世界石油生産、OPECの存在感低下 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2020.01/16 大橋ひろこ 記事URL

米国とイランの攻撃の応酬で波乱の幕開となった2020年。全面戦争は避けられたことと、次の焦点となっていた米中通商交渉も15日、第1段階の合意に署名がされたことから、米国株ダウ平均は再び史上最高値を更新する相場へと回帰しています。他方、供給リスク懸念から急騰した原油は大きく下落しています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はエモリキャピタルマネジメント代表 江守哲氏をお迎えし
2020年のマーケットを展望いただきました。

OPECプラスの協調減産が相場を支えているとはいえ、
米国の原油生産量は日量1300万バレルにも上っており、
原油需給がひっ迫するリスクは大きくありません。

地政学リスクが年初原油価格を急騰させましたが、
実際に供給障害が起こったわけではない中で、
本格的リスクへと発展しなかったことから
急騰分はきれいに剥落しました。

では需給の緩い原油はさえない展開が続くのでしょうか。

これまでOPECの石油生産量は世界シェア30%を超えていましたが
今月発表されたOPEC月報では29.4%にまで低下しています。

米国が世界一の原油生産大国へと躍り出た今、
OPECの減産が原油価格を押し上げる力には限界が。

しかしながら、米国のシェール生産もコストに見合わなければ
生産を停止してしまいます。
米国にも原油価格をコントロールする力があると見ることもできますが
今年は大統領選挙年。自動車社会である米国のガソリン高は選挙にも影響が。

ここからの原油見通しを江守氏に伺っています。

また、プラチナがいよいよ動き出した?!
1000ドル大台を固めることが出来るでしょうか。
プラチナ、パラジウム、ゴールドについても解説いただいています。

詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で江守氏の解説をお聞きくださいね。

https://open.spotify.com/show/230k9NexbGZ5g1h4uBShSk

地政学リスクとゴールド~ここからの注目?! [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2020.01/15 大橋ひろこ 記事URL

2019年のドル建て金市場は、前年比241.80ドル高(18.9%高)2010年以来の堅調地合いとなりました。年末の価格水準は2012年の1,674.80ドル以来の高値を示現。2019/9/4の1,566.20ドルをピークに調整局面入りも、11/12の1,446.20ドルで底入れし、年末に向けて1,500ドル台を回復する展開となりました。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケットエッジ代表取締役 小菅 努氏にお話を伺いました。

2019年の金相場は、1)低金利環境、2)低成長環境、3)通商リスク、4)地政学リスク、
5)米政治リスク、6)ブレジグット、7)中央銀行の金買い、8)ETF市場の拡大、
9)株価の過熱感など、買い材料が山積していましたが、
特に大きな変化があったのが、7月、9月、10月の3度わたる予防的利下げ。
これによって1995年&1998年型の資産バブルをイメージする地合となりました。

2020年、年始は米国とイランの開戦リスクの高まりが金価格を急騰させました。
1/8、ドル建て金価格は1,613.30ドルにまで上昇。
これは2013年3月以来の高値となります。

戦争は、金価格に対する刺激効果が大きく、
1979年にはソ連のアフガニスタン侵攻が金価格を114%押し上げました。


戦争は敗戦国の国家システム崩壊につながる可能性があり、
法定通貨のリスクを高め、安全性を求める動きが金(最近ではビットコインも)に
対する資金シフトを促すと小菅氏。


しかし、トランプ大統領の声明によって地政学リスクの一服感から
1,550ドルの節目を下抜くところまで調整しています。


では、ここからのポイントは?!


小菅氏は実質金利とゴールドについて解説くださいました。
また、ステルスQEとゴールドの関係は?!

詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で小菅氏の解説をお聞きくださいね。

開戦リスク後退で原油・金急反落、さてここから [大橋ひろこコラム]
2020.01/10 大橋ひろこ 記事URL


2020年年明け1月2日、米国がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことを明らかにしたことと、8日、イランがイランが、イラクの米軍基地を攻撃したを受け、多くの産油国が集中する中東からの原油供給に対する不安が広がり、世界の原油市況は高騰。イランはペルシャ湾に面している国でありホルムズ海峡封鎖の懸念が原油価格を押し上げました。


しかし、8日未明のトランプ大統領の声明により、イランと米国が本格的な戦争には突入しないのではないかとの見方が広がったことで、原油価格は急反落となっています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はトウキョウ・トレーダーズ・タイムズ代表 小針秀夫氏をお迎えし
原油、ゴールド市況の現状と今後の展望についてお話しを伺いました。

