ゴールドは早くも夏枯れ?!小動き続くもETFからの資金流出みられず [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2017.06/22 大橋ひろこ 記事URL

2017年前半、金ドル建て相場は1カ月から1カ月半で上昇(または下落)のサイクルを形成しています。今月6日に1,295ドルをつけ1300ドル大台乗せが期待されましたが、4月17日の高値とほぼ顔合わせで終了し、高値調整局面入りとなっています。3月くらいからずっと1200~1300の100ドル以内の値幅でのレンジが続いていますね。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はみんかぶ商品調査部門アナリスト 森成俊さんにお話を伺いました。


ここからのカギは米トランプ政権の動向と金融政策。6月14日のFOMCで米利上げが実施され、
バランスシート縮小のロードマップも示されました。金融引き締め政策継続はドル高思惑につながりやすく
金は下落基調に。金利上昇の環境下でも株高傾向が続き、金投資は回避される傾向にあります。


ただし、年内の利上げもバランスシート縮小着手時期も、今後の米経済指標次第。
まずは7月7日に発表される6月の米雇用統計の数字に注目です。
5日には今月13、14日に開催されたFOMCの議事録が公表されますので
この内容にも注目ですね。


二ューヨーク金市場での大口投機家の買い越しは今月13日現在、19万0,274枚、
同月6日の20万4,465枚から減少しています。FOMC以降以降さらに手じまい売買が進み、
買い越しは15万枚台まで減少となっていると森さんは予想されています。
足元の金下落は短期筋によるものでしょう。

12カ国に上場する投資信託(ETF)の金現物保有高は今月21日現在、1,190.26トンで
5月末の1,183.73トンから微増、第1四半期末の3月31日現在の1,170トンから1.8%増。

投資家らが金をポートフォリオに組み込む流れは続いています。

ここからのポイント、そして冴えないプラチナとの鞘についてなども伺っています。
詳しくはオンデマンド放送で森さんの解説をお聞きくださいね。


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天候相場目前、5年連続豊作予想で穀物価格低迷中だが... [大橋ひろこコラム]
2017.06/21 大橋ひろこ 記事URL

米農務省2017/18年度農産物需給見通しでは、生産は減少するも5年連続の豊作予想。7月のトウモロコシの受粉期の天候相場のクライマックスを前に穀物相場が冴えません。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は資源・食糧問題研究所 代表 柴田明夫氏に穀物市場の動向と今後のポイントを伺いました。


米農務省は5月10日、2016/17年度(16年後半~17年前半)の
世界農産物需給予測を発表しました。


◆生産量は25.31億㌧で、前年度の25.93億㌧から2.3%減少するものの、
史上2番目の水準。
小麦7.38億万㌧、トウモロコシ10.34億㌧、コメ4.81億㌧。
いずれも過去最高であった前年度を下回りますが記録的数字です。
消費量が25.65億㌧で生産量を上回ることから、
期末在庫量は5.99億㌧と前年度の6.33億㌧から減少する見込みです。

◆穀物貿易量は4.06億㌧で前年度の4.17億㌧から減少するものの、
過去2番目で、輸出比率(貿易量/生産量)は16.1%となります。

かつて国際穀物市場は、生産量に対して輸出に供される量が
10%程度と限られるため、「薄いマーケット」と称されていましたが、
「厚いマーケット」に変わっています。

その背景には南米の躍進が。特に今世紀に入ってブラジルの大豆輸出が急増。
昨年度のブラジルの大豆輸出量は6190万tで米国の5579万tを抜き、
世界最大の大豆輸出国となりました。
主な輸出先は中国です。
中国の大豆輸入量は今年度9300万tに達します。

◆今年の特徴は、大豆の作付面積が8950万エーカーで
トウモロコシにほぼ並ぶことだと柴田さん。
かつてトウモロコシは「キング・オブ・グレイン(穀物の王様)」と
言われていましたが、その地位は大豆にとって代わられました。

なかでも、影が薄くなったのは小麦です。
今年の小麦の作付面積予想は4610万エーカーで前年の5020万エーカーから
大きく減少し、実に100年前の規模に縮小しています。
米国の農家の間では、儲からない小麦は、連作障害を防ぐための
ローテーション・クロップの位置付けとなってしまっています。


