天然ガス急騰急落の裏に~中国の景気とエネルギー政策 [大橋ひろこコラム]
2019.02/14 大橋ひろこ 記事URL

原油相場は昨年10月から昨年12月までの下げ幅に対して、ほぼ3分の1戻りが達成され、なお上値を模索しているように見えます。原油相場の需給はOPECプラスの減産に対し、米国が大増産中であることに加え、需要面では最大の買い手である中国の景気失速が懸念される状況にあります。

原油価格はこのまま続伸するでしょうか。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はトーキョー・トレーダーズタイムズ代表小針秀夫氏をお迎えしお話しを伺いました。


小針氏の解説で興味深かったのが、天然ガス相場の急落です。

2018年11月の5ドル/BTUから2019年2月には2.5ドルへ下落とほぼ半値に沈みました。

近年、中国は天然ガス輸入を増やしてます。
これまで中国の最大のエネルギー源は石炭でした。

2017年時点の中国の石炭消費量は約38億トンで世界全体のおよそ半分を占める規模。
しかし生産量は35億2000万トンで、足りない分の2億8000万トンは輸入に依存しています。

この中国の石炭の需給規模は2013年にピークを迎え、
以降現在に至るまで漸減の傾向をたどっています。

背景には中国の脱石炭エネルギー政策が。

中国は深刻な大気汚染問題を抱えていますが、
その汚染の原因は石炭利用と自動車の排気ガスであるため、
一次エネルギー利用として石炭からクリーンエネルギーである
天然ガスにシフトさせ、また自動車の分野においてもガソリン車から
電気自動車(EV)へ切り替える動きを加速させています。


2016 年に発表された中国の「エネルギー発展第13 次5カ年計画」では、
エネルギー源を石炭から天然ガスへ切り替え、
2020年の一次エネルギー消費に占める石炭比率を58%以内に抑制する一方、
天然ガス比率を10%まで引き上げる方針が掲げられています。


中国税関総署によると、2017年の天然ガス輸入量は3810万トンで過去最高、
前年比で5割の急増となりました。
2018年も輸入の増加ペースが維持され、5400万トンに達して前年比で約4割増。

国際エネルギー機関(IEA)の2018年天然ガス報告によると、
2023年までに中国の天然ガス需要は60%増加することが見込まれるとしています。

にもかかわらずNY市場の天然ガス相場は顕著に下落する場面を迎えているのは何故でしょう。

中国がこれまでのスポット契約から長期契約に切り替えたことや
暖冬によって消費そのものが減って在庫が積み上げているといった背景もありますが
やはり原油市場と同様、中国の景気後退に伴う同国の消費の縮小にあるのでは、、、?!


詳しくはオンデマンド放送で小針さん解説をお聞きくださいね。

OPECプラスの減産VS米シェール増産 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2019.02/13 大橋ひろこ 記事URL

2019年WTI原油価格は、1バレル=47ドル台でスタート。11日には53ドル台まで上昇しました。年末にかけ売られ過ぎていたものが買い戻された面も強く、足元は強弱材料が拮抗した状況にあります。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は資源・食糧問題研究所 代表 柴田明夫氏をお迎えし2019年の原油価格を展望いただきました。



OPECは1月18日、非加盟国を含めた減産量の国別割当て幅を発表しました。
主要国の10月基準からみた減産幅は、、

サウジが32.2万B/D(1063.7⇒1031.1)
イラク14.1万B/D(465.4⇒451.3)
UAE9.6万B/D(317.7⇒308.1)
クウェート8.5万B/D(275.3⇒266.8)
ロシアについては23万B/D(1161⇒1138)が明示されました。

今後3月18日に減産合意の履行状況を監視するJMMC(共同閣僚監視委員会)を開催。
4月17-18日に臨時総会を開催することとなっています。

ロシアの存在感が大きくなっていますが、柴田さんは「OPECプラス」
(露を中心とする産油国10カ国)で新たな石油カルテルへのシフトが
市場価格に影響を及ぼすものとして、
米政権は「OPECプラス」による生産調整が不当な価格操作にあたるとして
反トラスト法(NOPEC: No Oil Producing and Exporting Cartel)
制定の動きがあるようです。