小針氏は、1990年8月にイラクがクウートに進行して始まった湾岸戦争で
原油価格は20ドルから40ドルへ2倍に跳ね上がったものの、
その後の反落で再び20ドルまで下落し、行って来いとなったことなど
過去の事例から、今回も原油高は長期化しないと指摘。

地政学リスクによって押し上げられたプレミアムは
その懸念が払拭すれば剥落するということですが、
原油価格はここ1年50~60ドル台のレンジ相場が続いています。

ここからの原油価格展望を小針氏に伺いました。

そしてゴールド。
NYゴールドは今回の有事を受けて昨年の高値を抜いて
2013年以来7年ぶりの高値を示現。
東京金は1982年に取引が開始されて以来の上場来最高値を更新しました。

しかしながら、開戦はないとの安心感からゴールドは
トップアウトしたように見えます。

果たしてゴールド市況は天井を付けたのでしょうか。

小針氏に解説いただいています。
詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で放送をお聞きくださいね。

米国、イラン攻撃の応酬で原油、ゴールド急騰 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2020.01/08 大橋ひろこ 記事URL

2020年、米国大統領選挙の年となりますが、年明け1月2日、米国政府が報復空爆でイラン革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官を殺害したことを発表。今日8日早朝に、イラン革命防衛隊が米軍の駐留するイラクの基地に対してミサイル攻撃の報復を行いました。

イランは国連安保理に「戦争は求めていない」と書簡を送っていると伝えられていますが、トランプ大統領は米国時間8日午前に声明を発表するとしており、緊張の年明けとなっています。

 


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はマーケット・リスク・アドバイザリー新村直弘氏をお迎えしお話しを伺いました。

 

米国とイランの対立激化がコモディティ市場では
原油、ゴールド価格を大きく押し上げています。

 原油価格はイランを包含する有事発生によりホルムズ海峡封鎖リスクを
意識せざるを得ず、これが本格的な開戦ということになれば
アブカイク攻撃時に試したWTI価格で75ドルをトライ、
90ドル程度まで上昇する可能性が否定できません。

貴金属は米・イラン情勢の緊張を受けた原油価格の高騰が
実質金利を押し下げており、金銀とも年初から大幅な上昇となっています。

現在実質金利から乖離して上昇しているいわゆる「リスクプレミアム」は
1月8日275ドルとなっています。
(※放送中の375ドルというのは言い間違いとのことです。訂正させていただきます。
ちなみに平常時でも平均的に150~160ドルはプレミアム状態にあるそうです、、、)

仮に地政学的リスクがすべてなくなれば、この分が剥落すると考えることができます。

 しかし、米中の今後が不透明であり、中東情勢も不安定で、
ブレグジットも無秩序離脱の可能性が排除できないこと、
といった目に見える地政学的リスクは多く、
完全に剥落するような相場にはならないと思われます。


仮に米国とイランの戦争リスクが顕在化しない、という前提で考えると
世界景気の動向は、各国の製造業PMIを見るにまだ世界経済は底入れしていません。

米国の重要なマインド指標であるISM製造業指数は12月予想外に悪化し、
2009年のリセッション以来の低水準となっています。

ただし、今年は大統領選挙年。
昨年クドロー米国家経済会議委員長が発言しているように
夏頃に中所得者層を対象とする減税が行われるとなれば、
景気循環と関係なく米経済が過熱する可能性も。

新村氏には、米国とイランの報復の応酬と原油、ゴールド価格、
また、こうした有事のリスクを排除した場合の景気循環から見た
コモディティ市況についてお話を伺っています。 

足元では、トランプ大統領からの声明待ちではありますが、、、

詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で新村さんの解説をお聞きくださいね。

https://open.spotify.com/show/230k9NexbGZ5g1h4uBShSk
2020年に向けて金、原油 R・メリマンフォーキャスト [大橋ひろこコラム]
2019.12/26 大橋ひろこ 記事URL

サイクルとアストロロジーで読む原油と金の動向

12月25日、レイモンド・メリマン氏の『フォーキャスト2020』の日本語版が発売されました。

また、26日、メリマン氏独占インタビューを交えた音声版フォーキャストも発売開始。

この番組でも触れましたが今年6月のNY金の上値抵抗突破はメリマン氏の2019年の予測が的中したうちの一つでした。9月にトップアウトし3か月に及ぶ調整を強いられていましたが、24日、再び1500ドル大台に回帰する大きな上昇を見せています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は投資日報社の林知久氏をお迎えしお話しを伺いました。