◆これまで4年連続の豊作続きで、今年もまた豊作予想。
5年連続の豊作は過去例がありません。
豊作による穀物価格の下落で農家の収入も減り続けています。

勿論穀物にも農家の生産コストというものがありますが、
大豆は1ブッシェル10.04ドル、トウモロコシ4.03ドル程度とされています。
現在は大豆は9㌦台、トウモロコシは3㌦台へと下落していて生産コスト割れ状態。

USDA統計局によると、主要生産18州平均の6月11日現在の
トウモロコシの生育状況は、"優"と"良"を合わせた比率が67%で、
昨年同時期の75%を下回っています。
大豆も「優+良」が67%、昨年同期の73%を下回る状態。

これはイリノイ、インディアナ、カンザス、ミズーリ、オハイオ州の
5州(全米の約3分の1を占める)が高温乾燥に見舞われ
作況指数が40~60%となっているためです。

産地が高温乾燥気味ということですが、このまま7月の受粉期にも
こうした天候が続けば、ひと相場あるかもしれません。
今後、華氏100度以上(摂氏37.8度以上)の高温に見舞われると、
トウモロコシの生育に問題が出てくる恐れがあるのです。

天候相場を前にもう1つの大きな材料は
6月末にUSDAより発表される作付確定面積です。

3月末に発表された作付意向面積は
トウモロコシ9000万エーカー、大豆8950万エーカー。
これはあくまでも農家に対するアンケート調査であったのに対し、
今回は実地調査で確定面積が発表されます。

降雨に見舞われた東部ベルトで、トウモロコシから大豆へと、
どの程度作付がシフトしたのかに注目です。

詳しくはオンデマンド放送で柴田さんの解説をお聞きくださいね。


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小次郎講師のトレードラジオ講座~先行スパン1 [大橋ひろこコラム]
2017.06/20 大橋ひろこ 記事URL

毎週火曜の小次郎講師のトレードラジオ講座/中級編.
~チャート分析を極める~がテーマです。
18:00~18:15の15分間、毎回TOCOMスクエアにて公開生放送。
(どなたで参加できます。気軽に見に(聞きに)来てください!)
生放送終了後はご来場の皆さまへ1時間程度の無料セミナーを毎週開催。
こちらも、どなたでもご参加いただけます。事前連絡、予約は不要です。

また、このトレードラジオ講座は、より深く学びたい方の為に
講義内容をわかりやすくまとめたテキストを有料販売しています。

こちらから是非お買い求めいただき、
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アーカイブはこちらから→http://blog.radionikkei.jp/trend/post_733.html
ゆっくり復習もできます。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今シリーズは半年をかけて一目均衡表を徹底マスターしていきます。

※「一目均衡表公式ホームページ」はこちら
http://www.ichimokukinkouhyou.jp/


今回は一目均衡表第12回「先行スパン1」を究めるです。

これまで、転換線、基準線、遅行スパン、先行スパン2を学びました。
一目均衡表をつかさどる5本のライン、今回学ぶ「先行スパン1」が最後ですね。

転換線と基準線の半値を26日将来に描画したものが先行スパン1です。

計算式は 転換線 + 基準線 ÷ 2 これを26日将来に描画します。

先行スパン2が長期を担当、転換線・基準線が短期・中期を担当するライン。
しかしそれぞれ描く位置が違うので比較が出来ません。
ということで一目三人は短期と中期の半値を26日先行させ、
先行スパン2と比較させたと小次郎講師。

先行スパン1と先行スパン2の間を塗りつぶしたものが「雲」と
呼ばれるようになりましたが、実は一目山人はこれを「抵抗帯」と呼んでいました。
後に雲という名称が広く定着しています。

そしてこの雲のねじれは大局トレンドの転換を表しています。

一目均衡表の各線は、押し目や戻しの限界を示しています。

転換線で反発するろうそく足は押し目もない最も勢いのある上昇相場。
基準線で反発すれば、安定した上昇トレンドの押し目となります。
先行スパン1で反発した場合の押し目は深い押し目。
先行スパン2は最後の砦。上昇トレンドはここを下抜けると終了します。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

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17年前半、過剰期待とリスク警戒剥落~年後半の注目テーマは [大橋ひろこコラム]
2017.06/15 大橋ひろこ 記事URL

2017年前半は、過剰な期待と過剰なリスクがマーケットを覆っていました。

トランプ大統領誕生で、金利上昇期待が高まりドル高が加速。原油市場ではOPEC減産への期待で先物市場には原油ロングポジションが積みあがりました。欧州ではポピュリズムが高まる中でのフランス大統領選挙のリスクにユーロ安が進みましたが、全てを通過する過程でマーケットには大きな巻き戻しが。