一方で米国の原油生産量は拡大を続けています。
米エネルギー情報局(EIA)の1月の短観で、米国の2018年の原油生産量が
前年比160万B/D増加し、1,090万B/Dの過去最高水準になったことが確認されました。
サウジ、ロシアを抜いて1971年以来48年ぶりに
世界最大の産油国に返り咲いたことになります。


2019年には1,210万B/D、2020年には1,290万B/Dに達するとの見通しですが
この約7割(800万B/D強)は、シェールオイルの増産によるものです。


しかしながら現在の米国の原油生産を支えているのは、パーミアンのみで、
パーミアンを除くと優良な鉱区はほぼ開発し尽くされ、
新たな開発投資が進んでいないのが実情で、将来的にはシェール生産は
先細りとなる可能性が高いと柴田氏。
これは、将来的に原油価格の支援材料となってきます。


需要面では中国の景気減速と石油需要に注目が集まっています。

中国は世界最大の原油輸入国です。
OPEC統計によると中国の原油輸入量はWTOに加盟した2001年以降一貫して拡大し
2017年には894万B/Dに達しました。
中国国内の石油消費量が2019年には1,300万B/Dに達する見通しです。


米中貿易戦争や米国の対イラン制裁を懸念して戦略備蓄を積み増す意図もあってか、
中国の原油輸入量は2018年1月には957万B/D、6-11月平均では過去最高の
1,050万B/Dと不足分を大きく上回る形で過去最高を更新しており
足下では心配することはないようですが、中国経済の先行きに不透明感から
旺盛な原油輸入がいつまで続くのかが懸念されているのです。

中国12月の貿易統計では、輸出・輸入とも前年比で大幅なマイナスとなりました。
2018年の自動車販売台数は1990年代以降初めて減少しています。
中国だけではありません。
国際通貨基金(IMF)は1月21日、2019年と20年の世界経済見通しを各3.5%、3.6%とし、
昨年10月の予測から各0.2ポイント、0.1ポイント下方修正しており、
世界経済の減速も懸念され始めています。


2019年の原油市場は、「OPECプラス」の減産による需給引き締め効果と
世界経済の減速に伴う需給緩和懸念との綱引きとなりそう。

今後の価格展望は?!

詳しくはオンデマンド放送で柴田さんの解説をお聞きくださいね。

小次郎講師のトレードラジオ講座~適切な取引量、ユニット計算 [火曜・「小次郎講師のトレードラジオ講座2018~入門編」第3期]
2019.02/12 大橋ひろこ 記事URL

毎週火曜の小次郎講師のトレードラジオ講座!
2018年度は「入門編」投資における基本を学んでいます.
12月11日から第3期シリーズがスタートしています。
2019年3月までで第3期シリーズをマスターしましょう!

第3期テキストはこちらからからDLできます。(有料)
https://radionikkei.shop-pro.jp/?pid=137809743

詳しいカリキュラムとオンデマンド等のアーカイブは
こちらのページをご覧ください。
http://blog.radionikkei.jp/trend/2018_14.html


放送は毎週火曜日18:00~東京日本橋TOCOMスクエアから
公開生放送でお送りします。

生放送の観覧は無料ですので、お気軽にTOCOMスクエアまで!
また、生放送終了後、TOCOMスクエアで無料セミナーを開催。
題して「TOCOM投資スクール」2018年度開校です。
小次郎講師から直接投資レクチャーが受けられるセミナーが
無料です。皆様是非TOCOMスクエアにお越しくださいね。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はLesson9「適切な取引量ユニットとは?」です。

資金管理の重要性はわかっていても、具体的にどのように
すればいいのでしょうか。

小次郎講師がズバリ教えてくださったのは

①トレード当たりの適正リスクを知り、それに沿ったトレードをすること。

②最大トレード時の適正リスクを知り、それに沿ってトレード量を調整すること。


そのために知らなくてはいけないのが、
取引対象銘柄のリスク。
そのリスクを知るために「ATR」を計算し把握することが必要だ、
ということは前回放送で学びました。

適正リスクを知るためには、投資用資金を明確にしたうえで、
投資用資金の1%がいくらなのかを知ることから始まります。

投資用資金に対しての1%が1トレード辺りの1日の最大許容リスク。
そして2%が1トレード辺りの最大許容リスクです。

1%といってもその金額は人それぞれ。
1回の取引が必ずしも1銘柄であるとは限りません。

1回の適正取引サイズを「1ユニット」と呼びます。
これはFXでも個別株でも先物取引でも考え方は同じ。
ユニット計算は共通です。

ではそのユニットの計算方法は?!


