、このまま7月の受粉期にも
こうした天候が続けば、ひと相場あるかもしれません。
今後、華氏100度以上(摂氏37.8度以上)の高温に見舞われると、
トウモロコシの生育に問題が出てくる恐れがあるのです。

天候相場を前にもう1つの大きな材料は
6月末にUSDAより発表される作付確定面積です。

3月末に発表された作付意向面積は
トウモロコシ9000万エーカー、大豆8950万エーカー。
これはあくまでも農家に対するアンケート調査であったのに対し、
今回は実地調査で確定面積が発表されます。

降雨に見舞われた東部ベルトで、トウモロコシから大豆へと、
どの程度作付がシフトしたのかに注目です。

詳しくはオンデマンド放送で柴田さんの解説をお聞きくださいね。


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