12月24日の上昇によって、11月の安値水準である1,450㌦、
更にここ数カ月の値動きから1,480㌦が目先のサポートとなってきます。

メリマン氏は『フォーキャスト2020』の中で
2019年12月±3カ月の何処かで「16カ月サイクル」のボトムをつけるとしています。
林氏も11月安値が16カ月サイクルボトムであった可能性を指摘しており
9月の高値水準である1,560㌦を目指すかこれを上回る展開が
来年の春ごろまでに出現すると解説くださいました。

逆にここから1,480㌦を割り込んだら見方を転換。
1,350㌦を目指すような弱気相場が最長来年3月まで続くとしています。


また、林氏は前回出演の9月26日に、原油相場について日柄と値幅の観点から
「遅くても10月下旬までに最悪50.00~50.50㌦付近でボトムをつけるだろう」
と解説くださいましたが、10月3日に50.99㌦を形成後に反発。
クリスマス直前に60㌦台を回復する上昇相場に転じています。

NY原油自体は15~23週間隔で安値をつける傾向があり、
12月第4週は10月安値から12週目。
現行相場は5~7週程度のサブサイクル3つで構成されており
11月20日の安値で最初のサブサイクルボトムをつけた公算が高いそうです。
12月第4週はそこから5週目なので、
日柄的には今後2週間以内に2番目のサブサイクルボトムが出現する公算。
11月安値が割り込まれる事がない限り、押し目買いポイントになります。
次は2018年10月の76.90㌦を試す可能性も。

目先想定される安値は57~58㌦。オーバーシュートで55㌦とのこと。


アストロロジーに関して、メリマン特番では土星を取り上げました。
来年1月13日の土星・冥王星コンジャンクション(0度)を含めた
「山羊座のステリウム」は超長期的な歴史の転換ポイント。


目先、ここ数カ月の相場と関連性がありそうな時間帯は
米国時間で2月16日~3月10日あたりまで続く水星逆行と、
3月21~31日に出現するヘリオ射手座ファクター。

どのようなことに注意が必要なのかについては
Spotifyのポッドキャスト配信で番組をお聞きいただくか

メリマンフォーキャストをお読みいただくか、
投資日報社のHP(https://www.toushinippou.co.jp/)をご覧ください。

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門倉貴史氏に聞く2020年の世界経済 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2019.12/25 大橋ひろこ 記事URL

メリークリスマス!

2018年のクリスマスは株式市場が暴落に見舞われ大荒れでしたが、2019年は静かにリスク選好相場のまま年末を迎えそうです。ダウ工業30種平均は連日のように過去最高値を更新していますが、株価が示すほどには実体経済がいいわけではなく、理論値と実績値に20%ほどの乖離がある?!2020年までこの相場続くでしょうか。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はエコノミスト・Brics経済研究所代表 門倉貴史氏をお迎えし
2020年のマーケット展望をいただきました。


米中貿易協議で第1段階の合意には達したものの
表面的・部分的で包括的な合意とはほど遠いのが実情です。
この問題はかなり長期間にわたってくすぶり続けることで
企業家の心理が悪化し新規の設備投資抑制、製造業の生産停滞により
景気は減速するリスクが大きいと門倉氏。


中国の景気も急激に悪化しており、昨年2018年はは6.6%成長で
28年ぶりの低成長でしたが、今年2019年は6%台前半まで低下する見込みです。
来年2020年はさらに5%台後半まで落ち込むとみられます。


これまで中国で活動していた企業が関税のかからない中国以外の国に
生産拠点をシフトする流れから、中国国内の雇用環境が悪化し、
消費も低迷しています。
国政府が発表している失業率の数字は5%程度ですが、
実態は15%を超えている可能性が大きいと解説くださいました。


そして20年東京オリンピックというビッグイベントを控える日本。
下支え要因としては事業規模26兆円の財政面からの景気刺激策が
あげられますが、この数字は民間資金も含めたもので、
政府の財政支出は4兆円程度。通常の補正予算規模とそれほど変わりません。
内容としては5Gの通信インフラ整備など中長期のプロジェクトが多く
即効性に疑問も。

また東京都の試算(2017年3月)によると、
今回の五輪開催で32・3兆円の経済効果が見込めるとの試算がありますが
これは2013年から2030年までの18年間の累計額。
1年あたりでみれば1.8兆円程度です。


そして一方、景気の下押し要因はやはり今年10月に始まった
消費税率の10%への引き上げ。
消費者は節約意識を強めてきており、東京オリンピックが終わった後に
景気が低迷する可能性は高いのですが、年前半は日本株が大きく上がる可能性に言及。