トランプ大統領への過剰な期待は剥落し金利は低下、ドル高からドル安へ。原油市場ではOPECの原油減産遵守率は評価できるものの、5月のOPEC総会には過剰な期待が失望へ。米国シェールの増産も重石となり原油価格は下落しています。ユーロも国民戦線ルペン党首敗退で過剰なリスク警戒ポジションが巻き戻されユーロ高へとつながりました。

結果、現在のドル建て金価格1260ドル、WTI原油価格47ドル、ドル円相場109円、米長期金利2.1%台というのは正味の世界、ニュートラルな価格と言えましょう。
さて、年後半に向けては何がテーマとなり価格はどちらへ向かうでしょうか。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は住友商事株式会社 執行役員 住友商事グローバルリサーチ 社長 高井裕之氏をお迎えしお話を伺いました。


トランプ大統領誕生に湧き、様々なイベントリスクを警戒した2017年前半が経過し
足元ではマーケットのボラティティが低下しています。
こうした値動きの背景を高井さんに解説いただき、さらには今後の注目点をお話いただきました。


原油市場はOECD在庫に注目。高井さんは米シェールは40ドルでは採算が合わないと指摘。
OPECが減産する中で原油価格は40ドル台へと下落してきていますが、
この環境が続けばシェール生産増にも歯止めがかかるとみられます。
中東リスクにも触れていただきました。カタール問題はどこを見ておけばいいのか。


また、ゴールド市場においての材料はFEDの金融政策。
6/14FOMCにて4回目の利上げが発表されました。
年内後1回の利上げ見込みとバランスシート縮小への着手も明らかとなりましたが
高井さんは、現在のインフレ率を見ると年内さらなる利上げには懐疑的。
もちろんこれは今後の経済指標を見て、ということですので、
今後の雇用、インフレ指標が力強いものとなっていけば問題ないのですが、、、。


FEDが金融市場をクラッシュさせるリスクについてお話いただいています。
低金利環境が続けばゴールドには下支え要因となりますが、
株式市場が崩れることがあれば、それは下支えではなく
リスク回避としてのゴールドの上昇要因となってきます。


詳しくはオンデマンド放送で高井さんの解説をお聞きくださいね。


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ゴールドについて、楽しみながら学ぼう!

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パラジウム上昇、プラチナとのパリティ目前の背景 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2017.06/14 大橋ひろこ 記事URL

プラチナとパラジウムの価格が、パリティ(1対1、等価)に接近しています。
プラチナのほうが高く、プラチナとパラジウムの価格は5倍程度にまで広がっていたこともありましたが、プラチナ価格はここ数年冴えない値動きが続く一方で、パラジウムの上昇が続いています。この背景には一体何があるのでしょうか。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はICBCスタンダードバンク東京支店長池水雄一氏にお話を伺いました。


パラジウム価格は16年ぶりの高値928ドルに迫る上昇となっています。
今年4月の安値から23%の上昇となっています。
プラチナの頭の重たさと重なり、プラチナとのスプレッドは現在50ドル程度。
6/9金曜日には一時30ドルまで接近しました。

足元ではリースレートが急騰中。
貴金属も通過と同じように貸出金利をともなう貸し借りが行なわれています。
貴金属を担保にして資金を貸し借りするする際の金利のことを、リースレートと呼びます。

借り手は、借りた貴金属を一旦売却して生産費用にあてる鉱山会社や
現物の売りポジションを望む貴金属ディーラーなど。

リースレートが高くなる場合はその貴金属の供給量が少ない状態。
逆にリースレートが低下している状態は供給量が多いと考えることができます。

現在、ゴールドのリースレートは0.3% プラチナは0.6%であるのに対し
パラジウムのリースレートは12%にも上昇しているのだとか。

これは、現物が足りないという状況ですね。

池水さんによりますとパラジウム2012から6年連続の供給不足に陥っています。
供給の最大手はロシアのノリリスク・ニッケル社です。
ロシアの生産はほぼノリリスク一社と言っても過言ではありません。
次いで南アフリカとなっています。
ロシアの戦略備蓄はほぼ底をついた、とささやかれていますが、
現状のマーケットを見るに、その指摘は間違ってはいないでしょう。

