「サイクル」「テクニカル」「アストロロジー」の観点から相場を予測、特にアストロロジーから導き出される重要変化日の的中率がマーケット関係者を驚かせ続けているアストロロジーサイクル論者レイモンド・メリマン氏。2015年前半のマーケットにおいてもメリマン氏が指摘した期間が重要な転換ポイントとなりました。
皆さんご機嫌いかがでしょうか、大橋ひろこです。
今回は投資日報社の林知久さんにお話を伺いました。
レイモンド・メリマンというと、重要変化日ばかりが注目されていますが、
実はフォーキャスト2015や月刊、週刊のレポートでは、
変化日以外にも重要な天体の位相がマーケットに影響を及ぼす
可能性について言及されています。
例えば3月17日の天王星・冥王星スクエア(90度)の時間帯には
原油・金・ユーロドル相場などの安値と合致、転換ポイントとなりました。
この日がいかに最重要日(期間)であったかは「フォーキャスト2015」に
記されていますのでご一読いただきたいのですが、
直近で驚かされたのが、黒田日銀総裁の
「(質実効為替レートからみると)これ以上円安にはいきそうにない」という発言。
この発言は6月10日に国会で飛び出したのですが、これまでの黒田総裁の
スタンスの変化にも捉えられる、衝撃の発言でした。
この日は6月9~10日の重要変化日で水星順行と海王星逆行の時間帯にあたり、
メリマン氏の6月8日付「MMAカレンシーレポート」では
「6月10~12日付近の時間帯に注意が必要なのではないかと私は見ている。この時間帯は重要変化日のエリア(6月9~10日±3営業日)であるだけでなく、水星と海王星の運行方向が変わる時間帯でもあるのだ。ひょっとすると、ここで世界の一部(例えば日本)の通貨や金利の政策方針の変更と呼応した何かがあるかも知れない」
という記述をもって、その可能性が示唆されていたのです。
驚きですね。
では、目先の天体位相での注目点はいつになるでしょうか?
林さんは6月22日だとズバリ!
これは木星と天王星のトライン(120°)
直近では全3回起こる天体位相で、
「14年9月26日」「15年3月3日」「15年6月22日」
なのだそうです。一体何が起こるのか!?
NYダウに注目が必要です。
14年9月19日17,350ドル → 10月15日15,585ドル
15年3月2日18,288ドル → 3月22日17,579ドル
15年6月22日 ?
前回2回はダウ平均に大きな変化が訪れました。
確かに米株は高値もみ合いが続いています。
6月22日前後には米株に注意でしょうか。
また、今回林さんには、ドル円相場、NY金相場の
ここからの展望をお話いただきました。
メリマン氏の展望や分析の素地となるのが、
「サイクル」「テクニカル」「アストロロジー」ですが、
そのうちの「テクニカル」分析においてメリマン氏は主に
各種移動平均と15日スローストキャスティクスを使用されているといいます。
相場展望の基礎は月足→週足→日足の順で流れを見ていくのですが、
NY金を例にとって展望いただくと
NY金月足
17カ月線は34カ月線を割り込みなおかつ相場は両線より下で弱気
NY金週足
25週線は37週線を上回り、相場は現在両線付近でニュートラル
NY金日足
15日線は25日も45日線も上回っていないが相場は全線上抜け
という状態になっており、強気転換前夜である可能性が。
林さんは、足元では1~2週間相場の強気が継続するも
一度修正局面が訪れて、その後に本格的な上昇が訪れる
可能性に言及くださいましたが、重要キーワードとなるのが
「金星の逆行」です。(7月25日から9月6日)
金星逆行は19か月毎に起こるのですが、
8年後サイクルで同じ時間帯に重なる逆行となる、
ということで、今回の逆行の時間帯は8年前と同じとなります。
8年前の金星の逆行期に金がどのように動いたか。
ということを探るのがポイントとなってきますが、
8年前は逆行が抜けた後、金は大相場に発展しました。
ということは逆行期の安値に注目し、その安値を
拾うという戦略が面白い・・・_!?
詳しくはオンデマンド放送で、林さんの解説をお聞きください。
また6月23日㈫には林さんご出演の番組
「特番『「メリマン・スペシャル~2015年後半を読む!」のポイント』
が16:15~16:45の時間に放送されます。
こちらも是非お聞きくださいね。