米国は今年利下げに踏み切りました。世界的な金融緩和局面が続くことから
過剰流動性マネーが出遅れていた日本株に向かう可能性もあると門倉氏。

ただし、それも年前半まで。
その後、ゴールドが魅力を増す可能性についても解説いただきました。

詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で門倉さんの解説をお聞きくださいね。

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貴金属市場の動向と今後の見通し [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2019.12/19 大橋ひろこ 記事URL

金価格、すっかり小動きですが高値圏を維持しています。

2019年6月のFOMC終了後、米利下げを示唆するコメントが出され、7月のFOMCで10年半ぶりの利下げが実施されました。2016年春から続く、金融引き締め政策が終焉したことで、金価格が上昇を始めます。9月に開催されたFOMCでは追加利下げが見送られるも、10月29、30日のFOMCでの追加利下げ実施で、今年は3回の利下げが行われました。


皆さん、ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はみんかぶ商品調査部門アナリスト 森成俊氏をお迎えし
貴金属市場の動向と今後の見通しを伺いました。

10月のFOMCで年内の利下げ打ち止めとの見解が示され、
12月11日のFOMCで追加利下げが見送られたことで
利下げを材料にした金高とはなっていませんが、
今後の利下げよりも、利上げにハードルが高いとの見方が広がり、
これが一段の株高をもたらしています。

米10年債の利回りは8月27日には1.50%割れまで低下しましたが
12月半ばには1.8%にまで上昇してきました。
しかしながら、2018年10月には3%台にあったことを考えれば
低金利状態にあります。

この低金利環境は金市場にもサポートとなっています。
NY金先物市場では大口投機家の買い越しは、2019年4月23日時点で
3万7,395枚まで急減していましたが。FOMCで金利引き下げが示唆されると、
買いが膨らみ、9月24日時点では31万2,444枚まで拡大しています。
その後、中東情勢の落ち着きから25万枚台に縮小したものの
10月から12月初旬にかけ再び増加傾向となり、
12月3日時点で29万0,705枚まで増加しています。

森さんに、ここからの展望を伺いました。

また、12月に入って南アフリカの豪雨の影響で
国営電力会社のエスコムが電力供給を停止するなどの混乱から
プラチナ価格が上昇する局面も。
プラチナと金の価格差は縮小するでしょうか。


詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で森さんの解説をお聞きくださいね。

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雌伏の時を経て~2020年の金価格展望 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2019.12/18 大橋ひろこ 記事URL

9月、米10年債利回りが1.5%割れまで低下するとNY金は1566ドルの高値を示現。これが今年の高値となってしまうでしょうか。米中「部分合意」観測が浮上して以降、金価格はそれまでの1480~1520ドルから1450~1480ドルにレンジ切り下げています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は金融・貴金属アナリスト亀井幸一郎氏をお迎えし
「2020年のNY金、どう読む」をテーマにお話しを伺いました。

足下では米国の指標の改善などを受け(製造業ISM以外)
米国株3指数11月以降連日の過去最高値更新するなど
リスクオン環境にある金融市場。
しかしながら、教科書的に株価とは逆相関であるとされる
金価格は高値圏を維持し続けています。

米中を中心とした通商・外交上の強硬スタンス、
また、弾劾裁判が増幅させる通商・外交リスクなど
「トランプリスク」は投資家らのヘッジ姿勢を崩さぬ一因ですが
亀井さんは、FRBの金融政策も金高の背景だと指摘。


FRBは19年、3回にわたる予防的な利下げを実施しただけでなく
短期金融市場への資金の大量供給を実施しています。
2カ月半で3000憶ドルほど供給していますが
このままいくとバランスシート縮小前の水準を超える日も
そう遠くありません。


足下では、これを材料にリスク資産に資金が流れ込んでおり、
決して間違った政策ではないのですが、この正しいとされる政策が
次の過ちにつながって来た過去30年を振り返り、
株高こそが、この先の大きなリスクとなっていると亀井さん。


ここからの注目指標として、亀井さんは
景気拡大の終わりを見極める上で、雇用(NFP)の増加ペース、
(個人消費に悪影響)
また、格付けトリガーに注意が必要だと解説くださいました。


超低金利下で自社株買いの原資調達のために
社債発行(負債の拡大)を急増させた一般企業の企業格付けが
格下げされ、リスク許容度に変化が生じれば
年金など機関投資家らは保有資産から
格下げされた資産を外さねばなりません。
格付けトリガーについて、そして2020年の金価格展望は
Spotifyのポッドキャスト放送で是非、亀井さんの解説をお聞きくださいね!