Nymexの在庫も1.3トンと2003年以来の低いレベルにまで減少しています。

パラジウム高騰の最大要因は供給不足である中で、ガソリン車需要が
ディーゼル車より堅調であることが挙げられるでしょう。

プラチナを触媒に使用するディーゼルエンジン車はVW車の問題などから敬遠される傾向が。
米国や中国などの自動車大国ではガソリン車が主流ですが、
パラジウムはガソリン車の触媒として使用されています。

今後のポイントは?!
また今後、パラジウム価格がプラチナを超えて上昇を続ける可能性はあるでしょうか。
詳しくはオンデマンド放送で池水さんの解説をおききくださいね。

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小次郎講師のトレードラジオ講座~三役好転・逆転の意味 [火曜・「小次郎講師のトレードラジオ講座~中級編」第1期]
2017.06/13 大橋ひろこ 記事URL

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今回は一目均衡表第11回「三役好転・逆転の意味」です。

三役好転・逆転は、一目均衡表で最も有名な売買サインとして知られいるのでは
ないでしょうか。しかしながら、その意味を正しく理解していなければ
トレードで成果を上げることはできません。

というのも、三役好転・逆転でエントリーするのは遅すぎるのです。。。

高値掴み、安値売りとなるリスクが大きいということですが、
最も有名で最も強力なシグナルとされているのに、それだけではなかなか勝てない
というのは一体どういうことでしょう。

一般的に三役好転・逆転は価格が先行スパン2、つまり雲を突き抜けたことを
差していますが、重要なのは三役が好転・逆転するまでに、きちんと
段階をきちんと踏んでいるか否かということです。

①転換線と基準線のクロス
②遅行スパンの転換
③三役の好転・逆転

レンジ相場の時はこの順の限りではありません。
そのようなときに価格が雲を抜けてきたからといって
三役好転・逆転とは言えないのです。


そして、この3つのサインはそれぞれ何を意味しているのかを
知ることが最も重要です。

短期筋、中期筋、そして長期筋の勢力の優位性を知ることができるのが
それぞれのサイン。それが理解できれば、三役のシグナルはかなり遅いと
いうことが見えてくるのです。

詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

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中国減速でCRBインデックス下落続く~ゴム相場下落もうはまだなり?! [大橋ひろこコラム]
2017.06/08 大橋ひろこ 記事URL

CRBインデックスは2017年1月196ポイントまで上昇、200の大台目前に迫っていましたが、以降下落が続き現在は175ポイント近辺まで落ちてきました。2016年1月は原油安の影響で154ポイントまで下落してから、底入れし200ポイントに迫るところまで回復していたのですが、、、。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は商品アナリスト小針秀夫さんにお話を伺いました。

CRBインデックスの低下は、コモディティ市況全般が冴えない値動きを
あらわしていますが、小針さんは中国の景気後退リスクの影響が大きいと指摘。

GDPの2.5倍に膨れあがった中国の債務総額への懸念から格付け機関が
相次いで中国の格付けを引き下げています。
シャドーバンキング問題では3750億ドル(約38兆円)の損失発生リスクがあるとの指摘も。

◆経済指標から見えてくる景気減速

 
①4月の新車販売台数は前年同月比マイナス2.2%の208万4000台。
  (前年実績を下回るのは、2015年8月以来1年8カ月ぶり)
 
販売支援のための減税が終了し今年1月からは小型車の購入税が
5%から7.5%に引き上げられました。来年は通常の10%に戻る予定で、
予定通りなら年末にかけては駆け込み需要が期待できますが、
通年では小幅な伸びにとどまる見通しです。


②4月の中国住宅価格は前年同月比+9.9%と高い伸びを維持も、
 昨年12月以降は緩やかに伸び率が低下。
 住宅販売金額は前年同期比+16.1%と昨年同期の+36.2%から大きく鈍化。


中国の成長を支えているのはインフラ投資で1-4月期は前年同期比で
18.2%増加しているのですが、地方債への借り換えが年内で一巡するため、
来年以降のインフラ投資の拡大に歯止めがかかるリスクが懸念されています。

中国の大連商品取引所で上場されている産業素材銘柄が急落しています。
下げ幅が大きいのが鉄鉱石と石炭で、鉄鉱石相場は今年2月中旬につけた
700元近い高値から続落の一途をたどり5月末までに410元近くまで下落。
石炭相場も今年4月上旬に一時トン当り1300元まで上昇していましたが、
4月中旬から下旬にかけて続落して更に5月末の取引で長大陰線を引く急落となり、
一気に1000元の大台を割り込む展開となっています。