詳しくはオンデマンド放送で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

1300ドルに乗ってきた金価格の今後 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2019.02/06 大橋ひろこ 記事URL

6日、日本時間に延期されていたトランプ大統領の「一般教書演説」がありました。 2回目の米朝首脳会談の発表などありましたが、トランプ大統領はメキシコ国境の壁は建設すると明言。現在2月15日までのつなぎ予算で政府機関のシャットダウンは解除されていますが、それまでに話はつくのでしょうか。インフラ建設については、民主党ペロシ氏も拍手を送るなど、反対というわけではないことが伺えます。米国の財政拡大する一方、赤字削減に貿易問題で強硬姿勢をとるというトランプ大統領の政策ですが、長期的には不確実性の高まりを感じさせるものです。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は金融貴金属アナリスト 亀井幸一郎氏にお話を伺いました。


1月FOMCは想定された以上のハト派的内容となったと亀井氏。
声明文から「さらなる何度かの利上げ(が適切)」との表現が削除。
忍耐強くなれるPatient文言が入り、「利上げ局面における一旦停止」ではなく、
「いったん利上げ終了」という印象のものとなりました。

「バランスシートの縮小」についてはも、柔軟性をもって対応すると
利上げの停止のみならず資金回収(量的引き締め、QT)も
オートパイロットではなくすことを示唆しました。
これは満額回答以上の内容で、金市場には強力なサポート要因。

ゴールド価格は大きく上昇となりました。

このFRBの金融政策の修正、転換について亀井氏は
ポイントは「インフレ率」だと指摘。
ジョージ・カンザス連銀総裁、メスター・クリーブランド連銀総裁など
典型的なタカ派がハト派に転じた理由とも思われるのが、インフレ率です。
年後半から来年以降の景気の減速、あるいは後退期の対応策を
視野に入れているFRBはデフレへの警戒を強めているようです。
インフレ率が安定的に2%超える環境が整うまで利上げは見送られる可能性も。


また、ワールドゴールドカウンシル発表の2018年の
世界の中央銀行の金購入は651トンと過去2番目の高水準となりました。
これは前年比74%増です。


上位はこの数年の常連国 ロシアの274㌧ 、
13年連続増で2113㌧に金準備が積み上がっています。
この中銀の買いが、ドル高となった2018年の金価格を下支えしたと
みられます。ここからの価格見通しは?!
詳しくはオンデマンド放送で亀井さんの解説をお聞きくださいね。

小次郎講師のトレードラジオ講座~資金管理の基礎、ATR [火曜・「小次郎講師のトレードラジオ講座2018~入門編」第3期]
2019.02/05 大橋ひろこ 記事URL

毎週火曜の小次郎講師のトレードラジオ講座!
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皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はLesson8「資金管理の基礎、ATR」です。

資金管理で最も重要なことは何でしょうか。

まず、投資に使える資金がいくらなのかを明確にすることから
始まりますが、それを取引にすべて使ってしまっても良いでしょうか?!

何かを買ったり(売ったり)した際に、
思惑通りに利益になるとは限りません。
逆方向に動けば損失が生じることとなります。

それを考慮し、口座に準備した資金のうち、
どの程度の資金を使って取引すべきなのでしょう。

小次郎講師は、取引対象銘柄の値動きを知ることが重要だと説きます。

まず、平均的な1日の値動きを把握してください。

これを「ATR」と呼びます。

ATRは計算で簡単にはじき出すことができます。

(当日高値-前日終値)
(前日終値-当日安値)
(当日高値-当日安値)