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金と原油相場、2020年に向けて [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2019.12/12 大橋ひろこ 記事URL

作晩のFOMC、そして今夜のECB理事会と欧米の金融政策会合がある今週のマーケット。


しなしながらイギリスの総選挙、米中による制裁・報復関税の引き上げ予定というビッグイベントを控えて、各マーケットとも膠着状態にあります。

皆さん、ご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は三菱UFJリサーチ&コンサルティング 主任研究員 芥田知至氏にお話しを伺いました。

今年の金相場は、9月4日に1557ドルと
6年ぶりの高値をつけるところまで動意づきました。

米国の金融政策が引き締め方向から緩和方向に転じたことが背景ですが、
その後、金相場は頭打ち状態にあります。

昨晩の、12月のFOMCではパウエルFRB議長の会見がハト派的と
受け止めた資金が金市場に流れ込みましたが、
トレンド化するほどの値動きではありません。

足下では米中貿易協議が進展するとの期待感が
リスク資産全般の買い材料となり、
安全資産である金には売り材料となっています。

米国による対中制裁関税「第4弾」の残りの部分の
発動予定日が12月15日に迫る中、
事態の帰趨が見極められない状態が続いています。


芥田さんは2020年の金相場は底堅い推移が見込まれると解説くださいました。
米国の金融政策は、一段の金融緩和は見込まれないものの、
引き締めに転じるまでにはまだ時間を要すると考えられ
緩和的な金融環境の継続が見込まれることが下支えすると指摘。


米国の大統領選挙を控える中、米中貿易摩擦への懸念はやや後退する可能性も
ありますが選挙後に対立が再激化するとの懸念は残るため、
大幅な金売りにもつながりにくい?!


野党・民主党は、年内にも下院で弾劾訴追に踏み切る構えで、
その後、上院で弾劾裁判が開始されます。
上院の3分の2以上が弾劾に賛成する可能性は低いとみられますが、
大統領選挙に向けてイメージ・ダウンが大きいと、
トランプ氏再選の見通しが後退する可能性も出てきます。


民主党の大統領候補が小粒であり、トランプ氏が優位との見方が多いのですが
トランプ氏不利との見方が強まれば、大型減税の撤回などが連想されることから
リスク資産売り・安全資産買いにつながる可能性は否定できません。

芥田氏には原油相場動向についてもお話しを伺いました。

詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で芥田氏の解説をお聞きくださいね。

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OPEC総会直前、原油価格動向~ゴム高騰は継続するか [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2019.12/05 大橋ひろこ 記事URL

前回11月ご主演時に、ゴム価格の上昇の背景に「アフリカ豚コレラ」の拡大がある、と指摘されたトーキョー・トレーダーズ・タイムズ代表の小針秀夫氏。

調整局面の金、上昇開始したゴム、その裏に...。
http://blog.radionikkei.jp/trend/date/20191114/


以降もゴム価格上昇は続いています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。


今日はここからのゴム市況について小針氏に伺いました。


シカゴ大豆オイルは今年2月以来の高値圏で推移しています。
足元は大豆相場の下落に連動して下落しているものの
11月に一時32セントまで上昇し
今年5月の安値26セントから2割強の上昇を見せています。

豚コレラの影響で中国が大豆油など食用油の輸入を
増やしていますが、調査会社オイルワールドによると
中国は2018年10月~19年9月、
大豆油やパーム油などの食用油を1167万トンと
前年度よりも25%多く輸入したと公表しています。

ブタの飼料になる大豆の輸入が減り、
大豆を加工する大豆油の生産量が減っているのを
輸入で補っているのです。

また中国の品目別の輸入量で、大豆油は82万トンと
前期比で約2倍に拡大。パーム油も同2割増。

アフリカ豚コレラは18年8月に中国で初めて発生が
確認され、19年春までに全土に広がっています。農
業農村省によると、中国全体で豚の飼育頭数は8月、
前年同月に比べ約40%減っているとか。
今後も中国での感染が拡大した場合、
中国による食用油の輸入が増えるのは必至とみられます。


豚コレラの影響が予想外にも、米国産大豆油高、
パームオイル高につながり、これが天然ゴム相場の上昇にもつ
ながるという構図となっていますが、
このところ、コーヒーや粗糖などの農産物相場が
急上昇していることも、ゴム市場にも連想買いを誘う流れに。

また、小針氏には原油価格動向についても伺っています。
詳しくはSpotifyのポッドキャスト配信で小針氏の解説をお聞きくださいね。
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