TOCOM銘柄では天然ゴムの下落が大きいですね。

上海ゴム相場は、5月第4週から第5週にかけては顕著に下落し、
中心限月9月限は1万3000元を割り込み、年初来安値を更新しています。

IRSG(国際ゴム研究会)の統計では、2016年の中国の年間の天然ゴム消費量は
535万トンで世界消費に対する占有率は42%、同様に米国の消費量は102万トンで
占有率は8%。この2カ国で世界の半分の消費シェアがあります。


小針さんは、仮に今年の世界の天然ゴム総消費量がIRSG予想量の1340万トンとして
この2カ国の今年の天然ゴム消費量がともに前年比で4%減ったとすると、
世界の消費量は2%減となる計算、数量換算では30万トン弱の消費が減ることになる
と指摘、ゴム価格の下落はまだ止まらない可能性に言及されています。

詳しくはオンデマンド放送で小針さんの解説をお聞きくださいね。



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5年連続豊作となるのか?!冴えない大豆・トウモロコシ相場 [大橋ひろこコラム]
2017.06/07 大橋ひろこ 記事URL

穀物相場が冴えません。2016年度に生産された小麦・大豆・トウモロコシなどの穀物は豊作、4年連続で豊作となったために穀物価格は下落が続いていますが、この影響で米農家の純農業所得は2013年の1238億ドルから減少が続き2016年は715億ドルと4割強も落ち込んだと指摘されています。現在作付けが進められている2017年度生産も豊作となれば5年連続となりますが、果たして...。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はコンチネンタルライス代表の茅野信行さんにお話を伺いました。


足元ではブラジルレアルの下落、ブラジル産大豆の豊作、そして
南米産大豆の輸入を中国がキャンセルしたことなどの材料を受けて
大豆価格が下落基調。トウモロコシ価格は長期もみ合いの様相を呈しています。

大豆、トウモロコシともに米国産の作付は堅調で平年並みの進捗率。
6月半ばには大豆の作付けもほぼ終了する見込みとなっており、
全く波乱はありません。こうした中でファンド勢は大豆、トウモロコシ、小麦の
全ての穀物をショートしている状態となっています。

茅野氏は5年連続の豊作は過去に例がない中、現在までの環境にまったく
問題がないことがファンドの売りを誘っているが、天候波乱があれば
踏み上げ相場へと発展するリスクがないわけではないと解説。

6月30日にはUSDA米農務省から作付確定面積が発表になりますが、
3月末に発表された作付け意向面積とのギャップが材料となり、
例年穀物相場が大きく動くトリガーとなります。

そして迎える7月初旬の受粉期。
トウモロコシはわずか1~2週間に凝縮された受粉期の天候で
豊作となるか不作となるかが決まると言っても過言ではありません。
この時期の天候が受粉に向かなければ、相場は暴騰する可能性もあるのです。

現時点では天候リスクも予想されていないということなのでしょう。
ファンドはショートのままです。

さてここから・・・

詳しくはオンデマンド放送で茅野さんの解説をお聞きくださいね。

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小次郎講師のトレードラジオ講座~先行スパン2 [火曜・「小次郎講師のトレードラジオ講座~中級編」第1期]
2017.06/06 大橋ひろこ 記事URL

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また、この講座は オンデマンドでLesson1から全てお聴きいただけます。
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ゆっくり復習もできます。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今シリーズは半年をかけて一目均衡表を徹底マスターしていきます。

今回は一目均衡表第10回「先行スパン2を究める」です。

一目均衡表をつかさどる5本のライン。
そのうち、転換線、基準線、遅行スパンを小次郎講師に教えていただきました。

今回は先行スパン2。 

あれ?何故先行スパン1から学ばないのですか?!

素朴な疑問に小次郎講師は

「先行スパン2は半値線だからですよ。」

転換線、基準線は半値線であることを教わりましたね。
先行スパン2も半値線なのです。
転換線は短期の半値線。基準線は中期の半値線。
そして先行スパンは長期の半値線なのです。

半値線はひと目で相場水準の均衡が解る特徴がありますね。、

なかでも先行スパン2は「現在から26日後、将来に描かれている」
という特徴があります。

計算式は

(本日を含めて過去52日間の最高値+最安値)÷ 2(半値線)を26日将来に描画

この計算式が意味するところは長期(52日間)のトレンドの半値にあたる
水準を示しているということです。

一般的には先行スパン2をろうそく足が打ち破るということは
「雲を抜ける」と呼んでいます。
三役好転(逆転)を意味しているということですが、
先行スパン2にはもっと深い意味があるのです。