上記計算式の答えで、「最大の値」となったものが
1日の最大値動き(TR)です。

Aはaverage、TRの平均、という意味です。

上記の計算式で算出された「TR」を「A=平均化」します。

ATR=(前日のATR×19+当日のTR×2)÷21

これが、取引する銘柄の平均的な1日の値動き。

逆方向に動いた時の1日の最大のリスクとなるのです。

ATRを知ることで、適切な取引量を知ることができます。

詳しくはオンデマンド配信で小次郎講師の解説をお聞きくださいね。

ドル指数のサイクルからNY金を読む [大橋ひろこコラム]
2019.01/31 大橋ひろこ 記事URL

1月25日のNY市場でドル建て金先物市場が急伸、1月の上値抵抗であった1,300㌦を突破し1,320㌦台に到達しました。一方でドル指数は1月10日から反転上昇基調に入っていましたが、1月27日に95.86~96.04へとギャップダウン。1月10日の安値を試しにかかっています。

皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日は投資日報社 林知久氏に「ドル指数のサイクルからNY金を読む」をテーマにお話しを伺いました。

投資日報社出版の『フォーキャスト2019』(レイモンド・メリマン著)では、ドル指数は「16.5年サイクル」が存在していると定義されています。2008年8月から始まった16.5年サイクルは今年の8月で11年目に突入、2017年1月103.82で天井をつけ、2024年前後で出現するであろうボトムに向けて下降中です。つまり、まだまだドル安のサイクルの中にあるのです。



しかしながら2018年はFRBの利上げとバランスシート縮小政策もあってドル指数は強含み、2018年2月の安値88.25から12月の高値97.72までは10%強(9.47ポイント)の上昇となりました。


まだ高値圏での持ち合いにも見えますが、ポイントとなるテクニカルの節目はどこでしょうか。
週足サイクル、テクニカル分析から林氏に伺っています。

ドル指数が下落過程にあるなら、逆相関関係にある金価格にはプラスに働きます。
林氏は前回出演時、「NY金は昨年8月16日の安値で長期相場サイクルの底を打った」
と指摘されましたが、実際に金は新高値更新の上昇トレンドを継続しています。


NY金は15~21週周期で安値をつける事が多いとのことですが、
最近は日柄が短縮したり延長したりする歪みが頻繁に出現していると林氏。
これは長期相場サイクルがボトムをつける際に出現する傾向があり、
目先の上値抵抗を突破した現在、昨年8月安値が長期相場サイクルボトムであった事を
裏付けると解説くださいました。

次の目標は2016年以降1,365~1,375㌦前後に存在している長期上値抵抗で
これを突破すると、相場は今年から来年にかけて一気に1,500㌦を目指す可能性も。

ただし、2018年8月からの上昇に押し目らしい押し目がないことが懸念材料。
押し目を待ちたいところですが、アストロロジー面では金星の動きに注目とのこと。

詳しくはオンデマンド配信で林氏の解説をお聞きくださいね。

世界の石油・ガス市場構造が大転換した2018年 [コモディティの見通し(大橋ひろこ)]
2019.01/30 大橋ひろこ 記事URL

 2018年初頭、米国はサウジアラビア・ロシアを抜いて原油生産世界一に躍り出ました。米国原油生産は2017年は930万㌭/日でしたが、2018年通年で1,090万㌭/日にも達しています。12月単月では1,166万㌭/日で前年同月比16.1%増。月間生産量過去最高となりました。米国原油生産は12月まで5カ月連続1,100万㌭/日超となっており拡大傾向が続いています。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今日はエネルギー情報ネットワーク 山内 弘史氏にお話しを伺いました。


サウジ,ロシアの原油生産は横ばいで米国だけが
大幅な増産を続けておりEIAは2019年、米国産油量が
1,960万㌭/日にも上ると予想しています。



さらに昨年の11月24~30日の週、
新たな石油時代を象徴するような事象が明らかになりました。
米国の原油輸出量が320万㌭/日、石油製品輸出量が585万㌭/日となり、
合わせた石油輸出量が905万㌭/日にも上ったのです。


この週の米国の原油輸入量は722万㌭/日、
石油製品輸入量が162万㌭/日で計884万㌭/日ですので
輸出が輸入を21万㌭上回りました。
つまり、米国が史上初めて「石油のネット(純)輸出国」となったのです。


 
では、この原油は誰が買ってくれるのでしょう。


中国を無視するわけにはいきません。
2017年の中国の原油輸入量(グロス)は840万㌭/日。
(米国は790万㌭/日)。原油輸入量世界一です。


一方で、中国の国内原油生産量は減少が続いています。
減産とは裏腹に中国の石油需要は2017年、
前年比3%(40万㌭/日)増の1,320万㌭/日に増えています。


2016年、中国の最大の原油輸入国はサウジでしたが、
2017年にはロシアがサウジを抜きトップに躍り出ました。
2017年から中国は米国からの輸入を大幅に増加させていますが、
2017年から2018年8月までは,中国が米国原油の第2位の仕向け先です。
中国がカナダ以上に米国のお得意さんなのですが、、、


米中貿易摩擦で足下では中国は米国産原油を輸入していません。
2018年1月に、ロシアの2009年末に敷設された極東向け原油の
EPSOパイプライン(東シベリア~コズミノ)が拡張され、
原油輸送能力が従来の2倍の60万㌭/日に大幅増加しました。
このパイプラインで中国北東部の新規製油所にも
シベリア原油が輸送されるようになっており、
中国は原油の買い付け先を多極化しており、米国依存は低下しているのです。


2017年の中国の原油輸入量の56%はOPEC諸国からでしたが、
2012年67%をOPEC諸国に依存していたことを考えると
5年間で中国のOPEC依存度が大幅に低下しています。


中国が米国やロシアからの原油を更に増やしていく状況で
とてもOPECプラスの協調減産が長期的に維持されるとは考えにくいだけでなく
米国のシェールオイルの継続的増産、中国の原油輸入の今後の更なる増加とい
う国際石油市場の構造的変化の下、OPECやサウジが市場を支配する余地は
一段と縮小されていくとみられます。
となると2019年の原油市況は、、、、


詳しくはオンデマンド放送で山内氏の解説をお聞きくださいね。

 

 

小次郎講師のトレードラジオ講座~タートルズとは?! [大橋ひろこコラム]
2019.01/29 大橋ひろこ 記事URL
毎週火曜の小次郎講師のトレードラジオ講座!
2018年度は「入門編」投資における基本を学んでいます.
12月11日から第3期シリーズがスタートしています。
2019年3月までで第3期シリーズをマスターしましょう!


第3期テキストはこちらからからDLできます。(有料)
https://radionikkei.shop-pro.jp/?pid=137809743

詳しいカリキュラムとオンデマンド等のアーカイブは
こちらのページをご覧ください。
http://blog.radionikkei.jp/trend/2018_14.html

放送は毎週火曜日18:00~東京日本橋TOCOMスクエアから
公開生放送でお送りします。

生放送の観覧は無料ですので、お気軽にTOCOMスクエアまで!
また、生放送終了後、TOCOMスクエアで無料セミナーを開催。
題して「TOCOM投資スクール」2018年度開校です。
小次郎講師から直接投資レクチャーが受けられるセミナーが
無料です。皆様是非TOCOMスクエアにお越しくださいね。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回はLesson7「タートルズとは」です。

タートルズ?!
そんなタイトルの亀の映画があったっけ、、、

じゃなくて。

タートルズの大実験は、
1980年に実際にあった世紀の大実験、実話です。

2人の天才トレーダー
リチャード・デニスと
ウイリアム・エックハートがある時、賭けをしました。

天才トレーダーは教育によって生み出せるのか。
2人の意見は対立。
その時に2人が食していたのが亀のスープ。
だからタートルズ、、、、スープの名だったとは。

教育によって天才トレーダーは生み出すことができるのか。
2人は新聞広告で20名ほどのズブの素人を集めトレードスキルを伝授。
1人当たり1億円の運用資金を与えるという実験を行いました。

世界のトレーダーが注目したこの実験、結末は・・・?!