「予測の線」という言葉をご存知でしょうか。
先行スパン2に向けて描かれるであろうラインのことです。

予測の線、ですから、価格(ろうそく足)の今後の値動きを大まかに
予測するラインなのですが、実際にはその通りに価格が動くわけでは
ありません。その違いを見極めるために存在するラインです。

このライン「予測の線」はどのように引かれるものなのか。

先行スパン2は「最後の砦」と小次郎講師。

その意味するところとは?!
詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

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OPEC減産継続決定も米国原油生産増加続く [大橋ひろこコラム]
2017.05/31 大橋ひろこ 記事URL

5月25日開催のOPEC総会では6月末に期限切れを迎える現行減産枠を、来年の3月まで延長することを決定しましたが、WTI原油価格は前日比2.46㌦下げの48.90㌦まで急落となりました。事前にロシアとサウジアラビア間で協調減産の継続でも一致をみており,これが伝わった24日のNYMEXのWTI先物市況は51.36㌦/㌭と約1カ月ぶりの高値に上昇していたことで、価格の事前織り込みが進んでいたためですが、減産を単に延長しただけで,需給引き締めの具体策が何も示されなかったことが失望されたという側面も。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は石油ガス・ジャーナル顧問 山内弘史さんに
ここからの原油需給と今後の価格動向についてお話を伺いました。


  
事前報道には、OPECによる減産枠拡大協議への期待もありました。
しかし、前回以上の減産策提示に踏み出せなかったのはなぜでしょうか?
山内さんは米国のシェールオイル増産態勢の一層の充実と
ジリジリ増加する原油増産があるためだと指摘されます。

5月第3週の米国原油生産量は前週比1.5万㌭増の日量932万㌭。
アラスカ州の原油生産は同0.5万㌭減で,本土48州は2万㌭増。
シェールオイル生産の行われている本土が増産となっています。
48州の在来型オフショア油田の減産は続いており、
シェールオイル増産があってこその2万㌭増ということです。


EIA「7シェールの6月シェールオイル=原油生産予測によると
「5月比12.2万㌭増」掘削リグ数は増加を続けていますが、
見逃せないのが1リグ当たりの生産量,つまり生産効率の上昇です。
例えば2016年第2四半期からリグ数の増加が著しい
パーミアン・シェールでは1年前までは新規に掘削した坑井の
1リグ当たりの生産量は日量500㌭でしたが現在では700㌭と
1.4倍にもなっています。


5月25日にベーカーヒューズが発表した全米の石油稼働リグ数は
前週比2基増の722基。うちパーミアンは同1基増の362基と
その半分を占めています。1年前には137基だったのが225基の増加です。
しかもその生産効率は1.4倍。


さらに「掘削すれども生産せず」という坑井があること。
生産しようとすればすぐにも可能である坑井は5000にも上るのだそうです。


何故、生産せず待機しているだけの坑井があるのか。
米国とて原油市況は高い方がいいに決まっているというわけで
生産するタイミングをみているとみられます。
これがOPECにとっての懸念事項であり、原油が高価格となり
一斉生産が始まると,米国原油がどんどん世界へ輸出されることに。
OPECは販売シェアを奪われるリスクとなります。
これが懸念されるため、OPECは大幅減産に打って出られないと
足元を見られてしまった結果、減産9カ月延長合意も原油価格は
大きく売られる結果となってしまったのです。


OPEC内でも減産枠外のリビア・ナイジェリアの増産も続いているほか
イラクやイランも増産しており、その効果も懐疑的である面も否めません。


また、在庫も全く減少していません。
IEAは市場報告で「OECDの石油在庫は2か月連続で減少し,
3月末30億2,500万㌭になったと指摘していますが
(1月末3,290百万㌭),2016年末の2,985百万㌭がボトム。
2016年3月末は3,014百万㌭と前年同期比では増加しています。

米国の原油在庫は7週連続減少と報じられています。
実際3月31日536百万㌭から5月19日516百万㌭へと減少していますが
この時期は典型的在庫取崩し期です。
ガソリン需要期であるため、例年のシーズンサイクル。
下値をサポートすることはあるかもしれませんが、
価格押し上げ要因となるような材料ではありません。

ここからの原油価格動向は?!
詳しくはオンデマンド放送で山内さんの解説をお聞きくださいね。



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参加は無料、事前申し込み制です。
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