この実験は4年間継続されました。
その間の募集された素人トレーダーの一人当たり平均パフォーマンスは
なんと80%。数学者であったウィリアム・エックハートの平均年間
パフォーマンスは60%ですが、、、。

勝ち組トレーダーは育てることが可能である、ということを実証した
タートルズの大実験ですが、
小次郎講師は日本のタートルズの投資手法研究の第一人者です。
その極意を伺いました。

詳しくはオンデマンド配信で小次郎講師のお話しをお聞きくださいね。

2019年、世界景気とコモディティ [大橋ひろこコラム]
2019.01/24 大橋ひろこ 記事URL

銅は2017年に電気自動車(EV)関連商品の一角とみなされ、相場上昇に弾みがついた後、18年6月にはエスコンディーダ鉱山でのストライキ懸念から7,348ドルと4年超ぶりの高値まで上昇しましたが、米中貿易摩擦によって最大消費国である中国の銅需要が落ち込むとの懸念が強まる中、下落に転じています。



皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は三菱UFJリサーチ&コンサルティング 主任研究員 芥田知至氏に
コモディティ市況の近況と今後を伺いました。


12月の中国製造業PMIが国家統計局による製造業PMI(12月30日発表)と同様に
業況の改善・悪化の分かれ目となる50を下回り、
また、アップル社が10~12月期の売上高見通しを下方修正。
これらを受けて、1月3日には、世界的に株価が下落し
世界景気減速懸念が強まったため、
銅相場は5,725ドルと2017年6月以来の安値まで下落しました。


米欧中などの景気減速、米中の貿易摩擦や英国のEU離脱への懸念などにより、
2019年足下は弱含みと思われますが、世界景気が持ち直せば
銅価格も持ち直すか?!芥田氏は通年の予想レンジは5,000~7,000ドル程度と解説くださいました。

また、原油価格についても世界景気後退懸念が上値を抑えるとしています。

そんな中、金相場は2018年8月から上昇基調にあります。
英国のEU離脱交渉の行方が不透明であることや
米中貿易交渉、中国の景気後退懸念などのリスクを嫌う資金が
金市場に流入しているとみられるほか、
米金融政策は利上げペースが鈍化するとの見方が広がっており、
金融面からの下支えも。


詳しくはオンデマンド配信で芥田さんの解説をお聞きくださいね。

野神隆之氏に聞く2019年原油価格展望 [投資α情報(大橋ひろこ)]
2019.01/23 大橋ひろこ 記事URL

2018年10月に向け原油価格は上昇し、WTIで76.41ドルと4年ぶり高値を示現。2017年ハリケーン来襲等による特に軽油需給引き締まり感に加え、18年5月のトランプ大統領による11月対イラン制裁再発動と輸出の全面停止、代替する他の産油国の増産による余剰生産能力の低下による供給リスクを織り込む動きでした。しかし、年末に向けWTI価格は42.53ドルと1年半ぶりの安値に急落となりました。何が起きたのでしょうか。


皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。

今日は石油天然ガス・金属鉱物資源機構 首席エコノミスト 野神隆之氏をお迎えし、
2019年の原油市場動向と展望をテーマにお話を伺いました。


原油急落の背景は米国株式相場急落、及び米ドル上昇という金融要因のほか、
米国・中国貿易紛争複雑化及び米国金融当局の利上げ継続方針で、
石油需要の伸びの鈍化懸念が台頭したことが背景ですが、
最も効いたのが、イラン原油輸出停止に関し米国が一部免除を決定したこと。
供給は不足するどころか、他のOPEC産油国の代替のための増産で
供給過剰に転じてしまったのです。


2019年に入るとWTI原油価格は50ドル台前半へと回復基調へ。

① 米国及び中国貿易紛争に関する協議進展と解決への期待
② 米国金融当局の利上げペース減速方針
③ サウジアラビアの原油供給削減に対する積極的姿勢の明確化

などが材料となってリバウンド、しかしながら足下では上値が重くなってきました。


ここからは、OPEC減産がどこまで効いてくるのかが焦点ですが
WTI50ドル台後半の原油価格では、
米国シェールオイル等の開発・生産活動が活発化するとの観測があるほか、
トランプ大統領の原油価格上昇に対する牽制発言にも留意しなくてはなりません。


野神氏はリスクとして、リビア、ベネズエラ、イランの地政学的要因が原油価格を押し上げる
可能性を指摘くださいましたが、2019年のWTI原油の予想レンジは50~60ドル、±5ドル。


詳しくはオンデマンド配信で野神さんの解説をお聞きくださいね。

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